ひまわり博士のウンチク

読書・映画・沖縄・脱原発・その他世の中のこと

石膏ボードにバーを取り付ける

2007年08月31日 | うんちく・小ネタ
 引っ越して来たとき、風呂場の脱衣所にタオル掛けがなかったので、東急ハンズで買ってきました。
 しかし、いざ取り付ける段になって、壁面が石膏ボードであることがわかり、「しまった!」
 とりあえず取り付けてみたものの、案の定すぐに緩み始め、ビスの根元を強化するなど工夫しましたが、遂に先日、子どもにもぎ取られてしまいました。
 後にはボッコリ穴が空き、さあどうしようと再び東急ハンズへ。
Putty 店員さんに相談したところまず、穴を埋める。そのあと位置をずらしてアンカーを打ち込み、本体を取り付けるということを教わりました。

 まず、壁の色と同じ白のパテを買い、次はアンカー。

Anchor

 最初、写真上の金属製のアンカーが、壁の向こう側で傘が開くという、頑丈そうなのにひかれて購入しましたが、これが失敗。
 家に帰って取り付けようとしたところ、まず直径8ミリの下穴を空ける必要があったのです。それにはドリルと8ミリのビットを買わなければなりません。
 残念ながら我が家には小さな穴を空けるドリルもどきはありますが、8ミリの穴を空ける本格的なドリルはありません。
 西友のDIY売り場に行って工具を見ましたが、手動のドリルはなく、電動ばかりで、たったこれだけのことに買いそろえるのもばかばかしい値段でもあります。
 百円ショップにも行ってみましたが、ドライバーに付けて小さな穴を空ける道具はあっても、8ミリの穴を空けるものはありません。

 そこで発想を転換。あの金属製アンカーではなく、確かもう一種類、プラスチックでねじ込み式のがあったはずだと思い、再び西友へ。
 そこで見つけたのが写真の下のもの。何のことはないドライバー1本で取り付けられます。

 早速パテで穴を埋め、固く乾燥してから新たに購入したプラスチックのアンカーで取り付け。なーんだ、と思うくらい簡単でした。危うく、めったに使うことのない電動ドリルなんかを買ってしまうところでした。

 修理修繕は、道具や材料を買う時に想像でなくちゃんと確認して計画的にやらなければいけませんね。今回無駄になったのは、金属製アンカーの250円程度でしたが、気をつけないと大失敗することもあるかもしれません。
 いやあ、勉強になりました。

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「たったひとつの命だから」朗読会in東京
久留米のコミュニティーFMの番組に寄せられた「たったひとつの命だから」という言葉に続けて書かれたたくさんのメッセージ。番組パーソナリティの岩坂浩子さんの朗読と堤朱美さんによるオリジナルのピアノ伴奏の絶妙なコラボレーションで、心洗われるステージをお届けします。
日時:2007年9月30日 (日) PM7:00~9:00
場所:なかのZERO小ホール(JR中央線中野駅徒歩10分)
定員:500人  
会費:当日2000円
お申し込み:お申し込み:地湧社まで電話またはFAX、e-mailにてお申し込みください。
主催:地湧社&ワンライフプロジェクト

東京都千代田区神田北乗物町16
Tel.03-3258-1251 Fax.03-3258-7564
E-mail jiyusha@jiyusha.co.jp

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重要文献!

2007年08月30日 | うんちく・小ネタ
Sankobunken
 先日、前々から入手したいと思っていた『日本外交年表竝主要文書』が古書店から届きました。これは昭和30年(1955年)に外務省の編集で発行されたもので、1840年から1945年までの、日本が外国とやり取りした正式文書がおさめられています。
 1941年にイギリス、アメリカ、オランダとの開戦を決めた時の文書など、現代の感覚で読むと身勝手きわまりない内容です。
 満州・北支・モンゴルが日本の支配地であると当然のように主張して、それが「自存自衛のため」だというのです。連合国側の「日本はアジアから手を引け」「三国同盟(ドイツ・イタリア・日本)を解消せよ」ということに真っ向から反発して、戦争への道を突き進んだことが手に取るようにわかります。
 読んでいてゾクゾクしました。
 外務省が編集したものですから、文句の付けようがありませんね。

 『太平洋戦争への道』(資料編)は『日本外交年表竝主要文書』には掲載されていない外交文書と、国会での速記録などが掲載されています。外務省の文書ではない、内閣の連絡会や懇談会の記録があって、これも非常に興味深いものです。

 もう一つ、『周恩来・中国の内外政策』は荻窪のささま書店の店頭に出ていたものを、上下巻630円で入手しました。通常、こんな値段で入手できる代物ではありません。
 こちらは中華人民共和国が成立してから後、外交を担当していた周恩来の声明や覚え書きをまとめたものです。田中角栄総理の訪中に伴う共同声明も当然含まれています。
 これは、戦後のアジアの動向を知るための、特に中国サイドから見た貴重な文献です。

