monologue
夜明けに向けて
 



昨日、全日本柔道選手権大会が東京日本武道館で開催され、原沢久喜(はらさわ ひさよし、1992年7月3日、日本中央競馬会)選手が試合巧者ぶりを発揮して初優勝した。
準々決勝では5年前の覇者・高橋和彦(新日鉄住金)に豪快な内股で一本勝ちし、準決勝では同学年で高校以来のライバルで昨年の覇者、王子谷(おうじたに)剛志(旭化成)の吊り手を殺し徹底的に昨年投げられた大外刈りを封じた。指導の差でリードされて最後必死で投げをうつ王子谷をうまくいなして僅差優勢勝ちした。決勝では母がベルギー出身で混血モデルのようにイケメンの七戸龍(九州電力)の技を組み手争いで封じ苦しくなった七戸が無理に掛けようとした大内刈りを崩して有効を奪って優勝した。しかし、原沢選手はこの大会では優勝したものの世界選手権代表には選出されず七戸選手が代表に選ばれた。結局、試合内容が考慮されたようだ。連盟は試合巧者ではなく魅力的な一本柔道を目指す真の実力者を求めているらしい。
fumio

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CASH BOX誌の1964年4月4日のトップ10
APRIL 4, 1964
1 TWIST AND SHOUT Beatles
2 CAN’T BUY ME LOVE Beatles
3 SHE LOVES YOU Beatles
4 I WANT TO HOLD YOUR HAND Beatles
5 PLEASE PLEASE ME Beatles
6 HELLO, DOLLY! Louis Armstrong & All Stars
7 DAWN (Go Away) 4 Seasons
8 MY HEART BELONGS TO ONLY YOU Bobby Vinton
9 GLAD ALL OVER Dave Clark Five
10 SUSPICION Terry Stafford
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この週はなんと1位から5位までがビートルズの曲で占められた。驚異的歴史的カウントダウンだった。
そして9位にイギリスのロックバンド、デイヴ・クラークファイヴがビートルズのあとを追って上がってきた。そして次々に英国のバンドのヒット曲が米国の音楽市場を侵略してそれは第1次ブリティッシュ・インヴェィジョンと呼ばれることになる。わたしたちロック志向の少年たちはその時代の渦に巻かれ狂奔した。
それまで見えなかったロックマグマがビートルズの大噴火によって噴煙を上げて火口から地上に噴出してきたのだ。
昨日、 その元ザ・ビートルズのポール・マッカートニー(72)が49年ぶりに東京・日本武道館のステージに立った。当時は武道の聖地でロックバンドが公演を行うことに反対があった。ところが半世紀を経た今ではロック公演の聖地になってしまっている。その武道の聖地であり世界のロックミュージシャンの目指す聖地でもある日本武道館で昭和の日の今日は全日本柔道選手権大会が行われる。毎年だれが優勝するのか楽しみ…。
fumio

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25日にヨーロッパ旅行に広瀬章人八段と出かけた渡辺明棋王がイタリアからipadでブログを更新している。セリエAのトリノ対ユベントス戦を見に行くと燃えているものが飛んできて、負傷者と逮捕者が出ていたそうだ。本場のサッカー試合は観戦者も危険と隣り合わせらしい。
fumio

