monologue
夜明けに向けて
 



 わたしの夢の中に車を運転してフリーウエイに乗り入れる場面が繰り返し出てくる。それはこんな場面。これはカリフォルニア生活を主題にした曲、
カリフォルニア・サンシャイン のイメージ・ビデオ。サンタモニカ・フリーウエイを走りハリウッド・ヒルを登ってたどり着くのはジェームス・ディーンの「理由なき反抗」や多くの映画の舞台となって有名なグリフィス天文台。そして西のはずれの海岸、ヴェニス・ビーチに集う人々の姿。映像はアナログで乱れるけれど一応町の雰囲気はこの中に残っている。夢の中ではもっとぼやけてものの境目もはっきりしないが気分や思いは今新たに感じているよう…。年を重ねれば映像や記憶は褪せてゆき容貌も変化しても生まれ持った意識は褪せぬままであってほしい…。
fumio

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本年初めから昨日までのわたしのホームページ
「ようこそmonologueへ」のページ別アクセス数ベスト100
(2007年1月1日~2007年10月29日)
解析対象ヒット回数 5万3,773件中
順位 ページ名    回数

 #1 時空捜査局事件簿目次 4,387 (8.16%)

 #2 ようこそmonologueへ 3,646 (6.78%)

 #3 [ページ名不明] 2,280 (4.24%)

 #4 炎で書いた物語目次 1,858 (3.46%)

 #5 つきのみや 1,526 (2.84%)

 #6地球の歴史「十種神宝」の基礎知識 870 (1.62%)

 #7 最終章8-26鎮魂祭の秘密 801 (1.49%)

 #8 ケプラーの宇宙像 682 (1.27%)

 #9 調神社祭神 637 (1.18%)

 #10 伊雑宮事件 635 (1.18%)

 #11 大天使ルシファー 579 (1.08%)

 #12 サナート・クマラ 575 (1.07%)

 #13 富士山とは 570 (1.06%)

 #14 雨の日のデート 556 (1.03%)

 #15 崇神と倭姫 531 (0.99%)

 #16 「十種の神宝」継承式 522 (0.97%)

 #17 月読命をたずねて 519 (0.97%)

 #18 毛長川 493 (0.92%)

 #19 ピラミッドとはなにか 471 (0.88%)

 #20 ニギハヤヒの容姿 464 (0.86%)

 #21 ミシャグジは白龍 457 (0.85%)

 #22 クマラの使命 450 (0.84%)

 #23 大國主の本名を探る 440 (0.82%)

 #24 最終章8-15空き腹生徒 438 (0.81%)

 #25 虹色の戦士達 436 (0.81%)

 #26 卑弥呼、その死 435 (0.81%)

 #27 最終章7-13隹(ふるとり) 428 (0.80%)

 #28 魔王尊の正体 426 (0.79%)

 #29 七つの子の謎 418 (0.78%)

 #30 伊勢人の正体 389 (0.72%)

 #31 最終章8-7「竹取物語 382 (0.71%)

 #32 水無大神 374 (0.70%)

 #33 大國主身上調査 370 (0.69%)

 #34 稲羽の素兎 359 (0.67%)

 #35 子権現神社参拝 340 (0.63%)

 #36 亀甲かごめ 340 (0.63%)

 #37 謎の名前「十月十九日」 334 (0.62%)

 #38 鏡餅の世界 330 (0.61%)

 #39 封印名「大己貴」 322 (0.60%)

 #40 广の封印 316 (0.59%)

 #41 調神社の七不思議 309 (0.57%)

 #42 偽書事件 300 (0.56%)

 #43 闇夜の国から 287 (0.53%)

 #44 つぎの時代へ 269 (0.50%)

 #45 天の龍は太洋を目指す 268 (0.50%)

 #46 おじいちゃんといっしょ 267 (0.50%)

 #47 巫女と鬼道 267 (0.50%)

 #48 最終章7-9ケツァール 255 (0.47%)

 #49 黄金太陽 253 (0.47%)

 #50 緋色の女救出作戦緋色の女 249 (0.46%)

 #51 序章2御代 246 (0.46%)

 #52 夫須美大神の正体 245 (0.46%)

 #53 第四章3デビアス社 244 (0.45%)

 #54 最終章7-5究極的かごめ唄考 243 (0.45%)

 #55 深い江 242 (0.45%)

 #56 葦原醜男は醜かったのか 240 (0.45%)

 #57 稚日女殺人事件 228 (0.42%)

 #58 最終章8-24新しい風 227 (0.42%)

 #59 サタンの爪 227 (0.42%)

 #60 赤い猪 226 (0.42%)

 #61 最終章8-23手をかざしてごらん 223 (0.41%)

 #62 マジカル・ヒストリー・ツアー 220 (0.41%)

 #63 御手洗とはトイレなのか 218 (0.41%)

 #64 御井神の素顔を訪ねて 217 (0.40%)

 #65 炎で書いた物語番外編 216 (0.40%)

 #66 五男三女の封印 216 (0.40%)