 近代史に関する本を書いていく場合、参考文献として、学者個人の研究書や特定の団体が編集した資料ももちろん重要ですが、これらのように、それぞれの政府から公表された資料は、事実の精度を高めるためにぜひとも必要です。

 これらの資料、当初は図書館を頼りにしていたのですが、必要な時に他人が閲覧していたり、しかも、禁帯出の重要文献ですから借り出すことができません。したがって、調査資料名がはっきりとわかっていればいいのですが、その前後や関連資料なども探したい時には、手元にないと不便で仕方がありません。

 それにしても『日本外交年表竝主要文書』は、僕が取り寄せた資料の中で最も高価で、ちょっと決心がいりました。

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今日は月食……だった

2007年08月29日 | うんちく・小ネタ
Boenkyo
 めったにない皆既月食が見られるというので、昨日から望遠鏡を出して準備万端整えていたのですが、なんとまあ、雷雨。
 下の子の友だちも来ていて楽しみにしていたのですが残念でした。

 昨日、上の子にこんな質問を受けました。
 「月が欠けるのと月食とどう違うの?」
 「え? 学校で習わなかった?」
 「教わったかも知れないけど、忘れた」
 考えてみれば、日食だの月食だのの、存在は知っていても、天文好きでもなければその仕組みまでは知らない人がけっこう多いようです。周りの何人かに確かめると、何となくはわかっていても、恒星、惑星、衛星の関係もちゃんと説明できなかったりします。
 これは意外なことでした。小学校で教わることなので、だれでも知っているものと思っていました。
 生活と直接関係ないことだと、いつの間にか忘れてしまうんですね。

 月食は、太陽→地球→月の中心が一直線になって、地球の影が満月の月をすっぽりと覆ってしまうことですね。
 月の満ち欠けは、約1か月かけて地球の周りを1周する月が、その位置によって太陽の光の当たる角度が変わるためです。
 
 通常の満ち欠けでは、太陽の光が当たらない部分は真っ暗ですが、不思議なことに月食の満月は真っ暗にならずに赤茶けて見えます。これは、地球の空気がレンズの役割をして、吸収されにくい赤い光が屈折して月にあたっているため。夕日が赤く見えるのと同じ理屈です。

 さあ、よい子のみんな、わかったかな。

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安倍反省し「ない」閣

2007年08月28日 | 国際・政治
Abenaikaku(『朝日新聞』2007・8・28)

 昨日、安倍改造内閣の全容が発表されましたね。
 一目見て、「なんじゃこりゃ」という印象。だれがタカ派だの靖国派だのという以前に、どうして参議院選挙に自民党が大敗したのか、ぜんぜんわかってない、としか言い様のないめちゃくちゃな人事です。
 派閥のトップやナンバーツーを総動員して、これならおかしな発言も事務所費問題も起きないだろうと思っているのかも知れませんが、指導力のない安倍晋三にこのメンバーがコントロールできるとは思えませんね。
 野球でいえばずらりとホームランバッターを並べた感じで、チームプレーや連係プレーなどぜんぜんおかまいなしで「オレがここで一発決めてやる」というようなメンバー。
 せっかく1・2番でつくったノーアウト1・3塁のチャンスを3・4・5番がブンブン振り回して3者連続三振、てなことになりかねない。
 そんなチームがあったなあ。
 ふつう、プロ野球チームなら、成績が悪ければ監督はすぐ交代させられます。「オレはわるくない、選手が悪い、だから選手を代える」なんてチームはどこにもありません。

 安倍晋三は「反省すべきところは反省して……」なんて言っちゃってますが、どこをどう反省しているのかさっぱりわからないですね。恐らく、何にも反省していない。
 自分の悪いところを認めたくないわけだから反省などできようはずがない。へたに反省したらせっかくつかんだ総理の座が失われる。

 こんど誰かが問題を起こしたらもう、自爆して空中分解です。しかし、こんな自爆なら大歓迎、早く自爆してもらいましょう。
 さて、その自爆の引き金になりそうなメンバーを予想すると、トップが伊吹文明文科相、この人はもともと限りなく黒に近い灰色議員です。事務所費問題で追及されていながら結局ウヤムヤ。
 次が貧乏くじを引いちゃった遠藤武彦農水相、「なんとか還元水」→「自殺」→「ばんそうこう」のあとを引き継ぐわけで、2度あることは3度ある。呪われた大臣の椅子はこわいぞう~~。「きっと来る~~」。
 3人目が舛添要一厚労相。この人に失言をするな、という方が無理。さてどんな失言が飛び出すか楽しみにしていよう。しかしまあ、久間なんとかほどバカではないから、もう少しレベルの高い失言になるでしょうけれど。

