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Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

丹沢、権現山~屛風岩山登山

2025年05月04日 | 山歩き

5月1日(木)    天気=晴れ

05:18寺ノ沢駐車場→ 05:22ミツバ岳登山口→ 06:27~36ミツバ岳→ 07:14~25権現山→ 07:53~08:06二本木峠→ 09:04~31屛風岩山→ 10:04~18大滝峠上→ 10:46一軒屋避難小屋→ 11:25林道出合→ 11:31大滝橋→(自転車)12:10寺ノ沢駐車場

 

 丹沢山地は若い頃からよく訪れているのでメインの山々は概ね登っているが、マイナーな山域に幾つか未踏の山が残っている。権現山や屛風岩山もその中の一座で、いつかは登ってみようと思っていた。

 昨日の午後に我が家を出発し、下山予定の大滝橋バス停付近に折り畳み自転車を残置して、前夜は登山口近くの寺ノ沢駐車場で久しぶりに車中泊をした。今朝は暗いうちに起床して、簡単な朝食を終え5時過ぎに駐車場を出発する。

車中泊した寺ノ沢駐車場

 歩いて数分で滝壺橋傍のミツバ岳登山口に着く。ミツバ岳はミツマタ群落が有名で開花時期の3月には訪れる人も多いが、盛りを過ぎた今人影は全く無い。

ミツバ岳登山口

 登山口からジグザグの絶え間ない急登が続く。道沿いのミツマタ群落は花を落として緑の藪に戻っていた。標高が上がるに連れ傾斜が緩やかになって登山口から1時間足らずでミツバ岳(791m)に着いた。

樹林帯のジグザグ道

花びらを落としたミツマタ群落

ミツバ岳山頂

 静かでゆったりとした山頂にはミツマタの花が幾らか残っており、その背後に白く輝く富士山が見えた。山頂から権現山へは緩やかな樹林の尾根道で、踏み跡は薄いが心地よく歩いて行く。

ミツマタの花と奥に富士山

権現山へ向かう尾根道(目印のテープが点々とあるので助かる)

 ミツバ岳から30分余で着いた権現山(1004m)も、展望こそ無いが木立に囲まれた居心地の良い山頂だった。権現山から急な坂を降り、最低鞍部の痩せ尾根を通過して少し登り返すと、木製ベンチが在る二本木峠だった。

権現山山頂

最低鞍部の痩せ尾根

二本木峠

 峠から薄い踏み跡のトラバース道を進んで、木の根が絡んだ急な痩せ尾根を直登する。(今日のコースでは、この辺りが一番の難所だった)痩せ尾根を登り切ると、アップダウンの多い尾根道を緩やかに標高を上げ、峠から1時間足らずで屛風岩山(1051m)へ着いた。

木の根の絡んだ急な痩せ尾根を直登

屛風岩山山頂

 ここも樹林に囲まれた静かな山頂で、木の合間から北に加入道山や大室山のピークが望めた。コーヒーブレイクで、30分程ノンビリ休憩する。屛風岩山から大滝峠上へも、相変わらず薄い踏み跡の尾根道が続く。樹林の合間に白銀の富士山がチラチラ見え、道沿いに所々ツツジの花が咲いていた。

山頂から加入道山(中央奥)と大室山(右奥)

木の合間から西に富士山

道沿いに咲くツツジ

 屛風岩山から30分余で、ベンチが設置された大滝峠上の分岐に着いた。此処からは東海自然歩道の明瞭な道なので一安心です。屛風岩山への道は標識も無く、入口はロープで閉ざされていた。「できれば立ち入ってくれるな」という事なんだろうか。

大滝峠上分岐

 大滝峠上からグングン降って行くと沢へ降り立ち、その後は沢沿いの道が続く。途中幾人もの登山者とすれ違う。この道は以前大雨で通行止めになっていたが、今は修復されて問題無く歩く事ができる。

沢沿いの道を降る

修復された登山道

 立派な造りの一軒屋避難小屋を通過して40分ほどで林道出合に着き、そこから林道を数分降ると大滝橋バス停の登山口だった。昨日此処に残置していた自転車に乗って、車を停めている寺ノ沢駐車場へ向かった。

一軒屋避難小屋

東海自然歩道なので道標も点々と設置されている

林道出合

 概ね降りの自転車ランは快適だったが、時折り登り坂もあり30分ほどの道中はけっこう汗を掻かされた。車に戻ると近くの日帰り温泉「ぶなの湯」へ向かう。ブナの湯はのどかな山間の温泉だが、入浴客でかなり賑わっていた。山の出湯で山の疲れと汗を流す。

大滝橋から自転車ラン

寺ノ沢駐車場へ戻って来た

 今日は難路表示のルートだったので緊張しながら臨んだが、思ってた以上に私の脚は動いてくれた。今年2月の大山登山で転倒して老いを感じていたが、今日の登山で少しばかり自信が蘇った気がします。

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伊豆、金冠山~達磨山ハイキング(詳細)

2025年04月17日 | 山歩き

4月14日(月)    天気=晴れ

08:40だるま山高原レストハウス→ 09:17~26金冠山→ 09:38~48戸田峠→ 10:10小達磨山→ 10:39~46達磨山→ 11:13小達磨山→ 11:33戸田峠→ 11:52だるま山高原レストハウス

 

 休暇村「南伊豆」から春のキャンペーン宿泊割引のハガキが届き、「それじゃ伊豆の山を登りがてら泊りに行くか」という気分になった。最初は百名山の天城山を登るつもりだったが、登山道が荒れているというネット情報を見て、急きょ西伊豆の達磨山へ行く先を変更した。

 早朝我が家を出発する頃は小雨が降っていたが、伊豆半島が近づくにつれ好天に転じ、西伊豆のだるま山高原レストハウスに着いた時には青空が広がった。

だるま山高原レストハウス駐車場(富士山の好展望地)

