Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

ついにマスクをゲット

2020年03月30日 | 日記

 3月29日(日)

 遠い祖先が犬だったのか、私は雪が降るとやたら外へ出歩きたくなる。(駆け廻る元気は無いけれど)久々に雪景色の中、登山靴を履いてウォーキングに出掛けた。駅前や公園が雪国みたいな風景になっていたが、みぞれ雪なので程なく溶けてしまいそうな雪だ。

久々の雪景色

若葉駅前

公園の雪桜

 私がウォーキングに出掛ける主な目的は運動不足の解消だけど、最近はもう一つドラッグストア巡りも加わった。その目的は勿論言わなくても判ると思いますが。・・

 そして住宅街にあるドラッグストア(某ウェルシア点)を覗いて見たら、オー、棚にマスクがあるではないか。(お一人様一袋だけど)思わず目を疑って、絶滅危惧種のトキかイリオモテ山猫を見つけたような気分になった。

Getしたマスク(価格も300円ほどで適正でした。)

 やっぱり格言通り「ジジィも歩けばマスクに当る。」です。一瞬「服装を着替えて又来ようか。」何てさもしい企みも浮かんだが、そこまでゲスな男じゃないからやめときましたけど。

 しかし、こうして店頭に並び始めたという事は、マスクの極端な品不足もソロソロ峠を越えたと言えるのではないでしょうか。こんな感じでコロナウィルス感染の峠も越えてくれればと切に願うところです。

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「自粛要請」の週末

2020年03月29日 | 日記

 3月28日(土)

 「今週末は不要不急の外出を極力控えてください。」と、国や県から自粛要請のお達しが発せられたけれど、あくまで「要請」なのでどこら辺まで守ればよいのかもう一つ釈然としない。

 朝方、ウォーキングで関越道を跨ぐ橋を通ったが、行き交う車はいつもの週末に比べると70%程の込み具合で、かなりの人が自粛して遠出を控えているようです。

 お昼時は、お気に入りの洋風レストラン(ビストロカタオカ)を予約して、ランチを食べに出掛けた。「自粛要請」を無視した行為かなと思わぬでなかったが、個人で頑張って美味しい料理を提供してくれる飲食店は、地方の文化であり、財産とも言える。こんな苦しい時節だからこそ、そんなお店にへ出掛けて応援したいという気持ちもあるのです。

 ランチを終えると、お花見名所の川越市、御伊勢塚公園へ向かった。桜はちょうど満開で見頃時期であったが、人出は例年に比べると若干少な目だった。やはり「自粛要請」の影響か、大勢で花見の宴を興ずる光景は殆ど無く、親子連れなどがポツリポツリと楽しんでいるだけだった。

 お伊勢橋通りの桜並木

 小畔川沿いのしだれ桜

 公園内広場花見を楽しむ家族連れ

 修景池と桜

 テレビで見ると都内の繁華街は随分閑散としているようであったが、我家付近の街中ではソコソコ行き交う人がいて、いつもと差して変わらぬ週末の風景に思えた。

 ヨーロッパや米国では街中から人影が途絶えて戒厳令が敷かれたような状況なのに、日本はこんなユルユルの生温い対応で、果たしてコロナウィルスの爆発的な感染から逃れる事ができるのかと甚だ不安を禁じ得ない。・・

 (影の声)・・・「そういうお前が自粛要請をシカトして、チョコマカ出歩いているんじゃネーカ。お上の言う事を素直に聞いて、年寄りは家でジッとしてろ。」・・ハハッごもっともなご意見、誠に遺憾に思うところです。

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日本三百名山回顧№76、日光、男体山(百名山)

2020年03月27日 | 三百名山回顧

 標高こそ日光白根山に譲るものの中禅寺湖畔に聳える男体山は日光を代表する名山で、関東平野のどこからでも眺める事ができます。その男体山へ最初に登ったのは、昭和54年10月14日(日)の事でした。

 中禅寺湖畔の二荒山神社から登り始めたのだが、現在は登山口の神社で500円也の入山料が徴収される。私が登った時代はそういう制度がなかったのか、それとも早朝で係員が不在だったのか定かでないが入山料を払わなかったように思う。

 何しろ40年以上昔の話なので、どんな登山であったか殆ど覚えていないが、アルバムの写真の様子から天気が良かったのはみてとれる。山頂を踏んだ後下山の道は、今は廃道化した戦場ヶ原の三本松へ降るコースを歩いたと思います。