 #67 大國主伝説を読み解く 212 (0.39%)

 #68 京都にて 210 (0.39%)

 #69 横邑の札の謎 210 (0.39%)

 #70 それって卑弥呼なの? 206 (0.38%)

 #71 有りて有るもの 203 (0.38%)

 #72 最終章8-12子の研究 201 (0.37%)

 #73 序章3弥勒 201 (0.37%)

 #74 オモチャの手錠 198 (0.37%)

 #75 第四章ルート・66 198 (0.37%)

 #76 片目のジャック 片目の男 195 (0.36%)

 #77 最終章8-25ムーン 194 (0.36%)

 #78 トヨの本名 190 (0.35%)

 #79 虚像から実像へ 187 (0.35%)

 #80 最終章8-29メソポタミア幻視行 182 (0.34%)

 #81 最終章4-1一寸法師 182 (0.34%)

 #82 最終章7-7ジョージア 181 (0.34%)

 #83 御柱という結界 181 (0.34%)

 #84 禮菠社 177 (0.33%)

 #85 女王台与の生涯 174 (0.32%)

 #86 最終章7-3クリスマシン 173 (0.32%)

 #87 最終章8-30三輪山へ 173 (0.32%)

 #88 最終章8-28ニビル 171 (0.32%)

 #89 最終章8-8七福神巡り 171 (0.32%)

 #90 緋色の女完結編 168 (0.31%)

 #91 第五章3三十三間堂 168 (0.31%)

 #92 鎮魂の旅 167 (0.31%)

 #93 仮面劇場「松尾大社」 167 (0.31%)

 #94 第二章幸せ 166 (0.31%)

 #95 横邑の封印を解く 166 (0.31%)

 #96 最終章8-27スサノオの父 165 (0.31%)

 #97 政権委譲から自立へ 165 (0.31%)

 #98 ホウレンソウの女王 165 (0.31%)

 #99 根の國訪問 165 (0.31%)

 #100 どうして横向いてるの? 163 (0.30%)

******************
今年、人々がなにを思い興味をもったのかその動向がみえる。
fumio

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 ヘヴィメタルバンド、メガデスの元ギタリストマーティ・フリードマン(Martin "Marty" Adam Friedman) が日本鉄鋼連盟の採用活動のPRポスター 「メタルはイケてるぜ」 に採用されて現在、注目の人になっている。かれは 1962年12月8日生まれのアメリカ・ワシントンD.C.出身。ハワイに住んでいた頃「Aloha」というバンドを組んでいたがアメリカ本土でメガデスの早弾きギタリストとして有名になる。日本文化に憧れて来日後東京都新宿区在住。テレビ番組『ヘビメタさん』やNHKの『英語でしゃべらナイト』『ROCK FUJIYAMA』(テレビ東京系)。そして教育テレビ 木曜 午後11:10~11:30のNHK外国語講座ジュークボックス英会話 ~歌詞から学ぶ感情表現~に出演して活躍中である。ヘヴィメタルバンドのギタリストが受ける時代が来ようとは…。
fumio

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 大黒天、恵比寿のつぎに祀られる『弁才天』とは、梵語Sarasvatiの訳でインド神話では河川の女神で音楽・弁舌・財福・智恵の徳があり蛇や龍とされる。上野不忍池や江ノ島が有名だが宮城県牡鹿半島の突端部金華山に真言宗大金寺を中心とする真言密教が弁才天を祀って近世の流行神となったこともある。 弁才天は「炎で書いた物語」を書き出すきっかけになった神様なのでその経緯に触れておきたい。以前ニフティのパソコン通信時代に北川恵子さんがチャネルする宇宙神霊アーリオーンが主宰する世紀末フォーラムというフォーラムがあった。そこに「炎で書いた物語」を連載することを決心したとき、なぜか弁天様に詣らなければいけないという気がして平成七年八月から十一月十一日まで百日間、毎朝、六時に近くの弁天様に詣った。ありがたいことにその間、一度も散歩中に雨が降らなかったので休まずに詣れた。その百日詣りが成就した日、1995年11月11日13時18分に 炎で書いた物語」番外編を初アップロードしたのだった。それから数年してホームページを立ち上げ現在はこうしてブログを書いている。考えてみればあれからもう12年になる。継続は力。その間、多くの人々が現れとどまりそして過ぎ去っていった。
 とにもかくにも大黒天、恵比寿そして弁才天と三神並べばニギハヤヒ、スサノオ、イザナミであるとその元魂が透かしみえる。最澄が叡山、止観院を創設したとき政所(まんどころ)の大炊屋(おおたきや)に安置したときの大黒は、弁才天、毘沙門天との三面大黒天と言われているがこれもまたニギハヤヒ、スサノオ、イザナミの三面ということであったのだ。かれらは紀州でも鞍馬でも各地でそしらぬ顔でともに祀られている。素顔があかされた今、新たな時代に向けてお出ましになろうとしている。
fumio



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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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10月19日(金)~10月26日(金)
ヒット数:1,025件中
    