 いずれにしても、短命の内閣。早ければこの秋、遅くとも年明けには解散総選挙になるのは間違いありません。そんなときに、自民党としてはいくらなんでも安倍晋三を頭にしていては勝ち目がありませんからね。

 まず。自民党にぶっ壊れてもらって、次を引き継いだ民主党にもぶっ壊れてもらって、さあ、それからだ。
 おもしろくなりそうだぞ。

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天沼八幡神社「祭禮」

2007年08月27日 | まち歩き
 今中学3年の上の子がまだ3歳ぐらいで、下の子が生まれる前の話です。3人で車で買い物に出かけた帰り、ちょうど天沼八幡神社のお祭りの日でした。
 「あのねえ、この子あれ読めるんだよ」
 「なにが?」
 「あのポスター、〈サイホウ〉って書いてあるやつ」
 「どこに?」
 「あれ、あれよ、あれ見て『お祭り、お祭り』って言うの」
 商店街の店の店頭に、大きな字で「祭禮」
 「あれはね、〈サイレイ〉って読むの。お礼の礼の旧字体だよ」
 「あ、そうなんだ。ヘヘヘ」

 うちのかみさんも「ヘキサゴン」に出られますね、あと30歳も若かったら。
 「神輿」「山車」なんてどう読むだろうか、聞いてみよっと。

 というわけで、天沼八幡神社の夜祭りを覗いてきました。

Matsuri01

 住宅街の小さな神社なのでささやかです。

Matsuri02

 まあそこそこ近所の人は集まってきています。

Matsuri03

 おなじみのスーパーボールや、

Matsuri04

 輪投げなどもありましたが、どれもあまり人が寄ってきません。
 香具師さんたちも暇そうです。

Matsuri05

 唯一、この射的だけには子供達が集まっていました。
 しかし、たまたまでしょう。
 「大人500円小人300円」はいくら何でも高過ぎ。
 それでいて景品は100円ショップで売っていそうなものです。
 誰かがどこかでものすごく儲けてますね、間違いなく。

Matsuri06

 神楽が始まるようで、何人かが開演を待っていました。今日の出し物は「天孫降臨」だそうで、ちょっと見てみたい気もしましたが、カメラ以外何も持たずに黙って出てきたので、帰ることにしました。

Tsuki16

 満月2日前の月ですが、うっすらと雲をまとってなかなか風情がありました。
 「香具師」や「神楽」や「天孫降臨」って読めるかな、うちのかみさん。

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西麻布「つくし」

2007年08月26日 | まち歩き
 よくテレビに出ている有名な教育学のK教授と、古神道のM師、それにテレビプロデューサーのM氏の4人で、親ぼくを兼ねた出版の打ち合わせで、西麻布の「つくし」という料亭に行きました。
 この店はプロデューサーのM氏が番組の打ち合わせで使っている店らしく、M師との会食で過去に何度か来たことがあります。

1tsukidashi

 まずはお通しが出ます。サザエとイクラです。イクラはもちろんホンモノ、はやりの人工イクラなんかじゃありません。

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 続いて、ハモと松茸のお吸い物。この時期にもう松茸だなんて、あるところにはあるんですね。ハモは小骨が多いので、骨切りといって細かく包丁を入れる高等技術をもって料理します。実になめらかにできていておみごとです。

3otsukuri

 お造りは、中とろとタイ、それにコハダです。ショウガとワサビが添えられていました。これはうまかった。

4yakimono

 焼き物の金目。身が柔らかく、味の濃厚さは、焼き方で引き出しているのでしょう。タラコとスダチが添えられていました。

5nibitashi

 これでもかというくらい次から次へと出てきます。これは煮浸し。出汁につけ、冷たく冷やしてありました。薄味で、かすかな塩味と昆布出汁がとてもよく、和食ならではの素材の味を生かした逸品です。

6unimeshi

 あいだに口直しのもずくの酢の物が入り、メインのウニ飯です。これはここに来たときにはお約束とも言える一品で、これが食べたくて来るようなもの。土なべで炊くのですが、板さんがチラリと見せただけで持っていってしまったので、土なべは写真がとれませんでした。ご飯の上にびっしりとウニが乗っていて壮観です。それをしゃもじで混ぜ合わせたあと、茶わんに盛りつけて出してくれます。このうまさは絶品の上の絶品です。


 最後にオレンジシャーベットがデザートに出てコース終了。ごちそうさまでした。
 自分で支払いをしたことがないのでわかりませんが、きっと高いんでしょうね。庶民が気楽に出入りできる店ではないでしょう。

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Mikoshi

この日、天沼八幡のお祭りで、神輿が教会通りを練り歩いていました。毎年のことですが、か継ぎ手が少なくて、神社は人集めに四苦八苦。この日もささやかな「ワッショイ」でした。

