Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

八ヶ岳登山を終えて、帰宅途中の関越道が大渋滞

2023年10月31日 | 旅行

10月26日(木)

 八ヶ岳の登山を終え、午後2時半過ぎに登山口の駐車場へ戻って来た。予定より早く着いたので、帰りの道は高速料金を少しでも浮かそうと群馬県の下仁田インターまで国道254号を経由して車を走らせた。

 しかし信州から埼玉への道は遠く、下仁田町に入った時には、既に午後5時近くになっていた。本当は下仁田温泉「荒船の湯」でお風呂に入りたかったが、我が家の夕食に間に合いそうもないので、温泉をパスして下仁田インターから上信道へ入った。

 普通ならこのまま高速道路を走って1時間足らずで我が家へ戻れるのだが、「高坂サービスエリア付近で車両事故が発生、高坂サービスエリアを先頭に15キロの渋滞」と交通情報ラジオの声が流れた。

 カーナビを見ると、高坂サービスエリアと嵐山小川インターの間が渋滞を表示して紅くなっている。嵐山小川インターまでは比較的スムーズに走ったが、まずインター出口まで20分ほどの渋滞、退庁時間帯とも重なって一般道に出てからもアチコチで渋滞に遭遇し、我が家へ着いたのは午後8時頃になってしまった。

 帰宅まで長い道程となったが、途中の国道254号線内山峠下から残照に輝く美しい荒船山を眺める事ができたので、それなりに楽しいドライブでした。荒船の湯で、温泉に入れなかったのだけが少し残念です。

八ヶ岳別荘地の紅葉

内山峠下から残照の荒船山

 

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八ヶ岳、杣添尾根から横岳・赤岳登山

2023年10月29日 | 山歩き

10月26日(木)    天気=晴れ時々曇り

06:11横岳登山口駐車場→ 06:40東屋→ 06:44水場→ 08:36~39見晴し台→ 09:11三叉峰→ 09:21~39横岳(奥の院)→ 09:48~51三叉峰→ 10:27~35地蔵の頭→ 10:38赤岳展望荘→ 11:05~20赤岳→ 11:34赤岳展望荘→ 11:39地蔵の頭→ 12:15三叉峰→ 12:43~13:10見晴し台→ 14:14水場→ 14:17東屋→ 14:39横岳登山口駐車場

 

 八ヶ岳の主稜、硫黄岳~赤岳稜線へ向かう登山道は殆ど踏破しているが、東側から横岳へ突き上げる杣添尾根だけはまだ歩いた事が無かった。そこで秋の好日に日帰りで登ってみる事にした。

 前夜は上信道の佐久平パーキングエリアで車中泊、今朝は早朝出発してAM6時頃、横岳登山口傍の登山者用駐車場に着いた。駐車場には私の他に大宮ナンバーの車が1台停まっていて、単独の男性が丁度出発するところだった。

横岳、杣添尾根登山口

 準備を終えると登山口から出発する。この一帯は大規模な別荘地帯で点々と建物がある。部外者は登山道以外立入禁止と標識に書かれていた。別荘地を抜け出た頃、展望が開き八ヶ岳の稜線が望めた。

東屋下の登山道から稜線を望む

 やがて上部の林道に達し、左折して橋を渡ると東屋が建っていた。東屋の横から再び登山道が始まる。登山道を3~4分進んで、清らかな水が流れる小沢を渡った。杣添尾根コースで此処が唯一の水場です。

登山道傍の東屋

小沢に架かる橋

 小沢を過ぎると、単調な樹林帯の登りが延々と続く。誰とも出会わない静かな森の道だが、点々と目印のテープがあるので、道に迷う心配はない。標高約2400m地点に小広場の休憩ポイントが在り、そこで先行していた単独の男性を追い抜いた。

樹林帯の単調な登山道

 休憩ポイントから更に登って行くと、だんだんシャクナゲの木が多くなり、やがて展望が突然広がる展望見晴台に着いた。見晴台からは赤岳から横岳に連なる稜線が青空の下クッキリ見えた。南の方向には、彼方に富士山も望む事ができた。

