マイ箸

最近、「マイ箸」を持ち歩いている。
携帯用ということで、真ん中で２つに分かれるねじ式の箸。
職人手作りの風合いもいいし、小さなバッグにも入れられるコンパクトさもうれしい。

最初は友人のＷｅｂディレクターが持っているのを見て、単純に「ひぇ～～カッコイイ。。。」と思ったのだが、
「まあ多少は環境にもいいだろうし・・・」と、即、まねっこ買いの理由を“エコ”に求めていた。

この時点では、１００％、エコ。

それを聞きつけた某翻訳家が、「じつは自分も買おうかと」と言い出したのだが、
彼いわく、「オレの場合、エコよりエゴだ」と。

つまり、割り箸を漂白するのにどれだけ大量の化学物質が使われているかわからない、
というのである。
東京大学の環境サークル「環境三四郎」の割り箸実態レポートによると、
国内の割り箸の95％以上は輸入品で、そのほとんどが中国産だ。

ギョッ。中国産！

いっきにわたしも「エゴ派」に転じ、この時点で＜エコ　ｖｓ　エゴ＞が４対６くらいに。

そんな経緯はともかく、マイ箸をバックからさっと取り出しておもむろに組み立て始めると、それなりに目を引くらしい。
そこで、得意げに「エコとエゴ」の話をすると、「おお。」とみんな納得。

今日も打合せのカフェで代理店のイケてる女性マーケター（20代）に
「わぁ～、わたし、今かなり影響されました～！」といわれた。

もしかして、ワタシって、トレンディー？♪

というわけで、目下、エゴ度急速増大中。

ちなみに、ナチュラルローソンでは16色の「ＭＹ－ＨＡＳＨＩ」が発売されている。
（ただしこちらは携帯用ではございませぬ）
「マイ箸」、なんとなく“来そう”な気がするんですが。
（えっ、もう来てる？？？）

　おにぎりやにぎり寿司は箸を使わずに済む究極のエコ食！？
　　 あまりのうまさに卒倒しそうになった、石垣島「あけぼの」の石垣牛にぎりです。

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