登山道から中禅寺湖

 男体山山頂

 山頂から大真名子山(左)、女峰山(右)

 山頂から太郎山

 

 2回目に男体山へ登ったのは平成20年7月20日(日)で、男体山の北側に位置する志津乗越林道からでした。この時の記録が私の古いHPにあったので、その概要を下記に転載します。

 

平成20年7月20日(日)   天気=晴れ時々曇り

06:53志津乗越駐車場→ 06:58~07:05志津小屋→ 07:28三合目→ 07:51~07:55五合目→→08:26~08:30八合目→ 08:52~09:17男体山頂→ 09:36~09:38八合目→10:12四合目→ 10:34志津小屋→ 10:41志津乗越駐車場

前日、自宅から熊谷~上武道~大間々町~足尾町を経由して昼頃日光中禅寺湖畔に着いた。菖蒲ヶ浜キャンプ場は既に駐車場が満杯状態。湯元温泉スキー場に拡がる湯元キャンプ村まで移動してテントを張る。

 今回のキャンプ&登山は誕生日を迎えた妻へのサービスの一環だ。・・と言ってる自分が一番楽しんでいるのだが、・・・

 午後は芝生にシートを敷いて缶ビールを飲みながら読書を楽しむ。しばらくしたらお腹が痛くなり、吐き気を催してきた。どうも、ツマミのイカ天ぷらが当ったみたいだ。昼飯も中禅寺湖畔の食堂で、ヘナッとした天ぷら蕎麦を食べたから、普通の人の3分の一しかない私の胃がストライキを起こしたのかも知れない。夕方気晴らしに湯の湖畔を散策したら、少しは気分が良くなった。

 昨夜は、高原の冷気に包まれてぐっすりと眠れた。朝、テントから覗くと青空が拡がっている。朝食を終えテントを撤収すると車で出発する。

 男体山登山口の志津乗越へは、車もすれ違えないような細い林道を遡って行く。所々「悪道につき通行を遠慮して下さい。」と記された看板が設置されている。しかし穴ボコがあったりするが、簡易舗装されたマアマアの道だ。

 案じていたとおり、休日の志津乗越登山口は駐車車両で満杯状態、しかたなく手前の道路脇に車を停める。今日の男体山、妻は初体験。私は20代の頃二荒山神社から一度登っただけだ。

 しばらく歩いて志津避難小屋に着く。遠い昔に泊まった記憶がある。今はログハウス風の洒落た建物になっている。この先から登りになる。この裏男体山登山道は、約10分位の歩程で一合目から順番に標識が建っているので大変わかり易い。

 志津小屋

 二合目を過ぎてガレた涸れ沢沿いに登る。初めて視界が開き、背中に太郎山が大きく聳えている。再び樹林帯に入る。道は所々雨水に侵食され樋状になっている。登山者が多く、それも団体さんで山慣れない風な人達が多いので、すぐに渋滞する。「賑やかで話し声が絶えない。だけどこの人達の足はちっとも前に進まないのだ。」

 二合目のガレ場

 登山道から太郎山

 八合目を過ぎてしばらくすると森林限界を超え展望が開く。傾斜も緩んで九合目から先は、緩やかな稜線歩きだ。山頂の建物も見えている。

 登山道から山頂方面

 やがて巨大な鉄剣が突っ立った男体山頂に到着。その先奥社脇の大きな銅像の所で記念写真と休憩をとる。二荒山神社で入山料500円を払わねば登れない表登山道からも続々登山者が上がってくる。

 男体山山頂

 同 上

 山頂から中禅寺湖方面

 

 「ここでビールを売ったら儲かるなあ」何てつい思ってしまった。360度の展望だが霞んだ大気のせいで遠望は利かない。以前秋に登った時は遠く富士山までクッキリと見えたのだが、

 食事と撮影を終えると来た道を戻る。下山の道も多くの登山者とすれ違う。何十人もの学童達に出くわせた時は「コンニチワ」の笑顔も最後には引きつってしまった。

 降り立った志津小屋には30人程のマウンテン自転車クループが陣取っていた。「よくここまで上がってきたな」と感心するが、降りもあの狭い林道では大変だろう。

 車に戻るとすぐに「竜頭の滝」横の素泊まりホテル「いこいの湯」に直行する。800円の入湯料だが、白濁した本物の温泉が気持ち良い。ここはオススメです。

 お風呂の後は、妻と遊歩道沿いに竜頭の滝を見物。全容を見るのは初めてだが中々の迫力。しっかり観光する。三連休の中日とあって帰りの道も大渋滞、特に華厳の滝辺りがひどかったが、そこを過ぎるとスムーズに走れるようになった。

