ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

絶対観るべき!映画『主戦場』

2019年04月29日 | 映画


 「吉見義明さんという方はご存知ですか?」
 「は? よし……」
 「吉見義明さん。たくさん本を出している方です」
 「吉見義明さん? 知りません」
 「本をお読みになったことは」
 「わたし、他人の書いた本は読まないんです」
 
 信じられないかもしれないが、日本会議の代表委員を務める加瀬英明氏の発言である。
 この日いちばんの失笑が、客席に広がった。
 
 他人の書いた本は読まないって、要するに本は読まないってことだ。どこから情報を仕入れているんだか?
 
 映画『主戦場』は従軍慰安婦問題をテーマに、否定派と肯定派双方の話をインタビュー形式で収録したものである。
 そう言うとさぞかし退屈な映画かと思われてしまいそうだが、本編122分があっという間に過ぎてしまった。
 
 「もうすぐ中国はソ連のように解体しますから。そうしたら韓国は日本と友好関係をつくるしかない」
 「中国も韓国も科学技術が遅れていますから、日本の技術に頼るしかないんです」
 などという、自民党杉田水脈らのトンデモ発言もある。
 
 中華人民共和国とソヴィエト連邦とは国家のシステムがまったく違う。ソ連のように解体するなどありえない。何をかいわんやである。
 科学技術に至っては、中国も韓国も日本にひけをとらないどころか、すでに日本はさまざまな部分で追い抜かれている。
 中国も韓国も日本の科学技術に頼る必要などないのだ。
 まったく、いつの時代の話をしているのやら。
 
 まだ観ていない人にネタバレになってしまうのでこれ以上詳しくは書かないが、この映画、従軍慰安婦否定派・歴史改竄派たちのトンデモ発言が満載である。
 彼らの暴言を、吉見義明・林博史.中野晃一さんらがひとつひとつ反論していく。
 総じて、右派論客は研究不足、認識不足であることが結論付けられる。

 小さな映画館イメージフォーラムの100席は満席で、友人から「込んでるから早く行った方がいい」と言われてまさかと思っていたが、たいした入りだ。
 この手の映画で満席は珍しい。従軍慰安婦に興味を持っている人がけっこういるものだ。
 
 一言注文を付ければ、パンフレットの出来がよくない。それぞれの発言内容についてもう少し詳しくまとめて欲しかった。
 スタッフ・キャストもエンドロールのすべてが記載されている方がいい。
 そのエンドロールに友人の名前があった。
 「あ、かおりちゃんだ!」
 カミさんが声をあげた。MEの和太鼓の音に聞き覚えがあって、もしかしたらと思っていたのだが、エンドロールにKAORI ASANO Gocooとあった。
 和太鼓の名手浅野香君は数十年来の旧友である。
 
 それにしても、これほどたくさんの知った顔が登場する映画は珍しい。

 『主戦場』、全日本人に見て欲しい映画である。
 (2018年アメリカ 渋谷イメージフォーラムにて上映中)
 
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 人生の節目の記念として、卒論や学位論文を本にする方が増えています。
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 もちろん、ご自身や身近な人に蔵書していただくための少部数の出版も可能です。

出版にはさまざまな目的があります。

・ご自身の仕事や経営している店舗・企業をPRすること。
・書きためた原稿の整理と保存。
 エッセー、詩、俳句、和歌
 自分史、日記、ブログ、旅行記
 写真集、画集、その他作品集
             などなど。

 せっかく書きためた原稿も、そのままでは散逸してしまいます。しかし本にして、複数の人に蔵書してもらえれば、数十年、ときには数百年、末代までも保存されます。
 上記に該当するものがございましたら、ぜひご相談ください。

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辺野古基地ができても普天間は返ってこない

2019年04月22日 | 国際・政治
 統一地方選挙後半戦、沖縄の補選で新基地建設反対を公約に掲げた屋良朝博氏が当選した。
 知事選、県民投票に続いて基地建設反対の民意が示されたのである。
 屋良さんの当選が決まったとき、玉城デニー知事はインタビューに答えてこう言った。 
 
 「辺野古基地は普天間基地問題の解決にはならない」
 
 安倍政府は、「1日も早く普天間基地の危険を取り除くため」に辺野古基地建設を進めると言うが、肝心の沖縄県民の意思とは明確に矛盾している。
 なぜ、玉城デニー知事は「辺野古基地は普天間基地問題の解決にはならない」と言ったのか、その真意について、本土の人間はほとんど知らない。

 辺野古基地が完成しても、普天間基地は返還されない。
  これは真実。
 普天間基地の危険を取り除くために辺野古基地を造る、
  これは大嘘。

 
 その理由は、「辺野古の基地では普天間基地の機能を維持できない」と米軍が言っていることだ。
 辺野古の滑走路では大型機の対応ができないというのだ。
 辺野古基地の滑走路は、1800メートルだが普天間の滑走路は2700メートルある。だから、普天間を返還する条件として、普天間基地と同等以上の滑走路を持つ空港を、緊急時に米軍に貸与せよ、というのである。
 沖縄県内の空港で2700メートル級の滑走路があるのは、那覇空港と離島の下地島空港(宮古島市)のみである。離島では役に立たないので、当然米軍は那覇空港のことを言っていると考えられる。
 緊急時と言っても、緊急かどうかは米軍の判断だから、「緊急」を理由に滑走路を日常的に使われかねない。民間機がひっきりなしに離着陸をくり返す那覇空港に、緊急だからと大型の軍用機が度々着陸し、そのたびに民間旅客機は上空待機などさせられてはたまったものではない。そんなことを沖縄県が認めるわけがないのだ。
 
