新潮新書の新刊「ルポ介護独身」が気になり、図書館で予約しました。
じつはもう10年以上前から訪問看護師などの取材ではよく指摘されていました。特に母ー息子のパターンは家に他人が入り込むのを好まないのか、介護保険を申請しないケースが多いという印象…(あくまでも「印象」ですけどね)。
昨年亡くなった父の介護は、我が家では元気な母が主に担ってくれましたが、ケアマネージャーさんや病院の医療ソーシャルワーカーさんが、母にとっての精神的な支えとして大きい存在でした。その方々にはとても感謝していますし、介護は肉体的にも精神的にも、とても1人で負えるものではないと痛感しました。
「介護独身」、とくに抱え込み型の独身男性の介護生活は相当悲惨だという話を聞いています。
認知症介護の悲惨さを描いたこんなマンガもありましたね。
http://buzznews.asia/?p=14188
現在はその頃より相当増えているのでしょう。「介護独身」という言葉ができて、その人たちが「群」になってきたことを感じました。
まだ読んではいませんが、「新たな社会問題である」という書籍広告のコピーに共感。
独身男性の皆さん。「社会の窓」を開けて歩いたら変態と思われますが、介護者になったら「社会への窓」は開けておきましょう。そうでないと、誰も救われません。
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