一方、土舗装の一番のデメリットはコンクリート舗装やアスファルト舗装のような強度がないので、摩耗が激しい場所では使えないことでした。
しかし、 一般にセメント強度の伸びは長期強度で約1.4倍(2週強度に対して)ですが、酸化マグネシウムの場合約2.0倍以上(10日強度)強度が上がり、ジオベストの供試体の材令による実験では5年経過しても強度の伸びがみられました。
下の写真は、施工後5年経過した土舗装の歩道を4月28日に写したものです。施工した場所にイベント用テントが立てられていたので全体の写真は撮れませんでしたが、一部に物理的な外的要因による破損がありましたが、頻繁に人が往来する歩道なのにクラックや舗装の劣化がありませんし、強度の伸びがみられました。長期的な耐久性をもたせるためには、固化材と土の十分な混練と締固め作業が欠かせませんが、施工時の十分な品質管理さえ行えば、このように土舗装も長期的に耐久性があるものになります。
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下の写真は、13年前に土舗装をした場所になります。まるで石のように固くなっています。
用途に応じて、施工方法や、含水比を変えることで、びっくりするような硬さにもなります。