 レストハウスの駐車場に車を停め、準備を終えると近くの登山口から出発する。金冠山へは、緩やかで遊歩道みたいに歩き易い道が続く。やがて前方に金冠山の山頂部が見え、戸田峠からの道と合流すると、そこから数分の登りでアンテナ施設が建つ金冠山に着いた。

遊歩道のような登山道

前方に金冠山が見えてきた

 山頂からは駿河湾を前面に、富士山の眺望が素晴らしい。しばし見惚れていたが強い寒風で身体が冷え、早々に山頂を後にした。山頂から緩やかに10分余降ると、山越えの県道が通る戸田峠だった。此処にも広い駐車場があり、数台の車が停まっている。

金冠山山頂

山頂から駿河湾と富士山

山頂のアンテナ施設

 峠から再び緩やかな登山道に入り、緩やかに登って行く。前日の雨で水に浸かった登山道を10分ほど登ると小達磨山で展望の無い山頂だった。山頂から降って行くと、前方にゆったりとした達磨山の山頂が見えてきた。

戸田峠の登山口

小達磨山への登り

小達磨山山頂

小達磨山の降りから達磨山

 伊豆スカイラインの車道に出ると、稜線越えの横風が強烈で真っすぐ歩けないほどです。車道から笹原の登山道に入り、達磨山目指して登って行く。富士の絶景を背に、気持ちの良い道が続く。

伊豆スカイラインから達磨山への登り

天国への道という感じです。

山頂直下の登り

 10時半過ぎ達磨山に到着、岩がゴロゴロした山頂は差して広くは無いが360度の展望が素晴らしい。南へ続く稜線の彼方には、天城山の山波も見えた。

達磨山山頂

山頂から天城山方面

 狭い山頂に、次々と登山者が登って来る。風も強いので写真を撮り終えると、山頂を後にして下山の道に入る。来た道を辿って戸田峠に降ると、そこから車道を歩いてだるま山高原レストハウスへ戻って来た。

富士に向って降る

小達磨山の降りから望む戸田の街並みと駿河湾

戸田峠から車道を降る

 風は強かったが、思いの他天気が良くて存分に眺望を楽しむ山歩きができました。後期高齢者になった今「チャレンジ」より「エンジョイ」が登山のモットーで、そういう意味で今日は満足の山歩きでした。

 

 

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伊豆、金冠山~達磨山ハイキング

2025年04月15日 | 山歩き

4月14日(月)

日本列島を寒冷渦を伴う低気圧が通過する中、伊豆のだるま山へ行って来ました。伊豆半島の天気は良かったんですが、山の尾根を吹く風が台風並に強烈でした。

それでも富士山や駿河湾の眺めが絶景で、終わってみれば楽しい山歩きでした。尚、登山の詳細は後日のブログで紹介します。

達磨山山頂

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奥多摩、日の出山~御岳山ハイキング

2025年04月11日 | 山歩き

4月8日(火)    天気=晴れ

07:30御岳一丁目駐車場→ 08:28558mピーク→ 09:10高峰→ 09:55~10:28日の出山→ 11:06神代ケヤキ→ 11:12~18御岳神社→ 11:30~40御岳山ビジターセンター→ 12:17ケーブルカー滝本駅→ 12:19ケーブル下バス停

 

 何処か山へ出掛けたくなりネットで検索していたら、御嶽駅から日の出山方面へダイレクトに突き上げる「ラニヘッド・トレイル」という登山道を見つけた。

 この道は、元女性自衛官タレントの草分けとして活躍した酒井若菜さんを中心としたグループが、数年前に開拓した新しい登山道と書かれていた。チョット興味を惹かれたので、此処を登ってみる事にした。

 朝方我が家を出発し、7時半頃に御嶽橋近くの「御岳一丁目駐車場」へ着いた。此処は無料の市営駐車場なので人気があり、我々が着いた頃には登山者や釣り人の車でほぼ満車に近かったが、辛うじて端っこに停める事ができた。

御岳一丁目駐車場

 準備を終えると、駐車場から出発する。御嶽橋傍の住宅脇から小道入ると、「←高峰、日の出山」と書かれた標識があり、登山道である事が分かった。その少し先に鹿除けの柵が在り、柵を潜るとその先に「ラニヘッド・トレイル」の洒落た標識が立っていた。

ラニヘッドトレイルのスタート地点

鹿除け柵を通過する

ラニヘッドトレイルの標識

 標識の先から、ジグザグの急登が長々と続く。最初から息切れがする辛い登りだが、その分標高がグングン上がって行く。30分程頑張ると傾斜は徐々に緩み、眼下に御嶽の集落が望めるようになった。

樹林帯の急登

登山道から眼下に御岳の集落

 出発から1時間足らずで、558mピークに着く。樹林の中のピークは、標識が無ければ分からなかっただろう。ここから高峰までは、気持ちの良いアップダウンの尾根道が続く。

558mピークの看板(登山道を開拓した人達の名が書かれている)

 尾根の途中で休憩していたら、「寒いですね~」と言いながら単独の中年女性が我々をサっサと追い抜いて行った。やがて梅郷から日の出山へ向かう登山道が合流する高峰(755m)に着いた。展望は無いが広々して心地よい山頂です。

558mピークから高峰に向かう尾根道

高峰ピーク

 高峰から日の出山へは関東ふれあいの道なので、樹林帯の歩き易い道が続く。やがて道は左右に分岐し、左は緩やかな巻き道で我々は右手の尾根道を登って行く。

高峰から日の出山に向かう道

 しばらく登って着いたピークが竜の髭(768m)で、樹林に囲まれ展望は殆ど無かった。更に進んで行くと左手の巻き道と再び合流し、緩やかな坂を登って行くと、石垣が積まれた日の出山(902m)の山頂に着いた。

竜ノ髭ピーク

日の出山山頂

 山頂からは関東平野を望む事ができたが、春霞のせいか霞んだような風景だった。山頂の東屋で、しばらくコーヒーブレイクを楽しむ。妻が「私この山へ二十歳頃に友達と二人で来た事あるわ」と呟き、それが気の遠くなるような昔の出来事に思えた。