 竜頭の滝

 遅い昼食を渡良瀬渓谷草木ダム付近の蕎麦屋で食べたが、これが格段に美味かった。店の人に聞くと「週末の昼時にしか蕎麦を打たないとの事」、我々夫婦が食べてる間にノレンを下ろしてしまった。

 もし、この道を通る機会があったら是非寄ってほしいお店です。店名は忘れたが、足尾町へ向け富弘美術館を過ぎた少し先の左側、古い建物だからすぐに判ります。但し、手打ち蕎麦を営業してるのは、週末の昼時だけなのでお忘れなく。・・・・

・・・・このお店、今もやってるのだろうか?

 

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市民農園に広がる菜の花畑

2020年03月25日 | 日記

 3月25日(水)

 我家の食材は概ね生協の注文販売で買っているのだが、不足分については時々地元農協の直販所を訪れて購入している。直販所の野菜ものはスーパーより安くて新鮮なので、とても重宝しています。

 時々訪れるJA入間直販所

 ところで直販所の周りには市民農園が広がっており、市民らが思い思いに家庭菜園を楽しんでいます。そして市民農園の周囲には広大な休耕田畑があって、春先になるとそこに見事な菜の花畑が広がります。

 黄色く広がる菜の花畑

 こちらはナズナ?の群落(背後の建物が無けりゃ中々幽玄な風景)

 今の時期は可憐で清楚な桜の花が主役を張っていますが、鮮やかなイエローカラーの菜の花も、春の温かさが感じられて心が和む風景です。此処は観光名所でも無い無名の場所なので、訪れる人は疎らです。

 我街には名の知られた名所や旧跡が殆ど存在しないので、この風景をもっと世間へアピールしてもよいのではと思わぬでないが、そんな計算高さの無い朴訥なところが、この街の良さなのかも知れません。

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タイヤを冬用からノーマルに交換し、さあこれからドンドン出掛けよう。

2020年03月23日 | 日記

 3月23日(月)

 桜の花が咲き、このところ暖かい小春日和が続いている。これじゃ冬用タイヤの出番は無かろうと、車のタイヤをノーマルに交換した。アバウトな感覚だが私の車の場合で燃費が1ℓ当り、冬用スタッドッレスだと14~15km、ノーマルでは18~19kmくらいで、ノーマルタイヤの方が断然優れているような気がする。

 一頃に比べればガソリン代も随分安くなってるし、燃費の良いノーマルタイヤに替えたところで、これからアチコチへドライブがてら出掛けようと思っている。

 今はコロナウィルスによる影響で、各地の観光産業が経営不振に喘いでいるとも聞いている。こんな時こそ我々年金族の出番です。ドンドン出掛けて(但し元気で健康に問題の無い老人だけですが)お金を使い、青息吐息の観光地を助けようではありませんか。

 噂によればコロナウィルス不況立て直し策の一環として、政府は旅行代金補助制度なるものを検討中であるとか?それが事実なら、早急且つ大々的に実行していただきたいものです。私のような思いを抱く年寄り達が、ワンサカ観光地へ訪れる事でしょうから。

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お彼岸で墓参りの後は奥多摩へ

2020年03月22日 | お出掛け

 3月20日(金)

 お彼岸なので、青梅市の宗建寺へ墓参りに出掛けた。此処には妻の実家のお墓があり、毎年春秋のお彼岸には欠かさずお参りをしている。出掛ける途中に関越道を跨ぐ橋を越えた時、下りの道路が凄い渋滞になっていた。ラジオによれば31キロを超える渋滞だと言う。

 宗建寺

 三連休初日という事もあるのだろうが、自粛、自粛の連続で家にジッとしてるのに嫌気が差した人々が、新鮮な空気と自然を求めて一斉に郊外へ逃げ出したような感じがしないでも無い。

 宗建寺で淡々とお墓参りを済ませた後、多摩川上流へ車を走らせ御嶽駅近くのいもうと屋さんでお昼を食べた。此処は特に食事が美味いという訳でも無いが、お店から眺める多摩川の流れが美しい。

 御嶽のいもうと屋さん

 ところが今日は風景が何だか違って見える。多摩川に架かる吊橋(神路橋)が無くなっているのです。どうも去年の台風による大雨で橋桁が流失してしまったらしい、多摩川渓谷の象徴的な橋だけにチョット残念な風景になってしまった。