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日TV『私は貝になりたい』

2007年08月25日 | テレビ番組
 24日午後9時から日TVで放送された『私は貝になりたい』を見ました。
 テレビドラマとしては過去に2度、(1958年、1994年、ともにTBS)放送されました。

 1958年はTBSがラジオ東京テレビと言っていた時代で、まだ白黒。主演はフランキー堺でした。
 このときの印象は強烈で、米軍主導による裁判で日本の命令系統が理解されないことに、憤りというよりは悲しみを感じたものです。
 リメイク版はよくできていたし、主演の所ジョージも好演であったと記憶していますが、最初ほどの衝撃はありませんでした。
 しかし、その分、BC級戦犯がA級戦犯とはかなり異なることに気付いたのです。そこで、多少調べてみると、女性への犯罪や捕虜虐待がその多くだと表現されていて、ずっとぼくもそう思っていました。
 しかしその後、近代史を仕事として調べる機会が増えるにつれ、略奪や毒ガス・細菌兵器にかかわる戦犯も数多く存在することがわかってきました。そして、裁かれた戦争犯罪と裁かれなかったそれがあることも。

 今回の放送は、過去のドラマとは異なり、実在する原作者であり元BC級戦犯の加藤哲太郎氏の戦中戦後をドキュメンタリーとして描いたものです。(一部登場人物の名前が実際とは異なっていました)
 内容はいささか米軍の理不尽さばかりが目立ち、作者がBC級戦犯として巣鴨プリズンに死刑囚として収監されるにいたる第一原因、旧日本軍の在り方があまり表現されていません。
 また、加藤氏が所属していた新潟の捕虜収容所が、どれだけ非人道的なものであったかという、当時の日本の軍部を象徴する部分がまったく描かれていません。

 「天皇は、私を助けてくれなかった。私は天皇陛下の命令として、どんな嫌な命令でも忠実に守ってきた。……もうだまされません。あなたとの貸し借りはチョンチョンです。あなたに借りはありません。もし私が、こんど日本人に生まれかわったとしても、決して、あなたの思うとおりにはなりません。……」(加藤哲太郎著『私は貝になりたい』春秋社刊)

 原作には、ここに加藤哲太郎の叫びが集約されています。しかし、この部分は今回のドラマでは表現されていません。まあ、日TVですからしかたないかもしれません。
 点数をつければ、50点というところでしょうか。

 BC級戦犯は複雑です。望まぬ戦争に参加させられ、殺したくない人間を殺して死刑判決を受けた人も少なくありません。だからといって、責任の軽重はともかく、それがすべて「戦争だから」という言葉で許されるものではありません。
 しかし、裁かれるべき人間が裁かれず、裁かれる必要のない人間が裁かれたのが、戦犯裁判でした。それは戦勝国アメリカの、さまざまな思惑が絡んでいることが、最近ではかなりわかってきています。
 例えば中国大陸で何千もの生きた人間を生体実験した731部隊の石井四郎はA級戦犯でありながら裁かれず、南京事件の松井石根は死刑になったように。したがって、それぞれの配下のBC級戦犯も結果に差がありました。
 人体実験のレポートとひきかえに731部隊は不問に付されました。
 毒ガスを兵器として採用したかったアメリカは、日本の毒ガス犯罪に対してとがめようとしませんでした。(吉見義明『毒ガス戦と日本軍』岩波書店)

 A級戦犯を裁いた東京裁判(極東国際軍事裁判)は被告が28人でそのうち死刑が7人。それに対してBC級裁判は7カ国によって約5700人が裁かれ、死刑は934人に上っています。歴史では東京裁判ばかりがクローズアップされがちですが、BC級裁判について知っておくことは、アジア太平洋戦争から戦後の占領政策を知る上でかなり重要だと思います。

 ここに2冊の本を紹介しておきます。
KainiBcsenpan

 1冊はこのドラマの原作にもなった、加藤哲太郎著『私は貝になりたい』春秋社刊。
 もう1冊は、林博史著『BC級戦犯裁判』岩波新書です。

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荻窪散策(9)杉並区立中央図書館

2007年08月24日 | まち歩き
Chuotoshokan1
Chuotoshokan3 杉並区内には12の区立図書館があります。中でも設備や蔵書数で突出しているのが中央図書館で、都内でもトップクラス。正確な蔵書数は公表されていないのでわかりませんが、55~60万冊ぐらいでは。
 場所は荻窪駅からやや阿佐ヶ谷よりの閑静な住宅街にあって、かつては公民館と併設されていた小さな図書館でした。
 いま、そこは体育館になっていて、現在の中央図書館は昭和57年に区政50周年記念施設として道を一本隔てた場所に開設されました。

