Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

大谷選手契約金のたった0.5%のお金で、自民党安倍派は崩壊寸前

2023年12月30日 | 日記

 今日本の政治は、政権与党である自民党の裏金問題で大きく揺れている。その問題を12月12日の朝日新聞朝刊が、「安倍派裏金5億円か」と一面で大きく取り上げていた。

 その同じ朝刊の下の欄に「大谷選手ドジャースへ、契約金は1015億円・・」と、これは少し小ぶりな囲みで記事が載っていた。

 5億円は庶民からすると途方もない大金だが、自民党安倍派が五年総がかりで必死に稼ぎ出した裏金の総額は、大谷選手一人が貰う契約金に比べると僅か0.5%にも満たない。

 しかも安倍派は総勢約100名前後、5億円を一人頭に割り算すれば500万円で、新車を1台買えばチャラになる程度の金額です。これだけの金をコソコソ隠したが為に、与党最大派閥の安倍派は崩壊寸前となってしまった。

 この記事を見てシンプルに思ったのは「日本の政治家、スケールが小っせぇ~」、この程度の人達が国を動かしている何て、日本は軽い国なんだなあと気恥ずかしさすら覚えてしまう。これじゃ今後賢明にして叡智ある若者が政治家を志さなくなるのではと、日本の未来が心配です。

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マイカーのタイヤを冬用に交換する。

2023年12月28日 | 日記

 12月25日(月)

 冬に備えて年中行事の一つ、マイカーのタイヤを冬用に交換する作業をやらなきゃいけないと思いつつも、このところの寒さに負けて引き延ばしていた。今日の午後は風も弱くホドホドに陽射しがあったので、思い切って重い腰を上げた。

 最初に我が家のベランダに保管していた冬用タイヤを運び出し、車に乗せて近所の空地へ移動する。各々のタイヤに書かれた数字を確認し、タイヤローテーションに従ってタイヤを交換する。

 ヤル気になれば事は進み、約1時間半足らずで作業を終えた。タイヤの交換は重労働だし腰に負担がかかるので、来年は業者に頼もうと思いつつも、料金が惜しくて結局自分でやってしまう。これを「見上げた根性」と言うか「ケチな性分」というかは見解の分れるところです。

 取りあえずこれでいつ雪が降っても大丈夫、スキーにだって出掛けられる。・・そう思ったら雪のスキーゲレンデが恋しくなってきた。スキー板の手入れもしなければ・・

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全国高校駅伝大会で、マラソンシーズンの幕が明けた

2023年12月26日 | マラソン

 12月24日(日)

 マラソンシーズンの幕開けで、先日の日曜日に全国高校駅伝が京都市内で開催された。マラソンファンの私としては見逃せず、その実況中継を半日テレビの前で観戦した。

 午前にスタートした女子の部は、ゴール間際の大逆転劇で鹿児島の神村学園が優勝、午後にスタートした男子は、長野の佐久長聖高が大会新記録で優勝した。

神村学園のカロライン選手がゴール前で逆転し1位でフィニッシュ

 10代の若者が全身全霊を尽くして、必死に走る姿は胸迫るものがあり、余生を過ごすジジイにも勇気と感動を与えてくれます。マラソンや駅伝の良さは、互いに全力を尽くしてシンプルに競い合うところです。勝者、敗者それぞれに、大会に賭けたドラマがあるんじゃないでしょうか。

 これから正月には「ニューイヤー駅伝」、「箱根駅伝」があり、その後は男女の都道府県対抗駅伝がある。マラソン好きには嬉しい季節です。若い頃は「山男が正月に都会など居れるか」と気取って、大みそかは冬山のテントで過ごしたものですが、最近はヌクヌクとした部屋で、駅伝三昧の正月を過ごしています。

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自分で自分に、テニス靴をクリスマスプレゼント

2023年12月24日 | 日記

 街中でジングルベルの曲が流れるようになり、今年もクリスマスの季節がやってきました。貧困家庭だった我が家にはサンタさんが訪れる事は無く、クリスマスプレゼントを貰わぬまま私は不遇な幼少期を過ごしました。

 それじゃ我が身があまりに不憫と、今年のクリスマスは自分で自分にプレゼントを贈る事にした。・・・というのはこじつけ話ですが、長年使用していたテニス靴が摩耗してきたので、先日都内のミズノスポーツ直営店に出掛けた折りにおニューのテニス靴を購入した。