順位( )内は前週の順位< >内は前々週の順位 

第1位(1)<1>軽々しく愛を口にしないで
第2位(2)<14>Sentimentallady”M”
第3位(3)<2>はるかなるメロディ
第4位(5)<11>マイ・スィート・ライフ
第5位(4)<4>女優(スター)
第6位(14)<7>素顔のマスカレード
第7位(9)<6>恋すれば魔女
第8位 (12)<9>それってⅨじゃない
第9位(7)<5>オーロラの町から
第10位(8)<3>ときめきFALL IN LOVE
第11位(13)<13>Stay with me
第12位(6)<12>しあわせになれる
第13位(10)<10>わかりあえる日まで
第14位 (11)<8>ラスト・ランデヴー
第15位(16)<17>NEVER GIVE UP!
第16位(15)<16>水面に書いた物語
第17位(18)<18>あやかしのまち
第18位(17)<15>ごめんなさい



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一位から三位まで先週と変わっていない。近頃はこんなことは珍しい。ご愛聴感謝。
fumio

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 「卑弥呼」は天照大神とされ「大日霎貴(オオヒルメムチ)尊と表記された。
「霎」(ルメ)は靈と女が重なった文字で一字で霊の巫女であることを示している。
彼女は日霊女(ひみこ)日巫女であって真の天照太神ではなかったが霊をルと読むかミと読むかでヒルメとヒミコに分かれる。するとヒルコとは日霊子なのである。
岩波文庫の注ではルは「神魯岐、神魯弥(かむろき、かむろみ)、神留伎、神留弥(かむるき、かむるみ)」のロやルと同じく助詞のノの意味の古語と見られている。すなわち、ヒルコとは『日の子』のことである。女神の天照大神が日霊女(ひみこ)で卑弥呼であり、男性神である真の天照太神が日の子、ヒルコであった。しかし成長して日となるべきヒルコが頚椎や脊椎の椎(つち)の不備のために立てなかった。
 そこで金星の王子サナート・クマラが約650あるいは450万年前に人類初めの人(ヒルコ)の遺伝子治療のために下天して遺伝子の矯正に乗り出した。
『是に、陰陽始めて遘合して夫婦と為る。産む時に至るに及びて、先ず淡路洲を以て胞とす。意に快びざる所なり。』(岩波文庫 日本書紀)
 記紀におけるイザナギイザナミ両神の生殖行為を表すと思われることばはミトノマグワイで書紀では「遘合」あるいは「為夫婦」または「合為夫婦」という文字を使用して(みとのまぐわい)と読んでいる。『遘』はあうの意で邂逅の『逅』と同じである。古事記の原文を調べると『美斗能麻具波比。此七字以音。』となっていてこの七字を漢字の音で書いてある。美斗能麻具波比という音に意味があるようだ。岩波文庫の注では「『みと』は御所で、ここでは性交の場所、『まぐはひ』は『目合ひ』から転じて交接の意に用いられる。」とある。小学館、大辞泉で『みと』をひくと『(「み」は接頭語。「と」は男性・女性の象徴部・陰部の意)陰部を敬っていう語』と出ている。これが一般的な解釈のようである。このことを生物学から透かし見ると細胞内のミトコンドリア(糸状体)などの語を構成するmito(糸)が蠢きだす。そう、ミトとは糸なのである。神糸(みと)と書けば生物を創造するために神が暗号で描いた不思議な設計図、遺伝子の鎖のループ状の糸、染色体を意味すると思われる。マグワイとはその遺伝子鎖の二重螺旋の糸の縒り合わせのことのようである。文中に失敗の例として淡路洲(あはじしま)が出てくるのは縒り合わせがうまくゆかなかったことを「合わじ縞(シマ)」と象徴的に示しているようだ。
 DNAとはデオキシリボ核酸(deoxyribonucleic acid)の略語のことで、生物の細胞の主成分である蛋白質を合成するためのプログラムを記した譜面あるいは設計図である。
DNAを構成するのは糖とリン酸と塩基である。そのうちの塩基が譜面で言えば音符のような符号であり書類なら文字である。DNAの塩基は、A(adenine)アデニン、T(thymine)チミン、G(guanine)グアニン 、C(cytosine)シトシンの四種類である。その四つの塩基からたとえばATGのように三つ選んで並べた塩基配列を遺伝暗号(gene code)と呼んで塩基配列の数は六十四種類ある。それらを様々に組み合わせて設計図は描かれている。塩基配列によって指定されたアミノ酸を順に使用して蛋白質を合成する。DNAに書き込まれた設計図を読みとるとき、まずDNAからRNAribonucleic acid)、リボ核酸に遺伝情報が転写される。DNA上ではチミンの配列場所にRNAではU(uracil)ウラシルが組み込まれ、四つの塩基はAアデニン、Uウラシル、Gグアニン、Cシトシン、となる。DNA上でATGという開始暗号ならRNA上ではAUGと転写される。このAUGという開始の合図になる塩基配列に対応するアミノ酸はメチオニンでこれが蛋白質合成に指定されて使用されることになる。

