Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

年末の災い転じて新年は福と成す

2016年12月31日 | 日記

 12月31日(土)

 平成28年も今日で終わろうとしている。いつもの年末年始ならスキーや登山に出掛けるところだが、今年は何処へも行かず家でおとなしくしている。平穏に終わると思われた平成28年が、最後の最後に大どんでん返しがあった。

 結婚してから今まで大きな病気などした事の無い妻が、突然病を宣告され入院してしまった。予期せぬ一人暮らしとなった我が家は寒々とした隙間風が吹き私は慣れぬ家事に戸惑い、何事も無かった時には気付かぬ妻の有難味を思い知る。

 「他言は無用」と妻からきつく口留めされているので病の詳細は省略するが、幸いに経過は順調で今は病院内で体力回復に励んでおり年明け早々にも退院できる見通しだ。

 今回の事で思いを新たにしたのは、病を宣告されても動揺の欠片一つ見せぬ妻の気丈さ、私のような小心者は宣告を聞いた瞬間に頭の中が真っ白になり思考が止まってしまうだろう。

 東京都知事の小池百合子さんや小林摩央さん、そして妻を見ていて思うのだが、絶体絶命の窮地に陥った時、女性の方が男より肝が据わっているのではなかろうか。よそ様の家庭は知らないけれど、少なくとも我が家に於いては「女は度胸、男は愛嬌」と言って間違いない。

 まあ散々な年末ではあったけれど、考えようによっては厄災を前年のうちに片付けて、新たな気持ちでスタートできる区切りの良い新年になったと思う。

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小林摩央さんのブログに深い感銘を受ける。

2016年12月29日 | 日記

 12月29日(木)

 自分の稚拙なブログとつい比べてしまうので、あまり他人(特に有名人)のブログは見ないようにしているのだけど、最近ガン闘病中の小林摩央さんが綴るブログをよく見るようになった。

 ご承知のとおり彼女は市川海老蔵さん夫人で梨園の妻、私みたいな庶民とは縁もゆかりも無い超セレブ階級の人、普通だったらそんな人のブログ何て見る気にもならない。しかし病に屈せず前向きに生きる彼女の人間性に感銘を受けて見るようになった。

 このブログでは、日常の事柄が言葉少なにさり気なく綴られている。でもその言葉の一つ一つに、感謝の心と生きようとする強い意志が感じられる。アクセス数が一日100万を越え、今日本で一番人気の高いブログと言われているが、その中には現在ガン闘病中の人やその家族の方も数多くおられるだろう。そんな人達に彼女のブログは、大きな希望と勇気を与えているのではないだろうか。彼女がガンを克服し、このブログがいつまでも続く事を願ってやまない。

 

 

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「安物買いの銭失い」で後悔する。

2016年12月27日 | 日記

 12月27日(火)

 貧困家庭で生まれ育ったせいか、私が買い物をする時に一番優先するのは価格の安さです。例えば衣類を買う場合など、ファッションセンターしまむらブランドをもっぱら愛用、ちょっと勇気を出してユニクロブランドといった具合です。

 妻はそんな私に「貴方は安物買いの銭失い」と手厳しい言葉を浴びせる。安物買いでどこが悪い。「ローコスト イズ ファースト」だ。こんな私なので勿論百円ショップの大ファン、用も無いのにダイソー等を度々ショッピングする。

 先日もブラっと立寄ったら、電気小物コーナーにイヤホンが200円で売られていた。常用していた録音機能付携帯ラジオのイヤホンが、その時片方聞こえなくなっていたのでこれ幸いと躊躇せずに購入した。

 しかしこれが失敗だった。早速試してみたらハウリングと言うんだろうか、変な反響音が混濁してどうにも聞き難い。その後ヤマダ電機を訪れ探索すると、高い物で万単位、安いのなら数百円とピンキリのイヤホンが販売されていた。

 その中から千円前後の安物を改めて買ったのだが、こちらはとても自然な音でダイソーで買ったものとはエライ違いだった。アチャー今回は完璧に「安物買いの銭失い」だったと深く反省、安けりゃいいってもんじゃありませんねぇ。