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60年代に、スリーファンキーズというアイドルグループのはしりのようなボーイグループが出てきた。メンバーは「長沢純、高橋元太郎、鎌田実(高倉一志、手塚しげお)など」で『浮気なスー(悲しき恋の物語)』(ディオン&ザ・ベルモンツのカバー)、『涙のムーディー・リバー』(パット・ブーンのカバー))などの海外のヒット曲を歌って人気があった。かれらが63年に『恋人は海の彼方に』という曲を歌いだした。その頃はまだ原曲が「マイ・ボニー」とは知らず「カムバック、カムバック」と歌うフレーズが耳に残って好きだった。そして64年ビートルズの米国進出から世界制覇が始まってそのきっかけが61年にドイツで、ビート・ブラザーズ名義のビートルズがトニー・シェリダンのバックで演奏して録音した My Bonnieのレコードだったことを知った。スリーファンキーズの『恋人は海の彼方に』と同じ曲なのに途中からロックアレンジされてすごい迫力だった。「カムバック、カムバック」という部分は本当は「ブリングバック、ブリングバック」だった。わたしはもちろんこのロックの部分を稽古した。するとまたクラスのバス旅行があってコーラス部の女生徒たちがコーラスのための歌詞集を印刷して配った。バスの中ではコーラス部の部長が音頭をとってフォークソングやロシア民謡などつぎつぎに歌っていた。女生徒たちはみんな楽しそうだった。わたしは冊子のページをめくってコーラス曲の中に「My Bonnie」がスコットランド民謡として歌詞がプリントされているのを見付けた。わたしが「My Bonnie」をリクエストすると部長はうれしそうにみんなに合図してゆったり歌いだした。わたしはマイクを廻してもらって待った。みんなのコーラスがひとしきり止まるのを。頃合いを見計らってわたしは立ち上がりビートルズを従えて歌うトニー・シェリダンのようにシャウトした。部長とコーラス部員たちはなにが起きたのだろうという顔で唖然としていた。その時コーラスバスはロックバスに変身していた。びっくりさせてごめんね…。
fumio

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私的カウントダウン、アルバム「水面に書いた物語 」、「プロセス」「カリフォルニア・サンシャイン」「ひかりのくにへ」「現代の愛 」シリーズインストルメンタル曲集「夢神楽」などの今週のアクセス聴取ランキング
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4月17日(金)~4月21日(金)
ヒット数468件中  
順位前週前々週 
第1位(1)<1>祭りの夜
第2位(4)<4>はるかなるメロデイ
第3位(2)<8>夢の旅
第4位(3)<2>水面に書いた物語
第5位(-)<->歌入りマホロバ回帰
第6位(18)<21>マイ・スィート・ライフ
第7位(15)<12>オーロラの町から
第8位(22)<18>UFO ROCK
第9位(5)<7>あやかしのまち
第10位(12)<17>小舟がひとつ
第11位(6)<5>そしてなにが残った
第12位(10)<3>ごめんなさい
第13位(16)<15>ラスト・ランデヴー
第14位(19)<13>STAY WITH ME
第15位(-)<->I'm looking for love
第16位(25)<->オクラホマシティナイト
第17位(-)<->Good-bye Sue
第18位(-)<->光闇ツアー
第19位(23)<->わんだふるわーるど
第20位(17)<11>雨の日のデート
第21位(20)<6>それってⅨじゃない
第22位(8)<14>軽々しく愛を口にしないで
第23位(21)<22>Sentimental lady ‘M’
第24位(-)<->ノスタルジックジャイヴ
第25位(-)<->夜明けの鐘が鳴る

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今週、目立ったのは5位の歌入りマホロバ回帰 。これまでほとんどチャートに入ったことがない。母体はもちろんマホロバ回帰。 ご愛聴感謝。
fumio

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岐阜県高山市「高山陣屋」で行われている第73期将棋名人戦七番勝負の第2局は2日目が指し継がれた。相がかり戦のジリジリする序盤から一夜明けて、羽生名人の封じ手が縦歩取り模様の3六飛だったことから局面が動いた。後手番の行方挑戦者が仕掛けのチャンスをつかみ名人が玉を囲いの中に入れる暇のないうちに攻勢に出た。しばらく揉みあって優位を築き94手目に自信を持った手つきで馬を動かして王手すると羽生名人は小考して「負けました」と頭を下げた。これで1勝1敗となって行方八段が自信を取り戻したようでこのシリーズが面白くなった。
fumio

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昨日の「SONG TO SOUL」はジョン・デンヴァーの「カントリーロード」を採り上げていた。
この歌は米国で好きな人が多くてわたしも持ち歌にしてよく歌ったものだ。ところが番組では2番の歌詞の「Miner's lady」の部分をなぜか「Mine is lady」としていた。わたしは「炭鉱夫の娘」というつもりで歌っていたのだがどっちが正しいのだろう。
fumio