山頂の東屋

山頂から関東平野の展望

 30分程で休憩を終え、山頂を後にする。山頂直下に建つ東雲山荘に立ち寄ってみたが、現在休業中で無人のような感じだった。日の出山から御岳山への道は平坦で歩き易く、すれ違う登山者も多い。

日の出山山頂直下の東雲山荘

日の出山直下の巨岩

 東雲山荘から30分余で、行楽の人がゾロゾロ行き交う御岳の山上集落に着いた。折角なので、山頂の武蔵御嶽神社まで登ってお参りする。天気が良いせいかミニスカートのギャルから杖をついた高齢者まで、絶え間なく参拝客が訪れている。

御岳集落の神代ケヤキ

御岳山山頂の武蔵御岳神社

山頂神社から関東平野の展望

 参拝を終えた後は御嶽ビジターセンターを見学し、その後ケーブルカーには乗らず参道を歩いて下山した。ケーブルカー滝本駅下のバス停に降り着いたら、丁度バスが発車の間際で運よく乗車する事ができた。

御岳集落の藁ぶき屋根の宿

御岳神社参道を降って行く

御岳ケーブルカーの下を潜る

山麓のケーブルカー滝本駅

ケーブルカー下のバス停

 御嶽一丁目駐車場へ戻り車に乗ると、日の出町のつるつる温泉へ車を走らせる。日帰りのつるつる温泉は日の出町の山奥に在り、最近梅ヶ谷トンネルが開通して随分アクセスが楽になった。

日の出町のつるつる温泉

 此処は初めて訪れたがとても居心地よい温泉で、その名のとおりツルツルとした湯質が山の疲れを癒してくれました。今日は春山の爽やかな息吹が、生きる元気と活力を我々老夫婦に与えてくれたようです。

 

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秩父、武甲山登山

2025年03月04日 | 山歩き

3月2日(日)    天気=曇り一時晴れ

07:43一の鳥居駐車場➡ 08:02持山寺跡分岐➡ 08:30~39林道出合➡08:51~57持山寺跡➡ 09:20~34小持山分岐➡ 10:01~40武甲山➡ 11:05~07大杉広場➡ 11:27不動滝➡ 11:35持山寺跡分岐➡ 11:49一の鳥居駐車場

 

 先月の丹沢大山で転倒して以来、控えていた山歩きだが、眉間の傷もだいぶ癒えてきたので、リベンジを兼ねて埼玉のシンボルとも言える秩父の武甲山を登る事にした。

 早朝出発したつもりだったが、休日の武甲山は人気が高い。7時半頃着いた一の鳥居登山口の駐車場は既に満杯で、隅っこの空地へようやく車を停めた。

一の鳥居登山口駐車場(下山時)

 準備を終えると、表参道コースを出発する。何度も歩いた道だが水害による荒廃が以前よりだいぶ進んでいる。登山口から20分ほどで、持山寺跡地へ向かう道が左へ分岐している。

表参道コースを登って行く

橋を渡って持山寺跡経由コースへ

 我々は表参道を離れ、左の道を登って行く。山頂へ向かうには遠回りだが、樹林帯に続くこの道は登山者が殆どおらず静かな山歩きができる。分岐から30分ほどで山腹を巻く林道に達し、そこから少し登った所に持山寺跡への分岐があった。

樹林の合間から武甲山の山頂部を望む

持山寺跡分岐

 持山寺跡地は分岐から300m程奥まった場所に在った。標識によれば江戸時代初期に建てられたと書かれており、今は石塔だけが残されている、それにしても何故こんな山奥の寂しい所に建立したのか昔人の信仰深さに畏怖を感じる。

持山寺跡地

 持山寺跡から分岐へ戻り、緩やかな山腹の巻き道をしばらく進むと、武甲山と小持山を繋ぐ稜線上の鞍部に達した。ここで一息入れた後、武甲山へ向かって最後の急登に入る。

山腹の巻き道

稜線上の鞍部

 息を切らして急登を凌いで行くと、やがて前方に山頂の武甲山御嶽神社が見えてきた。神社やトイレなどが在る山頂一帯には、幾組もの登山者達がそれぞれに寛いでいる。

武甲山への登り

山頂の武甲山御嶽神社

 神社の奥の展望台に、武甲山の山頂標識が立っている。曇り勝ちの天気で遠望は効かなかったが、展望台から秩父盆地の広々とした景色を望めた。山頂を後にすると、トイレ横のベンチでランチタイムとする。

山頂の展望台から秩父盆地の眺め

山頂下のベンチでランチタイム(奥の建物がトイレ)

 日曜日とあって休んでいる間にも次々と登山者がやって来る。40分ほど滞在し、山頂を後に表参道コースを下山する。下山の道も絶え間なく登山者とすれ違う。大きなペットボトルを背負った人を何人も見掛けたので、一人の女性登山者に「そのペットボトルの水、何に使うんですか?」と尋ねたら、「山頂トイレで使う水何です」という応えだった。

表参道の要所にある道標(50丁目が山頂)

 表参道コースは緩やかで、大変歩き易い。やがて巨大な杉が聳え立つ大杉広場に降り立つ。ここが参道コースの中間地点くらいだろうか。更に降って行くと沢沿いの道になり、やがて細々と水が流れ落ちる不動の滝に着いた。

巨大杉が立つ大杉広場(参道コースの休憩ポイント)

不動滝

 滝の手前には幾つものペットボトルが置かれており、先程の女性が背負っていたのは、ここから運んだものだったようだ。沢沿いの道をしばらく降って行くと、前方に別荘の建物が見え、12時前に一の鳥居登山口へ戻って来た。

一の鳥居登山口へ戻って来た

 車に乗ると、横瀬町の武甲温泉へ向かう。温泉は多くの入浴客で大賑わいだった。休日料金900円と少々高額だったが、登山を終えた後の温泉は極楽で、山の汗を気分良く流した。