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「この世界の片隅に」は、アニメ映画の名作だ。

2016年12月25日 | 映画・コンサート

 12月25日(日)

 この映画はアニメにしては珍しく戦争の悲惨な状況を描いた物語です。主人公のすずは心根の優しい10代の乙女、彼女はお見合い結婚で、夫周造の住む広島県呉市に移り住む。

 夫の家族達とも慣れ親しみ慎ましくも幸せな日々を過ごしていたすずであったが、戦況の悪化とともに軍港呉市は度々激しい空襲を受け、次々と身近な人を喪う。彼女自身も右手を失い、広島への原爆投下では彼女の両親も亡くなってしまう。

 そんな過酷な戦禍を生き抜いて戦後の焼け野原から、すずは優しい夫と共に力強く立ち上がろうとする。悲惨な暗闇から僅かな明るい未来を予感させて映画は終わった。

 感動的な良い映画だった。すずを演じたのんさんの声が、素直で可愛くて見事に主人公とマッチしている。悲惨な戦争を描いた映画なのに、アニメの絵柄が優しく愛らしくて、ホノボノとした温かい気持ちにさせてくれる。これはアニメ映画不朽の名作と言って過言でない。五つ星のお勧めです。観なきゃ後悔します。是非観てください皆の衆。

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ナスパ湯沢スキー場で、今シーズンの初スキー

2016年12月23日 | 旅行

12月22日(木)

 

 越後湯沢のナスパスキーガーデンが今日からオープンしたので、さっそく行ってみた。ここは小規模なスキー場だが、越後湯沢インターから程近く、ファミリー向けのスキーヤー専用ゲレンデなので安心して滑れる。そんな理由で最近の初スキーは、いつもここで滑っている。

 我家で朝飯食って出発しても、AM9時頃にはスキー場に到着した。今朝は妙になま暖かい風が吹いており、とても冬とは思えぬ。この南風が糸魚川の大火災を引き起こした事を後で知る。

 スキー場にはオープン初日の華やいだ雰囲気は無く、人影も疎らで閑古鳥が鳴いている。今日はオープン記念で1日券が¥2100円と格安になっていた。雪は少なく一部閉鎖されたコースもあったけれど、ゲレンデに概ね問題は無く久々のスキーを存分に楽しめた。

 スキーヤーが居なくてノビノビと滑れるのは有難いが、滑っちゃリフトの繰り返しで逆に身体が休めない。早々と疲れ果てたのでPM2時過ぎにはゲレンデを後にして、湯沢市街地の日帰り温泉「山の湯」に向かった。

 ここはシャワー設備も無く(シャンプー、ボディソープは有り)鄙びた共同浴場だが、料金は¥400円と安く素朴な雰囲気が私のお気に入り、場所が狭い急坂の上に在る為、車の運転が大変(特に冬場)というのが難点だ。

 温泉を出ると関越道で帰途に着く。PM5時前に高速道を降りるとETC割引が効かないので、サービスエリアで時間を潰しつつノンビリと帰った。それでも6時前には我家へ戻り自宅で夕食を食べた。越後湯沢も東京都心も時間的にはさして変わらず、高速道路の恩恵で便利な世の中になったものだ。

 閑散としたゲレンデ

 ソコソコに滑りやすかったゲレンデ

ゲレンデ最上部(左奥の白い山は巻機山)

 ゲレンデから神立スキー場方面(左奥の白い山は谷川連峰万太郎山)

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目黒の東京都庭園美術館を見学

2016年12月21日 | お出掛け

 12月21日(水)

 妻が検査を受ける為に都内の病院へ行くと言う。暇を持て余す私も付添いという名目で一緒に出掛けた。検査が早々と午前中に終わったので、このまま我が家へ戻るのは勿体ないと、JR目黒駅から程近い東京都庭園美術館を見学した。