見晴展望台から横岳の稜線

同上から八ヶ岳最高峰、赤岳

同上から富士山方面

 見晴台から稜線まではまだ遠く少々ウンザリしたが、気合を入れ直して稜線目指してハイ松帯の道を登って行く。登山口から丁度3時間で稜線上の三叉峰(2825m)に到着した。

稜線の三叉峰に向かう登山道

 三叉峰から稜線を北へ10分ほど歩いて、横岳の最高地点奥の院(2829m)に到着した。山頂からは素晴らしい展望が広がり、北は硫黄岳や蓼科山のたおやかな山波、南は赤岳から阿弥陀岳へ続く迫力ある山稜、360度の絶景にしばし見惚れます。

横岳最高地点の奥の院ピーク

横岳の山頂標識がある奥の院山頂

奥の院から赤岳(左)、阿弥陀岳(右)方面

同上から硫黄岳(手前)、蓼科山(奥)方面

 奥の院から三叉峰に戻って赤岳へ向かうと、稜線はだんだんガスに覆われてきた。岩場が鎖場が連続する道を慎重に歩いて、三叉峰から30分余で地蔵尾根コースが合流する地蔵の頭に着いた。

三叉峰ピークから赤岳

同上から阿弥陀岳

三叉峰から地蔵の頭へ向かう岩場の道

同上、鎖場

 地蔵の頭から3~4分で、稜線上の山小屋「赤岳展望荘」に着く。遠い昔の正月山行で、赤岳を登った後に、ここの食堂で暖かいコーヒーを頂いた記憶があるが、今日は時間が無いのでパスして通過、赤岳へと向かう。

地蔵様が安置された地蔵の頭

 赤岳展望荘から赤岳までは標高差190mの急登、山頂へ向かう登山者が点々と見える。赤岳展望荘から約30分で八ヶ岳の最高峰、赤岳(2899m)に到着した。

 山頂神社の横では登山者が代わり替わりに記念の写真を撮っている。残念ながら雲が山頂を覆い始め、展望はあまり宜しくない。それでも眼下に行者小屋や赤岳鉱泉などの山小屋が望めた。

赤岳山頂(撮ってくれた人が「スマイル」何て言うもんだからにやけた写真になった)

 赤岳から横岳へ向かう途中の二十三夜峰付近で写真を撮っていたら、若い男性がジジイそこのけとばかり無言で私を追い越して行った。「なんだ礼儀知らず奴」と思いつつ横岳の登りにかかると、先ほどの男性が鎖場の下で留まっている。どうやら右足が痙攣している様子、「どうぞ先に行ってください」と神妙な声で私に言った。

若い男性に追い抜かれた二十三夜峰

 「フン、口ほどにも無い奴め」と思いつつ鎖場を登り始めると、ヤバい今度は私の左足太ももがピクピクと痙攣の兆候を症じ始めた。こんな所で歩けなくなり救援でも呼ぼうものなら、無謀な高齢登山者と言われかねない。

 その後は左足に負担を掛けないよう慎重に歩き、杣添尾根コースの三叉峰分岐に着いた時は、これで無事に下山できると安堵した。分岐からしばらく降って見晴展望台に着いた所でコーヒーブレイクを取る。カップヌードルとコーヒーで身体を温めて、今日歩いた稜線を改めて見上げる。

三叉峰の杣添尾根分岐

見晴展望台でコーヒーブレイク

 見晴展望台から単調な樹林帯の道を約1時間30分歩き、午後2時半過ぎに、登山口の駐車場へ戻って来た。今日歩いた杣添尾根コースはマイナーなルートで訪れる人は少ないが、その分静寂で特に危険個所も無く、気持ちの良い道程でした。

紅葉し始めた東屋下の下山の道

登山口の登山者用駐車場へ戻って来た

 9月の白馬岳以来久々の高峰登山でしたが、目一杯体力を使って歩いた満足感で「まだまだやれそうじゃん」と少々自信を得て、自分で自分にあと1年間の普通登山免許証を与えてやる事にしました。

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「運転免許証更新」のハガキが届いて、翌日更新

2023年10月27日 | 日記

 埼玉県の公安委員会から「運転免許証更新の期日となりましたので、最寄りの警察署へ出頭されたし」と書かれたハガキが届いた。モタモタして交通違反でも起こしたら事なので、届いた翌日に最寄りの警察署へ自首・・・イヤ、出頭した。

