「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

強迫性パーソナリティ障害

2007年01月28日 14時27分42秒 | 「パーソナリティ障害がわかる本」 より
 
(実はσ (^^;)は このタイプだと思います。)

 強迫性パーソナリティ障害は、 秩序や価値観に対する 執着が強いため、

 かえって自分も周囲も 辛い思いをしてしまうものです。

( いつまでも手を洗い続けたり、鍵を何度も確認せずにはいられない

 「強迫性障害」 とは別のものです。)

 几帳面で義務感が強く、潔癖で 完全主義的です。

 道理や理念などを大事にし、「ねばならない」 という考え方が 強すぎて、

 それに縛られてしまいます。

 ある意味では正論で 真剣なのですが、それが極度になると

 周囲からも 疎まれてしまいがちです。

 本人から見ると 周りの人は いい加減すぎるので、

 妥協できずに トラブルが起きたりします。

 自分の価値観を 人にも要求してしまうのです。

 
 前もって決めたことや 規範を重要視するため、

 ひとつひとつ その通りにしないと気がすまず、鷹揚(おうよう)にできなくて、

 やっていることを 楽しめなくなってしまいます。

 細部にこだわりすぎる結果、全体のバランスが 取れなくなってしまったりもします。

 締め切りがあるのに 細かいことまで念入りに やらずにはいられないため、

 間に合わなくなってしまうこともあります。

 適当にやったり 融通を利かせることができないのです。

 そのため 時間ばかり食ってしまったり、オーバーワークになりがちです。

 また 使命感が強すぎて、人に頼らず 自分独りで抱え込んでしまい、

 心身を壊したり 無残な事態に 陥ったりしてしまうのです。

〔 岡田尊司 「パーソナリティ障害がわかる本」 (法研) より 〕

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/44660209.html
 
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