横瀬町の武甲温泉

 今年に入って3度目の登山、前回の丹沢大山では山の神様に意地悪されたが、地元埼玉、武甲山の神様は我々夫婦を暖かく迎え入れてくれたようです。春めいた天気で、今日は気持ちの良い山歩きができました。

 

 

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丹沢、大山登山

2025年02月09日 | 山歩き

2月6日(金)    天気=晴れ

07:55大山ケーブル第1駐車場➜ 08:08~13大山ケーブル駅➜ 08:32~43大山寺不動尊➜ 09:00~10男坂分岐➜ 09:16~21阿夫利神社駅➜ 10:11~16十六丁目➜ 10:43二十三丁目➜ 10:55~11:43大山山頂➡ 11:54二十三丁目➡ 12:20十六丁目➡ 12:57阿夫利神社駅

 

 脚の調子も良くなったので、何処か山歩きに出掛けたくなった。信仰の山として人気がある丹沢の大山は過去に何度か登っているが、メインの表参道コースがまだ未踏だったので妻と二人で登ってみる事にした。

 東名道の伊勢原ジャンクションから新東名道が開設されたので、丹沢へのアプローチが格段便利になった。渋滞さへ無ければ我が家から大山表参道登山口まで1時間余で来る事ができる。

駐車場横の参道を出発

 大山ケーブル第1駐車場(駐車料金1000円)に車を停め、準備を終えると大山に向けて出発する。大山ケーブルカー(朝9時始発)はまだ運行しておらず、表参道の女坂コースを登って行く。

大山ケーブル駅横のお堂(男坂コース分岐)

 参道沿いには信仰を物語る遺物が数多く在り、中々興味深かった。登山口の駐車場から約30分余で、立派な本堂が建つ大山寺不動尊に着いた。トイレやベンチもあり、丁度良い休憩ポイントだった。

大山寺不動尊への参道

子育て地蔵傍の小橋

大山寺不動尊下の急な階段

 大山不動尊からしばらく急登を凌ぐと男坂と合流し、その少し先が阿夫利神社の広々とした境内だった。中には売店や食堂もあり、近くのケーブルカー駅からは行楽の人が訪れて賑わっていた。

大山寺不動尊の急登の道

阿夫利神社本殿

ケーブルカー阿夫利神社駅

 阿夫利神社から、大山に向って急な山道が始まる。道沿いの樹林帯には風格のある巨木が多く目を惹いた。阿夫利神社から約50分で、蓑毛集落からの道が合流する十六丁目地点に着く。この辺りから山肌を覆う雪が多くなってきた。

十六丁目地点に向かう登山道

蓑毛からの道が合流する十六丁目地点

 チョットした雪山気分で更に30分程登ると、ヤビツ峠からの道が合流する二十三丁目地点、ここまで来ると山頂は遠くない。行き交う人も増えて、やがて神社や茶店など在る大山山頂に着いた。

途中の登山道から富士山方面

ヤビツ峠からの道が合流する二十三丁目地点

山頂下の鳥居

大山山頂

 山頂からは、相模灘や東京湾を見渡す素晴らしい展望が広がる。今日は風も無く青空が広がる絶好の登山日和、山頂のベンチに陣取ってノンビリとランチを楽しむ。

山頂の神社奥ノ院

山頂から東京湾(左)相模灘(正面)の眺め

山頂から伊豆半島の眺め

 1時間ほど山頂に滞在して、来た道を下山する。下山の道も多くの登山者とすれ違う。山頂から殆ど休む事無く歩いて、午後1時前に阿夫利神社へ降り着いた。

来た道を下山する。

阿夫利神社へ戻って来た。

 此処から大山ケーブルカーに乗車して、あっけなく下界へ戻って来た。「サアこれから温泉に行こう」と門前の坂道を駐車場へ向かって降っている時、突然アクシデントが発生、私は人生で初めて救急車のお世話になる事態に陥ってしまった。・・・その詳細については次回のブログで・・

阿夫利神社駅からケーブルカーで下界へ

 

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茨城県、加波山初詣ハイキング

2025年01月04日 | 山歩き

1月3日(金)    天気=曇り

08:18加波山神社駐車場➜ 08:28~39加波山登山口➜ 09:10五合目➜ 09:48~10:30加波山山頂➜ 10:40~48加波山神社親宮拝殿➜ 11:08~15燕山➜ 11:30加波山神社親宮拝殿➜ 12:12加波山登山口➜ 12:24加波山神社駐車場

 

 今年の初登山は、何処へ行こうかと考えた。高尾山や御嶽山など有名処は混雑するから気が進まない。茨城県の加波山は筑波山と共に常陸三山の一座で、古くから山岳信仰の山として知られている。まだ訪れた事が無かったので、初詣を兼ねて登る事にした。

 圏央道が貫通したお陰で、埼玉県と茨城県の距離がグンと縮まった。早朝我が家を出発し五霞インターで圏央道を降りると、関東平野の平坦な道を走り、8時過ぎに加波山神社の駐車場に着いた。

加波山神社

 神社の境内に参拝者の人影は無く、登山者の車が数台停まっているだけだった。準備を終えると加波山に向けて出発する。集落の車道を15分程登ると山頂へ向かう参道登山口が右に分岐していた。分岐にも車4~5台分の駐車スペースがあった。

加波山登山口

 参道の道はハッキリしているが、落葉で埋まり歩かれた形跡が薄い。低山と侮っていたが、急登が続きけっこう汗を掻かされた。肌寒い高曇りだが、風は弱く登山には丁度良い天気だ。

加波山への登山道

 標高が上ると、ゴロゴロとした岩が目立つようになった。加波山神社から約1時間半で、山頂部の一隅に建つ加波山神社本宮拝殿に着いた。神社の軒先を借りて、ここでコーヒーブレイクとする。

登山道沿いの巨石

山頂間近の道

山頂直下の鳥居(山頂への石段は半ば崩れている)