 昼下がりの署内はノンビリした雰囲気で、交通課の窓口では5~6人が免許の更新手続きを待っていた。事務員の人から渡された用紙に必要項目を記入して、手数料1500円と共に提出する。

 数分待った後、名前を呼ばれて「視力検査」と「写真撮影」をチャチャッとやってお終い、冷や汗掻かされた「認知症検査」や自動車学校指導員から嫌味っぽい言葉を聞かされた「高齢者講習」に比べれば楽なものです。

 写真撮影を終えてカップヌードルができるぐらいの時間には、新しい免許証を受け取る事ができました。古い免許証は、四隅に穴が開けられて返却された。これで取りあえずは「3年間運転していいよ」という国のお墨付きを頂いた。

 何もしてくれない交通安全委員会からも入会手数料を踏んだくだれるのはチョット腹立つが、これも免許証ケースを買ったと思えば腹の虫も収まります。

 私が今、自動車事故を起こせば「無謀な高齢ドライバー」と呼ばれる事は充分自覚して、「焦らず」「慌てず」「急がない」の精神で、今後も運転道に精進したいと思います。

 

    ・・「要注意、暴走族よりモミジ族」・・

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日本三百名山回顧№121長野・富山県境爺ヶ岳(3百名山)

2023年10月25日 | 三百名山回顧

 名峰雄峰が群雄割拠する北アルプスでは、信州信濃大町の西に聳える爺ヶ岳はチョット地味な存在です。三つのピークが並んだ山容は穏やかで、名前からして爺ヶ岳と老け込んでいます。

 そんな爺ヶ岳なのでこの山を目指してというより、後立山縦走や鹿島槍ヶ岳登山のついでに山頂を踏んだという登山者が多いのではないでしょうか。私も昭和55年に初登山して以降何度か山頂を踏みましたが、いずれも後立山縦走の折りでした。

 しかし平成24年の10月に、親しい山仲間達と一緒に日帰りで爺ヶ岳を登った事がありました。それが実に楽しかった思い出で、古いホームページに記録が掲載されていたので、下記に転載してみます。

 

平成24年10月16日(火) 北ア、爺ヶ岳      天気=晴れ

06:54柏原新道登山口→ 09:07一枚岩→ 10:48~11:11種池山荘→ 11:35~37爺ヶ岳南峰→ 11:47~12:18爺ヶ岳中央峰→ 12:45~13:17種池山荘付近→ 14:41一枚岩→ 15:49柏原新道登山口

 山仲間のS夫妻&I夫妻と一緒に登山するのは去年秋の会津、小野岳大嵐山以来1年ぶりです。皆さん何だかんだと忙しく、今日の北ア、爺ヶ岳登山は久し振りに賑やかな山行となりました。そんな我々に天気も味方して、今朝は爽やかな秋晴れです。
 黒部アルペンルートの扇沢ターミナル近くにある柏原新道登山口を、AM7時前に出発する。ヒンヤリ冷えた大気が心地よく、汗も掻かず快調に登って行く。爺ヶ岳南尾根の西斜面をトラバースするように刻まれた柏原新道は、適度な傾斜と良好な整備で登山者が安心して歩ける好ルートです。

柏原新道登山口

 樹林帯の道を黙々登って行くと、樹林越しに展望が垣間見えてく

る。扇沢ターミナルの施設が眼下に小さく見え、その奥に鋭鋒、針ノ木岳へ突き上げる針ノ木沢雪渓の全貌が確認できます。


眼下に扇沢ターミナル駅と奥に針ノ木岳

 やがて石のケルンが建つ休憩ポイントに着いた。「この先危険転落注意」と書かれた標識がある。此処から200m程は急斜面を横断する道だが、道幅も広く危険を感ずる程ではない。この辺りから樹相が黒々した針葉樹林から落葉樹に変り始め、紅葉が艶やかになってきた。次々ビューポイントが現れるので、脚が中々前へ進まない。

紅葉の登山道
 上から大荷物を背負った若者の集団が降ってきた。昨日小屋閉めした種池山荘の従業員達だった。小屋が昨日で営業を終えた事はネットで承知していたが、もしかしたら残り物のビールを飲めるのではという淡い期待が消滅してしまった。

