Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

友人

2009年01月25日 | インポート
京都へむかう電車の中。今日は京都の悪友たちとの新年会なのだ。

中学からの付き合いだからもう30年ぐらいだろうか。もう頻繁にあうことはなくなったが、年に一度か二度くらい会うくらいだ。よく言われているように、不思議とその友人たちに会うと一番よく遊んだ時代へ戻れる。 さて、今日はどんなことで盛り上がるのだろうか。


ちょっとしたスペース

2009年01月24日 | インポート
ちょっとしたスペースによって生活が変わることがある。例えば、浴室。

いわゆる、三点セットと いわれる洗面器、便器。浴槽の三つがそろったタイプ。かんたんにいえばビジネスホテルのタイプですね~。 もう一つはセパレートタイプといわれるものでトイレと浴室が分かれているタイプ。

この2つを住比べたとき、明らかにライフスタイルが変わります。 やはり、ホテルタイプの三点セットは洗い場がないので湯船にお湯を張っても身体を洗うスペースがないので、シャワー中心になります。

それに比べてセパレートタイプは浴槽にお湯を張っても洗い場があるため、入浴好きの日本人としては湯船に浸かり、ゆったりと過ごす時間が持てます。

これだけで疲れのとれ具合も違いますし、身体に影響が大きい。例えば、畳半分でも洗い場のスペースがあるだけでそれが可能になる。

こんなちょっとしたスペースが人の安らぎに影響を及ぼすのですね~。

人間って繊細です。特に日本人はそうなのではないでしょうか。


本の紹介(その13)

2009年01月23日 | ブログ

20090123185954 磯崎新の「都庁」:戦後最大のコンペ  平松剛 著  文藝春秋 2008年6月10日 弟1版発行  本体2190円+税  この著者は2001年、「光の教会 安藤忠雄の現場」で第32回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。

いやあ、マイリマシタ。都庁のコンペ(設計競技)が行われたのはボクが学生の頃で、ちょうど卒業設計で悪戦苦闘している時期であって、結果は設計事務所で働いてから知った。その後、実際に展覧会にいってその迫力に圧倒されたコンペ。なつかしい~。476ページに渡る長編であったが、貪るように時間があれば読んでしまった。とてつもなく面白かった。

 

都庁のコンペは1985年の秋から1986年の初頭にかけてのコンペであるから、かなり以前のコンペである。そのエピソード本が今頃出るというのはその膨大なインタビューと膨大な参考文献によるものだと思う。すなわち、かなり詳細まで踏み込んでおり、その当時を知っている人はモチロン今現在活躍中の建築家の若かりし日を描写している辺りは建築家を目指す、若い人たちにも支持されるのではないだろうか。磯崎新とアトリエの人たちの思い、そして磯崎新の師である丹下健三とその所員たち等、様々な人間の歴史と思いをつづった本である。

 

この著者の本は、「光の教会 安藤忠雄の現場」でも読んでそのときも一気に読んでしまったのだが、一層読むものをひきつける文になっているのではないだろうか。コンペの実況中継のような進め方の文章であるが、なぜそうなったかという、一つ一つのキーワードに関して過去のエピソードを紹介しているのであるが、それが見事に最終的には繋がっていて思わず、納得してしまう。著者は元々、早稲田大学院修士課程(建築)まで終了していて、有名構造事務所に勤めた経歴を持ち、建築に関してそうとうあかるい。そういう人が文章を書くと、得てして難しい表現になりがちであるが、非常にわかりやすく、またユーモアのある表現なのだ。

 

学生などには 前著の「光の教会 安藤忠雄の現場」と共に 是非是非、オススメである。実は専門学校の図書館で偶然見つけて すぐさま借りたのである。最近、建築雑誌を読む機会が減っているので情報不足であった。そういえば ここ数年、何度か東京に行っているのだあるが、都庁は見ていない。今度、行く機会があれば 見ておかなければ・・・。それにしても磯崎案が建っていれば 景観は変わったのであろう。想像するだけで楽しい~。


本づき米

2009年01月22日 | うんちく・小ネタ

20090122194252 やっぱり発芽米より、美味しい白米を食べたいので お米を買いにいった。岡山県産こしひかり、本づき米である。むむっ、本づき米とは 何ぞや。こしひかりというブランドよりこちらのほうに気が引かれて買った。たぶん、写真の文字は見えないかも知れませんが・・・。

20090122194353 本づき米の説明のところを見てみますと「最近では、健康によいということで玄米、七分づきをもとめられる方が増えて来ました。本づき米は、玄米に近い栄養を保ちながら従来の白米以上の美味しさを楽しめます。」と書かれている。おぉ~玄米の栄養に白米の美味しさとは ベストではないですか~。

20090122194432 本づきとは、最新鋭精米システムで精米されたお米のこと。米屋なので米自体には もちろんこだわっているのでしょうけど、精米にもこだわりを感じる。こういうところにも、こだわっているのはいいですね~。しかももここはお米の配達をしているので、店まで買いに行くと配達料代わりに値段をまけてくれる。

炊き上がったお米は あつあつホカホカ、もちろん美味しかった。

お店 : 株式会社 ツジカワ http://www.tujikawa.com/