 私の場合ランニング靴は荷重が一番かかる両靴踵部分から真っ先に摩耗し、テニス靴は利き足である右靴の親指つけ根付近が最も早く摩耗する。これが原因で最近2度ほどプレイ中に転倒した。

 高齢者の転倒は寝たきりに繋がりかねないので、安全第一を考えて買ったのです。これで足元は整ったので来年のプレゼントはテニスラケットにしようかな。でもその前に来年もテニスができる健康体でいられますようにと、神様にお願いしなければ・・・ アーメン 

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日本三百名山回顧№122富山県、毛勝岳(2百名山)

2023年12月22日 | 三百名山回顧

 毛勝山は北アルプスの北部に位置し、標高2414mの威風堂々たる山容ですが、富山平野から眺めると背後の名峰剣岳ばかりが目立って、剣岳の前衛峰にしか見られないのがチョット不遇な山です。

 以前は山頂までの道は無く残雪期しか登られぬ山でしたが、近年登山道が開設された事を聞き、平成19年の秋に単独で登りに出掛けたのでした。その時の山行記録が古いHPに記されていたので、下記に転載してみます。

 

平成19年10月17日(水) 毛勝山登山  天気=曇り時々晴れ

06:18僧ヶ岳登山口(車中泊地)→ 06:30毛勝山登山口→ 06:591060m地点→ 08:141700m地点→ 08:57モモアセ池→ 09:10モモアセ山→ 10:04~10:40毛勝山→ 11:28~11:33モモアセ山→ 12:06~12:15 1700m地点→ 13:15 1060m地点→ 13:36毛勝山登山口→ 13:40僧ヶ岳登山口

 前夜仮眠をとった北陸道、入善Pから東又沢の林道を通って阿部木谷出合へ未明に到着。朝食の準備をしていると、2台の車が通りすぎて行った。

 食事と装備の準備を終えると出発。これから1800mの標高差を越えて毛勝山を目指すのだと思うと、マラソン大会のスタートを切るような緊張感を覚える。

林道を少し歩いて、小さな標識がある毛勝山登山口に着く。出だしから絶間ない急坂の連続である。要所にはロープが張ってあるので、それを伝って登り随分と助かった。

 稜線に近づいた雰囲気なのでポケナビを確認すると、1060m地点のようだ。中年男性が一人ここで休んでいた。地元の人のようで「先週は猫又山に登った」と話す。「雪は大丈夫でしたか」と問うと、「雪は大丈夫だったけど、熊が居てネ」と聞きたくない事を言う。

 ここから先は先程までの傾斜ではないが、樹林立帯の尾根道登りが延々と続く。思ったより道は明瞭で迷う心配はない。1700m地点の手前で夫婦連れの登山者を追い抜いた。これで私が先頭に立ったようだ。1700m地点で初めて視界が開けた。ガスの合間に北の駒ケ岳~僧ヶ岳や大明神山などが望めるが、行く手の毛勝山はガスの中に閉ざされている。

僧ヶ岳(左)~駒ヶ岳(右)方面

 少し登った所で最初の休憩をとり栄養補給する。ここら辺が森林限界のようだ。更に登って行くと傾斜が緩んで左手に大きな池塘(モモアセ池?)が在り、草原を横切って登った地点がモモアセ山のようだ。二重山稜なので、何処がピークか判然としない。一旦降って急登すると天国のようにきれいな湿原に着いた。きれいな水を湛えた小さな池塘は、ガイドブックにあった「クワガタ池」のようで、なるほどそんな形に見える。

クワガタ池

 ここから山頂へ向け最後の登り、今まで飛ばして来たツケがドッと出て足が重い。草つきの滑り易い道を我慢の登りを続け、10時04分待望の毛勝山へ到着した。三角点標石と毛勝山と書かれた表示板だけの簡素な山頂、晴れていれば素晴らしい展望だろうが。

クワガタ池から山頂への登り

毛勝山山頂

 流れるガスがだんだん薄くなって、僧ヶ岳からサンナビキ山へと続く北の稜線や真っ青な日本海が、はっきり見えるようになってきた。しかし一番見たかった剣岳は相変わらずガスの中、隣の釜谷山がチラッと見えただけだった。

