「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

熱狂, 性的なこと, 浮気 -- 心子の場合 (3)

2012年03月30日 21時17分10秒 | 「愛した人がBPDだった場合のアドバイス
 
(前の記事からの続き)

 それから、 浮気ではありませんが、 心子は僕の他にも 恋愛の対象がいました。

 僕との間で傷ついたとき、 救いを求める相手です。

> 彼らは見捨てられることを恐れ、 置き去りにされたときのために、

> 浮気相手を作っておくのです。

 という記述に当てはまるのでしょう。

> ボーダーの人が浮気をしても、 それは不安と障害が原因

 だということは、 僕は理解していたつもりです。

 ランディさんは、

> 皆さんか愛人か、

> いずれかが第1のパートナーで、 いずれかが第2のパートナーということも

 あると書いています。

 僕が第1で、 もう一人が第2と言えるかもしれません。

 さらに、 第3と言えるかもしれない 存在も口にしていましたが、

 その人が実在していたかどうかの 確証はありません。

 一方、 僕の “浮気” は認めませんでした。

 これも浮気ではないのですが、 僕は10才年上の 女性の知り合いがいました。

 当然 恋愛対象などでは全くありませんが、

 この人と日帰りのバスツアーに 行ったことがあります。

 心子は阻止はしなかったものの、 すっかり機嫌を損ねてしまったものです。

 以上のように、 心子は恋愛に関しては、 ボーダーの特徴も持ってはいましたが、

 よく言われるボーダーのパターンと 必ずしも同じではありませんでした。

 とにかく ピュアであったと言えるでしょう。