Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

私の腸は長め、

2012年06月29日 | 日記

 平成24年6月29日
 先週末は、立て続けに楽しい事と嫌な事がありました。楽しかったのは、「もらい泣き」が大ヒットした女性歌手一青 窈(ヒトト ヨウ)さんのコンサートに行った事です。彼女の素晴らしい歌唱力と会場の雰囲気が一体化して、とても楽しいコンサートとなりました。そして翌日は、都内の病院で胃と大腸の内視鏡検査を受検しました。毎年一度受検しているのですが、その都度苦しい思い(特に大腸検査)をさせられるので嫌になるのです。「じゃ受けなきゃいいジャン。」と言われそうですが、私の場合、9年前の胃の手術から経過観察のため欠かす事が出来ないのです。今回はベテランの先生が担当したので、そんなに苦しまず検査を終えましたが、その先生曰く「一寸腸が長めなので、屈曲箇所が多くてカメラが通りにくいのでしょうね。」との解説でした。身体的特徴を「長い」と表現するのは、「足が長い」、「手が長い」、「髪が長い」と一般的に誉め言葉として用いられますが、「腸が長い」というのは誉め言葉には感じられません。日本人は欧米人に比べ、腸が長めと言われてますから、私のお腹は純和風という事ですね。でも私の風貌は、南方アジア系とよく他人に言われ、以前交差点を歩いている時に見知らぬイラン人らしき人物から声を掛けられた程なのです。こうした身体の内と外のアンバランスが、私の性格を歪めてしまったのかも知れません。

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大菩薩、柳沢峠~柳沢ノ頭~ハンゼノ頭登山

2012年06月27日 | 山歩き

6月26日(火)   天気=曇り時々晴れ


09:20柳沢峠→ 09:48~59柳沢ノ頭→ 10:15~25ハンゼノ頭→ 10:35無線中継所→ 11:45板橋峠手前林道出合→ 12:08無線中継所分岐→ 12:40柳沢峠


 6月は雨の季節で山歩きには向かないが、花の見頃でもあります。大菩薩、柳沢峠の西に位置する三窪高原がツツジの隠れた名所と知ったので、岳友のS氏、I氏を誘って我々夫婦と4人で花見物に出掛けました。圏央道、入間IC近くの公園で集合し、I氏が購入したばかりのスズキワゴンRに全員乗車して出発する。大人4人を乗せたワゴンRは小粒ながらも軽快な走りで中央道を抜け、大菩薩の山を快調に登ってAM9時前に柳沢峠に到着した。



 
柳沢峠の登山口



 広々した峠の市営駐車場には数台の車が停まっている。我々も準備を終えると出発する。登山道は良く整備されており気温もこの時期にしては低目なので快適に歩いて行ける。30分足らずで柳沢ノ頭(1671m)に着いた。出発地、柳沢峠との標高差が僅か250m程なので、登山と言うには物足らない距離だった。



 
柳沢ノ頭山頂



 山頂からの展望はパッとしないが、点在するツツジ彩が眼を楽しませてくれる。しかし此処はまだ序盤であった。ハンゼノ頭手前辺りからツツジの群落がそこかしこ見事に咲き誇り、道沿いは艶やかに彩られていru

。広々としたハンゼノ頭(1690m)には中年男性が一人居て、我々が通過しても黙殺してアマチュア無線の交信に没頭していた。



 
ハンゼノ頭手前の登り坂



 
ハンゼノ頭からツツジと奥に富士山



 山頂にはベンチがあり展望も良くて休憩するには絶好の場所だ。しばらくすると西側の雲が流れ、合い間から富士山が顔を出した。手前の赤いツツジのとのコントラストが
抜群のロケーションで皆カメラを向けていたが、果たして傑作は撮れただろうか。
 山頂を後に無線中継所が建つピークへと向う。ツツジのあまりの多さに人為的に植栽したんじゃないかと思ったが、案内看板には自生したものだと記されていた。でも相当手厚く保護管理されているようだ。
 この辺りから私の胃腸が不調を訴え始めた。吐き気に眩暈すら覚えてきた。昨日、胃と大腸の内視鏡検査を受けてそのダメージから回復しておらず、先程食ったアンパンがヒキ金になった感じがする。スットクに頼って中継所のあるピークを越え、4等三角点を過ぎた草原の所でランチタイムとなりホッと一息つけた。
 食欲は全然無いが、お湯を沸かしてコーヒーだけを飲む。Sさんからお裾分けの真っ赤なサクランボは大変甘くてジューシーだったが、Iさんからお裾分けのバナナを受け入れる余裕が私の胃には無かった。
 休憩を終えて歩き始めたらすぐに板橋峠手前の林道に着いた。我々が歩いて来た柳沢峠ノ頭から板橋峠に至る稜線が、一般的に三窪高原と総称されているようだ。ここから柳沢峠に向け林道伝いに戻って行く。