落石要注意地点
 稜線に建つ種池山荘がだんだん大きく見えてくる。登山道が左に鋭角に曲る所は岩の集積した急斜面で、時折落石もあり要注意箇所だ。此処を通過すると何度か屈曲しながら登り稜線上の種池山荘に着いた。固く戸を閉ざされた山荘の周囲は素晴らしい展望で、今まで今まで見えなかった立山・剣連峰のギザギザした稜線が姿を現した。

種池山荘から登って来た道(遠く富士山が見える)

山荘から爺ヶ岳
 ギックリ腰から回復したばかりの I (旦那)さんは此処に留まると言い、残る5人で爺ヶ岳を目指す。山頂まで1時間も掛からないので、私は一人先行させてもらう。大展望の稜線上に刻まれたジグザグ道を息を弾ませ登って行くと、アドレナリンが噴出して気持ちが高揚してくる。

登山道から種池山荘と背後に立山・剣連峰
 山荘から24分で南峰に着き、後続の仲間を確認後、最高点の中央峰へ向う。その途中の鞍部で、降りてきた単独の男性が「その先に雷鳥がいますよ。」と教えてくれた。その言葉通り1羽の雷鳥がハイ松の中で一生懸命食事中だった。彼(女?)の身体の一部は雪山に備え、白く変身しつつあった。鞍部から一投足で爺ヶ岳中央峰(2670m)に着いた。


食事中の雷鳥

 秋晴れの澄んだ大気の中で山頂からの眺めは絶景の一言、見渡す限り北アルプスの殆んどの山々視界に望め、遠くは富士山や八ヶ岳、浅間、南アルプス等の山々も確認できる。特に鹿島槍ヶ岳と立山・剣連峰の眺めが圧巻だ。後続して来た仲間と共に山頂で記念写真を撮る。標高差1300m余の日帰り登山は楽ではなかったけれど、その労は充分報われた思いがする。


爺ヶ岳中央峰っ山頂

山頂から鹿島槍ヶ岳

中央峰から南峰と奥に針ノ木岳方面

下山の道(右に岩小屋岳、左に針ノ木岳)

 山頂を後に I さんが待つ種池山荘近くまで降り、全員で残った果物やお菓子を食べながらのブレイクタイム、食事を終えると往路をゆっく下山の途につく。時折りカラカラと落石音が聞こえる。岩小屋岳の方に眼を転じると山頂直下の崖で大規模な落石が発生し、まるで火山の噴火のように土煙が立ち昇っていた。

岩小屋岳直下、落石の土煙
 PM16時頃全員登山口に戻ると、大町温泉郷の薬師の湯で登山の汗を流す。その後地元の池田町在住のF氏夫妻と合流して一緒に会食する。F(旦那)さんは以前から留学生のボランティアに尽力しておられ、今年の夏には世話した元留学生に呼ばれてキルギスタンへ行ってきたそうで、その旅行話が大変興味深かった。

 奥さんのS子さんとは30年以上前からの山仲間で、会うと懐かしい思い出が甦る。その夜はF氏の簗場にある別荘に泊めてもらい、別荘で育てたナメコをお土産に頂き、翌日我家へ戻った。

Fさんの別荘にて

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小江戸川越でプチ観光巡り

2023年10月23日 | お出掛け

 先日の午後、友人と会う約束があって川越駅に出掛けた。駅前のフードコートで友人と1時間ほど会話して別れ、その後時間が余ったので、一人川越市内の散策に出掛けた。

 川越市は「小江戸川越」と呼ばれ、古い歴史を持つ街です。東京から近過ぎるのが災いしたのか、観光地としてはそれ程注目される街では無かったのですが、近年は「蔵造りの町」としてだんだん人気が高まっているようです。

 私にとっては近隣の馴染みある街なので、差して見たいと思うものは無く、観光スポットの「喜多院」や「時の鐘」、「蔵造り通り」辺りをブラブラと歩いた。

 今回歩いてチョット驚いたのが、外国人観光客の多さです。蔵造り通り一帯を、欧米の人達や中国人ツアー客などがそぞろ歩いていた。以前は関東一円の日帰り行楽客が殆どだったのに、いつの間にか国際観光都市へ様変わりしているようです。