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京都新聞オンラインに「醒泉小と淳風小が統合へ 京都・下京、最後の番組小」という記事が載っていた。
わたしは淳風小学校出身なのでこの記事が目についた。この二校は明治時代にできた番組小学校で、統合によって下京区から番組小が姿を消すことになる、ということだった。児童数の減少で統廃合が全国的に進んでいるらしい。いよいよ社会の構成がいびつになってきたようだ。
fumio

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「9500万人のポピュラーリクエスト」の番組の途中、司会の小島正雄は話題曲コーナーでビートルズというバンドの「プリーズプリーズミー」という曲をかけて1963年11月4日、このビートルズが王室主催の音楽演奏会で演奏した際、メンバーが「最後のナンバーでは皆さんの助けをお願いします。安い方の席の人は手拍子を、残りの皆さん方は宝石を揺り鳴らしてください」とジョークを言った、と紹介していた。テープレコーダーに録音していたわたしはその曲がすごく気に入って何度も何度も繰り返して聴いた。それから東芝系のラジオ番組を聴いていると新譜紹介でその「プリーズプリーズミー」が流されオデオンレーベルで発売されるということだった。それで友達が買ったレコードの歌詞を書きとって歌を覚えた。途中の言葉を畳み掛けるところがむづかしかった。それがわたしのロックヴォーカル稽古の始めだった。高校のクラスのバス旅行などでクラスメイトが唱歌や歌謡曲を歌ってマイクが廻ってくるとわたしは「プリーズプリーズミー」を歌った。担任の先生がよく英語をそんな早口で歌えるとびっくりして目を丸くしていた。変な生徒と思っただろう。まさか将来米国でロックを歌って暮らすとは思わず…。
そして、1964年1月25日付けキャッシュボックストップ10を読み上げる時、小島正雄は10位から2位まで読み上げ最後に興奮気味に「今週の全米1位はザ・ビートルズのI WANT TO HOLD YOUR HAND 、この曲は先々週初登場80位、先週43位でした。」と言った。初登場からたった3週目でトップになったのだ。いつもは1位の曲はその場でかけるのだがその週にはまだ現物のレコードが手元になかったので番組内ですぐにはかけられなかった。それでもわたしにはビートルズという名前に聴き覚えがあった。あの「プリーズプリーズミー」のバンドの歌だと察した。
January 25 1964
1. I WANT TO HOLD YOUR HAND Beatles
2. THERE! I’VE SAID IT AGAIN Bobby Vinton
3. LOUIE LOUIE Kingsmen
4. POPSICLES AND ICICLES  Murmaids
5. SURFIN’ BIRD Trashmen
6. YOU DON’T OWN ME Lesley Gore
7. HEY LITTLE COBRA Rip Chords
8. OUT OF LIMITS Marketts
9. FORGET HIM Bobby Rydell
10. ANYONE WHO HAD A HEART Dionne Warwick
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翌週も「I WANT TO HOLD YOUR HAND」が1位で現物のレコードが初めてかけられた。急遽米国から送ってもらったのだろう。わたしはそのすごいイントロに圧倒され曲の迫力に魅了された。この時、時代が変わった。
fumio


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土曜日、妻の妹の娘がカナダ語学留学に出発した。
空港で見送りした父親はゲートに向かう娘が一度も振り返らなかったのがショックだったという。
そして、娘はスマホのラインでホームステイ先に到着したと電話連絡してきて、トランクの鍵を日本に忘れて開けられないので困っていると滞在先の老夫婦がたくさんの鍵を試して開けてくれたという。これまでに多くの留学生のホームステイを受け入れてきてそんなトラブルに対処するのに慣れているらしい。
fumio