 沖縄には嘉手納基地というとんでもなくばかでかい基地がある。そこを使えばよさそうなものだが、実は嘉手納の空軍は普天間の海兵隊が入り込むことを極端に嫌っている。
 だから、辺野古基地ができたとしても、普天間返還の条件を満たすことはないのである。
 もちろんこのことを政府は承知している。なぜならこの事実を公表したのは、稲田元防衛大臣なのだから。
 しかし、こんな重大なことを、マスコミは真剣に取り上げようとしない。なぜなら、このことを国民が知ってしまったら、「普天間の危険除去のための辺野古基地建設」という大義名分が失われるからだ。
 
 もし、辺野古基地建設が政府が言うように「普天間基地返還」のためと思っているのなら、それは大嘘であり、普天間返還と辺野古基地建設はセットではなく、別の問題であることを知って欲しい。



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笑えるものは幸いなり

2019年04月16日 | 本と雑誌
 ずいぶん前のテレビ番組で、明石家さんまが話していたエピソード。
 「恋のから騒ぎ」というバラエティー番組があった。AV女優が紛れ込んでいたことで話題になった番組であるが、その話はどうでもいい。
 番組中、さんまがいくらギャグを飛ばしてもちっとも受けない。業を煮やしたさんまが、「わしのギャグおもろないんか?」と問いただした。すると、「だって、意味分かんないもん」という答えが返ってきたそうだ。
 しかたがないので、「あれとこれをひっかけてこうなっとるんや」と懇切丁寧に説明をした。するとさらにとんでもない反応が。
 「ふーん、そうなのか」と感心されたうえ、「じゃあ、笑わないといけないんですね」
 ギャグを解説したら面白くも何ともない。ひな壇のギャルたちと中年(当時)の明石家さんまとのジェネレーションギャップだと片付けてしまうこともできるが、この場合は知識とセンスの問題だろう。



 こんな本を新聞の三八広告で見つけて、これは面白いと速攻購入した。
 『一字違いの語彙力』(山口謡司 さくら舎)。
 カバーの漫画で吹き出した。
 「過去を精算したいんです」
 「経理の私に言われても」
 この場合は「精算」ではなく「清算」」だ。
 
 「大判振舞い」
 正しくは「大盤振る舞い」だけれども、パソコンでも「おおばん」と「ふるまい」を区切って入力してしまうと「大判振舞い」になって、大判小判の雨が降る。
 
 「良妻兼母」
 「良妻」は「母」も兼ねるのだ。しかし正しくは「良妻賢母」。
 
 「首実験」
 これはもう犯罪、ホラー映画の世界だ。正しくは「首実検」。
 
 アシのYに見せたら、いきなり涙流して大笑い。「これ、電車のなかで読めない!」
 ところが、カミさんに見せたら「??????」、まったく無反応だった。そもそも、間違いそのものに気付かない。何が面白いのかわからないという。
 
 つまり、この本を面白いと思うのは、文章に親しんでいる人間に限られる、ということなのだ。
 
 実は、事務所のホームページとフェイスブックで、「本作りあるある」というエッセーを連載している(末尾のURLかQRコード参照)。本の編集・組版など仕事の過程で出合った、笑い話やトンデモ話を紹介していて、周囲ではけっこう好評。本にしたらどうかという話も出た。これでバズってくれれば仕事も増えていいかな、と思ったが、出版に携わっているものだからこそ面白さが分かるので、一般の人にとっては何が面白いのか分からないかもしれない。
 
 バブル真っ盛りの頃、ホイチョイ・プロダクションの「きまぐれコンセプト」という漫画が大ヒットした。当時広告業界はまさに花形産業で、アートディレクター、クリエイティブディレクター、コピーライター、イラストレイター、グラフィックデザイナーなどのカタカナの職業がもてはやされた時代だ。漫画がヒットしたのはそんな背景があったからで、現代ならそれこそ「コンセプトって何? 専門用語?」と見向きもされないと思う。 
 
 「本作りあるある」も出版業界が花形産業として復活すれば希望が持てるかもしれない。期待したいけど、どうだろう。

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朕と私と天皇と

2019年04月06日 | 昭和史



 坂口安吾による『天皇陛下にささぐる言葉』と言う、B6判32ページほどの小冊子が話題である。
 戦後間もない1948年に雑誌「曠野通信」に発表されたもので、戦中であれば不敬罪間違いなしで、収監され拷問を受けていたであろう。
 表題の「天皇陛下にささぐる言葉」に加え「堕落論」「天皇小論」「もう軍備はいらな」を併載、坂口安吾の反天皇制・反戦小論文集である。
 ちょっと長くなるが、一部を転載する。

