「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

月刊「シナリオ」誌に「境界に生きた心子」紹介

2006年07月08日 12時03分57秒 | 「境界に生きた心子」
 
 以前 共に仕事をしていた 編集者の人が、雑誌で拙著を紹介してくれました。

 シナリオライター志望者向けの 月刊「シナリオ」誌(映人社)です。

 許可を得て、紹介文を引用させていただきます。

「心子。35歳。

 彼女は 『境界性人格障害』(境界例/ボーダー)という 心の障害を持っている。

 感情の起伏がすさまじく、些細なことでキレたりうつ状態になり、

 自分をコントロールすることができない。

 本書は、そんな彼女と “しがないシナリオライターである”著者との

 愛の交流を綴ったノンフィクション。

 付き合いはじめて1年余り、心子は ホテルの最上階から 飛び降り自殺をする……。

 現代に増えつつあるという 心の障害を、深く理解するための 案内書ともなっている。」

 シナリオライター志望の読者は、ボーダーというテーマよりも、

 “しがないシナリオライター”に 興味をそそられる人は いるかもしれませんね。( ^^;)
 

 この編集者の人は 拙著を読まれたとき、

 僕がこんなすごい体験をしてたのか と、ショックを受けたそうです。

 拙著は 結構すさまじいことも書いているだけに、

 僕を直接知っている人にとっては 何か生々しく、

 抵抗感を感じて 読みにくいような場合もあるのかもしれません。

 でも、僕が本当に一生懸命 心子と接したということが、

 よく分かると言ってくれます。