 ぼくは中学生の頃に、以前の「杉並図書館」時代、よく出かけていって時間つぶしをしたものです。

 調べものなどで今の図書館はちょくちょく使っていますが、以前はコンピュータで検索した本を紙に転記してカウンターに出していたために、何冊も検索するとけっこう時間がかかっていつもコンピュータが混んでいました。しかし、最近システムを変更して検索結果が瞬時にプリントアウトできるのでとても簡単です。

 館内は撮影禁止なので写真はありませんが、読書コーナーの他に各所に椅子があって館内の本を自由に手にとって読むことができます。
 居眠りしている人も少なくありませんが、別にとがめる人もいません。
 冷房が効いていて涼しいので、子どもコーナーは親子連れがいっぱい。

 地階が視聴覚室。ここでは所蔵されているビデオやDVD、CD、カセット、レコードなどを鑑賞することができます。

 1階が閲覧室です。ここだけでも大変な蔵書数ですが、これは氷山の一角。多くは書庫に保管されていて、必要な本はコンピュータで検索して、プリントアウトした紙をカウンターに提出すると、10分ほどで探してきてくれます。
 ぼくが調べたい本は、ほとんどが書庫です。

 2階は資料室で、禁帯出の重要文献などはこちら。部屋には最低限の筆記具しか持ち込めません。コピーは取らせてもらえますが、目的を明確にしておかないと利用しにくい部分があります。

Chuotoshokan2
 最近、隣接して「読書の森公園」なるものがオープンしました。そんな大袈裟なものではありませんが、気候がよくなれば、外のベンチで読書するのもいいものです。
 もちろん、貸し出しの手続きを済ませなければ公園にはいけません。

 ぼくは、他の図書館は国会図書館と都立日比谷図書館以外利用したことがありませんから、他の区立図書館と比較できませんが、家から近いことと、だいたい必要なものが揃っていることで、「杉並区立中央図書館」、便利に利用しています。

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1周年!

2007年08月23日 | おしらせ
Rogo
 今日8月23日は「ひまわり博士のウンチク」ブログ開設1周年です! ちょうど1年前の今日、手探りではじめたブログですが、何とか今日まで続けることができました。

 ときにネタがなく、というか書き込む気力がなく、突然日にちをとばしたり、引っ越しの騒ぎで1週間ほどお休みをいただいたことがありますが、それ以外はおおむね、毎日更新いたしております。
 これもひとえに、気まぐれか冗談で毎日訊ねてくださる何百人ものお客さま方のご支援の賜物と感謝申し上げます。(読み逃げばかりでなく、もう少しコメントをいただけるとうれしいのですが…)

 極めてお堅い話から、ずっこけるような冗談話まで各種取り集めまして、これがまあ、一人の人格が作っているとは自分でも想像し難い部分ではありますが、全部「ひまわり博士」なのです。

 ショコタンやチナツのブログのように、毎日何万というアクセス数には遠くおよびませんが、この一貫性のない多重人格的ブログが、検索エンジンで常に上位を占めさせていただいていることは、奇人変人の皆様(失礼)のお力以外のなにものでもありません。

 これからも、こんな調子で続けてまいりますので、ご支援のほどよろしく申し上げます。m(-|-)m

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お郷ことば9条カレンダー

2007年08月22日 | おしらせ
Calle1
 これが、『全国お郷ことば・憲法9条』のカレンダーです。
 犬猫カレンダーと合体したような絵柄ですが、いちおう背景や季節に関連をもたせています。

Calle2
 こんなのや、
Calle3
 こんなのが、12か月分。

 一見普通の犬猫カレンダーですが、カメラは超一流動物カメラマンの岩合 光昭(いわごう みつあき)氏。1点1点にさすがと思わせるテイストがあります。
 そこにさり気なく方言憲法。
 「知ってっかぁおめー。こご日本のてーらはよぉ、どっかの国でせんそうおっぱじまっても、そごさ行って、ぶぎ使っていざこざまどめるごどなんちゃ、でぎねーんだがなー」
 なんてパグがしゃべってます。

 スペースの関係で、全文は掲載されませんが、なかなかおもしろいです。犬だって電話のコマーシャルをやる時代ですから、憲法ぐらい喋るでしょう。
Calle4 出典はもちろん合同出版発行の『全国お郷ことば・憲法9条』です。もうすぐ1部1000円で発売されます。見つけたら買ってください。
 書店で買うことができますが、できるだけ早く手に入れたい人や、売ってる店が見つからない場合は、ひまわり博士に直接メールして申し込んでください。(送料が別途かかります)
 全文を読みたい人は『全国お郷ことば・憲法9条』(CD付)をどうぞ。こちらは1470円(送料サービス)です。

