ジオベスト

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ジオベストの施工方法

2016-05-16 10:25:16 | うんちく・小ネタ
ジオベストは環境への負荷が少ない酸化マグネシウムを主成分とした「土舗装用固化材」です。
よって、袋から出してそのままで使用するプレミックスタイプとは異なります。
土と混ぜて使用する固化材なので、事前に土との混合を行い、舗装材を作成する必要がありますが、コストパフォーマンスは高くなります。また、配合比を変えることで多用途に使用できるというメリットがあり、目的に応じたさまざまな施工が行えます。
今回、ホームページの施工手順のページを更新しましたので、下記で施工方法をご紹介します。

それぞれの施工方法のポイントは、以下の通りです。
施工方法-① 比較的狭い場所での施工になります。転圧に使用する機械としてプレートやタンパぐらいしか使えない場所では、混合材を均一に敷均後、ベニヤを敷いてプレートで押さえます。こうすることで、きれいな仕上げが可能になります。混合する土に水分があればよく締まりますが、舗装材が乾燥していて締め固めが難しい場合、敷均後、噴霧器で表面に散水した後、ベニヤを敷いて転圧してください。最後は、コロコロやタンパでベニヤ跡を消してください。

施工方法-② 犬走りや建物内を施工する場合、ミキサーにジオベストと土を入れて空練りを行い、加水して練った後、その混合材を敷き均し、転圧を行います。この方法で施工する場合、適正含水比(10%)に注意してください。よって、事前に土の水分量を測定して、その含水比が7%であれば3%の加水をすることになります。

施工方法-③ 園路の舗装は、ハンドガイドローラーを使用して、しっかり転圧をします。路盤に舗装材が食い込むので、不陸にならないよう修正、転圧するのがポイントです。一次散水は固化材が流れないように表面が濡れる程度に、二次散水はしっかり散水します。

施工方法-④ 広場や自転車・車が通る道の施工は、バックホゥ混合を行い、転圧は搭乗式の大型のローラーを使用します。締め固めの強さと土舗装の強度は比例するので、しっかり転圧すると丈夫な土舗装になり、施工翌日の開放も可能です。土舗装は一発勝負と言われますが、散水前ならいくらでも不陸整正が可能です。しかし、重量のあるローラーで転圧すると不陸になりやすいので、注意しましょう。

施工方法-⑤ 面積があり、大型の機械が入るところでは、生コンプラントで舗装材を作成し、大型トラックで現場に持ち込み、フィニッシャーで敷均・転圧します。生コンプラントでは、土・固化材・水をコンピュータ管理で混練が出来るので、ムラがない強度のある施工ができます。

■ジオベストのお問合せは
ジオサプライ合同会社 http://www.geosupply.jp/
広島082-299-0681   神戸078-843-2561   名古屋052-766-6419   福岡092-518-3537



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