 東武東上線の中核都市である川越市が賑わうのは、近隣住民として嬉しい事です。本音を言えば「ワザワザ外国から来るほど魅力ある街なのかな?」と半信半疑な思いも無くは無いのですが、人口減少が叫ばれるご時世で、ここは素直に喜ぶべきでしょう。

川越市の繁華街クレアモール商店街を通って喜多院へ

喜多院手前に建つ出世神社の大イチョウ(樹齢650年、幹回り10m」近い大木)

川越大師、喜多院本堂(徳川氏縁の川越最大のお寺です)

喜多院、多宝堂

喜多院、五百羅漢

喜多院に隣接する日枝神社(本堂は国の重要文化財です)

川越のランドマーク、蔵造り通り「時の鐘」

観光客一番人気の蔵造り通り

蔵造り通りに建つ川越七福神五番の蓮馨寺

 

   ・・「蔵の街、異国の人が列を成し」・・

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赤城山は、チョット不遇な観光名所です

2023年10月21日 | 旅行

 日本百名山の一つとしてハイカーには人気の高い赤城山ですが、山中には美しい森や湖、滝などが点在して観光地としても魅力的なエリアです。首都圏からも近距離で、マイカーや公共交通機関で容易に訪れる事ができます。

 それなのに同じ関東の観光名所、奥日光や榛名湖、草津志賀高原などに比べると、人気は今一つで知名度も低い。昭和の時代にはケーブルカーやロープウェーが運行して大勢の行楽客で賑わっていたそうですが、今は寂しく廃線跡が残るだけです。

 そんな不遇の赤城山を少しはエールを送りたくて、私が訪れた時の写真で観光スポットを紹介してみたいと思います。春はツツジ、夏は避暑、秋は紅葉、冬は大沼のワカサギ釣り、四季折々の良さがある赤城山いい所ですよ。

赤城山総合観光案内所(赤城山の歴史や見所がわかる)

赤城山ビジターセンター(赤城山の自然を学べます)

赤城山神社(昭和60年6月2日撮影、大沼湖畔の歴史ある神社)

地蔵山山頂から大沼と赤城山最高峰の黒檜山(以前は山頂までロープウェーが架かっていたが、20年ほど前に廃線となってしまった)

地蔵山から望む小沼(赤城山で大沼の次に大きな湖)

鳥居峠から望む覚満淵(手前)と大沼(奥)(昭和30年代には山麓から鳥居峠までケーブルカーが運行していたが、昭和43年に廃線となり今山頂駅は食堂・売店となり、峠まで観光道路が通じている)

鳥居峠直下の覚満淵(ミニ尾瀬沼を思わせる小さな湖)

赤城山南山麓に建つ「あいのやまの湯」(広い浴場の他、プールや食堂、トレーニングルームまである大きな日帰り温泉、何よりシニア料金320円と安いのが気に入った)

 

    ・・「国捨てる、忠治仰いだ赤城山」・・

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農産物直売所の棚に山積みされた栗を見て秋を知る

2023年10月19日 | 日記

 先週末、久しぶりに日高市のJA農産物直売所「アグレッシブ日高中央店」へ買い物に出掛けた。お店に向かう県道は、彼岸花で有名な巾着田への行楽車で長々と渋滞していた。

 やっとこさ着いたお店も、買い物客でごった返している。店内を見渡すと、前回来た時にスイカがゴロゴロ並んでいた販売棚に、今日は栗の袋が所狭しと売られていた。それを見ると、「アア~、もう秋深しなんだなあ」と実感させられる。そして後二カ月も経てば販売棚には白菜や大根が並んで年の暮れを迎えるだろう。

 人生早や70数年が過ぎ、齢を老う毎に時の歩みは加速して行くようだ。現役終盤の50代の頃は、60代が身体の元気な最後の時代と考え、日本縦断ウォーキングや日本三百名山登山などにチャレンジした。

 そして70代以降は静かに余生を過ごす時代と思っていたが、今だ未練がましく山歩きを続けている。でも時の速さを考えると、人生の暮れを迎えるのもそんなに遠くないような気がする。