 此処を訪れたのは庭園に興味があったからでは無く、単に新聞販売店からタダ券を貰っただけ理由だ。JR目黒駅から東へ広い通りを5分も歩くと、左前方に紅葉を交えた森林が見えてくる。それが東京都庭園美術館だった。中に入ると都心の喧騒が消え、別世界へ迷い込んだような静かな佇まい。昭和初期に建てられた本館は元皇族の朝香宮邸だった所でアールデコ様式を取り入れた当時としてはモダンで貴重な建物だ。

 東京都庭園美術館本館入口

 館内の各所を巡ると、贅を尽くした造りに当時の皇族の威光が垣間見える。脈々と続いた水呑百姓の末裔である私としては些か複雑な思いが交差する。

 一階大広間

 一階大食堂

 2階妃殿下居室

 新館は最近建てられたモダンな建物で展示コーナーや売店の他カフェもあり、そこの屋外テーブルでランチを食べたが、パリのカフェに居るような洒落た気分になった。(パリに行った事も無いくせによく言うよ。)

 新館カフェ

 雨後の竹の子のように高層ビルが次から次と聳え立つ都心にこんな懐古のロマン漂う一角があるとは、ウ~ン東京という街は奥が深い。

 

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カジノ法案を抗議する朝日新聞の社説

2016年12月20日 | 日記

 12月20日(火)

 先日朝日新聞の朝刊で、IR法案(略称カジノ法)に強く抗議する社説が載っていた。一部抜粋すると「依存症は本人や周囲を長く苦しめる深刻な問題だ。だが国レベルの対策はこれまでほとんど講じられてこなかった。客の換金行為が当り前のパチンコが賭博で無く「遊技」とされ、競馬や競艇などが派手な広告を展開する。日本特有の事情が国の対策を遅らせてきた、と専門家は指摘する。」

 ごもっともな意見である。だけどギャンブル業界のCMを派手に垂れ流し、ギャンブル好きを煽りたてる張本人のアンタらマスコミがどの面下げてそれを言える。今だって有馬記念を盛んに宣伝しているくせに、国へ抗議するのなら、まず自らを自主規制するのが筋というものだろう。

 賭博行為は人それぞれが持つ趣味の一つに過ぎないから、ある程度までは容認しても仕方ないというのが私の意見だ。私だって自分の趣味である登山の為に、今まで累算すれば数百万円は下らぬ金を費やしてきたと思う。ただそれが生活破綻まで至らなかっただけの事だ。趣味へ投じる金とは、興味を持たぬ者からみれば浪費にしか思われない。

 民主主義の日本では、全ての国民に自由と平等の為の権利や行動が許されている。人それぞれは千差万別、その混濁を併せ持ち民主国家が成り立っている。「水清ければ魚棲まず」という諺があるけれど、あまりに清廉潔白・品行方正な世の中が、幸せな社会とは一概に言えない。

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先日走った小川和紙ハーフマラソンの成績が送られてきた。

2016年12月18日 | マラソン

 12月18日(日)

 先日走った小川和紙マラソンの記録がネットで送られてきた。便利な世の中になったものである。その内容を見ると種目別(60歳以上)ではまだ上位にいるものの、総合順位では過半数より下位に甘んじている。

 以前私は、総合順位が過半数を下廻るようになったら引退すると明言していた。この結果を見る限り、過去の栄光と名誉(どこにそんなのあるの?)を傷つけぬ為に日本陸上競技界を去らねばならぬ時がやってきたようだ。

 大会でトップ争いを演ずる俊足ランナー達の颯爽とした姿に熱い声援を送る沿道の人々も、その後に延々と続く鈍亀市民ランナーなんぞ、九十九里浜の一握の砂と同様に関心が及ばぬ存在かも知れぬ。

 しかしその鈍亀ランナー達だってそれぞれに21.0975mのドラマがあるのだ。止まりそうになった脚に激を入れ、折れそうな気持を宥め、限界寸前の心肺を騙しつつ、やっとゴールに辿り着く。その時それぞれ鈍亀ランナーの心には、彼(女)だけにしか判らぬオンリーワンの金メダルが輝くのだ。この喜び、この達成感は何物にも代え難い。これがあるから、まだ私は引退を決め兼ねているのです。

 