 朕はタラフク食っている、というプラカードで、不敬罪とか騒いだ話があったが、思うに私は、メーデーに、こういうプラカードが現れた原因は、タラフク食っているという事柄よりも、朕という変テコな第一人称が存在したせいだと思っており、私はそのことを、当時、新聞に書いた。
 私はタラフク食っている、という文句だったら、殆ど風刺の効果はない。それもヤミ屋かなんかを風刺するなら、まだ国民もアハハと多少はつきあって笑うかも知れないが、天皇を風刺して、私はタラフク食っていると弥次ってみたところで、ヤミ屋でもタラフク食っているのだもの、ともかく日本一古い家柄の天皇がタラフク食えなくてどうするものか、国民が笑う筈はない。これが風刺の効果をもつのは、朕という妙テコリンの第一人称が存在したからに外ならぬのである。
 朕という言葉もなくなり、天皇服という妙テコリンの服もぬがれて、ちかどろは背広をきておられるが、これでもう、ともかく、風刺の原料が二つなくなったということをハッキリとさとる必要がある。
 人間の値打というものは、実質的なものだ。天皇という虚名によって、人間そのものの真実の尊敬をうけることはできないもので、天皇陛下が生物学者として真に偉大であるならば、生物学者として偉大なのであり、天皇ということとは関係がない。況んや、生物学者としてさのみではないが、天皇の素人芸としては、というような意味の過大評価は、哀れ、まずしい話である。
 天皇というものに、実際の尊厳のあるべきイワレはないのである。日本に残る一番古い家柄、そして過去に日本を支配した名門である、ということの外に意味はなく、古い家柄といっても系譜的に辿りうるというだけで、人間誰しも、ただ系図をもたないだけで、類人猿からこのかた、みんな同じだけ古い家柄であることは論をまたない。
 名門の子供には優秀な人物が現れ易い、というのは嘘で、過去の日本が、名門の子供を優秀にした、つまり、近衛とか木戸という子供は、すぐ貴族院議員となり、日本の枢機にたずさわり、やがて総理大臣にもなるような仕組みで、それが日本の今日の貧困をまねいた原因であった。つまり、実質なきものが自然に枢機を握る仕組みであったのだ。
 人間の気品が違うという。気品とは何か。たとえば、天皇という人は他の誰よりも偉いと思わせられ、誰にも頭を下げる必要がないと教育されている。又、近衛は、天皇以外に頭を下げる必要はないと教育されている。華族の子弟は、華族ならざる者には頭を下げる必要がないと教育されている。
 一般人は上役、長上にとっちめられ、電車にのれば、キップの売子、改札、車掌にそれぞれトッチメラレ、生きるとはトッチメラレルコト也というようにして育つから、対人態度は卑屈であったり不自由であったり、そうかと思うと不当に威張りかえったり、みじめである。名門の子弟は対人態度に関する限り、自然に、ノンビリ、オーヨーであるから、そこで気品が違う。


景文館書店 発行
200円(+税)

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「コールドピース元年」

2019年04月05日 | うんちく・小ネタ
 改元フィーバーで世間は騒がしいが、私個人としては、権力者が時間を支配するという考えのもとに作られた元号は馴染まないので使わないことにしている。
 だからといって、元号を習慣的に使っている人を批判するつもりはない。
 現在、世界で元号が存在するのは日本だけである。そもそもの発祥は中国であったが、用いられていたのは清の時代までで、辛亥革命で皇帝がいなくなったとき自動的に廃止された。
 朝鮮でも使われていたが、日本統治下で日本の元号を強制され、アジア太平洋戦争の終戦とともに元号はなくなった。くわしくは知らないが、ベトナムにも元号が使われていた時代があったそうだ。しかし現在は、世界のどこにも元号はない。元号は権力者としての皇帝と密接な関係にあり、皇帝がいなくなれば自然になくなる。現在の日本での天皇は君主ではなく象徴だが、天皇制であることにかわりはなく、形の上ではあるものの天皇の名のもとに決められる重要事項は多い。
 だから元号は、日本独自の風習として世界からは珍しがられている。

 「令和」をbeautiful harmonyと訳した人がいるらしい。訳してどうする、と思う。「市川」をichi riverとした道路標識があったらしいが、固有名詞はichikawaで表記するのが正しい。狸穴(まみあな)がraccoon dog hole、東雲(しののめ)がeast cloudでは通じない(実際に地名を英訳してしまった例が道路標識にあったそうな)。元号も準固有名詞だからそのままreiwaとすればいい。



 新元号「令和」の出典は『万葉集』巻の五「梅花の歌三十二首幷(ならび)に序」にある「初春の令(よ)き月、氣淑(よ)く風和(なご)み、……」だそうである。
 岩波文庫の『万葉集』が馬鹿売れして急遽増刷だそうだ。誰もがスラスラ読めるような本ではないので、増刷した分がそっくり残らなければいいが。

 『大字典』によると、「令」の文字には、「命令」「法令」のように「言いつけ」「戒め」という意味のほか、「令嬢」「令息」など「良い」「美しい」という意味もある。「和」の意味は、「やわらか」「あたたか」「のどか」などである。
 「令」はひざまづいて上意を受ける下々の姿を表した象形文字が元であったとする説がある。好意的にとれば「美しく和やか」な時代ということになる。しかし、勘ぐれば「お上に従っていれば平和でいられる」という、上意下達の意味にもとれる。
 「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つという意味が込められている」などという説明を、あの安倍総理から聞けば、なおさら疑いたくなる。沖縄に心を寄せることのない人の、どの口が言わせてるんだと。まさに論語にある「巧言令色鮮矣仁(こうげんれいしょく すくなし じん)」(口先ばかりで心がない)である。