 さて、書紀の本文ではヒルコを船に乗せて流してしまったあと、次に火神軻遇突智(かぐつち)を生むことになる。この名前に秘密があって。バイオの方面から見るとわかる。
すなわち軻遇突智とはRNAの四塩基CAGU(カグ)ツチなのである。ツチとは生物の体の生成原料を指すことばである。イザナミはあらゆる生物に肉体を与えるために四塩基のツチを遺して黄泉に去った。イザナギは「唯、一児を以て、我が愛しき妹に替へつるかな」といって泣き十握(とつか)の剣で軻遇突智(かぐつち)を三段(みまた)に斬る。イザナミの提供した原料を前にしてバイオ・テクノロジーに腕を揮ったのだ。これは四つの塩基、A(adenine)アデニン、U(uracil)ウラシル、G(guanine)グアニン 、C(cytosine)シトシンを三つずつの単位(トリプレット)にきったということである。こうしてできた遺伝暗号の一つの配列(コドン)を神とみなして斬った刀の血から八神が化成(な)る、と表現し、そして、斬られた軻遇突智の体からもう八神がなった、と八で括って表現する。八かける八と考えると塩基配列の総数、六十四種類のことを示唆している。ありとあらゆる生物はこの暗号の組み合わせによってできあがるのだ。
 イザナミがミトノマグワイにおいて先に声を挙げたのが失敗の原因とされるのは開始信号の間違いを指している。スタートコードはAUGあるいはGUGなどのような数種の配列のコドンでなければならないのだ。設計図のプログラムの読みとりがうまくできず頚椎あたりの神経の蛋白質合成が不調に終わったのだ。サナート・クマラはデバグに追われて大変だったが成功した。「十握(とつか)の剣」とは制限酵素のことで塩基配列を切るときに使用する酵素である。たとえばEcoRIという制限酵素は5'-GAATTC-3'という塩基配列だけを認識して、この剣(EcoRI)で切断されたDNAは、必ず同じ形の末端を持っていて、 DNAリガーゼという別の酵素で、同じ形の末端をもつDNAどうしをくっつけることができるのである。これが現代の遺伝子組み替え食品や遺伝子治療の基本的技術なのだが サナート・クマラすなわちニギハヤヒはこれらの酵素を使用してヒルコの脊椎の遺伝子の不具合を矯正したのであった。人類はかれの援助によって肉体的自立を果たしたのである。
それが大黒天があの万物生成の女握りの拳相や打ち出の小槌をフルことの意味であった。
fumio





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 わが国の七福神の嚆矢が遣唐使であった最澄が唐から日本に戻ってきて天台宗を開くとき、守護神として大和三輪山の三輪明神、饒速日尊(ニギハヤヒ)を勧請して、大国主命の神霊として大黒天を天台宗の守護神に位置づけたことであったのならつぎに祀られた恵比須についても知りたくなる。
 昔「恵比須迎え」という行事があったという。『近世、奈良で正月二日の早朝、吉野の村民が恵比須の絵像を売り歩いたこと』(小学館、大辞泉より)
 なるほど、この神様の奈良、吉野での人気の程がしのばれる。えびすにはざっと「恵美寿、恵比寿、恵比須、夷、戎、蛭子、胡」と何通りかの書き方があるが、「夷、戎、蛭子、胡」の文字には異なる国からの漂着神という意味がこもっている。古来、様々な神に比定されてきて様々な人が説を立てている。大国主と習合された大黒天と並び信仰されるので大国主命の子、事代主であるとされたり、彦火々出見尊という説もある。『南総里見八犬伝』で出雲の八の復活を描いた滝沢馬琴は『烹雑(にまぜ)の記』中巻で日本書紀を引用して次のように説明している。
『神代巻云伊奘諾尊、伊奘冉尊、巳生大八洲国及山川草木於是生日神次生月神次生蛭児雖巳三歳脚猶不立故戴之天磐橡樟船而順風放棄。
これ日神は第一にをはします。月神は第二、蛭児は三郎なり、故に夷三郎と称す』
 イザナギイザナミの国生みのあと、日神月神の次に生まれた第三子で三歳になっても脚の立たなかった、蛭児(ひるこ)が恵比須であるというのだ。この説は馬琴にとどまらず巷間に広く伝承している。その夷三郎の話を要約して以下に掲げる。
『夷三郎は三歳になっても立ち上がれないので小さな葦舟で九州日向の里から海へ流されてしまう。順風に流されて東へ進み、摂津、西宮の武庫(むこ)の浦に漂着した。海から来たということで人々の尊崇を受け没後、廟が建てられた。それが現在の西宮神社である。』
馬琴が引用した部分のあとを書紀にあたって抜き出すると
『日神次生月神次生蛭児雖巳三歳脚猶不立故戴之天磐橡樟船而順風放棄。次生素戔鳴尊』
 このようにヒルコを風のまにまに樟(くす)船で流したあとスサノオが次に生まれている。「恵比『須三郎』」この名をよく見ていただきたい。エビのスサ郎なんと巧妙にこの名に『須佐男』は隠されていたことか。かれは生まれたとき丁度、海老(エビ)のような姿形であったようだ。かれは遺伝子の関係で立ち上がれない素抜きのスサノオであったのだ。その理由を記した部分を書紀から引用する。
『一書に曰はく、日月生まれたまひぬ。次に蛭児を生む。此の児、年三歳に満りぬれども、脚尚し立たず。初め、伊奘諾・伊奘冉尊、柱を巡りたまひし時に、陰神先ず喜の言を発ぐ。既に陰陽の理に違えり。所以に、今蛭児を生む』
 柱を廻って、まずイザナミ神が先に声を発したことが陰陽の理に反して蛭児がうまれたという。しかし、原因はそれだけではなく回転の仕方にもあった。はじめにイザナミが柱の左から廻り、イザナギは右から廻った。それではうまくゆかなかったのでフトマニ占いなどで天意をはかって時日を決めてもういちど交合を試みた。その部分を抜き書きする。
『改めて復柱を巡りたまふ。陽神は左よりし、陰神は右よりして、既に遭ひたまひぬる時に、陽神、先ず、唱へて曰はく、「妍哉可愛少女を」』
 今度は柱の周りの廻り方をお互いに逆にしたのだ。なぜそうしなければならなかったのか。この記述が意味するところは遺伝子DNAの二重螺旋の矯正である。陽神は左より、が『左縒り』のことで陰神は右より、は『右縒り』ということになる。こうしてエビスの遺伝子の二重螺旋は矯正されたのであった。こうしてたどり着いた大黒天がニギハヤヒであり恵比須がスサノオという奇妙な結論の先にはなにが待っているのだろうか。
fumio