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先日のMGCマラソンは、川内優輝選手の頑張りに感動

2023年10月17日 | 日記

 マラソンシーズンの幕を開けるマラソングランドチャンピオンシップ大会が先日の日曜日に開催されました。パリオリンピック代表を決める大事なレースとあって、NHKとTBSの2局が生中継したので男女別のレースを最初から最後までじっくり観戦する事ができました。

 レースの結果は男子は小山直哉選手、女子は鈴木優香選手というダークホース的な選手が優勝した。本命選手の不振は雨の中のレースという環境も影響したのでしょうか。

 その中で俄然存在感を発揮したのが、35キロ地点まで独走をつづけた川内優輝選手でした。埼玉県民の私としては同郷の星、川内選手に最後まで独走して優勝して欲しかったのですが、勝負の世界は非情というか結果は4位に終わってしまいました。

 しかし36歳にしてこの頑張り、あっぱれな走りっぷりで、大会の主役はテレビ放映時間の大半を独占した彼だったような気がします。今回大会の優勝タイムは男子が2時間8分57秒、女子は2時間24分24分43秒で、雨の中のレースとは言え世界のトップクラスとはかなり隔たりのあるタイムでした。

 川内選手のようなド根性と卓越した素質才能を持った若手が現れない限り、今後日本選手が世界のトップ選手と互角に戦うのは困難でしょう。マラソンファンの私としては、日本のマラソン選手が世界を舞台に活躍して、金メダルを取る姿を生きているうちに見てみたいものです。

 

    ・・「雨の中、男川内意地のラン」・・

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今日は秋晴れの好い天気、空には綿毛のような雲

2023年10月15日 | 日記

 10月13日(金)

 今日は13日の金曜日、キリスト教的には縁起の悪い日ですが、朝から爽やかな晴れの一日が始まった。暑くも寒くも無く運動やお出かけには最高の日和で、一年中こんな天気だったらいいのにと思わずにいられない。しかし暑い夏、寒い冬があるからこそ、春秋の季節がよりありがたく思えるのでしょう。

 空を見上げれば、秋雲と言うのだろうか純白の羽毛や綿毛が浮かんでいるように見える。何とも平和でのどかな風景だが、この瞬間にも地球上の何処かで戦火が繰り広げられている。

 宇宙の彼方へ人工衛星を飛ばし人工頭脳のAIを駆使する叡智があるのに、幾ら時代が進歩しても無益な戦争を繰り返す、人間は何て愚かで悲しい生き物なんでしょうか。

 

    ・・「秋空に、ゆるり流れる綿毛雲」・・

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赤城山、銚子ノ伽藍~長七郎山ハイキング

2023年10月13日 | 山歩き

10月12日(木)    天気=晴れ時々曇り

08:53荒山登山口駐車場→ 09:05牛石峠→ 09:12~23牛石山→ 09:41~52銚子ノ伽藍→ 10:15~19横引き峰→ 10:28茶ノ木峠→ 10:32茶ノ木山→ 11:01長七郎山登山口→ 11:16~45長七郎山→ 12:00小沼(水門)→ 12:12車道出合→ 12:30荒山登山口駐車場

 

 秋の好天日、上州赤城山ハイキングに出掛けた。最初は大さる公園登山口から、赤城山南面の横引き峰を登る予定だった。しかし登山口手前の橋が老朽化の為通行止めになっていて通れず。急きょ予定を変更して牛石峠の方から歩く事にした。

 軽井沢下の駐車場で車を停め、ここから車道を牛石峠まで歩く。峠から登山道が左に分岐している。登山道の入口近くには、峠の名の由来となった牛石がある。大して驚くような岩では無いが、何やら伝説があるらしい。

牛石

 峠から数分の登ると、東屋が建つ牛石山(1442m)に着く。ここから銚子ノ伽藍に向って転げ落ちそうな急坂を降る。銚子ノ伽藍は、小沼から流れ出た沢水がゴルジュとなった穴の底に流れ混む奇観の滝で、一見の価値があります。

牛石山山頂

沢の水がゴルジュの穴に吸い込まれる滝、銚子ノ伽藍

銚子ノ伽藍傍の河原

 銚子ノ伽藍から今度は急坂を登って、横引き峰へ向かう。道はだんだん緩やかになり、おおさる公園からの道が合流する横引き峰に着いた。横引き峰から気持ちの良い樹林の尾根を10分ほど歩いて、登山道が交差する茶ノ木峠に着く。

