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IPO神戸物産が1000株来てしまいました(16)

2006-06-22 22:55:42 | 株式投資・資産運用
 株価の動きはだるく、売るのも買うのもその基準の株価に達しないため、じっとしている状態。

 大和のレポートは大和のサイトからダウンロードできました。これは口座がある人のみ閲覧できるものかな。
 基本的にセルサイド、売る側のアナリストレポートというのは、陰に陽にバイアスがかかるため、割り引いて見る必要があるというのはよく指摘されるところ。事実、そのとおりだと思いますが。ましてや、公開直後に主幹事証券のアナリストの出しているレポートとなれば、これは悪い内容は書けるはずもないと考えられます。

 但し、業績予想や成長率予想の部分はともかく、具体的な事実、資料についてはチェックしておく意味はあるでしょう。
 大和のレポートで興味深かったのは、通常のスーパーやコンビニとの比較の部分でした。業務スーパーの月次収益モデルの資料もなかなか面白かったです。

 しかし、まあ、あれこれ、資料などを見ていくと、ここの収益というのはメーカー、つまり食品製造業の部分が半分以上を占めていることがわかり、そうなると、実はこの会社は小売りのスーパーではなくて、食品メーカーとしての位置づけの方が意味が大きいと感じられるようになります。
 つまり、自社で製造した食品を売る場として業務スーパーをFC展開していると、だから、そのFC展開している業務スーパーそのものからのロイヤリティ収入としてのは比率としては低く留めている。このあたりは、ここのビジネスモデルの特徴でしょう。

 なので、土地とか店舗とか、そういう、なんというの、外枠のところは、自分のところで金出して、借金して作るということはしないわけだ。まあ、なんというか、ある意味、発想が逆転しているという感じがします。

 ヤフーの掲示板も時々見ていますが、なんか最近は「中国野菜は危ない」ってな内容がパラパラ書き込まれているぐらいで、ほとんど見るべきものというか注目するような見解はないですな・・・・。

 株価は市場が決めるものですが、公募割れの現状の株価は会社側も望ましいとは思っていないはず。
 会社側で可能な事は、短期的(決算期以前)には、優待新設、株式分割の発表、中長期的には確実に会社側り業績予想を達成し(無理な目標を立てて、下方修正は最悪)配当性向を明示しての増配、そして大証一部、東証への上場ということになるでしょう。また、IRイベントへの参加や各種IR広報の掲載なども地道に行っていくべきでしょう。

 現在の含み損→(5060-4380)×800=544000円
コメント
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