11日、雪の中、阿智村園原の信濃比叡で火渡り護摩が行われました。
天台宗の修行の一つで、信者や観光客が無病息災を祈って、くすぶるおきの上を
素足で渡ります。
僧侶や山伏姿の僧侶がほら貝の重々しい音と共に入場し、
般若心経の読経や
矢を射る儀式に続き、
比叡山延暦寺から受け継いだ不滅の法灯からたいまつに火をつけ、
高く積まれた杉の葉の山に点火しました。
雪の為か、煙もものすごく、風に煽られ炎はうねるように立ち昇り寒さを忘れました。
炎が収まると、僧侶によって丁寧にならされ
住職が印を結んで火伏せの行を行った後、素足となって気合いと共におきの上を渡ります。
一般参加者もその後に続きました。