 かつて、「冷戦」という時代があった。第二次大戦後、ソ連とアメリカ二つの超大国が一触即発の睨み合いを続けていた。核実験がたびたび行われ、地球を何百回も破壊できるほどの核兵器が作られた。だが直接戦火を交えることがなかったので、冷たい戦争、「冷戦」と言われたのだ。
 だとすると今の時代は「令」に二水をつけて「冷和」冷たい平和なのではないのか。一見平和に見えるが、国民の心は冷えきっている。
 先の例で言うと、「冷戦」はcold warだから、さしずめcold peace。5月からは「コールドピース元年」とでも呼ぶか。

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ドラマ『砂の器』を観た

2019年03月29日 | テレビ番組



 28日、フジテレビ開局60周年記念番組の一環として放送された、松本清張の名作『砂の器』を観た。
 『砂の器』は何度もテレビドラマ化されているが、満足にできたものはひとつもない。だから今回もまったく期待せずに、それでも何か目新しい脚本や演出にお目にかかれるのではないかという好奇心で観てしまった。
 そう感じてしまう原因は、すべての日本映画のなかでも最高傑作と言える、野村芳太郎監督の映画『砂の器』の存在だ。

 これまで小説を映画化した作品で原作を超えるものはないと思っていたのだが、この映画に出会ったときに初めてその概念が覆された。
 「日本列島の四季をつらぬいて、追う者と追われる者」
 「切っても切れない親子の絆」
 などの印象的なキャッチフレーズのもと、それを裏切らない圧倒的な作品だった。印象的なシーンが多数あり、なかでも終盤、菅野光亮による映画音楽の名曲と言って疑いのないピアノ演奏をバックに、日本の四季を縦断して終わりの見えない旅を続ける父と子の姿は、公開から半世紀たった今でも目に焼き付いて離れない。
 そして、その後制作されたドラマのほとんどは、基本的にこの映画作品を踏襲することになった。

 さて、今回のドラマは3時間の枠をとっているのだからそうとう気を入れて作ったのであろう。だが結果は過去最悪、ずるずると崩れてまさに「砂の器」になってしまった。印象的なシーンは何一つなく、原作の重要なテーマである「差別と偏見」についてもしっかりと描かれていない。どこもかしこも中途半端で、何一つ見るべきところはない。エンドロールに構成橋本忍・山田洋次(ともに映画版の脚本に携わった)とあるが、橋本忍は故人だし、山田洋次が本格的に脚色に加わっていたらこんなドラマになるはずがない。組み立てが映画と似ているので著作権をクリアするための名前貸しだろう。
 
 見るべきところのない脚本もひどいものだったが、致命的なのはキャスティングだ。重要な役回りである和賀英良の中島健人と成瀬梨絵子の土屋太鳳。彼ら俳優が悪いというのではない。明らかなミスキャストである。共に育った環境が及ぼす深い闇を持ちながら、それでもけんめいに生きているという難しい役柄だ。
 役者ならどんな役でもこなせるというわけではない。よい作品にしようと思うのなら、それぞれに適した役柄というものがある。まだ若く、函入り息子、箱入り娘のように芸能界で育てられてきた二人の俳優にとって、まったく想像もできない生き方であり、演技の引き出しに存在しない役だ。たとえれば、金魚に鰤の役をさせるようなものだ。
 
 だが、視聴率とプロダクションの呪縛から逃げられないテレビ局は、現場がいくらこうしたいと言っても上からの指示には従うしかない。あくまで想像だが、もしそんなふうにして役を振られたならば、中島健人と土屋太鳳の二人には気の毒としか言いようがない。
 
 そこで、誰がいいか勝手に考えてみた。以前のドラマで今西刑事の役をやったことのある玉木宏が和賀英良(映画では昨年亡くなった加藤剛)、影のある大人の女成瀬梨絵子には相武紗季(映画では高木理恵子で島田陽子が演じた)あたりはどうだろうか。芸能界はいろいろしがらみだらけで、なかなか思うようにはいかないのだろうけど、テレビドラマで一度くらいは感動的な『砂の器』が観たいものだ。

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温度差

2019年03月21日 | ニュース
 16日に沖縄で行われた県民大会のニュース。新聞社のポリーシーもあるが、その報道には温度差が如実に現れている。
 以前、ジャーナリズムについての講演会で、沖縄のニュースは距離に反比例するという。
 山口県で発行されている長周新聞はある意味特異な新聞なので割り引いて考えなければならないが、リベラルとされる東京新聞の扱いの小ささはなんだ。
 中面で詳細を伝えてはいるが、1面のトップが「飛び込み」とはどういうことか。





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「透ける豚(トン)」じゃないスケルトン

2019年03月12日 | 雑感


 日本では一般的に、中味が透けて見える器物のことを「スケルトン」と言っている。
 スケルトンとは、骨組みのことで「透明」を意味しているのではない。
 「透ける豚(トン)」
 ではない!
 ちょっと前に、買っておいたペリカンのスケルトン万年筆を使って見ることにした。インク吸入の構造が見えて、インク残量も一目でわかる。なぜこんなものを買ったのかというと、珍しそうだったのと、それにペリカンなのに安かったから。
 ちょっといけてるじゃないか、この透ける豚、じゃなかったスケルトン。
 軸色にあわせてブラウンのインクを入れている。太字のはずだったが中字くらいの感じだ。万年筆の細字だの太字だのをあらわす「F」や「B」、ほとんどあてにならない。しかしそれが、意に反してすこぶる書きやすい。いい意味で期待を裏切られた。
 
