ひまわり博士のウンチク

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「通販生活」秋冬号

2008年10月23日 | 本と雑誌
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 「通販生活」は商品カタログ雑誌ではあるけれど、フツーの総合雑誌としても十分成り立ちそうな内容を持っています。
 最近の雑誌は読ませるのか商品を買わせるのか、どちらが本来の目的かわからないのがゾロゾロ出回ってるので、それらがどれとは言わないけれど、内容的には「通販生活」の断然勝利。

 なんたって、表紙を飾るのがあの、伊藤和也さん。
 「(伊藤さんは)私たちの誇る真の外交官です。」

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 パラパラとめくっていったら、なんと姜尚中さんがハーレーダビッドソンにまたがってる。
 愛車かと思ったら、「イージー・ライダー」が夢らしい。
 〈50歳を過ぎて、悪く言うと開き直りかもしれないけれど、ワイルドに生きたい。だから60歳までに大型二輪の免許を取って、子どもの頃から憧れていたハーレーダビッドソンにのりたい〉ンだそうです。
 何だ免許持ってないのか。カッコだけじゃん。

 ぼくも実は、40代の頃に大型バイクの免許を取ろうと思ったことがあります。
 で、教習所に見学に行ったら、生徒は若い生意気そうなあんちゃんばっかりなもので、何となく気後れしてそのままになってしまいました。
 誰か一緒に取る人がいれば教習所に行くことができて、今頃ナナハンライダーになっていたかもしれません。
 近頃、省エネのためにバイクが見直されているという話も聞きます。

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 『禁煙バトルロワイヤル』がおもしろい! と。うん、これはおもしろそうで絶対読もうと思っています。
 太田光クンはヘビースモーカー。奥仲哲弥氏は禁煙推進の医師。その二人が壮絶な論争を展開するというのだから、おもしろくないわけがない。

 実は何を隠そう(隠す必要もないけれど)かつての僕は「超」がつくヘビースモーカーでした。今では基本的に、吸わないということに、なっています。
 最盛期には、1日平均60本。自分でもこれはそうとうヤバイと思っていました。
 「どうして、やめることができたのか」とよく聞かれます。
 簡単ですよ。やめるって決めたからです。それだけ。

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 「暮しの道具大賞」というのがあって、読者から応募したアイデアを審査し、優秀作を紹介しています。
 この号では大賞は「該当作なし」でしたが、優秀作の中で、ぼくはこれが気に入りました。
 「大人の手メモ/手シール」
 年齢とともに、記憶があやしくなるのは、年配の人なら誰でも体験することですが、ぼくのような物書きを商売にしていると、街を歩いていたり、電車の中などでふと浮かんだアイデアはけっこうな財産なんです。しかし、後でメモしておこうなんて余裕があったのは昔のこと。最近は電車を降りてホームにたった瞬間に忘れます。
 これはものすごく損をした気分になります。
 でもって、必要に迫られれば直接手に書いたりしてしまうわけですが、しかしこれは後で落とすのが大変です。
 そんな時のためにこのシールをあらかじめ手に貼っておけばいい。思いついた時すぐにチャチャッと書けます。

 この雑誌、本号で契約が切れると知らせが来ました。もちろん継続しました。960円払って2年分です。

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