横引き峰に向って急登

茶ノ木峠

 地図に道の記載は無いが、峠から薄い踏み跡があったので茶ノ木山へ向かう。数分で着いた茶ノ木山(1466m)は樹林に覆われ展望は無く、小さな山頂標識だけがあった。

茶ノ木山山頂

 茶ノ木峠から笹原と樹林帯の平坦な道を気持ちよく歩いて、長七郎山への登山口に着く。ここから緩やかな道を15分ほど登ると展望の広がる長七郎山(1579m)に着いた。

長七郎山へ向かう笹原と樹林の平坦な道

長七郎山山頂

山頂から日光白根山や皇海山方面

山頂から関東平野の眺め

 ポツポツと人が行き交う山頂の一角で、コーヒータイムとしノンビリ寛ぐ。30分ほど休憩した後、山頂を後に来た道を戻る。長七郎山から15分ほどで下り着いた静かな小沼は、絵のような美しい風景だった。

小沼(奥の山は赤城山最高峰、黒檜山)

 湖畔の道をしばらく進み八丁峠近くの車道に出て、そこから車道沿いに20分足らず歩いて車を停めている軽井沢峠下の車道へ戻って来た。紅葉には早かったがその分静かな赤城山を味わえて、爽やかな秋風の下心地よい山歩きを楽しめました。

小沼湖畔の道

出発地点の駐車場に向って車道を歩く

駐車場に戻って来た

 

    ・・「秋風が肌に涼しい赤城山」・・

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那須、朝日岳の山岳遭難で思う事

2023年10月11日 | 日記

 先週末の連休は、各地の山で遭難事故が多発したようです。中でも那須の朝日岳では、四人の人が亡くなるという大きな山岳遭難となりました。報道によれば、寒気を伴う強風と雨による低体温症が死亡原因という事です。

 交通アクセスが良い事から日帰りでも容易に登れるので、那須の山々は人気が高く多くの登山者が訪れます。登山口の駐車場から峠の峰の茶屋避難小屋まで歩いて約1時間、そこから朝日岳までは約45分の道程で、天気が良ければ誰でも登れる山頂です。

峰の茶屋への登山道から見仰ぐ朝日岳(平成23年5月5日)

朝日岳山頂(同 上)

 しかし風の強い山として知られ、特に西高東低の冬型の気圧になった時の風は凄まじいものがあります。今回もそれに類似した気象状況だったのでしょうか。

 亡くなられたのはいずれも私と齢の近い中高年の方ばかり、あと数百m、あと数十分頑張って峰の茶屋の避難小屋までたどり着けば、尊い命が救われたのに残念な事です。

 昭和55年11月8日に私が単独で那須岳登山を訪れた時も、そんな荒天の日でした。登山口のバス停から歩き始め、峰の茶屋が近づくにつれ吹雪混じりの強風が酷くなり、風に飛ばされた石のつぶてが身体にビシビシと当たり痛いのです。

 そして風の強い時は前へ進めず耐風姿勢で耐え、弱くなった時に数歩前進する。この繰り返しで峰の茶屋の避難小屋まで何とか登ったものの、これ以上の登山は無理と諦め、板室温泉へと向かって下山した。

 ところが峠の峰の茶屋から数百m降っただけで、先ほどの烈風が嘘のように収まったのです。僅かな地形の違いでこんなに風の勢いが違うのかと驚かされました。

板室温泉に下山途中、撮った唯一の写真

 秋から冬に向っては日本列島へ寒気が侵入する都度に、山の天気は大荒れとなります。自然の猛威の前に、人間が太刀打ちできるものではありません。これからの季節、山がご機嫌(好天)な時だけ登らせて頂き、ご機嫌の悪い時には潔く諦める。そんな謙虚な気持ちが必要ですね。

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アース製薬から優待の品々が届いた

2023年10月09日 | 日記

 先日、アース製薬から株主優待品の箱詰めが我が家へ届いた。開けて中身を見ると、入浴剤やうがい液、防カビ剤、湿気とりシートなどが入っている。防カビ剤や湿気取りシートは梅雨から夏に使うもので、今頃もらってもあんまりありがたくない。横から妻が皮肉っぽく、「要らないものばかりね」と言った。