加波山神社本宮拝殿

 休憩を終えて出発すると、すぐに加波山神社本殿が建つ山頂(709m)に着いた。多くの修験者が歩いたであろう山頂一帯の稜線には、幾つものお社が建ち山岳信仰の往時が偲ばれる。

山頂の加波山神社本宮本殿

山頂から望む関東平野

途中にあったたばこ神社のお社

 山頂から岩の多い道を10分程降った鞍部には、加波山神社親宮拝殿が建っている。ここまで車道が通じているので、参拝する人の姿もチラホラ見掛ける。

親宮拝殿に向かう急な降り

加波山神社親宮拝殿

 鞍部から北へ伸びる林道を歩いて燕山へ向かう。アンテナ施設の所が林道の終点で、その少し先に燕山(701m)の山頂があった。疎林に囲まれて展望は殆ど無く、標識がポツンとあるだけの寂しい山頂だった。

燕山山頂

 鞍部に戻ると加波山神社へ降る道に入る。沢沿いに続く下山の道は、登りの道に比べると歩き易く、この道が加波山へのメイン登山道になるのだろう。鞍部から30分ほどで砕石現場がある車道道終点に着き、そこから車道を降って加波山神社の駐車場へ戻って来た。

山椒魚谷の水場

砕石現場から車道を降る

加波山神社に戻って来た(奥の山が加波山)

 車に乗ると筑西市の温泉施設「あけの元気館」に向い、山の汗を流した。ここは地元の人に親しまれる公営の日帰り温泉で、料金も650円と安く心地よく入浴する事ができた。

筑西市の日帰り温泉「あけの元気館」

 初めて訪れた加波山は、山岳信仰の面影が色濃く残された趣のある山で、静かな雰囲気を楽しむ事ができました。近くの高名な筑波山神社に比べると加波山神社は参拝の人影薄く、暇を持て余した神様がワザワザ遠路はるばる訪れた我々夫婦に、ありがたいご利益をお授け頂けるのではないでしょうか。

 

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箱根山系、矢倉岳ハイキング(詳細)

2024年12月07日 | 山歩き

12月1日(日)    天気=晴れ

07:51地蔵堂駐車場→ 08:11沢出合→ 08:26高圧電線鉄塔下→ 09:13山伏平→ 09:29~59矢倉岳→ 10:13山伏平→ 11:09~17万葉公園→ 11:26~48足柄峠→ 12:31地蔵堂駐車場

 金太郎伝説で知られる神奈川県の足柄峠、その近くに聳える矢倉岳はまだ未踏だったので初冬の好日に登ってみる事にしました。箱根山系の中では低山の部類だが、眺めが良くて手軽に登れる矢倉岳は、ハイカーに人気の山です。

 早朝に出発したのが幸いして高速道路で渋滞する事も無く、朝7時半過ぎに登山口の地蔵堂駐車場へ着いた。登山者のものと思われる車が、既に3台ほど駐車していた。

地蔵堂

 準備を終えると地蔵堂でお参りした後、矢倉岳へ出発する。足柄峠へ向かう車道脇に一段と華やかな紅葉木が一本立っており、その横から登山道が始まっていた。

登山口に立つ見事な紅葉の木

登山口から登って行く

 急坂を登るとお茶畑に出て、そこから少し降ると細々と流れる小沢があり、沢を渡ると緩やかな樹林帯の登りが続く。しばらく登ると周囲の展望が開き、高圧電線鉄塔の下に着いた。

沢を渡る

高圧電線鉄塔の下

 電線鉄塔沿いにしばらく登り、やがて右に曲がって樹林帯の山腹を巻くような道を登って行く。電線鉄塔の下から約30分ほどで足柄峠と矢倉岳を繋ぐ登山道に達し、その先が登山道の分岐する山伏平だった。

樹林帯の巻き道

山伏平の分岐

 山伏平から矢倉岳へ向かう道に入る。地図で見るより急な道だったが、山伏平から約15分ほどで目的地の矢倉岳(870m)に到着した。初めて訪れた山頂は中央に鐘が設置されており、広々として富士山や相模灘の眺めも良く、気持ちの良い場所だった。

矢倉岳山頂

山頂から箱根の山々(煙が出ているのが大涌谷)

 30分ほどコーヒーブレイクを楽しんだ後、山頂を後にする。山伏平から万葉公園へ向かう尾根道は、ほど良いアップダウンの歩き易い道が続く。快適な登山道は万葉公園までで終わり、そこから足柄峠まで行き交う車を気にしながら車道を歩く。足柄城址や関所跡など見所多い足柄峠は、ドライブを楽しむ大勢の行楽客で賑わっていた。

万葉公園へ向かう尾根道

万葉公園の東屋

万葉公園の駐車場

足柄峠の関所跡

峠の聖天堂

足柄城址

 我々は賑わいを逃れるように、峠から足柄古道を降って行く。足柄古道は昔の旅人が峠を越えた道で、クネクネ曲がった車道をショートカットするように続いている。昔の面影を残す古道はほど良い傾斜で、心地よく降って行ける。地蔵堂近くまで降ると、先程登った矢倉岳の丸い山容を仰ぐ事ができた。

足柄峠の古道入口

気持ちの良い足柄古道の降り

矢倉岳を望む

 登山口へ戻って来ると、行楽の人々で凄い賑わいだ。地蔵堂の隣に在る「足柄古道万葉うどん店」でうどんを食べたかったが、長い行列を見て諦めた。矢倉岳一帯の山々は金太郎伝説や古い歴史の面影を残し、富士山や箱根の山々など眺望にも恵まれて、充実した山歩きを堪能できました。

 今宵は休暇村富士に泊り、後期高齢者に突入する私の誕生日を祝います。

地蔵堂へ戻って来た

駐車場は満杯状態

足柄古道万葉うどん店も行列ができている

道の駅足柄・金太郎のふるさとから望む矢倉岳

休暇村富士

 

 

