2月23日(日)~26日(水)
昨日深夜ニセコスキーから我が家に戻った。ニセコは初めて訪れたので事前の知識が無くテキトーに価格の安いANAツアーを申しこんだのが失敗で、泊った宿にはガッカリした。
ニセコグランドホテルと名前は由緒ありげだが、実態は格安大衆ホテル、バイキング方式の食事は貧弱で不味く、腹一杯食えれば良いと雰囲気だ。最初の食事で美食の喜びは失せた。
又スキー場から遠く送迎バスでゲレンデへ向かうのだが、便数が少なくて思った行動が出来ない。その他施設は継ぎ足しで古く、アチコチガタがきていて気持ちが萎えた。唯一温泉だけは本物で、鉄分を含んだ広々した露天風呂には満足した。
このホテル歴史は古く、昭和29年には昭和天皇夫妻もお泊りになったと言うから、以前は高級だったのが経営母体が変わって安かろ悪かろの大衆路線に転換したんじゃないかと推測する。
まあ往復の飛行機・バス代込の朝夕2食付3泊で、一人42000円のツアー料金だから、こんなものかも知れないけれど・・・
宿泊したニセコグランドホテルとニセコアンヌプリ山(1308m)
グチばかり書いたが、ニセコのスキー場は実に素晴らしかった。ここはニセコアンヌプリ山を中心に四つの巨大ゲレンデが結合しており、我々は主にニセコアンヌプリエリアで滑ったけれど、ゲレンデは広く雄大で羊蹄山やニセコ連山の眺望も抜群、陽春の天気にも恵まれて、欧米の一流ゲレンデに居るかのような気分になれた。(行った事も無いのに)
ゲレンデから羊蹄山
ゲレンデからニセコ連山
ニセコアンヌプリゲレンデ
ニセコアンヌプリゲレンデ入口
驚いたのは白人客の多い事だ。他にも中国語や韓国語の人も大勢いて、ここでは日本人の方が少数派になっている。妻と二人の時はよいが、一人でゴンドラに乗った時は、「異国語で話しかけられたらどうしょう。」と小心な私はビクビクした。
ニセコのゲレンデは素晴らしかったので、今回の失敗を糧として次回はゲレンデ傍のもっとリッチな宿に泊り、贅沢な海外旅行気分(実際、津軽海峡を越えるので、)を満喫できればと今から期するものがあります。