(前の記事からの続き)
第5週: 相手を傷つけたことを全て 考えてみましょう。
第6週: ノートのそれぞれのでき事に対して、
その責めを受けるべき 誰か他の人や物事を 見つけましょう。
高機能BPDの人と 同じようにします。
「私のせいではなかった。 相手のせいだった」 と 繰り返し言ってみます。
その言葉に 安堵を感じましょう。
自分がそうしなければならなかったのは、 その人のせいということにしましょう。
おかしな人に 対処しなければならない代償として、 自分にご褒美をあげましょう。
第7週: 今度は 低機能BPDの人がするようにします。
全ての辛いでき事を 自分のせいにします。
あなたには価値がなく、 大事にされるに値しなかったと 考えましょう。
第8週: 全てのメモを 頭の中で同等に並べます。
自分を責めることと 人を責めることなど、
互いに矛盾することでも やってみましょう。
(実際はこれを特に)
行なうのが困難になるかもしれませんが、 自由に泣いてください。
o 演習の解釈
四六時中 この感情の混乱を抱えて 暮らしていることを想像します。
人から批判されたり、 嫌われたり、
物事がうまくいかない状況に 身を置いてみます。
傷つけられたと思い込むときの 苦痛の一部は、 自分を愛してくれるはずの人が、
何故自分を傷つけたいのかと 考えることによるものです。
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」 ランディ・クリーガー(星和書店)
〈監訳: 遊佐安一郎〉 より〕
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