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私の誕生日祝いで、矢倉岳ハイキング

2024年12月01日 | 山歩き

12月1日(日)    天気=晴れ

 先日が私の嬉しくもない誕生日だった。「会食でもする?」という妻の言葉に、食べるより山に登る方が良いと私は応えた。

 そんな事情があって、今日は箱根の矢倉岳を登る事になりました。矢倉岳は気軽に登れる低山だが、眺めの良さで人気があります。

 足柄町の地蔵堂から約1時間半かけて辿り着いた山頂からは、富士山や箱根の山々の眺めが素晴らしく、私には何より嬉しい誕生日プレゼントでした。

矢倉岳山頂

 なお登山の詳細は、後日のブログで紹介します。

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長野県、霧訪山ハイキング

2024年11月17日 | 山歩き

11月12日(火)    天気=晴れ後曇り

09:44霧訪山登山口→ 10:10~14高圧電線鉄塔→ 10:18登山道分岐→ 10:22避難小屋→ 10:58~11:35霧訪山→ 11:58~12:02避難小屋→ 12:07高圧電線鉄塔→ 12:26霧訪山登山口

 

 山友のF夫妻とは今年の初夏に信州の山へ行く約束をして、一緒に諏訪湖畔の宿へ泊まったのだが、登山当日が雨で結局登る事は叶わなかった。そのリベンジというほどでも無いが、今日はF夫妻と一緒に塩尻市の霧訪山を登ります。

 霧訪山は標高1300m余の低山だが、山名が何となくロマンチックで信州の中央部に位置する事から周囲の眺めも良く、地味な存在ながら中々人気ある山です。

諏訪湖畔の宿「ユーペンハウス」を出発

 昨夜泊った諏訪湖畔の宿から車を走らせ、朝9時半頃登山口に着いた。登山口には広い駐車場と簡易トイレがあり、登山道の入口にも立派な標識が設置され地元の方の山に対する熱意が窺われた。

登山口駐車場

霧訪山登山口

 登山道は山頂に向けて直線的に結ばれており、短い距離ながら最初から急登の道が続く。一帯の山域は松茸の採取地のようで、道沿いの至る所に「松茸採取厳禁、登山道から外れるな」と書かれた看板が設置されている。登山口から30分足らずで高圧電線鉄塔の下に着き、少し早いが此処で最初の休憩を取る。

登山道には山頂まで「あと○○m」と書かれた標識が100m毎に設置されている。

登山口から10分ほど登った所に在る「御嶽山大権現」と書かれた石碑

高圧電線鉄塔の下で一休み

 電線鉄塔の少し先が登山道の分岐で、右手の道は「工事の為通行ご遠慮ください」と標識に書かれていた。下山時この道を歩く予定だったが、諦めて左手の山頂直登コースを登って行く。

登山道分岐(右手の道は通行自粛が書かれており、周回コースを諦める)

 分岐の少し上に、杣小屋のような避難小屋が在った。4~5名入れば満員になるような小屋だが、雨風凌ぐにはありがたい存在だろう。避難小屋の少し上から一旦緩やかな尾根道になったが、しばらく進むと再び急登の道になった。

杣小屋風な避難小屋

山頂手前、急登の道

 ロープが張り巡らされた急な道を登る事20分ほど、一気に展望の良い霧訪山の山頂に着いた。雲が多めながらも山名表示盤が設置された山頂からは北アルプスや中央アルプス、八ヶ岳など名峰雄峰を望む事ができた。又美ヶ原の左手には、松本市街地の広がりも見えた。

霧訪山山頂

山頂の祠

山頂から北アルプス方面

山頂から美ヶ原高原方面(左手が松本市街地)

八ヶ岳方面

中央アルプス方面

 先ほどまで居た他の登山者グループも下山して我々だけになったので、山頂でゆっくりコーヒーブレイクを楽しんで、周囲の景色を堪能する事ができた。30分ほど休憩して、下山を開始する。降りの道は早く、急な坂を転ばぬよう慎重に足を進め、山頂から1時間足らずで登山口へ戻って来た。

急な道を降る

登山口の小野集落に戻って来た

 車に乗ると「旨い信州蕎麦でも食べよう」とグルメガイドで探した蕎麦店を3箇所巡ったがいずれも閉店、結局昨夕デイナーを食べた諏訪湖畔の「ホルツ下諏訪店」で遅いランチを食べた。

 もう一晩諏訪湖畔の宿に泊まるというF夫妻とは、此処でお別れする。今回は秋の爽やかな天気に恵まれて、楽しい信州の山旅を堪能する事ができました。「次は陽春の頃にでも、F夫妻と一緒に楽しい山歩きできればいいな」と思いつつ帰宅の途についた。

 

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長野県、入笠山ハイキング(詳細)

2024年11月15日 | 山歩き

11月11日(月)    天気=曇り後晴れ

09:01ゴンドラ山頂駅→ 09:27~30マナスル山荘→ 09:52~10:21入笠山→ 10:44首切清水→ 10:55~11:33大阿原湿原→ 11:42首切清水→ 12:27ゴンドラ山頂駅

 

 各地で紅葉の便りが聞こえてくるようになった。それに誘われた訳でも無いが、雪が降る前に秋の山を楽しもうと信州の入笠山登山に出掛けた。早朝我が家を出発し、圏央道~中央道を経由して、登山口となる富士見パノラマスキー場へ着いた。

 上空は雲に覆われている。しかし朝一番のゴンドラに乗って標高を上げて行くと、雲を突破して雲海の広がる山頂駅へ着いた。ここがスキーゲレンデの最上部だが、グリーンシーズンの今はマウンテンバイクのロードコースになっていた。

山頂駅の入笠山登山口

 山頂駅を出発し、しばらく歩くと入笠湿原に降り着いた。この湿原晩秋の今は枯れて彩褪せた草原だが、初夏の頃にはスズランの群落が見られるという。湿原の奥に山小屋風の食事処「山彦荘」が在るが、早朝の今は人の気配が無かった。

