monologue
夜明けに向けて
 



 95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
95/06/16 欲は欲に対応し、欲は欲によって滅ぶ。しかして人の愛は?

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「欲は欲に対応し、欲は欲によって滅ぶ。しかして人の愛は?」と天使がわたしたちに問いかけたのは、それに呼応して「愛は愛に対応し、愛は愛によって栄える。」と答えさせたかったからだろう。

 わたしたち人類は最後の錦糸束によってそのことを実現して今回の歴史錦絵巻を完成させなければならないのである。
fumio

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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
95/06/16 欲は欲に対応し、欲は欲によって滅ぶ。しかして人の愛は?

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  わたしたちはこれまで織り上げてきた人類の歴史の錦絵図の中で何度も「欲」でまとめた輪の描く絵柄を見ている。やはり最後の輪として使用する選択肢は「愛」とそれを支える「智」なのだろう。
fumio

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1976年、わたしが渡米する年 の夏、伏見の桃山城に登る坂道。灼けるような陽射しの中を歩いていると道ばたにいる大きなカマキリが目に付いた。するとまわりの木々のあたりからなにかが飛び出して矢のようにそのカマキリに命中した。どうやら熊蜂(くまんばち)のようだった。組んず解(ほぐ)れつの戦いが始まった。しばらく命を賭した争いが続き、やがて熊蜂が舞い上がった。下にはカマキリが倒れていた。熊蜂はわたしの目の前の空中の一点に停まっている。よく見るとかれはなんとカマキリの首をくわえていた。それはまるで勝利をわたしに見せつけているようだった。その小さな凄惨な戦(いくさ)はあまりにも印象的でわたしの記憶に深く遺った。生き物たちはありとあらゆるところでそのように争い、生き残り、命をつないでいるのだろう。
fumio


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 京都の三菱重工で自動車のエンジン部などを長年製作して定年を迎えた父はミミズを飼ってそのフンを園芸用の肥料として販売する仕事を始めた。最近はミミズで生ゴミを処理するミミズコンポストが流行ってミミズも見直されているようだ。父はその人生でありとあらゆる生き物を飼ってきて最後にゆきついたのがミミズとは…。ミミズは人の目につかないから「見えず」から名付けられたというがかれらは見えないところで縁の下の力持ちとして土壌を耕しわたしたちに栄養に富んだ食物を供給してくれている。かれらは見かけが悪くて嫌われることが多いのだがどれほど役だっていることか。人もまた見かけによらないことが多いようだ。
fumio

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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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8月17日(金)~9月24日(金)
ヒット数:1,278件中
    
順位( )内は前週の順位< >内は前々週の順位 

第1位(5)<4>水面に書いた物語  
第2位(6)<5>あやかしのまち
第3位(2)<2>ごめんなさい
第4位(9)<6>はるかなるメロディ
第5位(4)<8>女優(スター)
第6位(7)<3>ときめきFALL IN LOVE
第7位(1)<1>軽々しく愛を口にしないで
第8位(10)<11>マイ・スィート・ライフ
第9位(13)<14>素顔のマスカレード
第10位(15)<15>恋すれば魔女
第11位(11)<17>Sentimentallady”M”
第12位(14)<19>まことのひかり
第13位(3)<9>ラスト・ランデヴー
第14位(18)<10>オーロラの町から
第15位(17)<20>NEVER GIVE UP!
第16位(21)<16>しあわせになれる
第17位(12)<12>わかりあえる日まで
第18位(19)<13>Stay with me
第19位(8)<7>それってⅨじゃない
第20位(22)<18>プロセス

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   今週はずいぶんひさしぶりに第1位に水面に書いた物語 が戻ってきた。ご愛聴感謝。
fumio

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京都市内の路地裏の家に住んでいた頃、夏には燕がよく飛んでいた。それは飛びかたが格好よくてわたしが大好きな鳥だった。近所の家の屋根の軒下に巣を作っているのをよく見かけた。玄関の上に隙間のあったわたしの家の中まで入ってきて天井の下の軒のあたりに巣を作って子供を育てていた。その子供たちが大きくなって巣立ってゆき翌年また帰ってきて同じところに巣を作って子供を育てた。毎年帰ってくるのが楽しみだった。あの燕達の子孫は今はどこに巣を作っているのだろうか。

   そしてロサンジェルス時代、借りていた家の裏にあった使用していない石の暖炉に名も知らない小鳥がやってきて巣を作って子供を育てた。わたしたちの存在をチラチラ警戒しながらもそれが暖炉であることは知らず丁度いい穴だと思ったらしい。その翌年やって来た次の世代にとってはその暖炉が自分達の元からの巣なのでべつにわたしたちを怖れることもなく淡々と子育てして飛び立っていった。代が替わってもやってくるのがなんだかうれしかった。みんな生物の大きなサイクルの中で生きていたのだ。人もまた…。
fumio

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鈴虫  


毎年、この季節に、あたりの草むらで秋の虫の声が聴こえると幼い頃京都の家で飼っていた鈴虫を思い出す。外国人には虫の声は雑音にしか聞こえないと聞くと不思議な気がする。

  ガラスの容れ物に土を入れて飼っていたのだが毎年、季節になると素晴らしい鳴き声で楽しませてくれた。しかし季節が終わるとメスたちがオスを食べるのが子供心に無惨に感じたものである。そしてやがてはみんな死に絶えてしまい一見土だけのように見えるのだが実は土の中にメスが卵を生んでいて翌年には新たな世代の鈴虫が出てくるのだった。ありとあらゆるところで起こっている生物のサイクルの仕組みがそこにもあった。
fumio

