北海道の旅を終え我が家へ戻り、使い馴染んだトイレに座って事を済ませ「お尻」ボタンを押したら・・アレレッ ウォシュレットの水が出てこない?一週間留守をしている間に、我が家のトイレが「ウォシュレット」から「ウォシュNOT」に変ってしまった。
ウォシュレットが使えないからといって、トイレが使えない訳では無い。ウォシュレットから普通のトイレになっただけだ。しかしウォシュレットにすっかり馴染んだお尻が、「昔のトイレは嫌だ」と言っている。
タッチパネルの電池切れではと電池を取り替えたり、コンセントを引っこ抜いて再び差し込んだりしてみたが、ウォシュレットはウンともスンとも反応しない。電源ランプが消えているので、どうも便座へ電気が通じていない様子だ。
まずは取扱説明書を見ようと探しても、何処にあるのか肝心な時には見つからない。便座の蓋に書かれているフリーダイヤルから、製造元のリクシル相談センターへ電話をかけて状況を話してみた。
「お客様の使用されているトイレの型式番号は製造年度が古くて、部品の在庫が無いので修理はできません。お買い換えを検討された方が・・」とつれない応答だった。
使用年数18年以上、我が家のトイレはよく寿命が保ったほうかもしれません。「便は急げ」で、買替検討の為ホームセンター「カインズ」へ車を走らせた。
広い店内のトイレ用品コーナーには、いろいろなウォシュレットトイレが販売されている。ピンは50数万円の多機能型から、10万円前後のものまで多種多様。高価な買い物なのでいろいろと迷ったが、結局リクシル製で一番売れているという十数万円のトイレを買う事を決めた。
カインズの担当者から「製品が届いて据え付けまで2週間ほどかかります」と言われたが、意外と早く製品が届き、注文した1週間後には我が家に新しいトイレを据え付けてくれた。
古いウォシュレットトイレ
新しいウォシュレットトイレ(手洗い用の蛇口は使わないので省略した)
新旧のトイレを比べてみても、外見や機能にそれ程の差は無いように見受けられる。強いて言えば便器の底が浅く、節水機能が高まっているようだ。据え付け作業員の人に、「大の時は必ず大のボタンで流して下さいね」と注意された。
過去に便器を詰まらせた経験のある私は、大きく頷いた。前のトイレはマンションに入居した時から設置されていたので、ロクに注意もしなかったが、今度はしっかりと取扱説明書を読んで、トイレの神様のご機嫌を損ねないよう大事に使わねばと思っています。