monologue
夜明けに向けて
 



LAハイスクールのわたしたちのクラスに入って来た、かわいいアルゼンチン娘オルガ(OLGA GOMEZ)は英会話力も文章力もあるので先生たちが重宝して米国公共学校の英語コラムを書けと頼んだ。それまでは、どこから来た学生もコラムを頼まれると出身国の紹介をしていたのでオルガも喜んで受けてアルゼンチンのお国自慢のコラムを書いた。それでわたしはそれまでなにも知らなかったアルゼンチンという南米の共和国の基本的な知識を得たのだった。そのコラムの評判がとてもよかったので先生たちは、次はfumioが書けとわたしに書くように迫って来たのである。
わたしはこれまでの学生たちのコラムのように出身国の紹介をするほどの英語力がまだないのでまったく違う内容の「歌を作ろう。信じようと信じまいとだれでも作れる。あなたにもできる、とにかくやってみよう。」という英語コラムを書いてみた。
すると、予期せぬ題材で衝撃的だったようで次から次へと先生たちがやってきて「fumio、どうしたらいいの。わからない」と訴えてきたのだった。
それで「でたらめでもわけがわからなくてもなんでもかんでもまず歌ってみて」と励ましたのだった。あのコラムを読んだだれかがその方法で名曲を生んだかも…。今このブログを読んだあなたが名曲を作るかも。
fumio


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