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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
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  ベトナム戦争の頃、「愛と平和」という輪で人々がまとまったことがあった。しかしそれは壮大な人類の歴史の錦絵図の一瞬の彩りでしかなかった。損得勘定を基にした世界の経済紛争を解決する手段として武力を使用した大量殺戮戦争の世紀は20世紀で終わりこれからは中途半端に終わった「愛と平和」の意を汲む「愛と智」を「新たなる輪」として人々の意図をまとめなければならない。「智」とは日(ヒ)を基礎にした「日知り(ヒジリ)」の「智」なのである。「愛と智慧」によって次々に起きる人類のあらゆる問題に取り組み解決を図り進んでゆくのである。それが「新たなる輪」の具体的な答のひとつである。
fumio

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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
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 「十カミ」が回転して力を揮う文字は「田」なのだが、なぜわかりやすく「新しい輪」と書かず「新たなる」と文語的表現にしているかといえばそれは「新田成る」であたらしい「田」になる、ということだから。

  それでは具体的には錦のような様々な人々の意図をまとめ力をふるうためには、これまでの輪ではないどんな輪が必要なのだろうか。
fumio


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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
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    これまでの人類の歴史上「錦糸束」すなわち人々の錦のような糸(意図)の束をまとめた輪を列記すれば宗教、民族、政治思想(資本主義、社会主義、民主主義等々)、経済などである。それらの輪でくくった錦糸束によって壮大な錦を織ってきたのである。
                            
  ヒントとしてメッセージの最後に付け足してある「カミは火と水」のカはタテの棒で表され、ミはヨコの棒で表されて「十」。この「十カミ」が回転した文字が「田」、火と水を使用してスコットランドのジェームズ・ワット(James Watt,)が1769年に蒸気機関を開発した。そのモーターの回転の仕組みはその後ありとあらゆるところに使用されて、産業革命を促し、現代の工業社会の礎になった。それは科万能主義というもうひとつの輪を生んだ。そして最後にはそれらの古い輪にかわる新しい輪が必要なのである。
fumio


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私的カウントダウンアルバム「水面に書いた物語 」 収録曲の今週のアクセス聴取ランキング
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8月10日(金)~9月17日(金)
ヒット数:898 件中
    
順位( )内は前週の順位< >内は前々週の順位 
 
第1位(1)<3>軽々しく愛を口にしないで
第2位(2)<1>ごめんなさい
第3位(9)<9>ラスト・ランデヴー
第4位(8)<7>女優(スター)
第5位(4)<4>水面に書いた物語
第6位(5)<5>あやかしのまち
第7位(3)<2>ときめきFALL IN LOVE
第8位(7)<8>それってⅨじゃない
第9位(6)<6>はるかなるメロディ
第10位(11)<10>マイ・スィート・ライフ
第11位(17)<16>Sentimentallady”M”
第12位(12)<13>わかりあえる日まで
第13位(14)<15>素顔のマスカレード
第14位(19)<19>まことのひかり
第15位(15)<18>恋すれば魔女
第17位(20)<21>NEVER GIVE UP!
第18位(10)<12>
オーロラの町から
第19位(13)<11>Stay with me
第20位(21)<20>もっと自由に
第21位(16)<17>しあわせになれる
第22位(18)<14>プロセス

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   今週も第1位と2位は(軽々しく愛を口にしないで ごめんなさい のまま動かなかった 。ご愛聴感謝。
fumio

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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
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「錦」とは色糸や金糸銀糸を使用した絹織物。誕生以来膨大な数の錦糸束を使用して歴史の織物を作ってきた人類が最後の錦糸束を使用して完成を目指す時が来た。その錦糸束が象徴するのは人々。最後にはさまざまな民族、主義主張の人々をひとつの錦糸の束として纏めなければならない。そしてそのためには新たなる輪が必要なのである。
fumio


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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。
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「錦糸束」ということばを読むとその字面の裏でわたしたちの意識の中で響く「キンシソク」という音魂を意味をもつそれらしき文字に変換してみる。すると「禁止則」となる。「最後の」というのだから「最初の」があったのだろう。そしてその「最初の禁止則」とはもちろんモーゼが与えられた「十戒」であった。それからその禁止則を守って人類は今日まで来たがついに自立すべき時が来て「最後の禁止則」を纏める時が来た。それは宇宙連合、銀河同盟の一員としての地球憲章、あるいは地球憲法となるもの。「新たなる輪」の輪は和で、「最後の錦糸束」つまり与えられたものではない人類全体の憲法をまとめるためには、新たなる「和」が必要ということ。
以上が「錦糸束」の音魂からみたひとつの解釈である。
fumio


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95/1/18 最後の錦糸束を纏めるには、新たなる輪が必要だ‥カミは火と水。


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  酒匂の戒めが解かれ、わたしたちに与えられたこのメッセージをあなたはどのように解読するだろうか。
fumio


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ロサンジェルス動物園といっても柵や囲いの中で飼われている動物たちは日本の動物園で見る動物たちと変わりがなくあまり生き生きとして見えかった。わたしは広い囲いのスペースで悠然と向こうを向いている犀(サイ)に大声で「サイ!」と呼びかけた、するとサイはビクッと反応した。あまり声などかけられたことなどなかったのだろう。驚いたのか。その反応が面白かったので何ヶ月かして次に訪れた時同じサイに同じ迫力で声をかけた。しかしその時はなにも反応しなかった。初めてではないから慣れたのでまたあいつかとと知らん顔したのかもしれない。ちょっとがっかりした。

 多くの動物を見てまわって息子が一番興味を惹かれたのはモグラだった。町の中では土はアスファルトで覆われているので目にすることがないモグラがここではこんにちはとばかりに土から顔を出してくるのだ。不思議そうに対面していた。モグラたちにとっても人類にとっても顔をだして息ができる環境はどんどん減って生きてゆきにくい時代になってしまった。
fumio

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