 
板橋峠手前の降り道



 
緩やかに降る林道歩きをしているうちに、だいぶ体調も回復してきた。20分程で中継所へ向う道が右に分岐する地点を通過、ゲートが設置されているので一般車は柳沢峠から此処までしか走行できない。更に降って行くと若い男性が望遠レンズを装着したカメラで何やら撮影中、聞けば「コマドリを撮っている。」との事、先日「金星の太陽面通過」の際も太陽望遠鏡で撮影している人が居たが、世の中にはいろんな趣味の人が居るもんだと感心させられる。
 12時過ぎに柳沢峠駐車場に戻った。我々の隣に停めている三菱デリカで子犬を連れたご夫婦が昼食を準備中の様子、先刻稜線の道ですれ違ったご夫婦だった。ツツジの撮影で浜松市から訪れて、もう5日も車中泊を重ねているという羨ましい人達である。
 柳沢峠を車で出発すると昨年訪れた「はやぶさの湯」を目指す。ところが到着したら定休日でガッカリ、でも地元のオジサンに「鼓川温泉」という良い温泉があると教えてもらい、鼓川を遡って教えられた場所に行ってみたら聞きしに勝る良い温泉だった。鄙びた集落の高台に建ち展望抜群、風情ある雰囲気の市営日帰り温泉で料金も安くて、此処は絶対にお勧めできる穴場スポットと言える。
 梅雨の合い間を狙って出掛けた今日の山行は、艶やかなツツジ見物に良い温泉を堪能できて充実した一日となりました。

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西武ドームでプロ野球観戦

2012年06月24日 | 日記

 平成24年6月24日
 新聞販売店からタダ券を貰ったので、昨日妻と西武ドーム球場へ出掛けました。球場に付属する駐車場は割高なので、今まで電車ばかりだったのですが、近くの狭山湖畔に安い市営駐車場がある事を知り、今回は車で出掛けました。狭山湖堰堤の眺めの良い場所でランチを済まし、歩いて球場へと向いました。試合開始は午後2時、西武ライオンズ対オリックスのパリーグ最下位争いです。その割にスタンドは盛況で、土曜日というせいもあるのでしょう。試合は序盤に西武が四球とヒットを絡めて5点を奪いリードのまま、低迷するチームらしい投手戦でもなく打撃戦でもない緊迫感に欠けるイニングが続き、観戦するのもだんだん飽きてきました。それで気付いたのですが、西武ドームは我々の居る内野自由席で、最下部から最上部まで20m程の標高差があります。試合の間中、ビール販売の女の子達は重そうなビールタンクを担いで、蒸し暑いスタンドの中を何度も何度も上下しているのです。その労働量はヘタな山登りよりハードかも知れません。もしかすると彼女達の中から将来有望な山ガールが輩出するのではなかろうか。そんな感慨にふけるうちに試合はゲームセット、エース涌井が締めくくって西武が5-2で勝利しました。今回はグランドでプレーする選手達よりも、笑顔をふりまきビール売りに頑張るギャル達に、応援エールを送りたくなった球場での一時でした。

西武ドーム三塁側スタンド

 

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悪魔の囁き

2012年06月21日 | 日記

 平成24年6月21日
 私今まで日陰の人生を歩んで根性がひねくれてますから、「こんな事言ったら袋叩きにあうだろな。」という!!悪魔の囁き!!が時折良識の隙間から湧き出し、つい口走ってしまいそうになる事があります。エッどんな事だってですか。?それは、 !!原発再稼動!! だって莫大な金使ってせっかく造ったのに勿体無いジャン。  !!憲法9条廃止!! だって現実に戦闘機や戦車、軍艦を持った自衛隊(軍隊)が存在して、今更解散何て雰囲気無さそうジャン。 !!障害者や高齢者を除く健常者への生活保護費支給廃止!! だって仕事が無いと言うけれど、東北被災地では建設土木や警備の仕事は求人難という話だよ。餓死しそうという人には衣食住の現物支給という事でどうよ。・・・・と言うような事は、決して私の本意ではありませんから誤解無きよう願います。私の「良識」という制御棒が、!!悪魔の囁き!!を強力に制御しておりますから、外部に洩れる事は絶対ありません。でも惚けちゃったら一寸ヤバイかな。

