ガザ在住のアブデルワーヘド教授からの緊急メール続報です。(翻訳は岡真理さん)
引き続き大使館への抗議・要請もお願いします。
◆イスラエル大使館 [広報室/文化部]
(FAX)03-3264-0792
(駐日イスラエル特命全権大使 ニシム・ベンシトリット)
◆アメリカ大使館
(FAX)03-3505-1862
(J・トーマス・シーファー駐日米国大使)
■転送・転載歓迎■
京都の岡です。
イスラエルによる今回のガザ攻撃は、第2次インティファーダにおけるイスラエルの軍事侵攻がもっとも激化していた時期のそれとだぶります。
もちろん、規模も犠牲者の数も、今次の攻撃ははるかに上回っていますが。
ジェニン難民キャンプを土砂の海にせしめた2002年の「防衛の盾」作戦。
武装抵抗勢力の拠点だけでなく、たとえば社会保険省の事務所や学校が攻撃され、パソコンのデータが破壊されました。市民社会建設のために営々と築かれてきた社会のソフトウェアがターゲットにされました。
今回、攻撃目標とされた地点のリストを見ると、あのときと同じ意図を感ぜずにはおれません。
「防衛の盾」作戦では、その直前にイスラエル市街で起きたパレスチナ抵抗勢力メンバーによる自殺攻撃に対する報復作戦とされながら、作戦自体はそのはるか前から準備され、イスラエルは作戦を開始する絶好のタイミングを狙っていました。
同じように、ハマースのロケット砲攻撃に対する報復とされる今回の攻撃も、6ヶ月以上前から準備されていたようです。
"Israel's Shock and Awe planned 6 months"
http://www.palestinechronicle.com/news.php?id=57f0a945f0ce661c0e64a1fe8900c4c4&mode=details#57f0a945f0ce661c0e64a1fe8900c4c4
2003年イラク戦争の「衝撃と畏怖」作戦に倣った今回の攻撃では、わずか2日のあいだに数十箇所に対して「同時攻撃」がなされています。長期にわたる入念かつ周到な準備なくしては不可能なことです。
ハマースは西岸・ガザでの独立国家建設について協議する準備があることを表明し続けていましたが、イスラエルは、ハマース政権誕生のときからハマースの壊滅を狙っていたという分析もあります。
"Hamas has been targeted since it was elected"
http://www.thenational.ae/article/20081229/OPINION/539221568/1080/FOREIGN
………………………………………………………………………………………
ガザ市内在住のアブデルワーヘド教授(ガザ・アル=アズハル大学英文科教授)のメールを転送します。
●ガザより(11)
今日、エジプトで、イスラエルのガザ侵攻に抗議する大規模な民衆デモ。
今日、ガザ侵攻に抗議するパレスチナ人(イスラエルの1984名のアラブ系市民)による複数のデモ。
イスラエル警官40人が負傷、140人のパレスチナ人がイスラエル警察に逮捕。
イスラエル軍から今晩、シファー病院の病棟1棟を爆撃するという脅迫電話。さらに多くの人々を正真正銘のパニックに陥れる。
アラブ連盟は、次の金曜に開催予定だった≪緊急非常≫サミットを日曜に延期。
●ガザより(12)
2008年12月30日 0:59(現地時間)
ガザ地区に対する急襲はなおも続いている。ハーン・ユーニスにさらなる襲撃。昨晩、10回以上も。うち2回はハーン・ユーヌス自治地区の建物に対して。
ガザ市では、シュジャイヤ地区(ガザ市東部)の古いモスクが攻撃され破壊された。
ガザ北部では、ロバに引かれた荷車が空襲され、避難途上の一家が死亡。
だが、発表によれば、攻撃されたのはグラッド・ロケットを積載した車だという!ことの真相はと言えば、不運な一家が家財道具を荷車に載せてロバに引かせていたに過ぎないのだ!
