○ 子供と青年におけるBPD
症状が1年以上ある場合、 児童期でも BPDの診断は 可能と言われます。
青年期のBPDの症状は、 成人のBPDのそれと 異なりません。
臨床家は、 環境がどのように非承認的かを 認識している必要があります。
例えば、 BPDの子供の 世界観との間のギャップを 埋めることが重要です。
それは、 家族療法のセラピストと 取り組むことで行なわれます。
○ BPDをもつ年配者
BPDが 加齢によって落ち着くことを 示す研究がありますが、
決定的なものではありません。
さらに多くの 研究が必要です。
〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」 ランディ・クリーガー(星和書店)
〈監訳: 遊佐安一郎〉 より〕