monologue
夜明けに向けて
 





 塩の海 狼煙(ノロシ)が上がり しばらくは、右左判らなくなる
 然し やがては左手の方向に流れて行く

 大鷲 荒れ狂い その爪に総ての者を懸けようとする
 冷静なる者 血を流しても自分の場を守る
 その数は四人である
 一〇人の残り六人は 表面だけの関わりであり その事は大鷲の
 知るところとなり 報復を受ける

「光の黙示録」より

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 3月11日に、塩の海で狼煙(ノロシ)が上がり しばらくは、右左判らなくなった。
 然し、やがては左手の方向に流れて行くという。右は普通保守派で、左は改革派ということだろう。
エネルギー問題も電力会社や政治家などの既得権益保守など多くの争点で揉めても結局は改革へと舵をきるのだ。

「大鷲」とはもちろん米国を示唆している。
TPP(Trans-Pacific Partnership、Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)、別名:環太平洋経済協定、環太平洋連携協定、環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップ、環太平洋パートナーシップ協定、太平洋間戦略経済連携協定は2006年にAPEC参加国であるニュージーランド、シンガポール、チリ、ブルネイの四ケ国が発効させたが2010年11月の時点で、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの五ケ国がTPPへの参加を表明したので日本が加われば計十ケ国。そのうち四ケ国は自分の場を守るという。残り六ヶ国は表面だけの関わりであり報復を受けるという。はたしてTPPは米国の思惑(おもわく)どおり進むのだろうか。
fumio

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