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平成29年の年賀状

2016年12月16日 | 日記

 12月16日(金)

 12月になったと思ったら、もう年賀状を出す時期になった。山の先輩 I氏は65歳の定年後、ピタリと年賀状書きを止めたと言う。世間の片隅で余生を過ごす私もできれば止めたい気持ちが強いのだが、そこまで徹底できず必要最小限と思いつつ、今年も40枚程年賀はがきを買い求めた。

 こんなものに無い知恵を絞りたくないので年賀状のレイアウトは毎年同じだ。ネットの年賀イラストから3つ程の図柄をピックアップして今年撮った山の写真を1枚貼付して終わり、10分掛からず賀状の図柄が完成した。後はプリントアウトして投函するだけ、これで正月を迎える準備の一つが片付いた。

 賀状交換は我が国の古き良き慣習だからまだ廃止するつもりは無いが、徐々に減らしていきたいとは思う。もし我家へ賀状を書き送ってやろう何て奇特なお志の方が、このブログをご覧になっていたらお気持ちだけで充分です。お互い徐々に賀状を減らしていきましょう。

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玉川上水ウォーキング(西武小平駅~吉祥寺駅)

2016年12月14日 | 旅行

 12月13日(火)          天気=晴れ後曇り

 初冬の好日、三十年来の山仲間S夫妻やI夫妻と一緒に武蔵野を流れる玉川上水を歩いて来た。ご存じの方も多かろうが玉川上水は江戸時代に造られた水道施設で、多摩川上流の羽村堰からお江戸まで総延長43キロ、当時としては世界最大規模の水道施設であったという。恐るべきは江戸時代の日本人。

 けっこう水量豊かな玉川上水

 

 数年前、同じメンバーで小平市の喜平橋から西へ向かって上水を立川まで歩いたので、今回は東の吉祥寺を目指した。上水沿いの両側には遊歩道が続いており、自然も豊かで絶好の散歩道だ。紅葉した木々を楽しみながら行き交う人も多い。

 スタート地点の喜平橋付近

紅葉した上水の木々

 コース途中、広々とした小金井公園で寄り道し、くぬぎ橋近くのレトロな喫茶店「珈琲館くすの樹」でランチを食べる。ここのモーニングセット(12時半まで可)は、美味くてボリュームもあり値段も¥650円とリーズナブル、これはお勧めのメニューです。

 小金井公園

 レトロな雰囲気の珈琲館くすの樹

 境橋を過ぎると上水は東から南東へと流れを転じ、広大な浄水場施設を左に見て、しばらく行くと賑やかな三鷹駅界隈、この付近で上水は一旦地下を潜り、駅構内を通過すると再び流れが地上に現れる。この一帯は上流の雰囲気が漂う住宅街で、山本有三やジブリの森美術館等がある。

 三鷹駅付近の玉川上水

 山本有三記念館

 やがて井の頭公園に突き当たると、玉川上水とはお別れする。湧水池のある水と緑豊かな公園内を散策し、繁華街を通過してゴールの吉祥寺の駅に着いた。歩き始めて4時間掛かったが、アチコチ寄り道したから距離にすれば多分10数キロ位なものだろう。

 井の頭公園

 吉祥寺駅

 その後、駅の北口に在る居酒屋「鳥良商店」(料理が美味く値段も安くてここもお勧め)で、忘年会を兼ねた打ち上げとなった。本音を言えば今日のウォーキングも、ビールを美味しく頂く為にやったようなものだ。だんだん齢を重ねいつまでできるか判らないけれど今のところ皆さん元気だから、又遠からずこんな調子で何処かを歩いてみたいものです。

 打ち上げをやった居酒屋「鳥良商店」

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小川和紙ハーフマラソンを走ってきた。

2016年12月12日 | マラソン

 12月12日(月)

 昨日、埼玉県小川町で開催された小川和紙ハーフマラソンを走って来た。ここを走らないと正月が迎えられないと思うくらい毎年参加している大会だが、例年に比べると参加者が減ってきているようだ。