 御嶽渓谷

 いもうと屋さんの隣に在る玉堂美術館(休館中でした。)

 それからいつもは数多くのカヌーやゴムボートが川を流れ降っているのに、今日は殆ど見掛ない。川辺の大岩で、ボルダリングに興ずる若者を散見するだけだ。カヌーの運営会社が営業自粛しているのであろうか。これもチョット残念な風景と言える。

 ボルダリングをする若者

 お昼を終えると奥多摩湖のまで足を延ばしてみた。以前は登山へ向かう通過地点に過ぎなかった所だが、今日はダムサイトから周囲の風景を眺めるだけだ。

 奥多摩湖ダムからの眺め

 乳白色の湖面と新緑の山々が美しい。何時になったらあの尾根を歩く事ができるのだろうか。そう思って見仰げると、御前山から三頭山へ続く稜線がヤケに高々しく見えた。

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映画「Fukushima50」は、健忘症の日本人にぜひ観てもらいたい。

2020年03月20日 | 映画・コンサート

 3月20日(金)

 日本映画はよく見知っている俳優さんが演じる事が多いので、何だか嘘っぽさが感じられ、あまり好みではないのですが、今回封切りされた「FUKUSHIMA50」は東北大震災で起きた福島原発事故の実録ものなので、観なけりゃならないと思っていました。

 どうせありきたりの美談もので終わるだろうと大して期待して無かったんですが、予想外に骨太で見応えのある作品でした。東北の大地震から始まった大惨事を、この映画は正面から取り上げて詳細且つリアルに描き、原発事故の恐ろしさを強く訴えています。

 原発所長を演じた渡辺健さんや現場リーダーを演じた佐藤浩市さんの熱演も良かったですし、絶望的な状況で事故現場の作業をする人達の献身的、英雄的な奮闘に胸が打たれました。

 それに引きかえ東京電力本社のお偉方や首相を始めとする政府関係者の泥縄且つお粗末な対応ぶりは、無能極まりないものに描かれていました。

 実際にはこれらの人々もあの場で必死に頑張ったんだろうし、イラカンと言われた時の総理もトップとしての資質は欠けていたにしても、彼なりの命懸けの行動であったと推察すれば、チョット気の毒な描かれ方であったと思わぬではありません。

 この映画で教えられたのは、「もしメルトダウンで炉心が爆発していたら首都圏を含む関東一円は人間の住めぬ不毛の地と化し、日本国家は破滅していただろう。」という恐ろしい現実です。

 あの時の2号原子炉が爆発の起きる寸前で何故炉心温度が下がったのか、その理由が今だ判らぬというのも恐ろしい話で、危うい奇跡が日本を破滅から救ってくれたと言えるのです。

 この映画を観て「幾ら便利で優れた文明の利器でも、暴走すれば破滅するまで制御できない原子力エネルギー何て、人類が操るべきものじゃない。」と強く思いました。

 日本が今まで原子力に費やしてきた膨大な開発資金を、全て自然&クリーンエネルギーの開発に振り替えていたならば、これ程多くの不毛の地が生まれず、もっとより良い国になっていたであろうと悔やまれてなりません。

 東北大震災そして原発事故から早や9年、計画停電や放射能汚染何て遠い昔の話になりつつあります。そんな健忘症の日本人に、ぜひこの映画を観てもらいたいものだと思います。

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高尾山ハイキング

2020年03月18日 | 山歩き

3月17日(火)      天気=晴れ

07:53高尾山薬王院駐車場→ 07:55~08:05ケーブルカー清滝駅→ 08:38~41稲荷山→ 09:12~10:12高尾山→ 10:53琵琶滝→ 11:14ケーブルカー清滝駅→ 11:21高尾山薬王院駐車場

 

 膝の調子は少しづつだが良くなってきている気がする。最近は街歩きばかりだったので、山が恋しくなってきた。老若男女誰でも歩ける高尾山なら大丈夫だろうと妻と二人で出掛けてみた。

 圏央道が通じたお蔭で、我家から高尾山が随分近くなった。車で行くと1時間もかからずに登山口へ着く。高尾山インターを降りて1~2分で国道20号沿いにある高尾山薬王院の駐車場(駐車料金一日500円、この近辺では最安値)へ着き車を停める。

 高尾山薬王院駐車場(下山時、広い駐車場です。)

