monologue
夜明けに向けて
 



わたしは英語の歌を歌って生活するために渡米したのだが働かなければ暮らしてゆけないので生活のために俳優の若山富三郎がオーナーのロイさんと親しいのでアメリカに来ると寄るというロサンジェルスのダウンタウンの「栄菊」というレストラン寿司店のエンターテイナーとしてギターの弾き語りに入った。そして、しばらくしてある時、クラブ「エンカウンター」という大型クラブのオーディションが催されてシゲさん「中島茂男と初めて会ったのである。二人でエンターテイナーをしているとヨーロッパツアーからアメリカツアーにやってきたファーイーストファミリーバンドの宮下フミオと会った。フランスではかれのバンドの曲がベストテンヒットに入ったと言っていた。別の国のことなのでそれがすごいことなのかどうかもその時はわからなかった。
宮下家は妻のリンダの才覚で維持されて来る者は拒まずだった。それで、その家は渡米した芸能関係の人々のたまり場のようになっていた。ジョー山中、ミッキーカーチス、勝新太郎、などなどが居候したりパーテイしたりレコーデイングしていたのである。
fumio

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