ジオベスト

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ジオベスト1袋で、土は何kg?

2009-06-30 12:24:48 | インポート

ジオベストを1袋買ったら、何平米の施工ができますか?

この質問はよくお聞きします。

その場合は、厚さ5cmの土舗装を考えておられるのでしたら、1袋、20kg入りのジオベストで、約2平米が目安ですと答えています。

ジオベストを15%で配合すると、少し足らないぐらいですが、目安とすれば、そんな感じです。

しかし、なんとなく不安。もう少し親切に教えて欲しいといわれたら、次のようになります。ジオベストは20kg入りです。これを15%の配合で土と混合すると、土の量は、20kg÷0.15=約133.3kgになります。これは乾燥重量ですから、土の含水比を考えないといけないわけで、自然含水比が10%であれば、133.3kg×1.1=146.7kgになります。

自然含水比が9%だったら、133.3kg×1.09=約145.3kgになります。水の量は、10%が適量ということであれば、146.7-145.3=1.4kgの水を加えることになります。

つまり、含水比によって、土の量が変わるし、水の量も変えていきます。是非ベストな状態での施工をお奨めします。

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ジオサプライ合同会社

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含水率

2009-06-27 23:39:55 | インポート

毎日がどんよりしていて、カラッとしない天気が続く・・・早く梅雨が明けてくれないかなあと思います。

雨の心配は、土舗装するものにとってもイヤな季節ですが、遠く離れた実家に田んぼを持つ者にとっても、この雨でまた雑草が伸びるかと思うと、うっとうしい季節です。

稲穂が青々として育つ姿は好きなんですがね。

「うっとうしい」を漢字で書くと、鬱陶しい」になります。

「鬱陶」は漢語のようで、「鬱陶乎吾心」(吾[わ]が心に鬱陶す)からくるもののようです。

漢字検定に出てきそうですね。

ところで、なぜ雨が降ると土舗装にとってイヤかというと、雨で施工が出来ないからだけではありません。土の含水率が高くなると、現地の土を固める時、困ることがあるからです。ジオベストと現場の土を固める場合、含水比を測定し、水分が不足している場合、水を加えますが、逆に水分量が多いと、水分を吸収する必要があるからです。どうするかっていうと、水分吸収剤を使いますが、一番いいのは、施工する日を延ばして、自然含水比が一番いい日に施工することですね。水分が多いと、ガイドローラーやプレートに土が付いて施工性が悪くなるだけではなく、細かなひび割れを生じることがあるからです。仕上げは、見かけもきれいにしたいと思うので、含水比はきちんと測った方がいいと思います。最近では、下の写真のようなデジタル土壌測定器も発売されています。

Dojyousuibunkei

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土舗装の品質管理と配合設計

2009-06-06 04:16:07 | うんちく・小ネタ

さて、今日は、土とジオベストの配合設計について書きます。ジオベストは、関東ローム、黒ぼく土、褐色森林土、真砂土、赤土など、どのような土も固めることができるのが、特徴です。よって、土の種類によって、六価クロムが溶出するといった心配は、ジオベストに限っては、ありません。しかしながら、現場で発生する土をリサイクルで土舗装に使用する場合、その土にどのようなものが混じっているかわからないので、土の品質を調べて配合設計をするのが一番安心できる方法です。よって、今回も現地発生土そのものを調べるだけでなく、ジオベストと水を混ぜて、いくつかのテストピースを作り、試験をした上で、配合設計を行ないます。配合設計は、強度指標・設計強度が、表層としての機能を満足できる強度になるようにします。また、目的が防草処理なのか、舗装なのかによっても配合設計が変わります。それらの手続きをふむと、準備段階で10日ほどかかります。そして、土舗装の現場では、どの程度の含水比があるかを調べて、水の添加量を決めます。現地発生土には、8~10%程度の水分が含まれているので、加水量はわずかになります。施工現場は、ここからがスタートになり、次に、いかに練混し、敷均・転圧していくかのステップが待っていることになります。

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なぜ防草が可能なのか?

2009-06-04 23:12:30 | インポート

どうして雑草が生えるのを防ぐことができるのか?というご質問をいただきました。実は、明日、現地へご説明にお伺いする予定です。植物が育つための3大栄養素は、窒素・リン・カリウム・・・それ以外にも10種類程度のものが根から吸収されています。この中で、窒素・リンの栄養素がジオベストの酸化マグネシウムによって不溶化されることで養分がない土になるためです。実際に土にジオベストを10%添加して、24時間放置したあと、計量すると、窒素の70.6%、リンの81.7%が不溶化して、植物に栄養を与えないという実験データがあります。カリウムは、46.4%でした。100%完全に発芽を防ぐことができるというものではありませんが、雑草の発芽はかなり抑えられます。一般的に土舗装で雑草を防ぐというのは、土舗装の表面を硬くして、雑草の根が地中に進入できなくすることを指していますが、ジオベストの場合は、養分の不溶化と、土を固めることで根の進入を防ぐという土舗装の物理的な作用で防草効果を高めています。

Zattusou

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