熨斗(のし)

のし(熨斗)について、趣味について、色々なことを綴っていきます

月瀬の大杉

2011-03-07 09:56:46 | 飯田

一本の杉の木のお話です。

長野県下伊那郡根羽村にある月瀬の大杉です。

本当に長野県の南の端、愛知県境にあります。

幹の周りは約14メートル、樹高は40メートルにも達する巨木で、

お化けの様に大きい杉です。

下にある木が普通の木ですから、その大きさが分かるかと思います。

樹齢は、1800年と言われている国の天然記念物です。

(1800年前って何時代??歴史の嫌いな私には年表を見ないと分かりません。)

 

    

とにかく太く、大きい。

もちろん長野県内では一番の古木で、本土でも1.2を競うほど古木なのですが

全然老木ではないのです。・・・立派。

1844年、江戸城本丸焼失後の復興用材として提供するように言われたが

村全体でこの杉を守ったと書いてありました。

近くに立つと圧倒されるものがあります。

1800年もずっと、ずっと、村人に守られ、村人を見守りながらここで生きているんだ・・・・。

一度近くに立って見上げてみて下さい。

(すごいな・・・)って思わず言ってしまいます。

何が?って聞かれてもよく分からないけれど、

暑さにも、寒さにも、争いにも負けず、上へ上へと伸びて生き抜いている生命の強さを感じます。

 

ところで先日行った、愛知県安城市の鳳来寺山は立派な杉の木の多い山でした。

その中でも最も高い(傘すぎ)と書かれた杉の木がありました。

  

樹齢は800年。

高さが60メートル。

高過ぎてカメラに収まらない・・・です。

  

あぁ、

月瀬の大杉の様に力強く

傘杉の様に上へ上へと真っすぐに伸びて行けたらいいな。

何歳になっても・・・・・・。

コメント
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