ジオベスト

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ジオベストの防草メカニズム

2018-06-16 02:49:46 | うんちく・小ネタ
1つ目のポイントとして、養分の不溶化があります。どういうことかというと、植物が吸収する養分を植物が吸収できないものに変化させることで、養分のない土壌にすることができるからです。例えば土中の養分であるリンについてみると、植物に吸収されるリンは可容態リンといいますが、ジオベストを添加することで、植物に吸収されないリン=不動態リンに変わります。
ジオベストを10wt%添加した時、リンの80%以上を不溶化、窒素は70%以上を不溶化しています。※自社で測定した結果です。

2つ目のポイントは、現在降っている雨はほとんどが酸性雨でpH5~7程度です。この酸性雨がマグネシウムを溶かして不溶化しているリンを植物に吸収される可容態リンに変えていくため、防草効果が徐々に低下していくわけですが、ジオベストに含まれる酸化マグネシウムは、土に含まれる非晶質成分と長期的に反応していくので、酸性雨などによる還元が起き難い状態になります。
酸化マグネシウムはどれも同じと思われているかもしれませんが、酸化マグネシウムは、製造方法やその比表面積によって効果の持続性には違いがあります。ジオベストは、この鉱成酸化マグネシウムの反応の持続性によって、長期にわたり防草効果が持続できるという特徴があります。
下の写真は、防草対策をする前の状態です。セイタカアワダチソウなどの多年草の雑草が茂っていました。

下の写真は、防草対策後のものです。ジオベストには除草剤のように雑草を枯らすものは含まれておりません。不溶化によって養分が無い土壌にすることで雑草の発芽を防ぐわけなので、除草・抜根は必要です。実験場での観察では、約3年で発芽は1%未満という結果が出ていますので、雑草の長期封鎖が期待出来ます。

■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。
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