「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

事実ねじ曲げ作戦との戦い (3)

2013年05月27日 22時41分15秒 | 「境界性パーソナリティ障害=BPD」より
 
(前の記事からの続き)

 子供から 不当な告発を受けたときの アドバイスです。

・ 子供の診断や行動の 記録を残しておく。

・ あなた自身の行動も 記録しておく。

  アリバイになるかもしれません。

・ 他の子供たちが、 あなたの無実を 証言する気があるか 訪ねておく。

・ ボーダーの子供と会うときは、 必要なら第三者を同席させる。

・ 告発を深刻に受け止める。

  雪だるま式にコントロールが及ばなくなります。

《 防衛的にならず、 質問に答える 》

 虐待に関する 児童相談所などの調査は、 詰問のように感じるかもしれませんが、

 明白な証拠でなければ 告訴にはなりません。

 防衛的で非協力的な態度は 不利益になります。

 子供を愛していると伝え、 法的な質問には 正直に答える必要があります。

 批難されるべきは 子供ではなく病気です。

 本当の敵は 以下のことです。

・ 否認: すぐに解決するだろうと期待して 何もしない

・ 希望的観測: ボーダーの人が 心を入れ替えると思い込む

・ 感情的になる: 理にかなった解決でなく、 感情的に反応する

・ 殉死: 自分が傷ついても、 ボーダーの人を 傷つけられないと思う

・ 孤立: 自分だけで 問題を解決しようとする

・ 法的手続の遅れ: 危機的状況になるまで弁護士を雇わない

 真実はおのずと明らかになり、 嘘も最後は暴かれます。

 適切に行動することで、 その日が来るのを早められます。

〔 「境界性パーソナリティ障害=BPD」 第2版 (星和書店) より〕
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