ジオベスト土系舗装は透水性舗装であり、施工直後の透水係数は10-3を示し、清浄な砂の部類に入ります。よって、下の写真のように土系舗装に浸透した水は、表層の下の路盤に流れていきます。つまり、浸透した水が路盤や路床を経由して地下に透水するというのが透水性舗装の基本的な考え方になります。路盤がセメントガラを含んだ透水しない材料だった場合、水は地中には透水できず、路盤の上に漂うかオーバーフローして表面に湧き出してくるという症状が起きることになります。また、園路の縁石ブロック等で透水した水が流れ出るのを堰き止めてしまうと、水の行き場がないという事態を引き起こしてしまうことになります。
このことから、園路などの歩道の場合は、横勾配をとり側溝へ透水した水を誘導するか、縁石ブロックに穴を開けて水を逃がすことが必要になります。
広場の場合は、暗渠排水もしくは広場の中央から端部の側溝に水が流れるように勾配をとります。つまり、土系舗装は透水性舗装なので、水が地中に浸入するという前提で設計する必要があり、特に冬季に施工すると、この水が凍結して不具合を起こします。
これらのことから、地中にもぐった水をコントロール(排水)するということが土系舗装にとって一番重要な部分になります。土系舗装は、水がないと固まりませんが、いつまでも水があり続けると固まらないので、水の浸透や排水が重要になってくるわけです。
この理由から、水の流入も硬化を阻害することになるので、注意が必要です。
この透水係数というのは、土質によって変わるので決まっているわけではありません。たとえば混合土が単粒の大きな粒の土の場合、透水係数は高くなるので、水は透水しやすくなります。混合する土のシルト分を減らすだけで透水係数は変わるということになりますが、一般的に一番良く使われるホームセンターで販売されている真砂土を混合土としてジオベストを15%配合した真砂土舗装は、1ヶ月すると10-4~10-5の範囲の値を示します。この値は砂と粘土の中間ぐらいです。ジオベストを配合することで、団粒化によって保水率はアップし舗装の表面温度は下がりますが、強度は長期的に6ヶ月ほど反応しながら増加していくので、強度アップする反面、施工当初より透水係数はやや低くなります。
■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりメールにてお問い合わせください。
このことから、園路などの歩道の場合は、横勾配をとり側溝へ透水した水を誘導するか、縁石ブロックに穴を開けて水を逃がすことが必要になります。
広場の場合は、暗渠排水もしくは広場の中央から端部の側溝に水が流れるように勾配をとります。つまり、土系舗装は透水性舗装なので、水が地中に浸入するという前提で設計する必要があり、特に冬季に施工すると、この水が凍結して不具合を起こします。
これらのことから、地中にもぐった水をコントロール(排水)するということが土系舗装にとって一番重要な部分になります。土系舗装は、水がないと固まりませんが、いつまでも水があり続けると固まらないので、水の浸透や排水が重要になってくるわけです。
この理由から、水の流入も硬化を阻害することになるので、注意が必要です。
この透水係数というのは、土質によって変わるので決まっているわけではありません。たとえば混合土が単粒の大きな粒の土の場合、透水係数は高くなるので、水は透水しやすくなります。混合する土のシルト分を減らすだけで透水係数は変わるということになりますが、一般的に一番良く使われるホームセンターで販売されている真砂土を混合土としてジオベストを15%配合した真砂土舗装は、1ヶ月すると10-4~10-5の範囲の値を示します。この値は砂と粘土の中間ぐらいです。ジオベストを配合することで、団粒化によって保水率はアップし舗装の表面温度は下がりますが、強度は長期的に6ヶ月ほど反応しながら増加していくので、強度アップする反面、施工当初より透水係数はやや低くなります。
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