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「たったひとつの命だから」朗読会in東京
久留米のコミュニティーFMの番組に寄せられた「たったひとつの命だから」という言葉に続けて書かれたたくさんのメッセージ。番組パーソナリティの岩坂浩子さんの朗読と堤朱美さんによるオリジナルのピアノ伴奏の絶妙なコラボレーションで、心洗われるステージをお届けします。
日時:2007年9月30日 (日) PM7:00~9:00
場所:なかのZERO小ホール(JR中央線中野駅徒歩10分)
定員:500人  
会費:当日2000円
お申し込み:お申し込み:地湧社まで電話またはFAX、e-mailにてお申し込みください。
主催:地湧社&ワンライフプロジェクト

東京都千代田区神田北乗物町16
Tel.03-3258-1251 Fax.03-3258-7564
E-mail jiyusha@jiyusha.co.jp

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夏休みの宿題「江戸東京博物館」

2007年08月21日 | まち歩き
Et01 先週末が仕事で潰れてしまったので、今日、アシのYに事務所の留守番をしてもらって家族で江戸東京博物館に行ってきました。子どもの夏休みの宿題のお手伝いです。

 江戸東京博物館は総武線両国駅のすぐ横、国技館の裏にあります。

 駅を出ると相撲甚句が聞こえ、「力相撲」の彫刻がお出迎え。

Et02

 広々としたエントランスの向こうの立派な建物が「江戸東京博物館」です。まあ、何度も来ているのですが、なかなか全部ゆっくりとは見られません。けっこう展示物が多いんです。
 都内の小中学生は無料、JAF会員の家族は2割引なので、家族4人分の入場料が全部で960円!

Et03

 精密な模型が多くて、よくぞまあ、こんなものを作っちまったもんだとびっくり。
 これは、江戸時代の大店、呉服問屋の越後屋です。「お主も悪じゃのう」じゃありません、立派な商人です。
 井上ひさしの「手鎖心中」だったかな、当時火事の多かった江戸の町で商いをしていた越後屋は、焼けてもすぐにまた商売ができるように、まったく同じ店鋪が作れる分の材木をすぐ横に用意していたことが書かれていましたが、史実なのか創作なのかは確認していません。

Et04

 江戸時代の庶民の出産風景です。家族みんなが見守っていたんですね。最近ようやく出産に夫や家族が立ち会うことが増えてきましたが、少し前までは男子禁制でした。
 庶民は昔の方がおおらかでしたね。

Et05 お腹がすいたと言うので、館内のレストランへ。両国名物はチャンコ鍋ですが、この暑さでは食べる気になりません。メニューに深川丼があったので注文しました。840円と割安なのでちょっと心配でしたが、まあそこそこいける味でした。ただ、丼が異様に大きくて深くて食べにくかった。

Et06

 下の子のお気に入りは鹿鳴館。と言ってもガラス張りの足の下に鹿鳴館が作られています。まるで空中散歩しているような気分になります。

Et07

 ここは、電気館といって浅草にあった活動写真(映画)館。ここでチャプリンの映画をやってました。トーキーではないので、弁士が喋ってました。
 「メリーさんメリーさん、私はあなたを愛します…」

Et08

 これが円タク。大正時代から昭和初期にあった、東京市内ならどこまで走っても1円のタクシー。今なら1000円均一ってとこでしょうか。

Et09

 太平洋戦争末期の庶民の住宅。窓ガラスは空襲で割れて飛散しないように紙が張られていました。手前の一升瓶で玄米を根気よくついて白米にしました。戸棚の上のラジオで天皇の敗戦の放送を聞いたのでしょうか。

Et10

 その横にあった防火用水や火たたき棒。こんなもので空襲に立ち向かおうとしていたわけです。精神力で火を消せ、というわけです。

Et11

 これは焼夷弾の残骸。焼夷弾というのは収束爆弾の一種で、何発もの油が入った小さい爆弾を束ねた爆弾です。左の中華鍋みたいなものはフタのようなもので、空中でこれがはずれると、中の小爆弾が飛散する仕掛けになっています。木造住宅の多い日本の町を攻撃するためにアメリカが開発しました。

Et12

 戦後のガソリン不足の時代に流行ったリンタク。ヤクルトレディーの自転車のでかいやつですね。最近、東京タワーの周りを走っているのを見かけました。
 二人乗りです。当時の自転車に変速ギアなんてなかったでしょうから、上り坂は相当きつかったのでは。

 「江戸東京博物館」、確実に1日つぶせます。夏休みの終わりでレパートリーに窮したら、家族で出かけてみませんか、けっこう楽しいですよ。

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「たったひとつの命だから」朗読会in東京
久留米のコミュニティーFMの番組に寄せられた「たったひとつの命だから」という言葉に続けて書かれたたくさんのメッセージ。番組パーソナリティの岩坂浩子さんの朗読と堤朱美さんによるオリジナルのピアノ伴奏の絶妙なコラボレーションで、心洗われるステージをお届けします。
日時:2007年9月30日 (日) PM7:00~9:00
場所:なかのZERO小ホール(JR中央線中野駅徒歩10分)
定員:500人  
会費:当日2000円
お申し込み:お申し込み:地湧社まで電話またはFAX、e-mailにてお申し込みください。
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独眼龍「政宗」参上!