 透けているものはセクシーである。裾がレースになったスカートを見かけることがあるが、ミニスカートよりも長いのに色っぽい。一昔前に流行った女性のファッション、長い袖のシースルーはノースリーブより美しかった。広い意味でのスケルトン効果だ、と思う。
 しかし、スケルトンは骨組み、骨格のことだ。美人のレントゲン写真を見てセクシーだとは思わないだろうけれど、万年筆のスケルトンはじつにセクシーである。 


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「発禁本」という文化

2019年03月03日 | アート・文化


 思い立って、発禁本のことを書いてみたくなった。

 発禁本とは、発売禁止の処分を受けた出版物のことである。
 時の為政者にとって都合の悪い書物は、出版差し止めや発売禁止、焼かれてしまうことさえあった(焚書)。

 禁止される書物は為政者のさじ加減ひとつであったから、時代によって基準や対象が異なる。日本に限って言えば、戦前戦中は政治的にシビアな時代で、戦争に反対する内容であったり、民主主義、自由主義を唱えた書物はまず出版できなかった。それどころか、逮捕され厳罰に処される場合もあった。
 先頃、『蟹工船』というプロレタリア小説がブームになった。作者の小林多喜二はこれを含む一連の作品が特高に目をつけられ、逮捕され、苛酷な拷問を受た末虐殺された。現在ならあり得ない出来事だ。

 大日本帝国憲法下での弾圧は書籍だけでなく、新聞や雑誌、はては映画・演劇にまでおよんだ。
 これは俳優座の古参俳優から実際に聞いた話だ。

 「築地小劇場のころだ、必ず特高が見に来ていて、芝居の途中でもちょっとしたことでいちゃもんをつけられ『中止! 中止!』と大声で止められた。
 ちょうど焚き火が燃えている場面だった。本物の火は使えないから赤い布で火をあらわしていたんだな。それが赤旗をイメージしているってんだ。これは焚き火の炎だといくら言っても聞いてくれない。結局中止にされた」
 「脚本には事前の検閲がある。『こことここは役者にしゃべらせてはいかん』と言ってくるんだ。『人間みんな生まれたときは平等だ』なんてたわいのない台詞でも、『平等』ってところが引っ掛って、その台詞全部がカットされる。だけどそれじゃあ芝居にならないから、わかりましたしゃべらせませんと答えておいて、本番ではその場面になると台詞を書いたプラカードを観客に見せた。役者は口パクだ。しゃべらなければいいんでしょ、というわけだ。これには特高も苦笑いだったね」
  
 戦時下の検閲と言うと、映画『母べえ』のように理不尽かつ悲劇的な出来事が多かったが、それぞれの駆け引きから生まれる笑い話も、まあ、今だから語れるのだが、少なくない。
 
 戦後の日本国憲法下になると、事前の検閲はなくなったが、出版された後に本の内容が違法とされて、回収されることがあった。
 以前、池袋の書店でアルバイトをしていたときだった。突然警察官がやってきて早川書房発行の『キャンディ』という本があったら全部出してくれと言う。読者は発禁になることを事前に察知していたのか、残念なことに店頭在庫はすべて売り切れていた。出版社の営業に悔しがったら、彼が個人的に確保しておいたのを1冊わけてくれた。読んで見て、たしかに刺激的だったと記憶しているが、それほど目くじら立てるようなものではないと感じたものだ。

 戦後の発禁本は、戦中戦後のような政治的問題ではなく、ほとんどが猥褻文書販売罪だ。有名なのは、D・Hロレンスの『チャタレイ夫人の恋人』と永井荷風(金風山人名義)の作とされている『四畳半襖の下張り』。
 共に猥褻の定義について争われ裁判にまでなった事件で、『チャタレイ夫人の恋人』は文豪伊藤整氏の訳ということもあって多くの議論が戦わされたが、結局敗訴になり発禁が決まった。『四畳半襖の下張り』は、ちょうどその頃に野坂昭如さんが編集長を務めていた雑誌『面白半分』に掲載され、編集長の野坂さんと出版社社長の佐藤嘉尚さんが起訴された。
 野坂さんは後にコンサートでのトークで、当時の警察や司法の理不尽さについて語っている。
 
 「皆さん、あの本読みましたか? 読みましたかって、発禁になったんだから読んでる人は幸運だ。あれね、旧字旧仮名の文語体なんだよ。だれもがスラスラ読めるもんじゃない。あの本読んで、興奮した男が女を漁って『ワーッ!』と町中走り回るなんてことがあるわけない。でも、警察の中に読めるやつがいたんだね。だけどね、たいていの警官は、しょっちゅうそんなのばっかり読んでるから、麻痺して何が猥褻なんだかわからなくなってる。そんなときには婦人警官に読ませるそうだよ。読んだ婦人警官が『まあイヤらしい』っていったら、これはやばいってわけだ」(記憶記述しているので不正確かもしれない。悪しからず。筆者)

 前述のように戦後の発禁は大半が猥褻容疑だった。時代の流れとともに猥褻の概念が変わってきて、『チャタレイ夫人の恋人』は1996年に完訳版が新潮文庫で復活している。
 しかし、『四畳半襖の下張り』はいまだに公には再発売されていない。まあ、復刊しても読めないだろうから売れないか。
 最近は、猥褻が理由で発禁になったという話は聞こえてこない。気付かないだけかもしれないが。
 もっとも、現在の官能小説やネットで拡散されているAVなどと比べたら、『チャタレイ夫人の恋人』など可愛いもんだ。