毎時間のようにイスラエルの爆撃でさらなる数の民間人が死んでゆく。
イスラーム大学と予防安全保障局の一群の建物に新たな攻撃。アル=アズハル大学の校舎も被害に見舞われた。
イスラエルのヘリや飛行機が今も頭上を飛びかっている。今晩もガザに対してさらなる攻撃があるにちがいない。 ガザのパレスチナ人は対空兵器など何一つ持ってはいないというのに!
これが私たちにとっての新年のスタート、これが私たちの「ハッピー・ニュー・イヤー」、これが、失敗に終わった恥知らずのブッシュ政権と民主主義が私たちに送るラスト・メッセージなのだ!
昨日、カイロでは大規模なデモがあった。デモ参加者が叫んだのはムバーラク大統領を非難するスローガンだった。裏切り者ムバーラク、ムバーラクに死を、イスラエルはナイルの地から出て行け、といった敵意に満ちた言葉の数々。
●ガザより(13) 夜のガザの爆撃
2008年12月30日 6:27PM(現地時間)
2008年12月30日、ガザは5分間で20基のミサイルによる爆撃。同夜、ほかにも20ヶ所が攻撃される!
パルテル〔パレスチナの電話会社〕の録音メッセージが、パレスチナの外から有線および携帯電話にかかってくるパレスチナ人市民に対する脅迫電話に注意するよう警告している!
分からないが外部の誰かが私に電話をかけようとしていた。だが携帯は電気がないため使用不能で、発電機を作動させるのは、外界に発信するためだ。
さまざまな無人機が私たちの頭上から立ち去る気配はない。今まさに、付近のどこかが攻撃された。爆撃が膨大な回数に及ぶため、どこに着弾したか、もはや見分けることができない。ガザ市内だけでこの状態だ。ほかの地域も言うまでもない。
地元メディアのニュースによれば、イスラエルの地対地ミサイルがブレイジュ難民キャンプに、また砲弾が何発かハーン・ユーニス東部に撃ち込まれたという。
ガザ・ワーディ東部では(ガザ・ワーディは小さな村だ)、民家が1軒、空爆された。
爆発で2人が亡くなり、ほかは負傷!公式の死者数は390に達し、負傷者は約1800人、子どもをはじめ膨大な数の民間人が含まれている!
アル=カッサーム旅団が今、記者会見で新たな闘いの誓いを立てている。
イスラエル航空機および無人機が空で広範囲にわたり活動しているにもかかわらず、彼らは150発のロケット弾を発射したという。 ハッピー・ニュー・イヤー!
●ガザより(14) 爆撃、再び!!!!!!!!
2008年12月30日 8:59PM
今晩の猛爆撃がたった今始まった。民家や政府関連の場所が狙われている。
またもテル・エル=ハワが狙われている!ベイト・ラヒア、ジャバリーヤ村、ハーン・ユーニス、ラファにも攻撃。イスラエルはラファ国境地帯のトンネル200本を破壊と発表した。
ある男性は攻撃のひとつに巻き込まれ、まる1日行方不明となり、家族は3日間、喪に服した。今日、その男性がシファー病院の集中治療室で存命中であることが判明した。スドゥキ・ハンマードだ!
これ以上、新たな攻撃の波について伝えることができない。民家一軒が今まさに燃えている!なんということだ!
●ガザより(15)
2008年12月30日 11:56PM
ミリヤム・クック先生(デューク大学)、ご厚意とお気遣い、感謝します。
幸いなことに、ほんの10分前に、この5日間で初めて電気が復旧した。
ガザは今、午前零時。無人機の唸り声が耳障りとはいえ、ミサイルがそこらじゅう、目と鼻の先やはるか彼方にシャワーのように降り注ぐことに比べれば何でもない。
20分前、付近で軍用ヘリによる攻撃があったが、どこだか場所を特定できない。燃えた家は、近所にある政府関係の建物の近くだ。 私が住んでいるテル・エル=ハワーは政府関係の建物が数多く集まっている地域だ。それらの建物の多くが一度ならず攻撃されている!
今やガザの80%以上が停電している!
