“燐光群”主宰・坂手洋二さんのブログ

　坂手洋二さんは、劇団“燐光群”を主宰する、演出家で劇作家。下北沢のスズナリなどで歴史及び現在の社会を鋭い視線でえぐった芝居を公演している。
　何度か観劇に行ったことがあるが、毎回ほぼ満員であった。
　その坂手さんのブログがある。
　最新の更新では、今度の都知事選で立候補を表明した田母神のツイッターを紹介している。（それ中心なので、知らない人はこれが坂手さんの意見なのかと驚くかもしれないが、すべて田母神のツイッターからの引用である）
　
　たとえば、
　「人権救済法案が閣議決定されました。弱者が権力を握ろうとしています。弱者救済が行き過ぎると社会はどんどん駄目になります。国を作ってきたのは時の権力者と金持ちです。言葉は悪いが貧乏人は御すそ分けに預かって生きてきたのです。「貧乏人は麦を食え」。これは池田総理が国会で言った言葉です。」
　
　あきれかえってひっくり返りそうになった。
　
　こんなのもある、
　「みなさん、現実を見てください。福島原発の事故によって誰かが放射線障害を受けましたか。誰かが放射線で死にましたか。放射線に対する安全が確保されている事の証明です。反日売国奴たちに騙されてはいけません。原発を止めたら日本の発展は消えてしまいます。」
　
　普通に考えれば「こいつ、脳みそが腐ってる」としか思えない発言だが、恐ろしいのはこういう考えを支持する人間が日本国民の中にいるということだ。
　マスコミ報道や教育にも多大な責任がある、と言わなければならない。
　
　以下に坂手さんのブログをリンクしておく。
　
　リンク先→坂手さんのブログ

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沖縄感覚！？

　先月沖縄に行ったとき、格好のブログネタがあったのだけれど、多忙だったこともあり、わざわざ紹介することもないかとほっておいた。
　しかし、いかにも沖縄らしいと言えば沖縄らしいことなので紹介しておく。
　
　グループ６、７人で飲みにいこうということになり、仲間の一人がお土産付の居酒屋があるとネットで見つけ、そこに行くことにした。
　１グループ6000円以上の会計で泡盛を1本くれるというのだ。6000円以上は間違いないので、すぐに寄越せと店員にいい、その場で飲むつもりでいた。
　

　
　店員が持ってきたのがなんと、「残波」の古酒である。
　「こんなのくれるんだ。これはホテルの部屋に持ち帰ってじっくり味わおう」ということになり、そのまま手元に残した。しかし、その日は結局全員がへべれけになり、部屋飲みは翌日に繰り越された。
　ところが翌日もなんやかやで飲みそこない、結局年の功で自分が持ち帰ることになった。
　ほんとうは、「久米仙」の古酒を買って帰るつもりだったのだけれど、２本は荷物になるので「残波」があれば十分と、「久米仙」は断念した。
　
　断っておくけれど、「残波」の古酒は泡盛の中でも高級酒の部類に入る。まあそんなものを普通はお土産にくれるわけはないと疑ってみるべきだったのだろうけど、こちらはヤマトンチュである。ウチナンチュとは感覚が違う。
　
　で、帰宅してから開けてびっくり、「残波」の箱の中味は、
　

　
　これだった。
　こんなのだったら、持ち帰らずに飲むべきだった。
　
　東京の居酒屋でこんなごまかしをやったら、もうその店は信用を失って客は来ない。店の側からすれば瓶を保護する目的で、ただの空き箱のつもりで入れたのだろうけど、何の説明もなく受け取ればぬか喜びをしてしまう。
　でもって、これはどうしたかと言えば、もう飲み終わった。まあ、そこそこだったので良しとする。
　なんともはや、ウチナンチュの面目躍如たるおおざっぱさに乾杯！
　
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