ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

ジオベスト 防草対策

2020-12-06 05:30:54 | うんちく・小ネタ
酸化マグネシウム系固化材を主成分とする「ジオベスト」を使用した防草対策は、以下の流れで土系舗装・防草対策の市場に16年半前に新規参入し、今日に至っております。
ジオベストの防草効果は、真砂土だけを固めただけでは雑草が生えてきますが、土にジオベストを混ぜて水和反応をさせ、土の中の養分(リン・窒素・カリウム)を封鎖し、養分のない土にすると、約5年以上雑草が生えないというものです。
酸化マグネシウムが養分と反応して、防草効果に効くわけですから、人体・昆虫・植物への悪影響はありません。
酸化マグネシウムの利用についての論文を2004年に発表して16年半が経過しましたので、今回、その歴史を振り返ってみました。

2004年3月 酸化マグネシウムを主成分とした土舗装・防草対策工事の試験施工に着手しました。

2004年9月 「第6回地盤改良シンポジウム」にて、「MgO固化材料による土舗装」の論文を発表。

2004年10月 公共工事20件、民間工事27件で、酸化マグネシウム系固化材「ジオベスト」を使用
した土舗装・防草対策工事で実用化しました。


2005年1月 新技術が認められ、世界遺産「小笠原諸島南島植生回復事業」に取り組みました。

2005年7月 国土交通省 新技術情報提供システムNETISにジオベストを登録「KT-050012-A」。
『舗装工/特殊舗装工』への登録がされました。

この副題は、「環境負荷低減型土系舗装 及び雑草抑止工法」でした。
・土系舗装は、従来のセメントや石灰に代わる酸化マグネシウムが主成分となること、現地発生土を使用した固化や防草対策も可能になること。
・雑草抑止については、土壌内の養分を封鎖してしまうため、飛来してくる雑草種子や下層土内種子の発芽・生長を長期的に防止する。
という2つが特徴でした。

2006年4月 国土交通省 新技術情報提供システムNETISへのジオベストの登録「KT-060104-A」。
『道路維持修繕工/道路防草工』への登録がされました。これは道路植樹帯等に施工することで除草工が不要になり、除草作業中の事故防止、維持管理費の低減、害虫防除等に役立つという内容のものでした。

2007年1月 IT’S(新技術データベース)に、A-06034「ジオベスト防草」が登録されました。
この副題は、「雑草抑止工法」でした。中央分離帯や緑地帯において、現地発生土や真砂土等の土にジオベストを反応させることで、雑草の発芽を抑止する技術ということになります。

2007年1月 IT’S(新技術データベース)に、B-06034「ジオベスト土舗装」が登録されました。
こちらは、環境に配慮されたセメントを使わない酸化マグネシウムを主成分とした新土舗装の内容になります。

2010年4月 「酸化マグネシウム系固化材による土舗装」の論文を発表
実は、この中で、防草性について述べられています。それは、山中式土壌硬度計による硬度指数が27mm以上になると植物根の生長が困難と判定されています。よって、ジオベストで表層5㎝程度固化処理すると、硬度指数が植物根の生育を困難にさせ、同時に植物の栄養源である肥料成分が不溶化されるので、両者の効果かあいまって防草効果をもたらすとあります。

さて、それではジオベストの防草効果を見てみましょう。
下の写真は、2006年に鉄塔敷地の防草対策をした時の写真と、施工後13年半が経過した時の写真になります。ところどころに雑草が生えているのがわかります。通常は人が入れない場所ですので、少しばかり管理者の手が入っていると思いますが、10年以上の防草効果が維持できています。

次の下の写真は、空き地の防草対策をしたところの比較写真です。施工後3年半が経過しています
ので、フェンス周りに雑草が見られますが、広場は酸化マグネシウム系固化材の効果で、概ね雑草
が生えることなく良好です。
防草対策は、こうした広い広場の方が施工しやすく、長期的に防草効果が出ます。

次の下の写真も空き地の防草対策の写真です。まだ2年3か月しか経っておりませんので、防草効果は見ての通りです。ただし、ここの場合は、土系舗装の固化材使用量の半分しか使用してないので、別の問題が出てきました。
ジオベストは、土系舗装の場合、15%の添加率ですが、つまり7.5%の添加率ということは土の粒子同士の結合力が不足するので、勾配の大きさによっては土の流失が発生するところが出る可能性があります。施工場所の完成姿を考慮してジオベストの添加率を少し増すべきだったように思います。ここは搬入土ではなく、現地土を使用しています。また海の近くなので、冬季は冷たい海上からの風の影響を受けるので、凍結等の心配も出てきます。

防草対策は、土系舗装に比べると工事が楽ですが、ジオベストには除草剤が含まれてはいないので、事前に抜根・除草を行い、できるだけ雑草を取り除いておくことが必要です。
工事の途中で雨に降られると固化材が流失してしまいます。工事を途中で止めて養生をしてください。
冬季は5度以下になると、ジオベストの反応が止まってしまいます。できるだけ暖かい日に施工することを心掛けてください。

ちなみに身近な花壇の防草対策ですが、植樹の生長を止めないで雑草対策をすることが可能です。
下の写真は、除草後、真砂土とジオベストを混合して敷き均し、転圧、散水したものです。
是非、お試しください。

■ジオベストのお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419
福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページよりメールにてお問い合わせください。 
コメント