2007年08月20日 | 日記・エッセイ・コラム
Sake
 今日、AKIRA先生からいろいろな日本酒がドサッと送られてきました。全部、宮城県の地酒です。
 「今度酒送るからね。でも俺、酒飲まないんでどれがうまいかわかんないから、とりあえず適当に送るね」
 とは言っていましたが、いっぺんに五本五種類。

 宮城と言えば伊達政宗。伊達政宗と言えば「独眼竜」。と言うわけで、「独眼竜」銘柄が二本。
 一本には「竹に雀」の紋章がついて、「伊達家より家紋使用許可済み」とあります。
 ぼくは伊達政宗と言えば「九曜紋」だとばかり思っていたのですが、「竹に雀」が正式なようです。
 しかも、伊達家は実に多くの家紋を使い分けていたらしい。
 「九曜紋」はそのひとつで、先祖の藤原氏が使用していた紋だとか。

 もう一本の「独眼竜」はラベルのデザインで高級感を演出しています。品名も本字を使って「獨眼龍」。どちらがうまいかは飲んでみてからのお楽しみ。

 写真左の二本は純米酒で「醸造用アルコール」を使用していません。
 醸造用アルコールを使うということは、米以外のものが原料に含まれるわけで、厳密な意味では醸造酒とは言えなくなりますが、市販の日本酒のほとんどは、アルコール度数を調整するために入っています。
 うまいかまずいかは別にして、やっぱり純米酒の方が好感が持てますね。

 さて、どれが一等賞か飲んでみないとわかりませんが、べつに聞き酒をするつもりはないので、ゆっくり楽しみながら品定めをしたいと思います。

 Shokoshu 今日は、久しぶりに神保町のG社に行きました。
 汗みどろになってドアを開くと、社長が「あ、ちょうどよかった」
 何のことかと思えば、「これ、おみやげ」と言って紹興酒をくれました。
 お盆休みを利用して、上海と南京に行ってきたそうです。
 ここの社長も酒は飲みません。なぜか酒を飲まない人二人から、今日は酒をいただきました。

 G社に来た本来の目的は、来年のカレンダーに『全国お郷ことば・憲法9条』を使いたいというカレンダー屋さんがあって、その打ち合わせ。
 方言憲法にそれぞれの地方と季節に合わせた犬や猫の写真がからめてあります…と言っても、何のことやらわからないと思いますが、来月には発売されるとのことなので、見本が来たらご紹介します。

 帰りがけ、美人編集長のSさんから、「足どうしたの? けが?」と声をかけられました。
 先日の救急車騒ぎのなごりで、まだいくぶん足を引きずっていたからです。
 「痛風ですよ」
 すると、Sさんはぼくの足に、フーフーと息を吹き掛けます。
 「なにやってんですか?」
 「風が吹いても痛いんでしょ」

 ひょうきんな人です。

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外は熱帯、人はまばら

2007年08月19日 | まち歩き
 今日は日曜日ですが、原稿を受け取りに御茶ノ水まで。
 いつもなら電車で行くのですが、せっかく足が回復に向かっているのに、ここで負担をかけては本も子もないというわけで、車で出かけました。

 日曜日だしそんなには混まないだろう、と青梅街道に出ると、想像以上のガラガラ。
 普段なら1時間以上かかることもある距離が、30分かからずに御茶ノ水に到着。

Sa330005

 お盆明けで、人はもう帰ってきているはずなのに、御茶ノ水駅前はまるで田舎の駅みたいに深閑としていました。いくら学校が夏休み中とはいえ、あまりにも人がまばらすぎ。
 夏休み名物の地方ナンバーの車も見かけません。みんなどこに行ったのでしょう。

 ちょっぴり過ごしやすかったのは、昨日の一日だけ。今日からまた真夏日だそうで、だれもが外出を控えたためでしょう。

Sa330008

 いつも大混雑の市谷見附交差点もスイスイ。

Sa330009

 帰り道、青梅街道沿いの石屋で妙なものを見つけました。
 一号ポストの形をした「石灯籠」。だれがどんな庭に置くんでしょうかね。

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「戦争体験者100人の声の会」8.18

2007年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム
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 「戦争体験者杉並100人の声の会」に行ってきました。すでに紹介したように、この会は杉並区内に住む戦争体験者に直接話を聞く会です。年3回のペースで、さまざまな戦争体験者から話を聞いてきました。
 今回は、長崎で被爆して現在は東京都大田区にお住まいの米田チヨノさんと、沖縄から瑞慶覧長方(ずけらん ちょうほう)さんをお呼びしてお話を伺いました。
 お二人とも杉並在住ではありません。実は今回、杉並区内にとどめず、講演者も参加者も全国レベルに広げることを決定し、より大きな会にしていこうという意図がありました。
 おかげさまで、用意した資料が足りなくなるほどの盛況です。