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少子高齢化に鑑み、煙草減税の勧め

2012年06月19日 | 日記

 平成24年6月19日
 生活に直結する消費税を増税するのなら、国民に百害あって一利無しの煙草税を真っ先に増税すれば良いのにと喫煙習慣の無い私は思うのですが、以前NHK出身の某女性大臣が思いつきで口にしたら、「軽率だ。」と非難されて以降全く音沙汰がありません。これはひょっとすると、評判ガタ落ちの野田政権には珍しく、長期的視野に立った深謀遠慮な思惑が隠されているのではないかと、私は推測しました。
 ご承知のように日本は現在、世界に類を見ない速さで少子高齢化の道を進んでいます。身体に害を及ぼすと医学的に証明された喫煙習慣が廃れてしまえば健康なお年寄りが増加して、益々高齢化に拍車がかかります。高齢化の抑制には、一人でも多くのご老人が現世からあの世へ旅立つ以外にありません。そこで寿命を縮める手段として、喫煙がクローズアップされてきます。野田総理、ここはもっと積極的に喫煙推進の施策を図りましょう。60歳以上の喫煙者には、煙草減税並びに煙草補助金の実施。喫煙が原因で年金受領前に亡くなられた方には、勲章授与(仮称:紫煙国家功労章)等の優遇施策の実施。
 以上のような発言を、もし私が大臣の立場で言ったなら、「老人を何だと思ってる。人権侵害だ。」即刻糾弾され、直ちに罷免されるでしょう。でも私は単なる一般人、無責任な事を言っても誰にも責められない。(相手にされないとも言える。)一般人って本当に気楽で良いなあ。

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この国のいい加減さについて

2012年06月17日 | 日記

平成24年6月17日
 消費税増税がどうやら本決まりになりそうで、鬱陶しい梅雨空が益々鬱陶しく思えてきました。民主党のマニフェストについて今更言うのも空しいが、「4年間の消費税増税はしない。」という約束を「4年間を過ぎて実効するのだから公約違反じゃない。」という言い訳は戯言に過ぎません。「4年過ぎたら消費税を増税します。」と言うのが正しい言葉の遣い方ではないですか。
 東京電力が「オール電化はお得ですよ。」と言うのでオール電化マンションに入居したら、「電気の節約に努めましょう。」と真逆の事を言い始める。「エコカー補助金で今がお買い得」と自動車メーカーの宣伝に釣られたら、「予算オーバーで来月には打切りみたいですよ。」と販売員に水を差される。この国の政府や大企業の言う事は、怪しい健康食品のCMにも勝るいい加減さであります。しかし一番いい加減と思うのは。「安全を確認できましたので、私の責任で原発を再稼動します。」と説明した野田総理の言葉、正しくは「5千年に一度の災害にも耐えうるという安全は、福島原発で証明されたように60年に一度の災害でも耐えられませんでしたが、出来得る限り努力して安全に努めます。原発は稼動しなくても熱を出し続けるから稼動した方が得です。そうすれば電力不足は解消、石油の輸入が減り貿易収支は改善、電気代値上げも無くなり良い事尽くめです。稼動しなければ今まで原発に投入した膨大な資金が無駄になってしまいます。 エッ、万一大飯原発が爆発したらですか。?多分関西圏は壊滅するでしょう。勿論私に責任何か取れっこありませんから、その時は日本を脱出してください。それに備え脱出資金だけは手元に置くことをお勧めします。」野田総理、これが正しい説明ではないでしょうか。

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東松山市~行田市ウォーキング

2012年06月14日 | 旅行

 平成24年6月14日
 先日、妻が退職した為、最近二人で家に居る時間が増えました。そうするとどちらからとも無く「モヤモヤ~」とした空気が充満する事があります。こんなときはベント解放しないと水素爆発ならぬ家庭内爆発の危険が発生します。我家におけるベントは外に出掛ける事が一番です。「何処かを歩かない。?」という妻の声で、昨日はウォーキングに出掛けました。東武東上線、東松山駅から歩き始め、国道407~県道66をつないで荒川の畔に着きました。振り返ると我々の住む武蔵野の里の茫洋とした拡がりが望めます。昔の旅人達が此処に辿り着いた時、お江戸まではあと2日かと感慨も深かったろうと思われます。荒川に架かる大芦橋を越えると旧中仙道、吹上の宿を抜け、3時間余かかって到着した行田市街でウォーキングを終えました。行田市は私が東北自動車道羽生インターへ向う時通り抜けるだけの小さな町ですが、じっくり散策したら忍城を中心に各所に蔵が点在する中々風情のある城下町でした。歩く事で何気ない場所にもいろいろな発見があるものだと思いました。結局16~17kmも歩いたでしょうか。帰り道、居酒屋で妻とささやかな打上げを行ないました。どうやら我家のベントは成功したようです。