 朝のケーブルカー清滝駅前

 駐車場から歩いて10分足らずで登山口となるケーブルカー清滝駅に着く。早朝なので駅前のお店はまだ営業していない。駅の横手にある登山口から稲荷山コースへ入る。

 登山口から急坂を一登りすると、お狐様を祀った小さな神社があった。その先からは緩やかな尾根道が続く。左手下を見ると先程通った高尾インターが見えて車の騒音が聞こえてくる。

お狐様が鎮座する神社

 緩やかな登山道

 稲荷山コースは高尾山の他のコースに比べると人影が薄いので静かな歩きができる。 登山口から30分程で稲荷山のピークに達した。此処が高尾山まで約半分の距離になる。ピークからは関東平野の街並みが望まれた。

稲荷山ピーク

 稲荷山から関東平野の眺め

 この先もゆったりとした尾根道が続く。稲荷山から30分程で登山道が交差するベンチのある広場に着き、そこから急な階段を一登りしたら茶店やビジターセンターのある高尾山山頂(599m)の展望広場だった。

 山頂直下の登山道交差点

 高尾山山頂

 早春の青空の下、関東平野や周囲の山々が見渡せる。遠くには白く連なる南アルプス山脈が小さく見えた。平日ながら展望広場は行き交う人で相変わらずの賑わいだ。片隅のベンチでお湯を沸して、カップヌードルとコーヒーで身体を温める。

 山頂から関東平野の眺め

 山頂から丹沢山系

 1時間程休憩し、山頂を後にする。降りは膝に堪えるのでケーブルカーで降ろうと思っていたが、高尾山程度なら大丈夫だろうと安易に考え、沢沿いに続く6号コースを降って行く。

 山頂直下、6号コースの下山口

 6号コースは山頂からしばらくは急だが、沢へ降り立つと後は沢沿いの緩やかな道が続く。道沿いには小さな滝や修験の遺跡等もあって、変化に富んでいる。そのせいだろうか稲荷山コースに比べると歩く人の姿が格段に多く狭い場所ではすれ違いで渋滞になる程だ。

 沢沿いの6号コース登山道

 山頂から40分程で滝とは言えぬ程小さな琵琶滝へ着き、その少し下には修験遺跡の岩屋があった。此処まで降ると登山口までもうそれ程遠くない。と思って気が緩んだのか、右膝にズキンと痛みが走った。

 琵琶滝(左奥)と神社

 岩屋大師

 せっかく良くなり始めた右膝を又痛めてしまったみたいだ。やっぱり山歩きは早計だったかもと思ったが、「後悔先に立たず」です。

 足を引きずりつつ清滝ケーブルカー駅の横を通り、11時半前に薬王院駐車場へ戻って来た。大して汗も掻かなかったから、何処へも寄らず一般道をのんびりとドライブしながら我が家へ戻った。

 ケーブルカー清滝駅

 清滝駅前の商店街

 薬王院駐車場へ到着(看板は高尾山自動車祈祷所となっている。)

 夕食後に風呂から上がって体重計に乗ったら、体重がけっこう減っている。たかが高尾山ハイキングでも、やっぱり山歩きというのはけっこう運動量があるもんだと実感する。できるものなら毎週でも歩きたいところだが、膝がこの調子じゃしばらく山へは行けそうに無い。今のところ私の膝の調子は、3歩進んで5歩下がるという状態です。

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北浅羽桜堤公園の安行桜が満開

2020年03月16日 | お出掛け

 3月15日(日)

 関東地方にミゾレ混りの雨が降った昨日、東京靖国神社の桜が開花宣言された。コロナウィルスで大騒動の世情には関わりなく、季節は確実に移ろいで行く。

 「そう言えば、坂戸市の桜も咲いたんじゃないの?」と妻が言った。妻の言う桜とは正確に言えば、市内を流れる越辺川右岸に在る北浅羽桜堤公園に咲く安行寒桜の事で、川沿いに約1.2キロの桜並木が続いています。

 「善は急げ」という事で、さっそく見に出掛けた。世間にはあまり知られていないが、ここは埼玉県では第2位にランクされるお花見名所であるようです。

 坂戸市内を流れる越辺川

 越辺川左岸にある鳩山農協直売所の駐車場に車を停め、川を渡って公園に着くとグッドタイミングの満開であった。例年ならば桜祭りが開催されて踊りなどのイベントもあり肩触れあうような賑わいなのだが、コロナウィル騒動による自粛で全て中止となり、人出も程良い混み具合でした。

 堤防沿いに続く桜並木

 桜並木の下では、家族連れや若者グループなどいろんな行楽の人々が、静かに花見を楽しんでいます。シートを広げて野宴を興じるグループも例年に比べれば僅かです。

桜の実をついばむヒヨドリ?