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 米田チヨノさんからは、長崎での被曝体験に加え、戦後は被爆者差別にあったことも話してくれました。
 ご近所に、親戚からもらった蓮根をお裾分けしようとしたところ、そこの子どもが返しに来ました。
 理由を聞くと、「被爆した人にもらったものを食べると、原爆がうつるって言われた」と言います。
 中国の遺棄毒ガス兵器事故による被害者もそうですが、人間というものはなぜ、自分とどこか違う人を差別したがるのでしょうか。
 少し前の話になりますが、ハンセン病の元患者のグループが、ホテルの宿泊を断られた事件がありました。

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 瑞慶覧長方さんは、日本軍による自決命令や虐殺をくぐりぬけて生きてきました。
 「天皇の子、“赤子(せきし)”が鬼畜米英の捕虜になるなど最大の恥だと教えられ、実際そう信じていました」
 壕に隠れた瑞慶覧さんたち17名に日本軍から2個の手榴弾が配られ、米兵が入って来たら米兵を道連れに自決することにしていたといいます。
 幸い潜んでいた壕は盲点になっていたようで、米兵が来ることはなく、自決もしませんでした。

 また、いわゆる“鉄の暴風”、激しい空襲と艦砲射撃のために防空壕から出ることができないでいるとき、日本軍の将校が来て、「この壕は軍隊が使用する、今すぐ出ていけ!」とお母さんに命令したそうです。
 子どもを抱えて出ていくことはできませんから、お母さんが土下座をして頼み込みましたが、将校は聞き入れません。逆に抜刀して「軍の命令に反するやつはたたっ斬る!」とどなりました。
 結局追い出され、戦争が終るまで岩かげに身を寄せて過ごしました。

 沖縄の戦争体験者が口を揃えて言うことです。
 「軍隊は自分の国の国民を守ってはくれない」

 沖縄には「皇民化教育」というのがあって、天皇と国に尽くすことをことさら教育していました。
 「皇民化教育」は韓国併合による朝鮮半島の人々や、植民地にしていた台湾の人々に対して行われていた教育で、沖縄が本土と同等の扱いがされていなかった証拠でもあります。
 そのなかで、アジア太平洋戦争は鬼畜米英からアジアの人々を守る正義の戦争だと教えられていたのです。
 そして、天皇のために命を捨てることを恐れない、軍国少年を学校で育てていました。
100ninnokai4
 「私も家族も軍国一家でした。でも騙されていたんです。戦争に行く若者にこんな歌を唄って送りだしたんですよ」
 瑞慶覧さんは、歌が書かれた大きな紙を見せてくれました。

琉歌
「忘(わ)して 忘(わ)ららん 
  戰世(いくさよ)の辛(ちら)さ
   繰(く)い返(けぇ)ちなゆみ、
    子孫(くゎんまが)のために」
                  瑞慶覧長方

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足道法のAKIRAさん来訪

2007年08月17日 | 健康・病気
 主にアシのYが担当していますが、足マッサージの本をつくっています。
Sokudoubon
 テーマを変えてシリーズで5冊出す予定の今回2冊目が完成。
 最初が「美肌」で2冊目が「アンチエイジング」。なんのことはない、若返りです。年令に責任を取りたくない人のための本ですね。
 実はこの本、足のマッサージともちょっと違います。どちらかというと、足つぼに近いです。
 ただ、つぼが足先だけではなく、太ももから下の、脚全体にわたっていますから、ほとんど自分でできるのが特徴です。
 退屈な会議の途中や、うるさい上司にガミガミ言われているときも、上手にやれば気付かれません。
 つまり、「いつでもどこでも、かんたんヒーリング」というわけ。
Ashitsubo
 本の中に、アシのY本人が様々な形で度々登場しています。
 本を買って見つけてみてください。

 上の写真のまん中にある地味な本が親本。本名の長澤陽著で創元社から出ています。
 AKIRAさんが中国で学んで、初めて日本に紹介した技法ですが、この創元社版は台湾から翻訳書の出版オファがあったとか。逆輸出ですね。

 今日は、著者のAKIRAさんが仙台から東京に出て来たついでに事務所によってくれました。そして、よってくれたついでに、3冊目の著者校正をお願いしました。ジャンジャン原稿に手を加えているのに、ほとんどOKでとっても助かります。
 ところで、3冊目は「for the couple」、ちょっとドキドキする内容です。お楽しみに。

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