入笠湿原入口の鹿除けゲート

入笠湿原

湿原奥の食事処「山彦荘」

 山彦荘からしばらく進むと、天文ドームが在るマナスル山荘に着く。ここは天体望遠鏡を持つ山小屋風の宿で、一度此処で望遠鏡を覗いてみたいと以前から気になっていた場所です。

マナスル山荘

 マナスル山荘から入笠山へ登山道に入り、直登コースを22分ほど登って、入笠山へ着いた。広々とした山頂は360度の展望で、信州の名立たる雄山名峰を望む事ができる。中でも眼前に広がる八ヶ岳連峰の眺めが圧巻です。

山頂への直登コース

入笠山山頂

山頂から中央アルプス方面

山頂から諏訪湖方面

山頂から八ヶ岳連峰

 休憩を終えると、山頂を後に大阿原湿原への道に入る。登山道を降り着いた鞍部が仏平峠で、その近くに首切清水という物騒な名の水場(江戸時代、高遠藩の家老が此処で盗賊に首を切られたという謂れがあるそう)が在った。首切清水から林道を10分ほど歩いて、大阿原湿原の入口に着いた。

山頂から大阿原湿原へ向かう道

首切清水

 ここは山上に広がる湿原で、訪れる人は殆ど居らず静寂に包まれた居心地の良い所でした。湿原の周回遊歩道コースをグルリと歩いて、湿原入口へ戻り、帰りは入笠山の山腹を巻く林道を歩いて、お昼過ぎにゴンドラ山頂駅に戻ってきた。

湿原へ向かう道

大阿原湿原

遊歩道沿いの苔

林道を歩いて入笠湿原へ戻る

入笠湿原を通過してゴンドラ山頂駅へ

 山頂駅一帯は行楽の人やマウンテンバイクの人が大勢居て、観光リゾートの雰囲気です。入笠山の紅葉はあまりパッとせず、山麓のスキーゲレンデ付近が一番艶やかでした。

ゴンドラ山頂駅付近から八ヶ岳連峰の眺め

展望の良いスキーゲレンデ最上部

ゴンドラからの眺めも素晴らしい

スキーゲレンデ最下部(今はマウンテンバイクのゲレンデ)

スキー場山麓の紅葉

 今日はお手軽ハイクのつもりだったが、終わって見ればけっこう歩きでがありました。これから諏訪湖畔の宿へ向かい、山友のF夫妻と合流し明日は塩尻市の霧訪山を登る予定です。天気も良さそうなので、秋の山歩きを満喫できそうです。

 

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信州、入笠山ハイキング

2024年11月11日 | 山歩き

11月11日(月)天気=曇り後晴れ

グズグズしてたら雪山になってしまう。その前に秋の山を楽しもうと、信州諏訪湖近くの入笠山へやって来ました。

富士見パノラマゴンドラに乗れば、山頂駅から約1時間で入笠山に着く。お手軽ハイキングコースです。

山頂からは360度の大展望、日本アルプスや富士山など名だたる山々を望む事ができます。中でも間近に迫る八ヶ岳が圧巻の眺めでした。

入笠山山頂

山頂を後にすると、静かな大阿原湿原巡ってゴンドラ山頂駅に戻った。今日は諏訪湖畔の宿に泊まって山友F夫妻と合流し、明日は一緒に霧訪山を登る予定です。秋の好天に恵まれて、今回は良い山旅が出来そうです。

※尚、登山の詳細は後日のブログで紹介します。

 

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北海道、大雪山旭岳登山

2024年10月26日 | 山歩き

10月17日(木)    天気=晴れ後曇り

08:30旭岳ロープウエー姿見駅→ 08:47姿見池→ 09:53ニセ金庫岩→ 10:02~09旭岳→ 10:13ニセ金庫岩→ 10:46姿見池→ 11:01旭岳ロープウエー姿見駅

 

 ニセコチセヌプリ登山で登山靴が壊れてしまったので、旅の途中で南富良野町の登山用品店モンベルに立ち寄り、おニューの登山靴を購入した。買った靴の試し履きをやりたかったので、北海道の最高峰大雪山旭岳を登ってみる事にした。

 上富良野町の日の出台キャンプ場から朝一番で車を走らせ、旭岳ロープウェー山麓駅に着いた。身の引き締まる寒さだが、爽やかな秋空が広がっている。08:15発のロープウェーに乗って、苦も無く標高1600mの姿見駅へ着いた。

旭岳ロープウェー山麓駅

 駅を降り立つと、雄大な旭岳の山容が眼前に迫って見える。20代の頃と30代の頃に各一度登っており、旭岳に登るのは今日で3回目になる。妻があんまり山歩きしたく無いと言うので、姿見池の所で別れ、私一人で旭岳を目指す。

姿見池への歩道は凍っていた。

姿見池から旭岳

 山頂までの道程は明瞭に見え、二人連れの登山者が二組先行しているのが確認できた。黙々足を進めて行くと、やがて二組の登山者に追いついた。いずれも外国人風な人達で、ここは日本男児の脚の見せどころと、彼等を追い越して、休まずに登って行く。

旭岳へ向かう砂礫の道

地獄谷の噴煙群

 姿見池から約1時間ほどで、過去に道迷い遭難が何度か遭ったというニセ金庫岩に達した。晴れていれば道迷いなど考えられぬ場所だが、辺りは全て砂礫なのでガスで視界が閉ざされると方向を失ってしまうのだろう。

ニセ金庫岩

 ニセ金庫岩を左へ曲がってすぐに金庫岩がある。この岩は姿見駅からでも顕著に確認できる大きな岩だが、地獄谷から吹き上げる強風が凍てつくような寒さで、風から逃れるように山頂へ登って行く。

金庫岩

 ニセ金庫岩から10分足らずで、広々とした旭岳の山頂に着いた。山頂には誰も居らず今日は私が一番乗り、大雪山は北海道の屋根と言われるだけに大雪山系の山々を始めとする雄大な山岳展望が広がる。

