ジオベスト

環境にやさしい、人にやさしい環境配慮型商品や土系舗装のことが満載。

ジオベスト価格

2012-07-23 07:11:25 | インポート
ジオベストは、NETISに2006年11月に登録されました。よって、当時の単価はNETISを参考にしていただけます。
しかし、主原料は酸化マグネシウムです。世界でマグネシウムがどれだけ作られているかというデータがありますが、中国の割合が増えています。
1994年までは国内でも製造していましたが、工場を閉鎖し、日本での製造はなくなり、2次製錬のみ行われています。また、ほかの国も生産をやめたために、現在では中国での製造が世界シェアの8~9割を占めています。
マグネシウムの価格は、2006年のNETIS登録当時まではずっと安定的に推移していましたが、2007年後半から2008年にかけて急に約3倍になりました。
マグネシウムもレアアースなどと一緒に輸出制限され、値上げ対象となり高騰したわけです。
Mgの比重は1.8、Alは2.7、鉄(鋼)は7.9あります。軽いものを作るという事は、その物体を移動させるためのエネルギー消費量が少なくて済むという事から、さまざまな分野で利用され、ここ数年、中国国内消費も急激に増えているので、価格の高騰は確実だろうと言われています。
しかしながら、需要は増えているのに、精錬にお金がかかるため、採掘に取り組む国は減っています。
ちなみに、マグネシウムの埋蔵量は、中国23.9%、北朝鮮20.8%、ロシア20.3%、スロバキア9.0%、トルコ4.4%、オーストラリア3.3%、ブラジル1.8%、インド1.5%、その他14.8%(出所:Mineral Commodity Summaries 2005)など、世界にはまだまだたくさんあります。もちろん海の中にもあり、金属元素の中で6番目に多いといわれており、マグネシウム有鉱石(マグサイト等)は、可採年数629年といわれています。

■ジオベスト及びジオミックスの価格のお問い合わせは、
ジオサプライ合同会社 
広島082-299-0681 神戸078-843-2561 名古屋052-766-6419 福岡092-518-3537へ。
もしくはジオサプライのホームページhttp://www.geosupply.jp/よりお問い合わせください。
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消石灰に注意!

2012-07-09 12:36:20 | うんちく・小ネタ
我が家でも消石灰は家庭菜園で多く使用していますが、この消石灰が目に入って失明するという事故が、4月に山口県で発生して、国民生活センターが注意を呼び掛けています。
危険!肥料用消石灰で失明!
私自身も、やけどの危険はわかっていましたが、失明に至るという認識はないままに使用していました。
消石灰は強いアルカリ性なので、酸性の土を中和することが出来ますが、目に入ると細胞を破壊して失明する危険性があります。
特に注意が必要なのが校庭などで白い線を引くラインパウダーです。目に入ると角膜や結膜が損傷し、視力に影響する障害が残るなど、子どもの目に入る事故が相次いでいることが日本眼科医会の調査で分かっています。
よって、同会は文部科学省に対して、全国の学校で消石灰使用を禁止するよう働きかけることなどを要望。これを受けて文科省は、各都道府県の教育委員会などに通知を出しています。
消石灰の危険有害性は、「重篤な眼の損傷」以外に、「皮膚刺激」「呼吸器系の障害」「長期又は反復ばく露による肺の障害のおそれ」をあげています。
この通知以降、校庭のライン引きに、消石灰のラインパウダーではなく、炭酸カルシウムの石灰や白いビニールの紐をグラウンドに固定して使用されているのを多くみかけるようになりました。
この危険な消石灰ですが、土舗装の石灰系固化材の主成分として使用されています。
石灰系固化材は、生石灰(酸化カルシウム)又は消石灰(水酸化カルシウム)のどちらかを使用します。生石灰(酸化カルシウム)は、水を加えると水酸化カルシウムを生成し、この水酸化カルシウムが二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムを生成して土を固めることができるわけです。主に、石灰系固化材では、安価な消石灰(水酸化カルシウム)の方が石灰系固化材として好ましいとされています。この消石灰ですが、2007年1月に鳥インフルエンザが発生した宮崎県では、養鶏場の消毒に「活躍」しました。2010年の口蹄疫の被害でも使用されましたが、「消石灰によるやけど」が83件、「消毒液による皮膚の炎症」が50件起きています。化学薬品というのは、必ず副作用があるので、注意して取り扱うことが必要ですね。
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また、最近では、多摩川の河川敷における怪我の発生原因について、平成29年4月20日(木)に、国土交通省から記者発表がありました。
内容は、多摩川河川敷でのジョギングなどで通行した方に、やけどの症状と思われる怪我が発生したというものです。
多摩川の危険な道の謎
これは、舗装工事で使用する材料を取り違えたため、舗装に含まれる石灰の量が過大となって、その石灰が降雨時に溶け出し、強アルカリ性の水溜まりとなり、靴から浸み込んで科学やけどを発症したというものでした。
石灰は水に反応し、発熱しながら土を固めることができる、安価で重宝する材料です。取り扱い方法をよく読んで使いましょう。
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