行田市、忍城にて

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震災被災地の状況

2012年06月13日 | ボランティア

 平成24年6月13日
 今回のボランティアツアーで見た被災地の状況についても触れてみたいと思います。最初に訪れた石巻市立大川小学校は昨年に比べると瓦礫も撤去され随分スッキリしていました。しかし周囲に建物は無く人気もありません。このまま大震災の記憶を残すメモリアルとなるのでしょうか。此処で思うのは何故100m程離れた山に逃げなかったのかという事。しかし被災当日は余震が収まらず倒木や山肌崩壊の危険もあったから責任者が決断出来なかった事情も理解できます。
 宿泊は牡鹿半島突端にある現在休業中のおじか家族キャンプ村コテージでしたが、そこへ向う海岸沿いの被災地は、概ね瓦礫の整理を終えているようでした。しかし眼の届かぬ磯や岩場には、まだ多くの瓦礫が残されたままです。次に訪れた女川町には、高さ20mもの津波が襲来したそうです。20m近い高台に建つ近代的な町立病院にも2mの津波が押し寄せたというから想像を絶する凄さです。幸いにも病院は復旧し、綺麗な施設に甦っています。しかし病院から見下ろす街並は壊滅したままで、横倒しになったビルが無残な姿を留めています。眼にした被災地は、いずれも瓦礫の撤去は進んでいるようですが、再建は手付かずという感じです。被災地の多くは漁業が主産業なので、海岸沿いの再建が一番良いのでしょうが、そうすると津波の危険度が高まります。このジレンマがネックとなって再建が進まないのではと推測されます。


石巻市立大川小学校

 町立病院から見る女川の街並

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石巻市橋浦地区で農業体験

2012年06月12日 | ボランティア

  平成24年6月12日
 今年最初の東北ボランティアに行って来ました。今回は石巻市橋浦地区で田植えや鶏舎の掃除等の作業を行なったのですが、終ってみればボランティアというより農業体験ツアーと言った方が正解でした。六十数年日本人としてご飯で生きてきたのに田植えは初体験、知るのが遅すぎたと一寸悔やみました。場所を提供された農家の今野さんは無農薬有機農業の実践者で、肥料も自宅の鶏舎から出る鶏糞です。鶏の餌も自然のものが与えられ、その創意工夫や熱意と努力には頭が下がります。お昼は此処で採れたお米と卵の「卵掛けご飯」を頂いたのですが、あまりの美味さに素材の良さを実感しました。
 橋浦地区は、多くの犠牲者が出た大川小学校から遠くない場所ですが、現在「石巻茗荷村」建設プロジェクトが進んでいるそうです。此処は新たな交流の場を提供する地域コミュニティーで、近々ホームページも公開するとの事です。興味ある人は検索してみてください。申込めば地域外の人も賛助村民になれ、いろいろ優待特典があるようです。こういった被災地活性化プロジェクトを応援する事も立派な被災地支援ではないかと私は思います。

 

ボランティアメンバー  

養鶏場のゴミ廃棄

田植え体験

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今年初めての東北ボランティアへ出掛けます。

2012年06月08日 | 日記

  平成24年6月8日
 今日から10日(日)まで東北ボランティアバスツアーに参加します。計画によると9日は石巻市の農家で田植えを行い、10日は鶏舎の鶏糞出し作業との事です。素人がやっても大して支援になるとは思えず、足手まといにならぬのが関の山でしょうが、こうして現地に出掛ける事が一番の貢献と自己満足しています。何しろ作業を終えれば温泉にも入れ、雨露凌ぐ屋根の下で寝袋に包まって暖かく眠れるのですから半分は旅行気分で気楽なものです。それでもボランティアに対する関心は去年に比べると随分低下しているようで、今回も満席とは程遠い17名の参加、私と同様暇を持て余している中高年の方々、ドンドン東北へ出掛けましょう。

 