 菜の花と桜並木

 お祭り中止を知らせる看板

 お祭り騒ぎの人混み中で眺めるよりも、もの静かにシミジミと桜を愛でる方が、お花見の趣旨にかなった本来の楽しみ方のような気がします。

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東京オリンピックを秋まで延期?大賛成

2020年03月15日 | 日記

 3月15日

 カラスの鳴かぬ日はあれど、毎日テレビや新聞でコロナウィルスの事を言わぬ日は無い。世の中の出来事を報じるのがマスコミの仕事だから仕方がない事とは言え、決して嬉しいニュースじゃないから毎日見聞きしていると正直気が滅入ってきます。

 そして政府の自粛要請で、各地で開催される予定のイベントが次々と中止や延期に追い込まれている。その中でも注目されるのは、今夏に迫った東京オリンピックで、予定通り開催できるか否かの瀬戸際に立たされている。

 「開催中止何て有り得ない!」と小池都知事はおっしゃるが、これは日本だけの問題じゃ無く、今後はアフリカや中南米でも感染の広がりが懸念されている世界的な問題だけに、極めて悲観的な状況と言えそうです。

 しかし思うのですが、だいたい真夏の東京何て屋外へ出ているだけで命懸けの酷暑なのに、そんな時期にスポーツの祭典オリンピックを東京でやろう何ていうのが土台無茶な話じゃないでしょうか。どうして爽やかな秋の季節にやらないのか、私は常々疑問に思っていました。

 「それじゃ夏の祭典という名目が立たない。」、「秋にスポーツのビッグイベントを控えるアメリカのテレビ業界や、そのテレビ業界に買収されているIOCが黙っちゃいない。」何て諸般の事情もあるんでしょうが。

 しかし「災い転じて福と成す。」コロナウィルスの名を借りて、夏から秋へ開催を変更させる絶好のチャンスとも言えるんじゃないでしょうか。参加する選手にとってもそれを応援する人々にとっても、スポーツに適した秋に開催する方が好ましいのは間違いありません。そしたら私が生で見たかったマラソンだって東京で見る事が出来るでしょう。

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通院のついでに、小春日和の都内散策。

2020年03月13日 | お出掛け

 3月11日(水) 

  コロナウィルスが世界に恐怖を与えているが、個人的に私の場合は膝痛の方が喫緊の問題です。現状は歩く事は可能だが、走ったり飛んだりの強い運動が出来ない状態がズーッと続いている。

 以前処方してもらった治療薬も尽きてしまったので、一か月ぶりに都内の病院を再訪した。通勤電車でのコロナウィルス感染が不安であったが、政府の自粛要請のせいか車内は通常に比べると70%程の混み合いで、最寄駅から渋谷までの直行便で座って行く事ができた。

 病院へ着くと玄関前にテントが張ってあった。その中で体温計を渡され体温を測って、熱のある人は診察を受ける事ができないようだ。「此処まで来て受診拒否何てそれは無いよ。」と思ったが、幸い平熱だったので病院内へ入る事ができた。

 受付で順番待ちの整理番号用紙を受取ると9番目だった。いつもだったら30~40番目くらいのはずなのに、やっぱり訪れる受診者の数も随分少ない。整形外科の受付へ行くと、大して待たずに診察室へ呼ばれた。

 前回とは違う若い先生が対応してくれたけれど、何となく頼りなさそうな感じ、症状を丁寧に聞いてくれたが結局この前とは違う痛み止めの薬と湿布薬を処方してくれただけだった。

私としてはブッとい注射でも針でも何でもよいから、ズバッと治療してパパッと治してくれる治療をして欲しいんだけど。・・・二か月分も処方してくれたのは、「当分病院へ来なくていいよ。」という意味合い何だろうか。

 10時前に病院から放免されたので、渋谷から地下鉄に乗って神保町のミズノ直営店を訪れ、新しいランニングシューズを購入した。「今走れないのだからウォーキングシューズの方が良いかも」と思わないでもなかったが、「絶対走れるようになるという強い信念を持たなきゃ」と敢てランニング用にした。