実を言えば、ガザのいたるところでパニックが起きている。多くの民家が、故意あるいはその他で、攻撃されているのだ。ガザに対する今回の軍事攻勢で42人の子どもたちが殺された。これらの子どもたちがハマースの活動家でロケット弾を発射しているというのだろうか!
ハマースのアル=カッサーム旅団には1万2千人がいると思う。その中核は、まだ何の戦闘もしておらず、依然、士気と強度を保っている。一方、主たる犠牲者は警官隊、民間の労働者、子どもや学生をはじめとする無辜の人々だ。イスラエルが攻撃しているのはホテル、スポーツセンター、空き家、パスポートの発給や税関、税務に使われていた政府関係の建物である。彼らは庁舎や、ガザではまだだが、町々や村々の役所を攻撃している。
彼らはまた10のモスクを攻撃し、うち6つは完全に破壊された。だが、いずれの場合も、モスク周辺は著しい害を被った。
ジャバリーヤ難民キャンプではある家族の5人姉妹が、モスクの壁が崩れ落ち、瓦礫の下敷きになって殺された。
世界じゅうの人々が、ムスリムの国々でさえも、楽しい時を過ごしているはずのクリスマスに何が起きているのか、書かれねばならない多くのことの、これはごく一部である。
みなさんが楽しいクリスマスと良いお年を迎えられますように。
●ガザより(16)
2008年12月31日 8:29AM(現地時間)
ガザ地区では何時間も雨が降り続いている。
この新たな状況を受けて、イスラエルの無人機、無人飛行機およびヘリコプターが空から姿を消した。だが、イスラエルの戦車および大砲から何回にもわたって砲撃がある!とはいえ、睡眠を中断されずに何時間か眠ることができた!
子どもたちは緊張と恐怖と不安からわずかながら解放された。ガザは見捨てられた街のようだ!
アブデルワーヘド
ガザ・アル=アズハル大学
芸術人文学部英語学科教授
◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆~~~~◆
◆出版と原稿作りのお手伝い◆
原稿制作から出版まで、ご相談承ります。
メールでお気軽に galapyio@sepia.ocn.ne.jp まで
引き続き大使館への抗議・要請もお願いします。
◆イスラエル大使館 [広報室/文化部]
(FAX)03-3264-0792
(駐日イスラエル特命全権大使 ニシム・ベンシトリット)
◆アメリカ大使館
(FAX)03-3505-1862
(J・トーマス・シーファー駐日米国大使)
■転送・転載歓迎■
京都の岡です。
イスラエルによる今回のガザ攻撃は、第2次インティファーダにおけるイスラエルの軍事侵攻がもっとも激化していた時期のそれとだぶります。
もちろん、規模も犠牲者の数も、今次の攻撃ははるかに上回っていますが。
ジェニン難民キャンプを土砂の海にせしめた2002年の「防衛の盾」作戦。
武装抵抗勢力の拠点だけでなく、たとえば社会保険省の事務所や学校が攻撃され、パソコンのデータが破壊されました。市民社会建設のために営々と築かれてきた社会のソフトウェアがターゲットにされました。
今回、攻撃目標とされた地点のリストを見ると、あのときと同じ意図を感ぜずにはおれません。
「防衛の盾」作戦では、その直前にイスラエル市街で起きたパレスチナ抵抗勢力メンバーによる自殺攻撃に対する報復作戦とされながら、作戦自体はそのはるか前から準備され、イスラエルは作戦を開始する絶好のタイミングを狙っていました。
同じように、ハマースのロケット砲攻撃に対する報復とされる今回の攻撃も、6ヶ月以上前から準備されていたようです。
"Israel's Shock and Awe planned 6 months"
http://www.palestinechronicle.com/news.php?id=57f0a945f0ce661c0e64a1fe8900c4c4&mode=details#57f0a945f0ce661c0e64a1fe8900c4c4
2003年イラク戦争の「衝撃と畏怖」作戦に倣った今回の攻撃では、わずか2日のあいだに数十箇所に対して「同時攻撃」がなされています。長期にわたる入念かつ周到な準備なくしては不可能なことです。