山頂からサンナビキ山方面

クワガタ池とモモアセ山

富山平野と日本海

 しばらく粘ったが10時40分頃諦めて山頂を後にする。クワガタ池の所でふり返ると毛勝山~釜谷山の稜線がくっきり望める。「今だったら剣は見えるだろうに」と損をしたような心境、疲れも出て帰りの道はやけに長々と感じられた。1060m地点から最後の急坂は、ロープに縋り転げるように降って登山口に戻って来た。

山頂直下下山の道

下山の道から毛勝山(左)と釜谷山(右)

 阿部木谷出合の車に到着すると身体と衣服の手入れを終え、まずは祝杯、全力で登った後のビールは実に美味い。明日は北側の僧ヶ岳と駒ヶ岳を登るので、今夜もここで車中泊をする。

 念願だった毛勝山は期待以上に素晴らしい山でした。剣岳北方の山々は私にとって未知の山域だったが、今回の山行で概ねの位置関係も把握する事ができた。まだ登りたい魅力的な山が幾つかあるので、是非とも再訪したものです。

 ※登山口から山頂までの道は標高差1800mで、コースタイムは11時間の健脚コースです。三百名山を目指す人は、若く体力がある時期に登った方がいい山の一つです。

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武蔵丘陵森林公園の「スターライトイルミネーション」を見物

2023年12月20日 | 日記

 12月17日(日)

 

 先日「武蔵丘陵森林公園」のボランティアに行って来た妻が、「週末に公園でイルミネーションイベントをやってるよ。とても綺麗みたいだから行ってみない?」と誘ってきた。

 武蔵丘陵森林公園は埼玉県熊谷市と滑川町にまたがる国営の広大な自然公園です。東武東上線沿線に在り我が家からも遠くなかったので、以前は時折り訪れていたが、最近はトンとご無沙汰だった。ブログのネタとして面白そうだったので、久しぶりに行ってみる事にした。

 イベントが始まる夕暮れ時、東武東上線の森林公園駅で下車、駅前から公園中央口直行の臨時バスが運行されていた。16時発のバスに乗車する。車内はラッシュアワー並みの混雑で、その殆どが若者達&カップル連れだった。

森林公園駅前バス停の行列

 中央口前の広い駐車場(普通車700円)の広い駐車場は既に満車状態で、電車で来たのは正解だった。今日は晴天の一日だが北風が凍えるほどに冷たく、しっかりと防寒対策をして薄暮の園内に入場する。

公園中央口から入場(入場料金大人210円)

 暗闇が深まる園ではアチコチにイルミネーションが仕掛けられ、その光が森の樹林を浮かび出している。又光は様々に変化して、幻想的な色彩の世界を現出していました。

園内の売店で温かい飲み物を注文し暖をとる見物の人達

暖かい休憩所で一休み

 光が満ち溢れた公園内の森の中を2時間ほど彷徨ったが、だんだん寒さが身に堪えてきた。6時過ぎに見物を終え、北風に追い出されるように公園を後にした。このイルミネーションイベントは若者向きのようで、高齢者は殆ど見掛けなかった。まあそれでもネタ話になるような、ほど良い体験でありました。

中央口から公園を出る

 尚、このイルミネーションイベントは今月の週末ごとに開催され、22日(金)~24日(日)が最後のようです。興味がある方は行ってみては如何でしょうか。その際には防寒対策を万全にお出かけください。(特に高齢の方は)

 

 

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年末のOB会は闘病の自慢話で盛り上がる

2023年12月18日 | 日記

  以前勤めていた職場のOB会が、先週末小平市内のスナック「和子」で開催された。小平市内に在ったこの職場で勤務したのは今から約20年前、酸いも甘いもいろいろあったが総じて楽しく居心地の良い職場であった。

 このOB会もコロナ過などで一時は参加者も減少したが、名幹事役Aさんの奮闘で、毎回10名以上のOB仲間が集まって楽しい一時を過ごしている。今回は職場を離れて以来20年ぶりのEさんやHさんなども顔を見せ、遠い昔話に花が咲いた。