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 七福神の福神の数をなぜ七と限らねばならなかったのか。
その理由の出典とされるのは、仏教教典『仁王護国般若波羅密経』受持品(ニンノウゴコクハンニャ ハラミツキョウ ジュジボン)の次の箇所である。『南閻浮提(エンブダイ)には十六大国・五百中国・十千小国有り。その国土の中に七災難有り。一切国王この難のための故に、般若波羅密を購読す。七難即滅、七福即生、萬姓安楽、帝王歓喜す』
(佐藤達玄・金子和弘著『七福神』木耳社より)
この七難七福という句が七福神の数の根拠とされている。
 日本に第一の福神、大黒天をもたらしたのは伝教大師、最澄という説がどの書物にも認められて有力である。最澄が唐から日本に戻ってきて天台宗を開くとき、守護神として
大和三輪山の三輪明神を勧請したという。それで大黒天の形をとった三輪明神が叡山に招かれ大国主命の神霊として、天台宗の守護神に位置づけられるようになった。
最澄はその姿を叡山、止観院を創設したとき政所(まんどころ)の大炊屋(おおたきや)に安置した。このときの大黒は、弁才天、毘沙門天との三面大黒天と言われている。
以来、天台寺院には厨房の神として大黒天像が置かれることになった。筑前の観世音寺には伝教大師作と伝わる国宝の二臂の大黒天立像が安置されている。 
 それでは七福神がどのように成立してきたのか、その過程を「宮田登著『江戸の小さな神々』青土社」の記述を参考にして考察してみたい。
 まず、はじめに十六世紀末から十七世紀初頭に比叡山の厨房の神としての大黒天が里に伝わり、京都を中心に家の福の神として祀られる。その後、海からの幸を携える恵比須と並べて、より福運を願うニ神並祀になる。それだけに満足せず、三番目の福神として水神である女神弁才天が並べられた。これで三福神となって納まりがよくなった。それに三面大黒の毘沙門天も加わえると四福神となるはずだが四の数を嫌って四福神とはしなかった。そこで五番目に布袋和尚を含めて「大黒、恵比須、弁天、毘沙門天、布袋」の五福神が京都では一般的になった。
 ところが、江戸では十八世紀の半ばにかけてまだ増やそうとする動きがおきた。いろいろとあったらしく福助とお福という女中さんも候補に挙がったがはねられた。なぜか中国道教から福禄寿という馴染みの薄い南極星の神を加えられた。京都の五福神に福禄寿を加えただけなら六神となるので福と禄を福禄寿にまかせ、寿だけを独立して寿老人にというように二体に分ける細工をして無理矢理に七神にしたらしい。そのため、寿老人と福禄寿の違いが今でもはっきりしない。寿老人の代わりに吉祥天を入れたり、なんと酒好きの霊獣、猩々(しょうじょう)を加えていることもある。福の神候補だった吉原、桔梗屋の主人、叶福助は文化元年(1804)、福助人形を売り出して八福神にしようとしたが結局、福神の仲間入りは果たせなかった。八の数では福神の封印とはならなかったのだ。