いつもより人影の薄い11時頃の神保街界隈

 ミズノを出ると気儘に歩いて神保町から後楽園~江戸川橋~護国寺~池袋まで散策した。久々に訪れた後楽園の東京ドーム周辺は、閑古鳥が鳴く静けさ。後楽園から江戸川橋までは見知らぬ脇道を歩いたが文京区界隈は坂道が多く、3年前に訪れたサンフランシスコの街並みにチョット似て無くも無い。

東京ドーム周辺も静か

 江戸川橋から護国寺へ向かう首都高の高架下には静かな遊歩道が続き、日蔭の道で心地よく歩く事ができた。護国寺から池袋へ向かう経路の雑司ヶ谷霊園は初めて訪れたが、けっこう広大で池袋の繁華街傍にこんな大きな墓地があるとは知らなかった。

首都高5号線高架下の遊歩道

 護国寺前

 広々とした雑司ヶ谷霊園

 戦前の面影が残る霊園前の花屋「此花亭」

 再開発が進む池袋界隈

 そして池袋駅へ到着し、2時間ほどのウォーキングは終わった。今日は小春日和の暖かさだったので、けっこう汗を掻かされて程々に歩き疲れた。この後もしコロナウィルスに感染していたら、「年寄りがウロウロするんじゃネーよ。」と厳しいご批判を受ける事は間違い無いだろう。

池袋東口駅前

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月刊誌「山と渓谷」昭和60年4月号を読んでみたら。

2020年03月11日 | 読書

 3月10日(火)

 登山愛好者を対象に、「山と渓谷」という月刊雑誌が発行されている。私をこの雑誌を40年以上も前からほぼ欠かさず購入しているので、当然の如く我家の本棚はこの本で満杯になってくる。

 以前余った雑誌をブック・オフへ持ち込んだけれど、買ってはくれなかった。仕方がないので満杯になった都度、古い物から順に破棄処分している。先日も十数冊束ねて処分したのだけれど、その中で一番古かったのが昭和60年4月号で今から35年以上も前の本です。

 チョット懐かしかったので、捨てる前に読んでみた。雑誌の中には当時の登山界の様子が細やかに書かれているが、今と比べて変ってる事もあれば、さして変化のない事もある。広告欄のネパールやヨーロッパへの山旅ツアーでは、当時と今で旅行代金にさほどの違いは無い。なので物価上昇分を考えれば、当時の方が随分高かったと言える。

 それから当時はネットショッピングなど無かったので、店頭販売以外ではテレフォンオンショッピングで売られていた。装備品の中で今は必携品となっているGPSは存在せず、コンパスの宣伝広告が載っていた。

 冬山用登山靴も今では合成樹脂製が主流だが、当時は本革製が殆どだった。そしてヘッドライトも今のように軽くて明るいLEDライトは無く、単2、単3電池を多く使うゴツイ物ものばかりだった。

 又この頃は街の山岳会が全盛時代で、「全国社会人山岳会100」なる特集も組まれていた。私が当時所属していた会も「山と渓谷」社の取材を受けて、私も記事に載せてもらった事があるけれど、残念ながら山岳会100の中に選ばれてはいなかった。

 後は交友を求める文通欄みたいなものもあり、当時はフェイスブックやライン何ていう便利なSNSが存在しなかったんだなあと時代の隔たりを実感させられる。

 そんな移り行く時代の中で、今でも変わらないのは気高く美しい山の姿と山を愛する心だろうか。・・・・・何て最後はキレイにまとめてみました。

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新型パソコン購入にもコロナウィルスの影響が。

2020年03月09日 | 日記

 購入してから約7年になる我が家のパソコン、今年1月には搭載のwindows7がサポート停止となり、だんだん使用に支障をきたすようになってきた。もうソロソロ買い替え時だと思い、暇な時間を見つけては(マア概ね暇何ですが。)アチコチの家電量販店巡りをしている。

 巡っていて気付いたんだけど、デスクトップ型パソコンの種類と品数が7年前に比べると格段に減っているような気がする。時代はデスクトップ型からモバイル型そしてタブレット型へと移り進んでいるようです。

 それでも私は使い慣れたデスクトップ型が欲しかったので、それに限定して探し求めた。最終的には店員さんの親切丁寧な対応が決め手となり、ケーズデンキピオニ東松山店で販売されていた富士通デスクトップ型パソコンの購入を決めた。