 各々の自己紹介で目立ったのが闘病の話、今まで健康体で過ごせた人は少数派で、大部分の人はガンや脳梗塞など重い病を患っていた。今回参加できなかった人の中にも、「余命を告げられた」、「身内の介護で」など深刻な理由の人がいた。

 宴席は闘病自慢で盛り上がったが、それでもこの宴席に参加した人達は前向きで力強い人生を歩んでいる事が伺われた。黄昏時期の人生は暗く淋しく苦しい事が多けれど、又次回のOB会も楽しい酒を飲みましょうや。

 

    ・・「イバラ道、黄昏時の人生は」・・

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雪だるまクラブのH君から感謝の葉書が届いた。

2023年12月16日 | 日記

 雪だるまスキークラブ(障害者と健常者が一緒にスキーを楽しむ会)が今年解散したと先日のブログに掲載したが、その後会員のH君から私宛に感謝のハガキが届いた。

 通信欄には「Fさん。おげんきですか。ぼくはげんきです。ゆきだるまスキークラブでは、とてもたのしかったです。ありがとうございました。H・T」と、簡潔な文章が書かれていた。

 スキーツアーで私がH君のパートナーとなったのは、2015年頃からだっただろうか。最初は寡黙な彼と意志の疎通ができず、互いに会話が無いのでそれが少々苦痛であった。

 しかしある時に「H君はスキーがやりたくてツアーに参加しているのだから、別に会話何かしなくていいんじゃないか」と考えを改め、その後は彼の先導役に徹して、彼が満足するまでスキーを付き合った。

2017年2月、黒姫高原スキー場

 H君はジョギングで鍛えた足腰で、中急斜面以下ならどんな斜面でもボーゲンスタイルの直滑降で私に追いてくる。私は時折彼の姿を確認しながら自分も好き勝手に滑り、そうする事で互いにスキーを楽しむ事ができた。

H君のボーゲン滑降

 そして何年もパートナーとして付き合ううちに、彼も少しは私に馴染んでくれ、ツアーの最終日には「ありがとう」「又来年よろしく」と別れの言葉も交わせるようになった。

 クラブで活動した20年余は大した事もやれなかったが、H君からの感謝の言葉は自分のやってきた事が少しは誰かのお役に立ったのだと思えて、私にはとても嬉しい便りでした。

 

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CT検査の後、都内、外苑から靖国神社辺りをそぞろ歩き

2023年12月14日 | お出掛け

 12月8日(金)

 CT検査を受ける為、都内世田谷区の病院に出掛けた。胃の手術後からこの検査を受け始めて、既に20年の歳月が経つ。検査の結果は異常無く、担当医から「検査もソロソロ卒業ですね」などと匂わされ、そこを何とかと縋り付いて何とか来年の胃カメラ検査は受ける事ができそうです。

 6月の胃カメラ検査以来久しぶりの都内、このまま帰るのも勿体ないので観光巡りをする事にした。地下鉄で外苑前駅まで行き、そこから歩き始める。最近テレビなどでよく報じられる「外苑イチョウ並木」は、既に葉抜け状態が進行し、期待外れのショボい紅葉だった。

外苑のイチョウ並木

同上

外苑、御観兵榎の紅葉(殆ど見る人はいないが、こちらの紅葉の方が美しい?)

 信濃町駅からJR総武線で市ヶ谷駅に向かい、そこから靖国神社へ歩いて行く。時折り世間を騒がす靖国神社だが、観光スポットしては見所が多く私も何度か訪れている。

 南門から境内に入り本殿を参拝、記者に「今日の参拝は私人ですか?」と問われたら、「100%私人です」と答えるつもりだったが、誰一人私に見向きもしない。

靖国神社南門

本 殿

 外苑より靖国神社の方が紅葉も鮮やかで、神社の風景とマッチしていた。本殿から神門を潜り大鳥居の下を通って、隣接する北の丸公園に向かう。田安門から園内に入り武道館の前まで来ると、長蛇の列ができて凄い賑わいぶりだ。何のイベントかと思ったら、グッズ販売会が開催されていた。

神 門

靖国神社の紅葉

大鳥居

北の丸公園のお堀

北の丸公園、田安門

 購入したグッズを抱えた若者達が、満ち足りた顔して行き交っている。それらのグッズは私には「猫に小判」の品々で、他人の好みにケチをつけるつもりは無いが、東京には理解不能な人間が多い。

武道館と大イチョウ(奥のテントがグッズ売り場)

 北の丸公園を出ると神保町の古本屋街を通り、「ミズノスポーツ直営店」に立ち寄った後、地下鉄「淡路町駅」から帰宅の途についた。ホドホド暑かったので、汗を掻き良い運動になりました。しかし都内へ行く度思うのは、東京は人が多過ぎて息がつまりそう・・・何て思うのは私が田舎者だから?

