「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

脚本家・清水喜美子さんが「境界に生きた心子」を読まれて

2005年12月11日 20時51分43秒 | 「境界に生きた心子」
 12月3日に書いた脚本家の清水喜美子さんが、「境界に生きた心子」を読んでご自分のブログに記事を書いてくださいました。

http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_6a74.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_4dbd.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_e221.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_a326.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_d40f.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_52e7.html
http://see-saw.way-nifty.com/diary/2005/12/post_2e17.html

 清水さん自身、心子と同じように「愛が欲しい」という欲求に苛まれながら、苦しい人生を送って来られたそうです。
 しかしある時、挫折のどん底で自分で自分の存在を認めることができ、
「今まで、よく頑張ってきたね」
 と、自身に言うことができたのだそうです。

 そして長いトンネルを抜け、心がとても楽になったといいます。
 一種の“悟り”の体験だったのでしょう。

「いつかきっとトンネルを抜ける時が来る」
 と信じ、カウンセリングの普及を望んでおられます。

 心子は、トンネルの中に光明を見たと思っても、その翌朝には再び暗闇の地獄に落ちたりしていました。
 自分自身に慰謝の言葉をかけることはできませんでしたが、今は静かで安らかな眠りについています。

 しばらくはゆっくり心を休めて、次はもっと生きやすい人生を生きていってほしいと願っています。


〔追伸〕
 この記事をアップしようとしたとき、清水さんはさらに新しい記事を書かれていました。

 いま苦しんでいる人たちに対して、出口もはけ口もなく辛く苦しいのは分かる
「でも、死んじゃだめだよ
 死にたいと思うエネルギー以上に、心は生きたいと叫んでいるはずだから」
 と、先輩として訴えています。



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