 最近各地で開催されるマラソン大会が増えたので、交通アクセスの良い都市部に人気が偏っているのかも知れない。それとTシャツだった参加賞が2年前からタオルに変り、賞品をセコクしたのも不人気の一因かも知れない。大会関係者は猛省して、是非ともTシャツを復活して欲しいものだ。

 ところで記録の方だが1時間53分と去年より1分遅くなった。10年前の記録が1時間40分なので、平均すると1年に1分余記録が低下し続けている。

 私は元来後半型で、ドンドン追抜いて行くというタイプだったが、ここ1~2年は後半幾ら頑張っても抜かれる事の方が多い。疾風のように駆け抜けた若き日の姿はもう二度と蘇えらず、我が身の老いを実感させられた一日だった。

疲労困憊でゴール

 

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年末の大掃除

2016年12月10日 | 日記

 12月10日(土)

 師走と言ったら、まず大掃除が頭に浮かぶ。俳句でも大掃除は冬の季語になっているそうだ。その中でも一番厄介なのは、レンジ周りの油汚れ落としじゃなかろうか。

 妻に言われた訳でも無いが、レンジ周りの掃除は何となく私の仕事になっている。前に住んで居た家ではガスレンジだったから、換気扇部分は一年分の油汚れがべっとり付いて落すのに随分と苦労させられた。

 しかし今の家のキッチンは、IH(電磁)レンジなので火の気が無い。そのせいだろうか以前と比べ油汚れが格段に少ない。換気扇部の構造もシンプルになったので、簡単に分解・組立てできる。

 暖かい陽射しで妻も不在(居るとクレームがイチイチ煩い。)だった昨日、レンジ周りの掃除を決行した。キッチンのシンクにお湯をタップリ溜め、洗濯洗剤をブチ込んでブラシやスポンジ・ウェスを使って換気扇の部品や本体部の汚れを落とし後は漱いで乾かすだけ、1時間も掛からず作業は終了した。

 これで年末のやるべき課題を一つクリアした。あと窓拭きが残っているが10月にも一度やっているからやるかやらないか今悩み中、妻の顔色次第と言ったところです。

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カジノ法案に対するマスコミ報道に一言

2016年12月08日 | 日記

 12月8日(木)

 俗にカジノ法案と称せられるIR法案が、与野党間で激しい審議の攻防戦となっている。ギャンブルに全く興味の無い私はこの法案がどうなろうと関心無いけれど、テレビや新聞などのマスコミは概ね批判的な論調だ。

 先日の朝日新聞も「ギャンブル依存症の増加や治安の悪化、青少年への悪影響、法案の成立は日本社会に禍根を残す事になるのでは」と社説に批判的な記事を載せていた。

 ウーンごもっともな意見だ。・・・ンっ?でもこの記事が載った新聞と一緒に派手なパチンコゲームのチラシがあったけれど、これってギャンブルではないの?

 それから同じ系列のテレビ朝日が有名タレントを登場させて、競輪・競馬・競艇・有料ゲーム&宝くじ等の楽しげなCMを毎日流しているけれど、これって全部ギャンブルではないの?

 何の事は無いマスコミが率先して「ギャンブル依存」を推進しているんじゃないか。正義の味方を気取るテレビのワイドショーが、何故かこの問題に触れぬ気がするのは、そんな事情があったのか?そうだよね。「ギャンブル依存症が増加する」何て批判すれば、その矛先が我が身にも降りかかってくるのだから。

 何て狡いやり方なんだろう。金儲けの為なら、法律に触れぬなら何をやってもよいのか。それじゃ政治活動費をチョロまかした地方議員先生と大して変わらぬ。いやスケールがデカい分だけ罪が重いかも、最後に女性漫才コンビ「おかずクラブ」の決め台詞で一言

 「それがお前らのヤリ方かー!」

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奥秩父、唐松尾山登山

2016年12月06日 | 山歩き

12月4日(日)   天気=晴れ

 