神保町のミズノスポーツ直営店

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農産物直売所の片隅に規格外の野菜が捨て値で売られていた

2023年12月12日 | 日記

 「野菜が無くなったから買い出しに行って」という妻の要請に従って、我が家から車で10分ほどの市内の高倉JA農産物直売所へ出掛けた。商品棚には冬物を中心に色とりどりの野菜が販売され、多くの買い物客で賑わっていた。

 店内をうろついていると片隅の目立たぬ一角に規格外品コーナーがあり、形が不揃いの野菜や果物が30~60円の捨て値で売られていた。味と新鮮さは変わらぬのに、外見の悪さだけで差別されている。「ルッキズムの偏見ではないか」と、何だかそれらの品々が哀れに思えてきた。

 思い起こせば若かりし頃の私も、どす黒い顔色と寅さんばりの四角い容貌でルックスには自信が無く、異性との縁が薄い寂しい青春時代を過ごした。その負のエネルギーが、私を山へ向かわせたとも言えるのですが。

 規格外商品の陳列棚に立ち止り、手にする客は殆どいない。見た目の悪さで相手にされないのは私の青春時代と似ているようで、同情の念を禁じ得ない。「食材は見た目じゃネー。コスパが一番」そんな奇特なお客に買われて、美味しい料理に変身し最後の一花を咲かせて欲しいと秘かに願いました。

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「換気扇掃除」を終えて、年末大掃除の一つをクリア

2023年12月10日 | 日記

 「光陰矢の如し」、今年もアッと言う間に12月になってしまった。妻が出掛けた暖かな一日、大掃除の一環でやらなきゃいけないと思っていた台所の「換気扇掃除」に重い腰を上げた。

 油汚れがひどい換気扇掃除はいろんなやり方があるだろうが、私の場合は下記のような要領です。

1 キッチンのシンクに温水をタップリ溜めて、大量の「重曹」をその中に投じる。

2 換気扇から取り外した「ターボファン」や「パネル」、「ボルト、ネジ」等の部品をシンクに入れ、小1時間温水に浸す。

3 部品を取り外した換気扇内部を、重曹入り温水で浸したウェスで隅々まで拭き取る。

4 小1時間重曹水に浸した部品類を温水シャワーで洗い流し、ベランダに運び出し乾燥させる。

 それらの作業が終わった午後に妻が帰宅、「アラ、やってくれてたの。夕食前までに使えるようにしてね」とのお言葉を頂く。「ウン、部品が乾いたら組み立てるよ」と答えた私は、夕食間際に部品を元通り組み立てて、換気扇掃除のミッションをつつがなく終える事ができました。

 長い夫婦生活で、最近思う事があります。若い時は「I Love You」だけで万事上手くやっていけたけれど、結婚してから数十年になると、「I Need You」と言われる人になる事が結婚生活を上手くやっていく一番の秘訣ではと思えるのです。私も常日頃そのように心掛けているつもりだが、本当のところ妻がどう思っているかは分からない。

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雪だるまクラブが今年限りで解散に

2023年12月08日 | 日記

 私が所属している「雪だるまクラブ」が、今年限りで解散される事になった。このクラブは「障害者と健常者が一緒にスキーを楽しもう」というのがコンセプトで、20数年間活動を続けていた。

 今から21年前に私が胃の手術後に療養をしていた時、当時クラブの会長だったTさんから「F君、静養がてら遊びに来ないかね」と誘われ、クラブ主催の「越後湯沢のスキーツアー」に参加したのがクラブとのなれそめでした。

 それからズッとスキーツアーに参加を続け、いつの間にか役員の末席にも名を連ねて、クラブの運営にも参加する立場になった。クラブのスキーツアーは毎年30名以上の参加者が有り順調に活動していたが、新型コロナの流行がクラブの活動をストップさせた。