ハマースは西岸・ガザでの独立国家建設について協議する準備があることを表明し続けていましたが、イスラエルは、ハマース政権誕生のときからハマースの壊滅を狙っていたという分析もあります。
"Hamas has been targeted since it was elected"
http://www.thenational.ae/article/20081229/OPINION/539221568/1080/FOREIGN
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ガザ市内在住のアブデルワーヘド教授(ガザ・アル=アズハル大学英文科教授)のメールを転送します。
●ガザより(11)
今日、エジプトで、イスラエルのガザ侵攻に抗議する大規模な民衆デモ。
今日、ガザ侵攻に抗議するパレスチナ人(イスラエルの1984名のアラブ系市民)による複数のデモ。
イスラエル警官40人が負傷、140人のパレスチナ人がイスラエル警察に逮捕。
イスラエル軍から今晩、シファー病院の病棟1棟を爆撃するという脅迫電話。さらに多くの人々を正真正銘のパニックに陥れる。
アラブ連盟は、次の金曜に開催予定だった≪緊急非常≫サミットを日曜に延期。
●ガザより(12)
2008年12月30日 0:59(現地時間)
ガザ地区に対する急襲はなおも続いている。ハーン・ユーニスにさらなる襲撃。昨晩、10回以上も。うち2回はハーン・ユーヌス自治地区の建物に対して。
ガザ市では、シュジャイヤ地区(ガザ市東部)の古いモスクが攻撃され破壊された。
ガザ北部では、ロバに引かれた荷車が空襲され、避難途上の一家が死亡。
だが、発表によれば、攻撃されたのはグラッド・ロケットを積載した車だという!ことの真相はと言えば、不運な一家が家財道具を荷車に載せてロバに引かせていたに過ぎないのだ!
毎時間のようにイスラエルの爆撃でさらなる数の民間人が死んでゆく。
イスラーム大学と予防安全保障局の一群の建物に新たな攻撃。アル=アズハル大学の校舎も被害に見舞われた。
イスラエルのヘリや飛行機が今も頭上を飛びかっている。今晩もガザに対してさらなる攻撃があるにちがいない。 ガザのパレスチナ人は対空兵器など何一つ持ってはいないというのに!
これが私たちにとっての新年のスタート、これが私たちの「ハッピー・ニュー・イヤー」、これが、失敗に終わった恥知らずのブッシュ政権と民主主義が私たちに送るラスト・メッセージなのだ!
昨日、カイロでは大規模なデモがあった。デモ参加者が叫んだのはムバーラク大統領を非難するスローガンだった。裏切り者ムバーラク、ムバーラクに死を、イスラエルはナイルの地から出て行け、といった敵意に満ちた言葉の数々。
●ガザより(13) 夜のガザの爆撃
2008年12月30日 6:27PM(現地時間)
2008年12月30日、ガザは5分間で20基のミサイルによる爆撃。同夜、ほかにも20ヶ所が攻撃される!
パルテル〔パレスチナの電話会社〕の録音メッセージが、パレスチナの外から有線および携帯電話にかかってくるパレスチナ人市民に対する脅迫電話に注意するよう警告している!
分からないが外部の誰かが私に電話をかけようとしていた。だが携帯は電気がないため使用不能で、発電機を作動させるのは、外界に発信するためだ。
さまざまな無人機が私たちの頭上から立ち去る気配はない。今まさに、付近のどこかが攻撃された。爆撃が膨大な回数に及ぶため、どこに着弾したか、もはや見分けることができない。ガザ市内だけでこの状態だ。ほかの地域も言うまでもない。
地元メディアのニュースによれば、イスラエルの地対地ミサイルがブレイジュ難民キャンプに、また砲弾が何発かハーン・ユーニス東部に撃ち込まれたという。
ガザ・ワーディ東部では(ガザ・ワーディは小さな村だ)、民家が1軒、空爆された。
爆発で2人が亡くなり、ほかは負傷!公式の死者数は390に達し、負傷者は約1800人、子どもをはじめ膨大な数の民間人が含まれている!