 最近発禁になるような本の多くは、個人に対する誹謗中傷、秘密の暴露など人権にかかわる問題だ。小説のモデルとされた人からの訴えで発禁になった例、未解放部落の場所と住人が特定出来る出版物などが発禁になった。
 戦前戦中は政治、戦後は猥褻、そして近頃は人権と、国家権力が目を付けるところは時代とともに変遷している。だが、過去にNOであった表現が、現在はすべてOKなのかと言えば、そうではない。発禁になると出版社は大損害だから、過去の事例に合わせて自主規制するようになる。過去に発禁処分の憂き目にあった出版物を参考に、自主的に表現を変えたり削除しているのだ。それは出版物だけでなく、映画や演劇など人目に触れるものすべてに言える。
 映画などは、R18にならないように、性描写や暴力シーンなどを自主的に削除したりモザイクなどの画像処理をしている。R18の映画は広報活動が極端に制限される。当然、テレビで紹介されることなどないからだ。
 だから、あくまで自主的に。

 しかしこれは、為政者にとって都合がいい。取り締まりの手間が省ける。権力を持った側が禁止すれば反発が起きるだろうが、自主規制ならそうはならない。考えてみれば、非常に恐ろしいことだ。伝えるべきこと、表現すべきことに制限を加えるのは為政者ではなく国民そのものということなのだから。
 作家が表現したいことを出版社側が事前にストップをかけたり、映画の配給会社が試写を見て削除や加工を指摘することは過去にもあったが、最近は制作側がみずからに制限をかけているのではないかと思えるふしが多分にある。

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一生に一度の記念
卒論・学位論文を本にしよう


 人生の節目の記念として、卒論や学位論文を本にする方が増えています。
 出版社の目にとまれば、企画出版として一般に流通することもあります。
 もちろん、ご自身や身近な人に蔵書していただくための少部数の出版も可能です。

出版にはさまざまな目的があります。
・ご自身の仕事や経営している店舗・企業をPRすること。
・書きためた原稿の整理と保存。
 エッセー、詩、俳句、和歌
 自分史、日記、ブログ、旅行記
 写真集、画集、その他作品集
             などなど。

 せっかく書きためた原稿も、そのままでは散逸してしまいます。しかし本にして、複数の人に蔵書してもらえれば、数十年、ときには数百年、末代までも保存されます。
 上記に該当するものがございましたら、ぜひご相談ください。

 ◆ご相談お見積り無料
E-mail:galapyio@sepia.ocn.ne.jp
電話:03-5303-1363
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新崎盛暉さんの業績を振り返り引き継ぐ会

2019年02月27日 | おしらせ
【予約閉め切り間近!】

 法政大学沖縄文化研究所設立の契機となった沖縄資料センター主任研究員として、沖縄関係資料の収集に尽力された新崎盛暉 さん(沖縄大学名誉教授)が2018年3月31日に逝去されました。享年82。長年、沖縄近現代史研究と市民・住民運動などを、 多方面で牽引してきた新崎盛暉さんの活動や業績を振り返りながらこころざしを引き継ぐ会を一周忌を前に、首都圏で開催す ることになりました。ぜひともご参加いただけますよう、ご案内いたします。

2019 年 3 月 16日(土)
〔第1部〕
14 時~ 16 時半(自由参加・予約不要)
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス 富士見ゲート5階 G 503 教室
資料代:500 円
【パート1】
「新崎盛暉さんの遺したもの」
糸数慶子さん(参議院議員)*予定
岡本 厚さん(岩波書店代表取締役社長)
屋嘉宗彦さん(法政大学沖縄文化研究所前所長)
【パート2】
「新崎盛暉さんを語り、引き継ぐ」
各界からのメッセージ

〔第2部〕
懇親会
17 時~ 19 時(要予約)
会 場:法政大学ボアソナードタワーB1  フォレストガーデン
参加費:3000 円 *第1部受付にて申し受けます

◆予約方法
*第1部は予約不要です。当日直接会場にお越し下さい。
*第2部参加希望の方は、お名前と電話番号・会社・学校名を明記の上、 メールまたはファックスで 3 月 5 日までに、下記「新崎盛暉さんを偲ぶ会」宛にお申し込みください。
主 催:法政大学沖縄文化研究所
共 催:新崎盛暉さんを偲ぶ会・東京

後 援:沖縄大学/沖縄タイムス社/琉球新報社

■問合せ:新崎盛暉さんを偲ぶ会・東京事務局
メール :galapyio@sepia.ocn.ne.jp
FAX:03-6479-1133




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一生に一度の記念
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今日、沖縄県民投票

2019年02月24日 | 国際・政治

(写真提供:毛利孝雄さん)

 沖縄県県民投票

 沖縄県で辺野古埋立の是非を問う県民投票が始まった。
 「賛成」「どちらともいえない」「反対」の三択で実施される。
 有権者の4分の1以上が反対票を投じた場合、総理大臣とアメリカ大統領に通知することになっている。
 沖縄県の有権者数は約115万人だから、約29万票以上が必要。
 ただし、法的な拘束力はない。

 先日、さいたま市で行われた模擬シール投票では、圧倒的に「反対」が多く、「賛成」票が少数あり、「どちらともいえない」はほとんどなかったと記憶している。
 「賛成」に投じた人の残念なインタビューが放送された。
 「安全保障と環境問題は比較できないから」
 沖縄県民にとって、環境問題はもちろん重要だが、それ以上に巨大な新基地が新たに建設されることを恐れるのだ。