 会員の中には身体的弱者もいる為に、令和3年からクラブのスキーツアーは中止せざる得なくなった。その間に一部役員が体調不良で脱落し、何よりも提携していたツアーの定宿が廃業したのが致命的なダメージとなって、クラブの継続は不可能になった。

 解散は決定したが、問題になったのがクラブに残された運営資金、この処分をどうするかいろいろ方策を話しあったが、「クオカードにして、会員に返金しよう」というT会長の一声で道筋ができ、会長の挨拶文とクオカードを会員に郵送する事で、解散の事務処理を終える事ができた。

 馴染んだ雪だるまクラブが無くなってしまうのは寂しくもあるが、私も既に後期高齢者、あと何年スキーをやれるやらという身なので、いい踏ん切り時ではという思いもある。

 でも会員のS君やK君から一緒にスキー行ってくれないかと誘われているので、あと数年間は障害者スキーと縁が続く事になるかも知れません。

最後となった2020年2月の黒姫スキーツアー

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飯能市の東郷公園と能仁寺で紅葉見物

2023年12月06日 | お出掛け

 11月30日(木)

 秋もたけなわ、各地で紅葉が見頃の季節になって来た。先日テニス仲間の人達とよもやま話をしていたら、Yさんが「この辺じゃ、東郷公園の紅葉が綺麗だよ」と教えてくれた。「何処に在るの?」と尋ねたら、飯能市の西武秩父線吾野駅近くに在るとの事。「一番上の神社までだとかなり歩くけど、Fさんの脚なら大丈夫だよ」と付け加えた。

 ネットで検索すると、東郷公園は紅葉名所としてけっこう有名らしい。そこで好天の一日、妻を誘って行ってみる事にした。車で国道299号を西へ走り、我が家から1時間ほどで東郷公園の駐車場に到着した。

東郷公園の第2駐車場

 一応一日500円の有料駐車場だが、係員の姿も無ければ料金箱の類も無い。駐車場から社務所の横を通って、紅く彩づいた階段を登って行く。神社入口には入山料を徴収する料金箱があり、「一人=100円お願いします。」と書かれています。紅葉時期だけの料金みたいだが、お賽銭と思えばお安い金額です。

社務所横の紅葉

社務所を通過して神社へ向かう

入山料を入れるポスト

 此処は公には「東郷公園、秩父御嶽神社というのが正式名称のようで、その他にも東郷神社、乃木神社、三笠山神社、八海神社など幾つかの神社が山の中に点在している。

東郷公園の紅葉

 

その山全体が紅葉に彩られており、名所に違わぬ壮観な眺めです。転んだら一番下まで落っこちそうな急階段を登った最上部には、秩父御嶽神社が建立されている。こちらはごくありふれた建物でした。約1時間余山中を紅葉見物し、大いに満足して東郷公園を後にしました。

日露戦争当時の水雷と砲弾

東郷元帥像下の狛犬

東郷元帥の像

戦艦三笠の被弾甲板

長い急階段を登って秩父御嶽神社へ

最上部の階段

秩父御嶽神社本殿

 その後飯能市内の中央公園に隣接するショッピング店「OH!!!」に立ち寄り、客の殆どが女性の洒落たレストランでランチを食べた。食事を終えると、お店の隣に建立されている能仁寺へ寄り道してみた。

飯能市のショッピング店「OH!!!」(自然食品や発酵食品が人気の店)

お昼を食べた自然食品とスイーツのお店「Piene Cafe」(レストランもある女性に人気の店)

 能仁寺の紅葉も中々見事なもので、行楽の人やハイカーなどが大勢見物していた。飯能市は奥武蔵の山懐に抱かれた鄙びた雰囲気の街だが、豊かな自然と古い歴史が調和した居心地のよい街だなと改めて実感しました。

能仁寺前門

参拝路の石灯籠と紅葉

鐘撞堂

能仁寺本殿

 

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東村山市の「草門去来荘」で、結婚記念日と誕生日会食

2023年12月04日 | お出掛け

 11月は我々夫婦の結婚記念日と私の誕生日が在る月です。今更お祝い気分でもないが、東村山市の和食料理店で記念の会食をやろうよと妻が言った。そこは「草門去来荘」という名のチョット贅沢な鰻料理のお店で、妻が昔職場の人達と訪れて気に入ったお店らしい。