 福神の変遷を辿ると一神から二神、三神、五神、七神、と遷(うつ)ってきた。やはり、四と六をとばして八に達することのない七五三の封印であった。七福神の詣り方は恵方参りになっていてその年の吉方に参ることになっている。神様神様にはそれぞれ縁日があってその日に詣る習慣があるのだが福録寿と寿老人と布袋には縁日がないことを考えると
ただの数合わせのために入れられた可能性が強くなる。無理に七(四、三)に福神を閉じこめるためにはかなりの苦心があったようだ。七転び八起き、七で転んでいた福神たちも八で起きあがろうとしている。
fumio



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 ふと思う。七福神とはなんなのだろうかと…。。それは土地によって変動や入れ替えなどによる諸説があってどの順番が正しいのか、わからないが一応、七福神を挙げておくと
『大黒天、恵比寿、毘沙門天、弁財天、福禄寿、寿老人、布袋』となっている。
寿老人と福禄寿は同体異名であるとして、寿老人のかわりに吉祥天が入ることもある。まず、七福神の代表のような『大黒天』について笹間良彦著『大黒天信仰と俗信』雄山閣出版をひもといて、その名前の由来と出自を調べてみる。   
          ‐ ‐
その名は梵語、Mahakala(マハーカーラ)、摩訶迦羅の訳とされる。
マハーは大で、カーラは黒暗あるいは時間なので大黒は黒の方をとった直訳である。
 『理趣経釈』には「摩訶迦羅は大時の義なり、時は三世無障碍という義なり。是れ毘盧遮那法身の無所不遍なり」とある。 大黒は大時でもあってヴィシュヌの法身というのだ。A(誕生)、ヴィシュヌU(維持)、シヴァM(破壊)に当てはめるとシヴァ(湿婆、Siva)神の夜の姿がマハーカーラである。インドではそれは破壊、死を意味する暗黒の神である。シヴァはあまりにも変身と別名が多く特定が困難なのだが仏教に取り入れられたときの異名、大自在天、摩醯首羅(マケイシュラ) Mahesvaraは三目八 臂(はっぴ)という目が三つで肘が八つのおどろおどろしい姿で三叉戟(さんさげき)を手にして白牛に乗る。(戟は刃が股になった矛の一種)ここまでの情報を吟味してもうすでになにを言わんとしているのか思い当たられた方もあろう。
そう、その通り…。大黒天とはギリシャの時の神、黒の主(クロノス)そのものなのだ。
ウラノスの正当王位継承の印、三叉の鉾は、クロノスに伝わり、現在はポセイドンの象徴となっている。シヴァという名からは富士山の精、シバの女王らしい想定がなされる。
となれば、大黒天=シヴァ=クロノス=シバの女王=コノハナサクヤヒメというおよそこれまで思いもよらなかった奇妙な等式が導かれる。これでは男神も女神も一緒くたでなにがなにかわからない。 神に性別があるのかどうか、heで指すべきかsheを使うべきかあるいはitなのか、といつも迷う。神話学者、故ジョーゼフ・キャンベルはテレビ・シリーズ『神話の力』でシヴァを女神と言っていた。それなら、シヴァがシバの女王であってもかまわない。ところが、シヴァには多くの妻がいる。昼の妻はデーヴィー(Devi)系でその代表がパールヴァティーであり、夜の妻はカーリー(Kari)系で代表は地名カルカッタの由来とされる、カーリーガット(Calighatta)大黒天女である。妻がいるのならシヴァは男神としか思えない。しかし、 大本教の出口ナオは男「厳の霊」(イズノミタマ)を宿し、王仁三郎は女「瑞の霊」(ミズノミタマ)を宿していたという。男は常に完全に男の性だけであるとはいえず何割か女の性質を有している。女もまたしかりであろう。現代においては男より男らしい 女はざらである。大極図にみるように陰陽は互いを包含し合ってひとつの○を形成している。シヴァはその役柄に応じて性別を変え姿を変え現れるのだ。日本に現れたシヴァの一つの姿、大黒天の姿形に注目してみよう。右手に小槌を持つ以前の鎌倉時代から室町にかけての像を見ると親指を人差し指と中指の間から覗かせた女握り、マノフィカ(Manofica)という印を結んでいる。
 その女握り大黒天像の安置されている主な寺社名を以下に挙げる。奈良県生駒郡矢田の松尾寺、奈良県奈良市興福寺南円堂脇の納経所、滋賀県蒲生郡平田村下羽田の光明寺、静岡県田方郡の修善寺、そして、やはりというべきか、饒速日尊(ニギハヤヒ)の奈良県磯城郡三輪神社も。世界各地でグッド・ラックであったり、時には侮蔑的であったり女陰や性交を意味したりするこの不思議な寿力(呪力、珠力)を秘めた拳印相がどうして打ち出の小槌に変わったのか。喜田貞吉博士は『大黒神考』において、女握りは土の印相でツチが槌に変わったという。小槌の面には武道館の屋根に乗せられているようなタマネギ形の火焔球、如意宝珠(チンタマニ)が描かれている。それをフルことは生殖による万物の生成をあらわす。よく知られている正面から見た柔和な作り笑いオジサンの大黒天は仮面で本当の姿は後ろから見ると現れる。まるで道祖神のような屹立する男根そのままで頭巾が亀頭であり、二俵の米俵が睾丸になっている。米俵は子種を内蔵していることの象徴である。背中の袋は全体を包んでいる袋であるが女性の子宮を表すという説もある。逆卍と卍が重なって『田』の字を形成して各地の「田の神」となっても大黒天と見間違(まご)うものがある。インドでシヴァがシヴァ・リンガ(Linga)と呼ばれる陽根そのままの性神として表象されることと通ずる。このことを農耕神としてのクロノスの話に読み替えるとローマではサトウルヌス(Saturnus)と呼ばれたクロノスがウラヌスの陽物を切ってその精液であらゆるものの種を蒔くことで農耕を始め海に落ちた精液からアフロディテ(ビーナス)が誕生したことを思い出す。チタン族の長クロノスはティタノマキアと呼ばれる戦いに敗れて地端(チタン)に追いやられたが再び活動を開始した。クロノスは地の底に追いやられても世界各地でシヴァ神や万物生成の神大黒天の姿やさまざまな仮面をつけて活躍してきた。かれはふたたび立ち上がろうとしている。
fumio


