ひまわり博士のウンチク

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通りすがりの「警察博物館」

2008年10月16日 | まち歩き
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 地下鉄銀座線の京橋駅で降りて、銀座一丁目にあるギャラリーに向かう途中、「警察博物館」なるものを見つけ、打ち合わせが早く終わったので、帰りがけに寄ってみました。

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 玄関前には白バイが展示されていて、自由に乗ることができます。
 でも動きません。

 ずいぶん昔のこと、ぼくがまだ小学生だったか中学生だったかの頃、学校で当時桜田門の旧警視庁内にあった博物館に見学に行ったことがありました。
 そこには犯罪に使われた、仕込み銃、仕込み杖などの凶器の数々や、入れ墨をした人間からはがした皮などが展示されていて、あまりの生々しさに衝撃を受けた覚えがあります。

 しかし、こちらにはあまり刺激的なものは展示してありません。

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 一階のフロアにも、白バイやサイドカーなどが展示されていて、乗ることができます。
 これらも動きません。

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 昭和34年ごろまで使用されていたヘリコプター。
 かつて、ヘリコプターといえば、こんなスケスケタイプでした。
 こんなので飛んだら怖いだろうなあ。
 「これ、整備すれば飛べますか?」
 係員の女性に聞いてみました。
 「もう無理みたいですよ。そうとう傷んでますから」

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 四階までありますが、写真を撮れるのは一階だけ。
 あまり参観者もいないし係員もいませんでしたが、監視カメラがにらんでいたので写真は撮りませんでした。

 ぼくが子どもの頃見た旧警視庁の博物館よりもあっさりした印象でした。
 それでも多少の凶器のたぐいや、捜査用具などが展示されていました。
 覚せい剤の実物や、ルイ・ヴィトンやロレックスの偽物なども展示してあります。 
 車の運転をシミュレーションできるコーナーは、違反者講習を思い出します。

 わざわざ出かけて行くほどの博物館ではありませんが、いつでも入れて無料なので、時間つぶしにはいいですね。
 桜田門の警視庁内にも「警察参考室」という展示施設があって、係の女性の話ではこちらのほうが生々しい展示が多いとのことでしたが、見学には前日までに予約しなければなりません。

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