 基地ができても普天間は返ってこない

 日本政府の言い分は、「世界一危険な普天間飛行場の移転先として唯一の方法」だが、仮に辺野古に基地ができたとしても、普天間は返還されない可能性がある。
 アメリカは、緊急時に大型軍用機が着陸できる長い滑走路(2700メートル以上)を持つ空港の提供を求めている。
 本島には那覇空港しかない。
 頻繁に民間旅客機が離着陸する那覇空港に、アメリカ側の判断で緊急だからといって軍用機を日常的に着陸させられてはたまったものではない。
 那覇空港を米軍に使わせるなどあり得ない。そうなると、辺野古が完成しても普天間は返ってこないのだ。
 この事実を安倍政権はずっと隠していた。
 このことからも、辺野古基地建設の目的が、普天間の危険除去ではないとわかる。
 県民、強いては国民の安全よりも、日米関係なのだ。
 
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真藤順丈『宝島』 なんと直木賞!

2019年02月22日 | 文学
 すっかりご無沙汰してしまった。ずっと更新していなかったのに、その間もたくさんの方々にご訪問いただいた。
 感謝、感謝!
 サボっている間に実にさまざまなことがあって、ぼつぼつと紹介させていただく。
 自分は編集者なので、話題はほんのことが中心異なる。まずは書評から。



 この直木賞は、正直びっくりした。
 直木賞(芥川賞も)は文藝春秋社という出版社が主催する文学賞であるから、会社の方針やポリシーなどがまったく影響しないとはいえない。ご存知のように、新潮社とならんで、保守的な傾向が強い大手出版社のひとつである。そんな出版社が、よくぞまあこの作品に賞を与えたものだと驚いた。
 『宝島』は戦後から返還までの、アメリカ支配下の沖縄が描かれていて、著者はかなり綿密な調査をした上で執筆していることが感じられる。主要な登場人物は創作だが、屋良朝苗や瀬長亀次郎、悪名高いキャラウエイ高等弁務官など、実在人物は実名で描かれている。
 「戦果アギヤー」「Aサイン」など、ヤマトンチュにはあまりなじみのない用語もふんだんに登場する。とくに、軍用機が墜落して大惨事を引き起こした宮森小学校のシーンは、まるで現場にいたかのようにリアルである。
 作者の真藤順丈さんは、沖縄の人ではない。自身、「沖縄人でないものが沖縄のことを書いていいのか」と自問自答したそうだ。しかし、本土の人間が書くことにこそ意味があるのではないかと決断し書き進めたという。
 最近、本土の人間が沖縄の問題を語るのを嫌うウチナンチュに出会うことがしばしばある。言葉尻を捉えて「本土の人間が勝手なことを言うな!」と怒鳴りつけられたこともあった。
 はて、そうしたウチナンチュは、真藤さんの小説にどんな反応をするのであろうか。


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吉野源三郎『君たちはどう生きるか』

2018年01月23日 | 本と雑誌


『漫画 君たちはどう生きるか』が売れているということで、どう編集し漫画化しているのか興味があって購入した。
原作はあまりにも有名なのであえて説明は必要ないと思うが簡単に。

著者の吉野源三郎(1989-1981)は元岩波書店の編集者で児童文学者。『君たちはどう生きるか』は当初、山本有三に執筆を依頼したが健康を害していたためにできず、吉野自らが書くことになった。
初版発行は1937年で、この年は7月に盧溝橋事件が勃発、中国との本格的な戦争が始まった。12月には南京大虐殺が発生する。
内容にマルクスの剰余価値論やプロレタリアートとブルジョアジーの違いを述べている個所があり、(こうした呼び方はしていないが)「この区別を見落とすな」とむすんでいる。
治安維持法があった時代で、4年後の1941年にはさらに改悪されており、このようなリベラルな本は発行がほんの少し遅れていたら、この世に出なかった可能性がある。

本書の読者対象は、中学生が中心である。この古い本が漫画化されたことで再び脚光を浴びることになったのだが、子どもたちに内容が求められたわけではなさそうな気がする。露骨に資本主義を批判せず、共産主義をアピールすることもない、やんわりと「いい世の中作り」が表現されていることから、リベラルな大人たちが求めているのではなかろうか。
ずっと必読図書の1冊にされてはいたが、そもそも必読図書とは大人が子どもに読ませたい本であって、必ずしも子どもが読みたい本ではない。漫画にしたからといって飛びつくはずもない。漫画というだけなら『ジョジョの奇妙な冒険』や『ワンピース』などの方を積極的に読みたがる。「この本を読みなさい」と言われて「はい、わかりました、お父様、お母様」などという子どもは、今ではドラマの世界にしかいない。
親が読んで子どもに伝えることができれば、親子で共有できていちばんよいかもしれない。
もっとも読んで欲しい大人は、トランプ米大統領と安倍首相か……

とはいうものの、活字離れが著しい昨今、漫画にすることが効果的なのは否定できない。
それにしても、100万部超とは、なぜこれほど売れたのか、さっぱりわからない。マスコミの影響としかいいようがない。