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飛鳥(アスカ)は手抜きのアステカなのだ。それがどうして「飛鳥」であるのかの答えはピラミッドで有名な古代メキシコで鶴や鷺のような鳥のことをAZTECA(アステカ)と呼んだから。鶴や鷺のような鳥といえばキンを最後に絶滅してしまった鴇(とき)が思い浮かぶ。エジプトのピラミッドも守り神は鴇である。なぜピラミッドには鴇が関係するかといえば「鴇」は文字どおり十がヒの回転する鳥ということである。マヤ族がピラミッドを造ったのはかれらの元々の宗教に伝わる「八咫の原理」の実現のためであった。八咫とは一般には大きいということだが「八咫の原理」(ヤタノゲンリ)の場合は大きいという意味ではなく「八田の原理」と書けば見えるように八方に開いた「米」形の蓮華が「田」の回転をすることである。「田」の中心に棒(天御柱)を立てて卍(スワスチカ)と逆卍(サヴァスティカ)の回転することである。「田」の字は底辺を接した二つのピラミッド(正八面体)を真上から見た字なのだ。「「田子の浦」という地名に隠されているように田」の裏にも同じ「田」がある。われわれの眼に見える地上の山の三角形は隔り世ではまったく逆の三角形と底辺を接している。現界のピラミッドが卍(スワスチカ)回転をし、隔り世のピラミッドが逆卍(サヴァスティカ)の回転をする。そしてあるとき、磐戸が開く。そのためにスパスシフィカ は逆卍(サヴァスティカ)の回転をしているのである。その回転が極まったとき真横から見れば上の三角(ミスミ)と下向きの三角の交点が融け合い、ダビデの盾あるいはソロモンの封印と呼ばれるカゴメ紋を形成する。マヤ族は十字を神と信じ、その回転の力(八咫の原理)を知っていた。そのためにピラミッドを建設したのである。ピラミッドを真上から見た十が時計回転すれば卍スワスチカ(swastika)。逆回転すればサヴァスティカ(savastika)。梵語であるはずのスワスチカ、サヴァスティカはアスティカ(astika)を語幹に持っているのだ。元々ムーのことばであった主輪素霊力(スワスチカ)は古代インドに智(ひじり)者たちによってもたらされた。ことばはさまざまな形のターンをくり返して各地に伝わった。卍の中にあって目隠しされていたアスティカは新たな時代を拓くべく回転に拍車をかけている。われわれの感覚器官では知覚できなくとも巨大な磁性体である地球は恐るべき速度で回転している。磁石は回転によって電気が生じるがその回転とスパスシフィカの回転が一体になって生じるものは…。
fumio

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   超古代、一万二千年前のムー大陸沈没後、日本、霊の元(ヒノモト)に遺された神の聖(日知り)、日(霊)継ぎの民たちは分かり会える日(霊)を期して世界各地に分散していった。われわれは他国の文化をこの国にみるときすぐに渡来文化と判断しがちだが、それはIターンUターン、さらにはTターンSターンした結果なのである。かれらは地球上を網の目のように翔け、文化の種を籠の目の篩(ふるい)から撒いた。日知りの民は知だけに溺れることなく、日を知る者、すなわち、その字のごとく日を土台にした智者であった。縄文(ジャウモン)(シャーマン)人はユーラシア大陸を旅してジャーマン(GERMAN)となった。スメラ族はメソポタミアにシュメール文明を開く。カムイ族は太陽の帝国、インカ帝国を築いた。そして アマ族の系譜を継ぐヤマ族はアメリカ大陸へ到達し、 マヤアステカ文明においてピラミッドを造った。かれらがもともといた日本は山国で山そのものが日来霊堂(ピラミッド)であった。かれらは信仰のために故郷の三角形の山に似た人工のピラミッドを必要とした。マヤの人々は十字そのものを神として崇めた。しかし、その信仰はスペイン人コルテスによって滅ぼされた。カトリックの宣教師、ディエゴ・デ・ランタによる徹底的な焚書が行われ元の宗教は封印された。それゆえなんのためにピラミッドを造ったのか不明になってしまった。
 では奈良のアスカになぜ飛鳥というとても読めない字をあてるのであろうか。これは日(霊)継ぎの民たちにとってはたやすい問題かもしれない。
fumio