07:40三ノ瀬民宿みはらし駐車場→ 08:05~11将監峠分岐→ 09:26和名倉山分岐→ 09:55西御殿岩分岐→ 10:29~39唐松尾山→ 11:23~12:00黒槐山(昼食)→ 12:31笠取山分岐→ 12:58~13:07笠取山→ 13:27笠取山分岐→ 13:55黒槐尾根分岐→ 14:45中島川橋登山口→ 15:09民宿みはらし駐車場

 

 金峰山から雲取山まで続く秩父山脈の主脈縦走路は幾度か歩いた道だが、その中間部の雁峠から将監峠の間は山腹を巻いているので、稜線上に聳える唐松尾山や黒槐山はまだ訪れた事がない。そこでいつもの山仲間と、その未踏部分を歩く事にした。

 参加したのはK夫妻、S夫妻、I子さん、そして我々夫婦の計7名、Kさんの買ったばかりの新車と私の車に分乗して出発した。心配だった先日の大雪は道路に殆ど残っておらずAM7時半頃には標高1270mの一ノ瀬高原に着いた。

 出発地の民宿みはらし荘前

 民宿みはらし荘の駐車場に車を停め、宿の女主人に2台分の駐車料金1千円を支払い、準備を終えると出発する。民宿のすぐ傍が登山道入口で、そこから将監小屋へ続く林道を登って行く。かなり急な林道で歩いていると身体が汗ばんでくる。

 将監峠登山口

 30分足らずの歩きで唐松尾山へ向う道が左に分岐していた。左へ曲がりここから登山道が始める。緩やかな七つ石尾根を登る道は良く整備され、だんだん身体が登山モードに馴染んでいく。標高が上がり周囲を見渡すと、樹間越しに富士山や南アルプスの峰々が望まれた。

 将監峠分岐(左が唐松尾山への道)

 快適な七つ石尾根の登山道

 

 分岐から1時間程で牛王院平に着く。この辺り真っ平らな山上台地で道の両側は鹿避け防護柵が張り巡らされている。やがて秩父山脈を貫く主脈縦走路に合流し、そこを左折して少しばかり歩くと和名倉山分岐があった。 

 牛王院平

 和名倉山分岐(左が唐松尾山への道)

 ここで道は、和名倉山(右折)、唐松尾山(直進)、秩父主脈縦走路(左折)と三方に分かれる。我々は唐松尾山へ向う道に入り、山腹をトラバース気味に登って行く。深い樹林帯、笹原、ガレ場のトラバース、苔むす道と変化に富んだ道が続く。

 ガレ場の通過

 苔むす道

 和名倉山分岐から約30分で西御殿岩分岐に着き一息いれる。西御殿岩は眺めの良い所と地図に書かれているが今回はパス、更に登って行くと稜線に着き、その後は尾根道に変る。この辺りで標高2千mを越え、道沿いには先日の雪が残っている。

 登山道沿いの残雪

 10時半頃、唐松尾山(2109m)に到着した。狭い静かな山頂で樹林に囲まれ展望は全く無い。山頂標識をバックに記念の写真だけ撮って山頂を後にする。

 唐松尾山山頂

 唐松尾山から黒槐山へ向う道はけっこうゴツゴツと岩っぽい。道沿いにはシャクナゲの木が繁殖し、開花時期にはさぞかし艶やかな景色だろう。西へ向かって徐々に降って行く。地図上の2044mピークの急登を越えてしばらく進むと笹原のピークがあった。

 登山道から眺める富士山

 シャクナゲのトンネル

 眺めが良いので、ここでランチタイムとする。今日はこの時期にしては暖かく風も無いので絶好の登山日和だ。幾重もの山波の果て浮かぶ富士山や南アルプスの山々を眺めつつの食事は何と贅沢、此処まで登って来た甲斐があったというものだ。

 ランチタイムをとった草原

 休憩を終えると笠取山へと出発する。休憩地点付近は小さなピークが幾つかあり、どれが黒槐山なのか判らぬまま通過、緩やかに降って平坦地と通り過ぎると右へ分岐する笠取山への道があった。

 笠取山分岐

 右へ曲がって笠取山へ登って行く。簡単に着くかと思われたが、途中岩っぽい道が続き意外と時間を喰った。分岐から30分程で三角点標石と山名標識がある笠取山(1953m)に着いた。

