Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

岐阜、鷲ヶ岳登山(詳細)

2016年10月22日 | 山歩き

 10月12日(火)     天気=晴れ

 

07:15桑ヶ谷林道終点→ 07:45車道出合→ 07:50~55一服平→ 08:24~48鷲ヶ岳→ 09:11~15一服平→ 09:36桑ヶ谷林道終点

 

 昨日は北陸道の流杉PAで一夜を過ごした。今日は剣岳北方の猫又山を登るつもりであったが、今日の富山地方は午後から雨の予報なので目的地を奥飛騨の鷲ヶ岳に変更した。

 未明に東海北陸道を南下し高鷲ICで降りると鷲ヶ岳へと車を走らせる。鷲ヶ岳高原ゴルフ場までは良い道だったが、そこから先の桑ヶ谷林道はデコボコの酷い道で車体底部を幾度かゴツンとやりヒヤヒヤの運転だった。

 桑ケ谷林道終点

 林道終点は車数台が駐車できる広場で脇にはせせらぎの水場もある。ここから緩やかな登山道を登って行く。変化の乏しい樹林の道を30分程行くと、鷲ヶ岳スキー場からの道が左から合さりその先で幅広いダートの車道と交差した。

 緩やかな登山道

 車道交差地点(中央奥の黒い山は大日ケ岳、右奥は白山)

 車道を越えて一登りで一服平に着いた。一服平には顕彰堂(説明によれば、860年前に藤原頼保という人が悪い鷲を退治し、この地を平穏に治めた功を讃えて建てられたそうだ。)という名のお堂があり、ここで初めて鷲ヶ岳山頂が視認できた。

 一服平の顕彰堂

 一服平から鷲ケ岳

 一服平からしばらく進み急な階段を降ると先程の車道と再び合流した。時間的には一服平に立寄らず車道を進んだ方が早いようだ。車道を200mも行くと鷲ヶ岳山頂へ向かう登り口があった。

 一服平から車道への降り口

 車道から鷲ケ岳山頂への登り口

 ここから急な階段を登って行く。しかしこの階段は踏み場の盛り土が流失し、木枠が障害物と化している。こんな階段は日本各地の山々で見られるが杜撰工事の典型で、これなら自然のままの方が良く歩き辛くて雨の時など逆に事故の元だ。

 山頂直下の登山道

 そんな事を思いつつ息を切らせて登ると意外と早く鷲ヶ岳(1672m)に到着した。さして広くない山頂だがすこぶる眺めは良い。東は北アルプスの峰峰から御嶽山まで山波が続き、特に御嶽が大きく山頂部の噴煙も確認できる。西は眼下にひるがの高原が広がりその奥に大日ケ岳や白山連峰が望める。

 鷲ケ岳山頂

 山頂から御嶽山

 山頂から白山連峰

 30分近く展望を楽しみ誰も居ない山頂を後にする。下山の道も一服平を経由して降り山頂から50分足らずで登山口の林道終点に戻って来た。今日も2時間余の軽ハイキングに終わり、一番の難所はアクセス道の桑ヶ谷林道であったようだ。

 下山すると高鷲地区の湯平温泉へ立ち寄る。ここは長良川上流沿いに建つ素朴な雰囲気の日帰り温泉で、料金は600円とリーズナブル、広い露天風呂もあって寛げる良い温泉だった。入浴後は温泉の隣に在る食堂「お菜さと味」で昼食をとる。何気なく入店したがここのランチメニューは絶品、地元の食材を生かした郷土料理で私の舌に合い実に美味であった。五つ星のお勧めです。

 湯平温泉

 

コメント
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