 ところが店員さんの話では、コロナウィルス騒動で中国本土の工場で部品の製造がストップした為パソコンの生産が滞り、私の手元に届くのは早くて4月下旬になると言う。此処にもコロナウィルスの影響があったのだ。それまで私の古いパソコンが働き続けてくれるであろうかと心配になってくる。

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暇つぶしに越生町の黒山三滝と梅林をミニ観光巡り

2020年03月07日 | お出掛け

 3月6日(金)

 昨日の強風が大気中の汚れを吹き飛ばしたのか、今朝の日の出は一際明るく輝いていた。今日は小春日和の良い天気になりそうだ。こんな良い天気の日に家に籠っていると損したような気分なので、昼飯がてら毛呂山町の蕎麦店「すみや」さんへ車を走らせた。

クッキリとした今朝の日の出

  このお店は山の中ならぬ畑の中のポツンとある一軒家で、これで商売できるのかと思う程アクセスの悪い場所だが意外と人気がある。前回訪れた時は駐車場が満杯で入れず、今日はリベンジのつもりで訪れたが、やはりコロナウィルスの影響なのか店内は数組の先客だけで空いていた。

毛呂山町の蕎麦店「すみや」さん

  我々夫婦は「野菜天麩羅蕎麦セット\1,450円」を注文したが、蕎麦はシコシコと歯応えがあって私の好み、地産地消の野菜天麩羅も甘くてボリュウムがありとても美味かった。

野菜天ぷら蕎麦セット

  腹を満たしてお店を出るとこのまま帰宅するのも味気ないので、ドライブがてら越生町の黒山三滝と越生梅林へ向かった。どちらも近在にしか知られておらずマイナーな観光地なのだが、今日は平日なのに意外と賑わっているのでビックリした。

 黒山三滝は奥武蔵ハイキングコースの登山口にあり、上下2段で落ちる男滝、女滝とそのチョット下にある天狗滝の総称です。日光華厳の滝や那智の滝とは比べようも無いミニ滝だが、それなりに清涼感のある眺めです。去年の台風の影響か河筋がヤヤ荒れており、遊歩道が通行止めになっていた。

上段が男滝、下段が女滝

 天狗滝(一番奥にあるのだが、そこへ至る遊歩道が崩壊していた。)

 越生梅林は有料駐車場で金を払ってまで見る気はしなかったので、チョット離れた道の駅に車を停めチラッと眺めただけで終わったが、まだ花の盛りで白やピンクの梅の花が艶やかで心が和む風景だった。

生越梅林

 同 上

 たった2時間足らずのミニ観光巡りだったが、ブログのネタにはなったしほどほどに楽しいひと時を過ごせた。今はコロナウィルス騒動で遠出を自粛するムードのせいか、逆にこんな近場の鄙びた観光地が賑わっているような感じがする。

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コロナウィルスで日本の人口問題を改善?

2020年03月06日 | 日記

 3月6日(金)

 昔、歌手の山本リンダ(古いなあ)が歌ったヒット曲の中に「も~どうにも止まらない。」というのがあったけれど、正に今日本中を席巻しつつあるコロナウィルスの事を歌っているようではありませんか。

 歌詞は確か「うわさを信じちゃいけないよ 私の身体は変なのさ・・・中略・・・アア熱が出る アア咳が出る・・もうどうにも止まらない。」てな風に・・・(若干手直ししています。)

 此処まで蔓延してしまったら国や役所など当てにせず、手洗い・うがいの励行や人混みに近づかないなど個人々々で我が身を護り、嵐が過ぎ去るのを待つしかないのではと思います。

 ところでコロナウィルスについて世界最大の感染国である中国の疾病対策センターの調査によると、「感染者全体の死亡率は2.3%だったが、年代別で分けると10~30代が0.2%。40代が0.4%。50代が1.3%。60代が3.6%。70代が8%。80代が14.8%」と年齢が高い程死亡率も高まる傾向が見られたそうです。又男女別の致死率では、男性が2.8%。女性が1.7%と男性の方が高かったそうです。

 という事は、コロナウィルス感染に何の対策も施さず日本中の津々浦々を漏れ無く大流行させたら、ウィルスが高齢者を選別して死亡させるフィルター役となり、その結果少子高齢化に悩む日本の人口問題を大きく改善させる有効な手立てとなり得るのではないか。

 ハッ、若しかしたら賢明な安倍総理はこの点に着目し、わざと後手後手の生ぬるい中途半端な対策で、お茶を濁しておられるのではないだろうか。国家百年の大計の為、苦悩の決断をされた?安倍総理に敬意を表したい。

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