 笠取山へ向かう岩場の道

 山頂は狭く眺めもそれ程良くない。「少し先に西峰があり、眺めはそちらの方が良い。」とK夫人が言うので、西峰へと向かう。ホンの数分で着いた西峰では数組のグループで賑わっていた。確かにこの山頂からの眺めは素晴らしく、富士山や南アルプス、奥秩父の高峰が手に取るように見渡せる。家族連れの若いママさんに富士山をバックの記念写真を撮ってもらったが、逆光で全員の顔がハッキリしない。(その方が好都合と思わぬでもないが)

 笠取山(西峰)山頂

 山頂から富士山

 山頂から遠く南アルプス

 しばらく眺望を楽しんだ後、山頂を後に分岐へと戻って行く。分岐から50m程西の地点で中島川橋へ降る道が左に分岐していた。左折して緩やかに降って行く。10分程降ると秩父主脈縦走路に合流し、左に曲って縦走路を東へと向かう。山腹を巻く縦走路は車が走れそうな程幅広でアップダウンも少ないので、高原の遊歩道を歩いている気分になる。

 笠取山から縦走路へ降る快適な道

 幅広く平坦な主脈縦走路

 やがて黒槐分岐点に着き、此処を右に曲って中島川橋への下山道に入る。この道も大変歩き易い緩やかな降りで、脚が勝手に進んで行くような気がする。幾度もジグザグを繰り返し降って行くと眼下に車道が見え、黒槐分岐から約50分で佐場平から三ノ瀬に向かう車道の登山口に降立った。

 黑槐分岐地点

 中島川橋へ下る緩やかな道

 登山口で最後の休憩をとり、その後車道を25分程歩いて三ノ瀬の民宿みはらしに戻って来た。下山した我々を宿の女主人がお茶や漬物、お菓子等で労ってくれた。聞けば彼女は御年80歳ながらまだ現役で、一人で宿を切り盛りしているとの事。遊び呆けて暮らす私とはエライ違いで、爪の垢を頂いて煎じて飲みたいほどだ。標高の高い此処は過疎地で寒冷地、12月末から冬の間だけは、彼女も塩山市内の家で暮らすそうだ。

 中島川橋の登山口

 みはらし荘へ向かう車道(幾つも垂れ下がったロープは作業用?)

 みはらし荘を出発すると、途中丹波山村の「のめこい湯」で登山の汗を流す。料金は\600円(3時間)、ぬめりのある泉質で休日なのにそれ程混んでおらず設備も整って居心地良い温泉だった。

 今回登った唐松尾山や黒槐山は未踏の山というだけで訪れたのだが、展望のみならず森林や草原、渓流等どれも派手さは無いが奥秩父の良さが凝縮された予想以上に魅力的な山域だった。参加した皆さんも全員良い山だったと喜んでくれたので計画した私としても嬉しかった。年の暮れに思いがけず充実した楽しい山行ができた。

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車のタイヤをスタッドレスに交換

2016年12月03日 | 日記

 12月3日(土)

 冬晴れの今日、車のタイヤを夏用から冬用のスタッドレスに交換した。いつもなら年末ギリギリにやるのだけど、明日久々に山仲間達と奥秩父の山へ出掛ける事になった為、安全を期して早めに交換する事にした。

 この作業は冬を迎える恒例行事みたいなものだがけっこう重労働、まずマンションの我家から車へタイヤを運ぶだけで一苦労する。駐車場が狭いので、作業できる空き地まで移動してタイヤを交換する。そして作業が完了するまで約2時間、冬だというのに終わった時にはジットリと汗ばんでいる。この作業あと何年やれるだろう。できなくなった時が車の運転を断念する潮時なのかも知れない。

 さあ冬用タイヤに交換して準備万端、スキー場がオープンすれば何時でもスキーに行けるゾ。アッその前にスキー板の手入れをしなきゃ、今シーズンの初滑りを夢想したら何となく気持ちが弾んできた。

 

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