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私的カウントダウン、アルバム「水面に書いた物語 」、「プロセス」「カリフォルニア・サンシャイン」「ひかりのくにへ」「現代の愛 」シリーズインストルメンタル曲集「夢神楽」などの今週のアクセス聴取ランキング
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4月10日(金)~4月17日(金)
ヒット数557件中  
順位前週前々週 
第1位(1)<1>祭りの夜
第2位(8)<3>夢の旅
第3位(2)<8>水面に書いた物語
第4位(4)<6>はるかなるメロデイ
第5位(7)<9>あやかしのまち
第6位(5)<2>そしてなにが残った
第7位(-)<->
第8位(14)<->軽々しく愛を口にしないで
第9位(10)<4>Wake you
第10位(3)<10>ごめんなさい
第11位(-)<->結婚します
第12位(17)<17>小舟がひとつ
第13位(25)<23>水の中で
第14位(9)<7>素顔のマスカレード
第15位(12)<->オーロラの町から
第16位(15)<->ラスト・ランデヴー
第17位(11)<12>雨の日のデート
第18位(21)<13>マイ・スィート・ライフ
第19位(13)<->STAY WITH ME
第20位(6)<->それってⅨじゃない
第21位(22)<->Sentimental lady ‘M’
第22位(18)<25>UFO ROCK
第23位(-)<->わんだふるわーるど
第24位(-)<->恋すれば魔女
第25位(-)<->オクラホマシティナイト

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今週、目立ったのは7位に上がってきた
これは宮下富実夫の名作。かなりの時間と精力を傾けていた。ご愛聴感謝。
fumio

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九州の両親の墓参りに午前6時にわが家を出発した妻は篠栗線で墓苑に赴き墓に水をかけて掃除して参ったあと帰りは博多発午後5時40分の飛行機で70分の飛行(フライト)で羽田に着き、午後9時前にわが家に帰宅した。それから留守番して待っていたわたしといつものように夜のニュース番組を見てから就寝した。九州に行っても朝から夜まででひと仕事済ますことができる。考えてみれば普通のサラリーマンが朝6時に出かけて夜9時前に帰宅するようなもの。便利な時代になったものだ。ご両親は喜んでいたことだろう。
fumio

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妻は午前9時半の飛行機で九州に両親の墓参りに行くので
4時に起きてきていろいろ用意をして6時に出発した。
墓が遠いと大変だ。合掌。



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ユーチューブでロック講談 ピンク・フロイド 「いま再び鋼鉄の風に身を切られて」 を聴いた。ロック講談 なるものはどういうものかと興味をもって聴くとピンク・フロイドの創始者シド・バレットの話などが組み込まれていてなかなかおもしろかった。
fumio

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高校に入って英語のリーディングで声を褒められたり、音楽のクラスのコーラスで1オクターブ低いと怒られたりして自分が何者か知らずなにがなにやらわからないうちに 1963年(昭和38年)4月6日に小島正雄 司会の洋楽ポップスリクエスト番組「 9500万人のポピュラーリクエスト」が 始まった。そして7月27日に小島正雄が発表するキャッシュボックス誌の米国トップ10を小さなノートに書き取り始めた。
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1 SURF CITY Jan & Dean
2 SO MUCH IN LOVE Tymes

3 EASIER SAID THAN DONE Essex

4 FINGERTIPS (pt. 2) Little Stevie Wonder

5 WIPE OUT Surfaris

6 (You’re The) DEVIL IN DISGUISE Elvis Presley

7 MEMPHIS Lonnie Mack

8 TIE ME KANGAROO DOWN, SPORT Rolf Harris

9 BLOWIN’ IN THE WIND Peter, Paul & Mary

10 PRIDE AND JOY Marvin Gaye
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その日の日本のベスト9は以下のようだった。

1位 悲しき雨音 (カスケーズ)
2位 ヘイ・ポーラ (ポール&ポーラ)
3位 さすらいのマーチ (ニニ・ロッソ)
4位 ヤング・ワン (クリフ・リチャード)
5位 ミスター・ベースマン (ジョニー・シンバル)
6位 テルスター (トーネドーズ)
7位 内気なジョニー (ジョニー・ソマーズ)
8位 想い出の冬休み (コニー・フランシス)
9位 シェリー (フォー・シーズンズ)
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わたしはこれらの曲を聴いて楽しむだけで自分で歌ったりすることはなかった。それはまだビートルズなどイギリスのバンドがマグマのように地下で活動していて地上に噴き出す前の穏やかな頃だった。
fumio

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