アル=カッサーム旅団が今、記者会見で新たな闘いの誓いを立てている。
イスラエル航空機および無人機が空で広範囲にわたり活動しているにもかかわらず、彼らは150発のロケット弾を発射したという。 ハッピー・ニュー・イヤー!
●ガザより(14) 爆撃、再び!!!!!!!!
2008年12月30日 8:59PM
今晩の猛爆撃がたった今始まった。民家や政府関連の場所が狙われている。
またもテル・エル=ハワが狙われている!ベイト・ラヒア、ジャバリーヤ村、ハーン・ユーニス、ラファにも攻撃。イスラエルはラファ国境地帯のトンネル200本を破壊と発表した。
ある男性は攻撃のひとつに巻き込まれ、まる1日行方不明となり、家族は3日間、喪に服した。今日、その男性がシファー病院の集中治療室で存命中であることが判明した。スドゥキ・ハンマードだ!
これ以上、新たな攻撃の波について伝えることができない。民家一軒が今まさに燃えている!なんということだ!
●ガザより(15)
2008年12月30日 11:56PM
ミリヤム・クック先生(デューク大学)、ご厚意とお気遣い、感謝します。
幸いなことに、ほんの10分前に、この5日間で初めて電気が復旧した。
ガザは今、午前零時。無人機の唸り声が耳障りとはいえ、ミサイルがそこらじゅう、目と鼻の先やはるか彼方にシャワーのように降り注ぐことに比べれば何でもない。
20分前、付近で軍用ヘリによる攻撃があったが、どこだか場所を特定できない。燃えた家は、近所にある政府関係の建物の近くだ。 私が住んでいるテル・エル=ハワーは政府関係の建物が数多く集まっている地域だ。それらの建物の多くが一度ならず攻撃されている!
今やガザの80%以上が停電している!
実を言えば、ガザのいたるところでパニックが起きている。多くの民家が、故意あるいはその他で、攻撃されているのだ。ガザに対する今回の軍事攻勢で42人の子どもたちが殺された。これらの子どもたちがハマースの活動家でロケット弾を発射しているというのだろうか!
ハマースのアル=カッサーム旅団には1万2千人がいると思う。その中核は、まだ何の戦闘もしておらず、依然、士気と強度を保っている。一方、主たる犠牲者は警官隊、民間の労働者、子どもや学生をはじめとする無辜の人々だ。イスラエルが攻撃しているのはホテル、スポーツセンター、空き家、パスポートの発給や税関、税務に使われていた政府関係の建物である。彼らは庁舎や、ガザではまだだが、町々や村々の役所を攻撃している。
彼らはまた10のモスクを攻撃し、うち6つは完全に破壊された。だが、いずれの場合も、モスク周辺は著しい害を被った。
ジャバリーヤ難民キャンプではある家族の5人姉妹が、モスクの壁が崩れ落ち、瓦礫の下敷きになって殺された。
世界じゅうの人々が、ムスリムの国々でさえも、楽しい時を過ごしているはずのクリスマスに何が起きているのか、書かれねばならない多くのことの、これはごく一部である。
みなさんが楽しいクリスマスと良いお年を迎えられますように。
●ガザより(16)
2008年12月31日 8:29AM(現地時間)
ガザ地区では何時間も雨が降り続いている。
この新たな状況を受けて、イスラエルの無人機、無人飛行機およびヘリコプターが空から姿を消した。だが、イスラエルの戦車および大砲から何回にもわたって砲撃がある!とはいえ、睡眠を中断されずに何時間か眠ることができた!
子どもたちは緊張と恐怖と不安からわずかながら解放された。ガザは見捨てられた街のようだ!
アブデルワーヘド
ガザ・アル=アズハル大学
芸術人文学部英語学科教授
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