ジオベスト

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ジオベストは、なぜ環境にやさしい防草材なのか?

2019-05-31 00:52:30 | うんちく・小ネタ
防草といえば、「草刈り」「除草剤」「防草シート」などの方法があります。
しかし、それぞれには、メリットとデメリットがあり、短期的には効果を発揮しますが、長期的な防草を実現することはできません。
ジオベストは環境に負荷を与えないで長期的な防草を可能にします。
つまり、
「有害物質が入ってない(有害な重金属が含まれていない)。」
「pH値が9前後(土と混ぜると7~8.5)。」
「人体・昆虫・植物への負担がない(昆虫を殺さない。他の植物への影響がない)。」

という3つのことが、環境にやさしい防草材といわれる所以です。
その裏づけとして、「ヒメダカ急性毒性試験」「ラットを用いた単回経口投与毒性試験」を行なって安全を確認しています。
※一般財団法人化学物質評価研究機構:試験番号95185

Q-1 ジオベストで雑草が生えなくなるメカニズムは、以下の通りです。

土中のリンには、植物が吸収するリン(可給態リン)と吸収できないリン(不動態リン)がありますが、植物が吸収できるリンをジオベストに反応させると、植物が吸収できないリンに変わることを、リンの固定化といいます。
ほかの養分についてもジオベストに反応させると、それぞれの養分を固定化できます。
固定化とは、養分を植物に吸収させないようにすることです。
下の表は、ジオベストを10wt%添加した時の養分の固定化率を表したものです。
全リンの81.7%、全窒素の70.6%、カリウムの46.4%を固定化できることが出来ました。


Q-2 次ぎに、雑草が生えなくなるのは嬉しいけれど、他の植物が枯れてしまったら困ります。
ジオベストのpHは、8~9.5の間で、土に混ぜるとpHは、7~8.5なので、植物・樹木に影響はありません。土舗装をした部分から溶出する水分は弱アルカリなので、植物を枯らすことはなく、昆虫を殺すということもありません。


Q-3 防草効果が薄れるのは酸性雨の影響です。
酸性雨の酸性が強いほどpHの低下は著しくなります。
酸性雨が、固定している養分を変化させていくため、徐々に固定化率は低下しますが、ジオベストは酸性雨の影響を受けにくいため、長期に渡って効果が持続します。


Q-4 1年草と多年草では雑草が伸びる強さが違います。
よって、雑草の種類によって、施工厚を変えましょう。ジオベストは土と混ぜた時点から土の中の水分と反応(一次反応)します。よって、乾燥した土と混ぜる場合は、すぐに締め固めする必要はありませんが、水分のある土と混合する場合は、すみやかに混合→締め固めをしてください。ジオベストは養分を固定化して雑草が生えるのを抑制しますが、締め固めることでさらに雑草の発芽を抑制します。ジオベストには除草剤が含まれておりません。よって、雑草を枯らすことは出来ませんので、しっかり除草、除根をした上で施工にとりかかってください。


■ジオベスト及びジオミックスの価格のお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりお問い合わせください。 

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