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世紀の天文ショー「金星の太陽面通過」

2012年06月06日 | 天文

 平成24年6月6日
 「金星の太陽面通過」という世紀の天文ショー当日の今日、嫌味なほど天気予報が当って涙雨の朝となってしまいました。とすれば晴れマークがあった新潟県へ行こうと車で出発しました。メンバーは「ぜひ一緒に観たい。」と昨夜我家に泊った岳友のI氏と我々夫婦の3名、関越道を北へ行けどもブ厚い雲は途切れず、「こりゃ駄目だな。」「こんな事やって我々も暇人だなあ。」ボヤキながら長い関越トンネルを抜けた途端、奇跡のように陽が差した。トンネル出口付近の土樽パーキングに慌てて車を停めて望遠鏡を組み立てると太陽に向けた。視野の中には太陽に接触したばかりの金星が、「観えたァー」と歓声を上げたのも束の間、数分で太陽は雲に隠れてしまい、再び現れる気配は無かった。我々は望遠鏡を車に積むと太陽を求め関越道を北上した。北陸道の米山辺りを過ぎた頃から日本海側より青空が拡がり始めた。やがて路上に陽が差した。上越JCT付近の大潟パーキングに車を停止させ望遠鏡を組み立てる。そして観ようとする直前、嘲笑うかの様に太陽は雲に隠れてしまった。だが天気は確実に良くなっている。待つ事数十分、再び太陽が現れた。望遠鏡で観る宇宙「白く輝く太陽とその表面に黒く浮ぶ金星」その姿は想像以上に厳かで神秘的なものでした。ふと辺りを見渡すと十名ほどの人々がそれぞれ観測に夢中です。物好きは我々だけでは無かったようですね。いやあ遠出した甲斐がありました。私の生きた証として今日の出来事は忘れないでしょう。(認知症になるまでは)同行したI氏と妻も同じ思いに違いありません。


  

望遠鏡の映像をカメラで撮影中 

 

 

 太陽面に浮ぶ金星

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天文ショー「金星の太陽面通過」が楽しみです。

2012年06月04日 | 天文

 平成24年6月4日
 昨日、以前勤めていた職場のOB会へ行って来ました。年1度の開催ですが、去年は大震災で中止となった為2年ぶりの参加です。会場には懐かしい面々が揃い、現役の時はソリが合わず喧嘩ばかりした人とも、今は互いの思い出として笑い話に出来るのも時の流れのありがたさですね。話を聞けば鬼籍に入った方や療養中の方もおられて、此処に顔を出せる方々は恵まれた人生を過ごされているとも言えるのでしょう。
 ところで明後日は、金環日食に続く天文ビッグイベント第2弾{金星の太陽面通過」がありますね。次に観測できるのは105年後とあっては見逃す訳にはいきません。その為に金環日食時より1桁多い3千円の巨費を投じ、太陽観測フィルターを作成しました。と言えば大袈裟ですが、太陽光を十万分の一に減光するフィルムシートを丸めたボール紙に張付けただけの代物です。ネットショップで購入した10cm四方のフィルムシートの値段が3千円したという訳です。だけど、これにより太陽を直接望遠鏡で観る事が可能となり、今朝のテストでも太陽面に浮ぶ幾つかの黒点群を確認する事ができました。本番が待ち遠しくなりますが、どうも天気は芳しく無さそうです。当日我家で観れないならば、太陽を観れる場所を求めて遠出する決意でいます。

太陽観測フィルターを装着した望遠鏡

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ワラビの差し入れ

2012年06月02日 | 日記

平成24年6月2日
 昨日は一寸嬉しい事がありました。通院がてら都内に出掛けて夕刻我家に戻ると、玄関先に大量の「ワラビ」がビニール袋に入れて置かれていました。それは山仲間のSさん・Iさんが山菜採りに出掛けた新潟からの帰りに我家へ立寄ってお裾分けしてくれたものでした。山菜取りって言うとノドカそうな雰囲気だけど、実際は道無き原野を歩き、蛇やら棘やらありそうな藪に身体を突っ込んで採取する、けっこう過酷な作業何です。それが解るだけに多謝感謝、苦みばしった香ばしさと歯ざわりがビールのツマミに最高で美味しくいただきました。
 そして今日は一寸ムカッとした事が一つ、永さんのラジオ番組「TBS土曜ワイド」を聞いてて、あるリスナーからのハガキ「先日の永さんと○○さんの会談とても面白くて感銘を受けました。それに比べて野田・小沢の会談のくだらない事は・・・・」出演者には「さん」づけなのに。罪人でもない野田さんや小沢さんを呼捨てにしている。政治家は呼び捨てても良いと思ってるんだろうか。私も政治家の事をボロクソに言ったり書いたりしてるけど、その位の節度は弁えてますよ。このリスナーの出演者に対する阿り、諂い、ヨイショがミエミエで不快です。そのまま読む番組担当者の神経もおかしいよ。礼儀に煩そうな永さんがよく黙ってたなあ。


 アク抜きを終えたワラビ

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