 ビールの1~2杯も飲みたいので、当日は電車でお店へ向かった。西武国分寺線の小川町から北へ10分足らず歩いて、野火止用水が流れる畔の傍に「草門去来荘」のノレンが架かった門があった。

お店の入口

 ノレンを潜ると中は広いお庭で、その中に洒落た雰囲気のお店が在った。連休の狭間で店内は賑わっていたが、我々は予約を済ましていたのでスンナリ席へ案内された。

雰囲気のある店内

 目出度い席だからと、注文は鰻メインの「昼懐石コース¥8000円也」を奮発した。竹林に囲まれた静かな席で、何年ぶりの鰻料理を美味しく頂きました。コース料理は意外にボリュームがあり、食事を終えるとお腹がパンパンだった。

ご馳走を前にして妻も機嫌がいい

前菜メニュー

主菜の鰻丼

 お店を出ると腹ごなしがてら、野火止用水沿いにウォーキングする事にした。江戸時代の人々に生活用水を確保する為に掘削されたという野火止用水は、今もサラサラと清流が流れている。

 多摩川水系から埼玉の新河岸川まで野火止用水の総延長は約24㎞、今から400年近い昔にこんな高度な土木技術があったのかとある意味驚かされる。用水は埼玉の新座市へ向かってほぼ直線状に伸びており、道沿いには紅葉の木々や公園、水車小屋など見所も点在し中々良い散歩道です。 

西武、八坂駅の高架下を潜って行く

道沿いの紅葉

同 上

水車小屋

 今日は11月にしてはポカポカ陽気で、食い慣れないものを食べ過ぎたせいか身体が重くだんだん歩く気分が失せてきた。東村山市から清瀬市に入り、スマホのグーグルマップを道案内に地元の商店街を抜け西武池袋線の清瀬駅へ着いたところでゴールとした。歩数計を確認すると、それでも約10Km超の距離を歩いていた。

清瀬市に入る

清瀬駅前商店街を抜けて

西武、清瀬駅に到着

 終わってから「たら、れば」言うのも何だが、考えてみたら先にウォーキングをやって最後にお店で会食するという段取りにした方が、より美味しく料理とビールを楽しめたのではと少しばかり後悔の一日でした。

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要害山ハイキングの後に甲府市内をブラ散歩

2023年12月02日 | 旅行

11月19日(日)

最近私のブログはカテゴリー「旅行」ばかりが続き、見る人に「コイツよっぽど暇なんだな」と思われているのではと気懸りな私ですが、今回も先日要害山ハイキングの後に甲府市内をぶらついたので、その様子を写真でザッと紹介してみます。

武田神社入口(今日は七五三だったので、着飾った親子連れが大勢参拝していました)

境内の紅葉

本殿(武田信玄は戦に敗れたはずなのに何故こんな立派な神社がと思ったら、信玄を慕う県民の願いで大正時代に建てられた比較的新しい神社のようです)

神社に隣接する史跡公園から望む南アルプス

山梨名物「ほうとうの」が食べられる甲府駅前の人気店(小作)

妻が注文した「茸ほうとう¥1800円」

私が注文した「天ぷらおざら¥1400円」(いずれも人気に違わぬ旨さでした)

甲府駅前(昔はここからバスに乗り、南アルプス登山に出掛けたものでした)

甲府、舞鶴城のお堀と石垣

舞鶴城、鉄門

舞鶴城、天守台

天守台から望む富士山

天守台から望む南アルプス(天守台からは日本で一番高い富士山と二番目に高い北岳を同時に眺める事ができます)

山梨県、須玉市から望む富士山

須玉温泉ホテル「若神楼」(1万円をチョット超えるリーズナブルな料金だが、料理は豪華でお部屋も温泉も立派でした。なのにお客さんが少ない様子、山旅の前後にでもドンドン行ってあげてほしいものです)

 

 「ほうとう」と「ぶどう」で有名な山梨県だが、日本で一番高い富士山と二番目に高い北岳は山梨県にある。山なしとは言いつつも、実際は日本屈指の山(有り)県なのです。山好きにはメッカのような聖なる地で、何度でも訪れたい良き所です。

 

 

 

 

 

 

 

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