この本の重要な部分は、各項目ごとに出てくる「おじさんのNOTE」にある。そのほかは物語のつなぎであって、著者が伝えたいことの大半は、この「NOTE」に集約されている。漫画化されているのはつなぎの部分、しかも抜粋であって、「NOTE」はまったく漫画化されておらず、ほぼ原文のままである。修身など教育方針や時代背景にギャップがあり、編集者としてはここをどう漫画化するかで悩むところなのであろうが、漫画家はこれを完全に放棄してしまったようだ。これでは漫画の部分だけ読まれて、肝心の「NOTO」は飛ばされてしまう可能性が大きい。

過去には大ベストセラーになったのに完読されていない本が少なからずあった。エーコの『薔薇の名前』、ゴルデルの『ソフィーの世界』などが業界では有名で、購入した人の多くが途中で挫折している。これらはいずれも大冊で、読むこと自体大変なエネルギーが必要だが、最近の中学生の多くは、本書のような「真面目な」内容の本はたった300ページ程度でも途中で放り出しかねない。
ほんとうに読んでもらうためには、読書会や感想文コンテストなどをやるとよいのではないかと思うが、しかし、学校で担任の教師が課題を出したりすれば、保守的なPTAが赤教師だの偏向教育だのと怒鳴り込んできかねない。何ともやりにくい時代である。

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広辞苑 第七版

2018年01月13日 | 日記・エッセイ・コラム
 『広辞苑』第七版を購入。



 10年ぶりの改版。「やばい」「自撮り」など、現代用語約1万語が追加、六版より百数十ページ増。しかし、用紙を工夫して全体の厚さは変わらず。
 過去に例がないほどメディアをにぎわしている『広辞苑』。
 
 さてはて。
 
 手元にある最新版は四版で、電子辞書に五版が入っているけれど、六版は購入しなかった。
 古い辞書は役に立たないばかりか間違いのもとになる。常に訂正し改版を続けているのが辞書だ。
 書物には「刷」と「版」がある。増刷が「刷」、編集に手が加えられたのが「版」である。一般にはあまり知られていないが、実は増刷の度ごとに誤字脱字や間違いが修正されている。これは辞書に限らずほとんどの出版物に当てはまる。
 したがって、古い辞書を長年使っていることを自慢する輩がいるが、愚の骨頂なのである。
 
 今回の購入理由はメディアで話題になったからではない。外部の執筆者が引用している『広辞苑』と手持ちの『広辞苑』に掲載された同じ項目の説明文が異なっていた、という事態に何度かでくわしたので、次はもう買い替えなくてはと思っていたのだ。
 
 さてこの第七版、本体の総ページ数は約3200ページあり、ツカ(厚さ)は約75ミリ。手元にある1991年発行の第四版は2900ページ弱で、ツカは85ミリだから300ページも増えたのに厚さは10ミリ減っていることになる。つまり、紙が薄くなったということなのだ。
 ところが、開いてすぐに「扱いにくい!」と感じた。ページの感触はコンサイス版の辞書や聖書に使われている紙と類似している。コンサイス版や聖書程度の大きさならともかく、A5判の『広辞苑』に使用するとあまりにも頼りない。ページどうしが張り付くし、閉じたときにきちんと収まらず、思わぬ個所が折れたりよれたりしそうなのだ。何よりページが繰りにくい。
 これはある意味、辞書としては欠陥ではないのか。多少厚くなっても、もう少し腰のある用紙にして欲しかった。
 
 なぜこれほどまでしてツカにこだわったのか。ユーザー側からすれば、75ミリが85ミリになったところでさほど影響はない。前掲のように過去の『広辞苑』は厚かった。
 これは想像だが、あくまで出版社側の都合なのではないだろうか。
 考えられる一番の問題は配送費である。製本所から取次や書店に納品する際、大部数の書籍はその風袋によって費用が大きく異なる。発行部数は少なくとも数十万部あるだろうから、何台ものトラッックで分けて納入することになり、10ミリの違いは輸送コストに少なからぬ差が出るはずだ。
 もうひとつは、製本機械である。製本機にもよるが、いくら厚くても製本可能というわけではない。極端に厚い本は条件的に厳しくなる。そうなると、製本の費用がバカにならない。
 つまり、いずれにしても、コストの問題なのだ。(重ねて言う。あくまでも想像である。違っていたらごめんなさい)
 
 A5版3200ページに400ページ超の付録を付けて税抜き8500円はすこぶる安い。制作費を考慮すると、相当な部数を作らなければこの定価は出ない。ほとんどの大学。公立学校。図書館などは複数冊注文しているだろうし、出版社の編集部の多くも買うだろう。文筆、編集に携わるものにとっても必須だから、相当な販売部数が期待できる。
 しかし、最近は辞書を持たずことごとくネット検索で済ませる輩が増えた。特に間違いだらけのウィキペディアを平気で参照するとんでもないライターもいるし、なぜだか『広辞苑』に反発しているひねくれ者も少なくない。それらを差し引いても、村上春樹の新刊より売れるだろうし。なんと言っても単価が高い。
 これで少しは、岩波書店の赤字が補填できるのではなかろうか。
 『広辞苑』は岩波書店の救世主でもあるのだ。
 
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年賀状の秘密

2018年01月09日 | うんちく・小ネタ
娘からの情報。



このデザインの年賀状に隠し文字。



犬の足の肉球が富士山になっているのはすぐに分かる。逆さまにすると指先に「FUJI」のもじ。
さらに、



下のストライプをよく見ると、「あけまして」「おめでとうございます」とある。
これはルーペで見ないとわからない。

で、ちなみに、



今年は大吉!
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