ジオベストの透水性についてご質問をいただきました。
ホームページには参考値として、記載しておりますが、ジオベストは固化材なので、混合する土の粒度によって数値は変わります。主に真砂土と混合しますが、同じ真砂土でも砂質系のものと粘性系のものがあるので、粘性の真砂土と混ぜると透水性は低くなり、粒度が大きく、シルト分が少ない砂質系の真砂土の場合、透水性は高くなります。
では、ジオベストの場合は、土質に左右されるので、透水性はわからないという結論でしょうか?という疑問を持たれるかもしれません。実は、真砂土をブレンドしたジオミックスという商品を販売しており、その数値なら参考値を発表できます。ジオミックスの透水係数は、で、清浄な砂の分類域には入りました。しかし、混合する土壌は、天然のものなので、あくまで参考にしかなりません。正確な数値は使用する土で確認するしかないわけです。
この透水系数とは、土中の水の流れやすさを示すもので、値が大きいほど水が流れやすいことを示します。
一般的に土の透水性(透水係数)を求めるには、JIS A1218 変水位・定水位透水試験で行うのが正式ですが、この試験は、水が供試体12.7cmを通過する時間を測定することになります。しかし、土舗装の現場は5cm施工が多く、試験値が現場に即しません。そこでなるべく現場の状況に近い形での透水性を再現・評価するため、弊社ではYS簡易型変水位透水試験機(高さ5cm)を使って、現場に即した測定を行っています。
真砂土だけのものより、固化材を混ぜたものの方が透水性が高くなるのは、ジオベストが土粒子の団粒化を促すので、透水性が向上するわけです。透水性が低くて困る場合は、砂などを混ぜることにより、透水性を高めるための改善が出来ます。
下の写真は、ジオベストで固めたものですが、粒度が大きいので、水をたらすと、一瞬にして水が透水している状況を示すものです。土舗装においては、路床や路盤も透水性を持つことが前提となります。透水性がないと、表層から浸入した水の逃げ場がありません。表層の下に水が溜まり、固化不良を起こすことや、水が表層を持ち上げ空洞を造ることがあるので路床や路盤材料の選定には注意が必要です。
■ジオベストのお問合せは、
シオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537
ホームページには参考値として、記載しておりますが、ジオベストは固化材なので、混合する土の粒度によって数値は変わります。主に真砂土と混合しますが、同じ真砂土でも砂質系のものと粘性系のものがあるので、粘性の真砂土と混ぜると透水性は低くなり、粒度が大きく、シルト分が少ない砂質系の真砂土の場合、透水性は高くなります。
では、ジオベストの場合は、土質に左右されるので、透水性はわからないという結論でしょうか?という疑問を持たれるかもしれません。実は、真砂土をブレンドしたジオミックスという商品を販売しており、その数値なら参考値を発表できます。ジオミックスの透水係数は、で、清浄な砂の分類域には入りました。しかし、混合する土壌は、天然のものなので、あくまで参考にしかなりません。正確な数値は使用する土で確認するしかないわけです。
この透水系数とは、土中の水の流れやすさを示すもので、値が大きいほど水が流れやすいことを示します。
一般的に土の透水性(透水係数)を求めるには、JIS A1218 変水位・定水位透水試験で行うのが正式ですが、この試験は、水が供試体12.7cmを通過する時間を測定することになります。しかし、土舗装の現場は5cm施工が多く、試験値が現場に即しません。そこでなるべく現場の状況に近い形での透水性を再現・評価するため、弊社ではYS簡易型変水位透水試験機(高さ5cm)を使って、現場に即した測定を行っています。
真砂土だけのものより、固化材を混ぜたものの方が透水性が高くなるのは、ジオベストが土粒子の団粒化を促すので、透水性が向上するわけです。透水性が低くて困る場合は、砂などを混ぜることにより、透水性を高めるための改善が出来ます。
下の写真は、ジオベストで固めたものですが、粒度が大きいので、水をたらすと、一瞬にして水が透水している状況を示すものです。土舗装においては、路床や路盤も透水性を持つことが前提となります。透水性がないと、表層から浸入した水の逃げ場がありません。表層の下に水が溜まり、固化不良を起こすことや、水が表層を持ち上げ空洞を造ることがあるので路床や路盤材料の選定には注意が必要です。
■ジオベストのお問合せは、
シオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537