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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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10月12日(金)~10月19日(金)
ヒット数:1,182
件中
    
順位( )内は前週の順位< >内は前々週の順位 

第1位(1)<1>軽々しく愛を口にしないで
第2位(14)<7>Sentimentallady”M”
第3位(2)<2>はるかなるメロディ
第4位(4)<3>女優(スター)
第5位(11)<9>マイ・スィート・ライフ
第6位(12)<13>しあわせになれる
第7位(5)<4>オーロラの町から
第8位(3)<6>ときめきFALL IN LOVE
第9位(6)<10>恋すれば魔女
第10位(10)<14>わかりあえる日まで
第11位 (8)<11>ラスト・ランデヴー
第12位 (9)<12>それってⅨじゃない
第13位(13)<5>Stay with me
第14位(12)<7>素顔のマスカレード
第15位(16)<16>水面に書いた物語
第16位(17)<15>NEVER GIVE UP!
第17位(15)<18>ごめんなさい
第18位(18)<17>あやかしのまち



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「Sentimentallady”M”」が突然2位に跳ね上がってきた。なにか受ける部分があったのだろうか。ご愛聴感謝。
fumio

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今日は「十月十九日」であるがそんな祭神名があることをご存知だろうか。
 原田常治著同志社刊『上代日本正史』282ページに島根県飯石郡三刀屋町大字給下字宮谷865の「三屋神社」の奇妙な祭神名「十月十九日」について言及してある。
ここの神紋が二重亀甲に剣花菱で出雲大社の神紋と同じことなどからここが大国主の御門屋(みとや)の政庁であって大己貴を祀ってあったことを調べ上げて、なぜ「十月十九日」という変な名前にされていたのか、と不思議がっているのだ。その答えは「十十九」を「トトコ」と読めば都都古(トトコ)つまり出雲系の布都(ふつ)からスサノオ布都斯(ふつし)、ニギハヤヒ布留(ふる)の流れとわかるのである。興味のある方は大國主 身上調査報告ファイル を一読されたい。神々はこの神無月に出雲に集まって会議されている。どんな方針が決まるのだろうか。
fumio

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賢人  



プログレッシヴロックバンド、エマーソンレイク& パーマー(EMERSON LAKE & PALMER )に「展覧会の絵」というクラシックを採り上げグラミー賞に輝いた大ヒットアルバムがある。その中にベースのグレッグ・レイクがギターを弾き語りする賢人(the sage) という佳曲があった。途中でハーモニックス奏法を入れたりギターテクニックも感心させられたが哲学的な詞にも魅せられた。ロックバンドはただ激しいビートで思いをぶつけるのではなく深い思想を人々に伝え得ることを教えてくれた。この弾き語りのギターフレーズとグレッグの声はわたしの耳の奥にいつも甦る。
fumio

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93/08/19 ★闇に紛れて行く者は、獅子の門を目指す者を忌み嫌うだろう
93/10/20 分け入った獅子の林は更に深く、咆哮の谷は峻厳なる夢と共に
94/05/09 獅子の咆哮は、北の亀にも届くだろう。麒麟は泉で渇きを癒す。
94/07/30 蟹星の全き夜、夜露に濡れた心が蘇る…獅子心中の虫に気付かず
94/08/04 獅子は前足を揃え、龍神は指定の場所に到り、麒麟は雲間に待つ。
94/09/24 炎環の弛むは、獅子の髪逆立つ如く…龍の息、蒼く嘆くが如くに。
94/11/16 獅子の口は大きく開き、麒麟の瞳は乾く事を知らず…雪降りしきる
94/12/15 覚めた獅子は夜陰に紛れ彷徨す‥印を求め‥井戸の奥は空か水か?
94/12/29 位取りは慎重に‥獅子なる夢よ、永遠に。数は4から5へ‥。
95/01/05 麒麟は獅子の鎖を断ち切り、言った「赤い月は闇の三角を超えた」
95/04/29 朋龍は戒めの鎖を焼き払い、獅子のたてがみを撫でる風に乗る
95/06/25 獅子には獅子の、孔雀には孔雀の目が備わる‥人にはどんな目が?




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麒麟は獅子の鎖を断ち切り、言った「赤い月は闇の三角を超えた」
この「鎖」は「九去り」で獅子(出雲の子孫)であり九の数霊をもつニギハヤヒが去ること。麒麟はその「九去り」を断ち切り、「赤い月(暁)」は闇の三角(みかど)帝(ニギハヤヒ)を、「超」の解字、走り召した、」と言った。去っていたニギハヤヒは麒麟によって鎖を断ち切られ暁のために召された。やはりこれもまたニギハヤヒの復活を預言するメッセージであった。
fumio

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