「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

青少年と年配者のBPD

2014年01月10日 22時42分25秒 | 「BPDファミリーガイド」より

○ 子供と青年におけるBPD

 症状が1年以上ある場合、 児童期でも BPDの診断は 可能と言われます。

 青年期のBPDの症状は、 成人のBPDのそれと 異なりません。

 臨床家は、 環境がどのように非承認的かを 認識している必要があります。

 例えば、 BPDの子供の 世界観との間のギャップを 埋めることが重要です。

 それは、 家族療法のセラピストと 取り組むことで行なわれます。

○ BPDをもつ年配者

 BPDが 加齢によって落ち着くことを 示す研究がありますが、

 決定的なものではありません。

 さらに多くの 研究が必要です。

〔「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」 ランディ・クリーガー(星和書店)
 〈監訳: 遊佐安一郎〉 より〕
 
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