旭岳山頂

山頂から黒岳方面

山頂からトムラウシ山方面

山頂から地獄谷を見下ろす

 妻を下界に待たせているので長居はできず、写真を撮り終えると早々に山頂を後にする。下山の道は次々と登山者の列とすれ違う。三分の二くらいは外国人の様子、中には半袖短パン姿の人も居て、「山舐めてんじゃネ」と思う人もいる。

姿見平の夫婦池

 姿見池まで降り着くと、辺りは観光客の群れで大賑わいとなっていた。山頂から1時間足らずで姿見駅に着き、ロープウェーで山麓の駐車場に戻ると、妻が車の中で静かに読書をしていた。

姿見駅に戻って来た

 新しい登山靴の試運転は上々で、すこぶる履き心地が良く何の違和感も無い。さすがモンベル製、この靴と共にもうしばらく山歩きの人生を楽しめればと思います。

 

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北海道、ニセコ連峰チセヌプリ登山(詳細)

2024年10月22日 | 山歩き

10月13日(日)    天気=晴れ

07:51神仙沼入口駐車場→ 08:05神仙池分岐→ 08:18~28長沼→ 09:04~12シャクナゲ岳分岐→ 10:06~33チセヌプリ→ 11:22シャクナゲ岳分岐→ 12:07~09長沼→ 12:25~30神仙沼→ 12:50神仙沼入口駐車場

 

 幾つもの火山が連なるニセコ連峰はスキーゲレンデとして有名だが、山域に沼や湿原を散りばめて、無雪期はハイキングコースとしても人気が高い。連峰の中央部に聳えるチセヌプリはまだ未踏だったので、紅葉狙いで妻と二人登ってみる事にした。

 早朝5時前に日本海フェリーで小樽港へ車で降り立つと、ニセコへ向かう国道を約2時間ほど走ってニセコパノラマラインの神仙沼入口駐車場へ着いた。

神仙沼入口駐車場

 準備を終えるとよく整備された木道を歩き始める。15分ほど歩くと神仙沼分岐で、ここを右に曲がってチセヌプリへの道へ入る。分岐から13分ほどで、静かな長沼の湖畔に着いた。湖面の奥に、チセヌプリのたおやかな山容が聳え立つ。

長沼とチセヌプリ

 長沼を過ぎると湿っぽい道を30分余緩やかに登って、シャクナゲ岳分岐に着く。分岐の先からチセヌプリの山頂へ向かう急なジグザグ道になる。標高が上がるにつれ、周囲の展望が広がって行く。

シャクナゲ岳分岐へ向かう道

シャクナゲ岳分岐

チセヌプリ山頂への登り

登山道からシャクナゲ岳方面

 シャクナゲ岳分岐から約1時間で、チセヌプリ(1134m)に着いた。山頂からは360度の大展望、ニセコの山々や羊蹄山、遠く道南の渡島駒ヶ岳も望む事ができた。

チセヌプリ山頂

山頂から羊蹄山(中央奥の山)方面

 連休中日とあって、次々と登山者が山頂へ登って来る。登山前は冬眠前の熊を危惧していたが、不安がだいぶ薄らいだ。30分ほど山頂に滞在して、下山を開始する。

 爽やかな秋空の下気分の良い山歩きができたなあ何て思いながら下山をしていたが、シャクナゲ岳分岐を過ぎた頃に、突然私の登山靴の底がパカッと剥がれた。

靴底が剥がれた登山靴

 この靴はリサイクルショップで見つけたもので、まだ3回しか履いていない。掘出し物だと思ったのに、やっぱり「安物買いの銭失い」だった。仕方が無いので、細紐で靴先を縛って対処した。

長沼へ降り立つ

 長沼を通過して、ついでに行楽の人で賑わう神仙沼も見物した。チセヌプリの山影映す神仙沼&湿原は、風光明媚でミニ尾瀬ヶ原という雰囲気だった。神仙沼を後に神仙沼入口へ戻ってみると、駐車場は順番待ちの車列ができるほど賑わっていた。

神仙沼

神仙沼の湿原

同 上

 旅の初日から登山靴が壊れるアクシデントで些か気落ちしたが、美しいニセコの風景が慰めになった。過ぎた事を悔やんでも仕方ない、気を取り直して旅を楽しもう。

 

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新しい登山靴の試運転で、大雪山旭岳登山

2024年10月17日 | 山歩き

10月17日(木)  天気=晴れのち曇り

08:30旭岳ロープウエー姿見駅→ 10:02~10:09旭岳山頂→ 11:01旭岳姿見駅

釧路湿原の見物を終えて、南富良野町の道の駅にある登山用品店モンベルに立ち寄り、新しい登山靴を購入した。 

今日はその新しい靴の試運転で、北海道の最高峰、大雪山旭岳を登る事にしました。

旭岳ロープウェーで、山頂姿見駅に着いた。例年なら白銀の山となっているはずの旭岳に、雪は全く無い。噴煙迫る姿見池まで妻と一緒に歩き、そこから私一人で登って行く。

砂礫混じりの急な道は眺めが良く、気分良く登って行ける。モンベル製のおニューの靴は、足に馴染んで履き心地が良い。一度も休まず山頂駅から歩いて、約一時間半で旭岳山頂へ到着した。

誰もいない山頂からは、大雪連峰の大展望が広がる。眺めを充分に楽しんだ後、山頂を後にする。下山の道は、点々と登山者の列が続いている。降り着いた山頂駅周辺は、観光の人々で賑わっていた。

登山後は、十勝山麓の吹上温泉、白銀荘に泊まって山の汗を流した。明日は旭川市内のホテルで北海道最後の夜を過ごし、明後日の夕刻には小樽港から新日本海フェリーで我が家へ戻ります。

今週末には寒波がやって来て、北海道の山々は雪が降るようです。天気に恵まれて、北海道を満喫する楽しい旅ができました。

旭岳山頂

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