 今から16~17年前株式投資にハマっていた時期があり、アース製薬の株もその時に購入した。私が買った中では珍しく優良な株で、購入時に比べると株価は倍増し配当金も毎年6万円ほど入ってくる。

 アース製薬には感謝様々で、アース製薬の本社がある東京神田の方向には、足を向けて寝ないようにしているぐらいです。だから妻にも「たかが優待品ぐらいでガタガタ言うな」と文句を言いたいところだが、言えば倍返しになりそうなので、取りあえず黙っている。

 ところで地球温暖化の影響で年々猛暑が高まっているのは、アース製薬にとって追い風となりそうです。何故なら猛暑が長引けば、夏が出番の蚊やゴキブリ達が増々繁殖する。するとそれを撃退する為に、アース製薬の主力製品である「アースノーマット」や「ゴキブリホイホイ」が増々売れるという訳です。

 私の情報分析が正しければ、アース製薬の未来は明るい。会社発展の為、ゴキブリの皆さん頑張って・・・じゃなかった、社員の皆さん頑張ってください。あなた達の頑張りが、株主である私の幸に繋がります。

 

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ショベルカーの解体作業が、まるで恐竜が建物を喰っているよう

2023年10月07日 | 日記

 一か月ほど前に近所のパチンコ屋さんが廃業した。その建物を数日前から解体業者が来て、壊し始めた。通りがかりに工事の様子を見ていると、解体の主力となっているのはショベルカー、車体の前部にあるアームの刃先で建物をバリバリと壊していく。

廃業したパチンコ屋さん

 それはまるで鉄の恐竜が建物を喰っているようで、中々の迫力がありました。横で作業員の人がホースで水を掛けている様子が、恐竜に水を飲ませているのかのように見えたが、それは周囲にホコリを巻き散らかさない為のようでした。

 パチンコ屋さんの敷地は駐車場を含めると相当広く、空地になった後は何ができるんだろうかと気になる。駅前の一等地なので素敵なお店ができれば私的には凄く嬉しいが、又、新たにパチンコ屋さんがリニューアルオープンする何て事になったら一寸ガッカリする。

 

    ・・「鉄の竜、ビルを貪るうなり声」・・

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山田洋次監督の言葉を聞いて、人生の終幕を考える

2023年10月05日 | 日記

 先日NHKテレビの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組を観た。出演したのは映画監督の山田洋次さんと女優の吉永小百合さんで、山田監督の最新作映画「こんにちわ、母さん」の撮影風景を中心に放映されていた。

 私も「こんにちわ、母さん」を観ていたので、この番組は中々興味深かった。番組の中で御年92歳になる山田監督が語った、ある言葉がとても印象に残った。それは・・

 ・・「こんにちは、母さん」が私の遺作映画になるだろう何て言う人もいますが、私の頭の中にはいろんな企画やアイデアがあり、まだ撮りたい映画があるんです。きっとこんな思いを持ったまま、死んでいくんでしょうね。」というようなお話だった。

 又、映画に主演した78歳の吉永小百合さんも番組の中で、「私は山田監督の「こんにちは、母さん」が私の最後の作品で、その後引退するつもりでした。でも映画の撮影を通して、まだやり足らない事が幾つもあり、これからも演技を続けねばと思うようになりました」と言うような言葉を語っていた。

 お二人の話を聞いて感じたのは、最後まで思いを持ち続けそれをやり遂げようという強い意志です。真の一流人とは、こういう考えをするのかと感銘を受けました。

 功成り遂げた人などが言う「人生に悔い無し」とか「思い残す事は無い」という言葉は、私にはどうもウソっぽく不自然に聞こえる。

 いろんな意欲や思いや悩みなどを抱えたまま、最後に力尽きて命を全うする。それが自然で人間らしい人生の終幕ではないかと、お二人の話を聞いてその思いを強くしました。私も熱い思いを抱えたまま、あの世へ逝ければ幸いです。

 

    ・・「人生に、悔いを残してあの世逝く」・・

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旬の梨、買ったら不味くてガッカリ

2023年10月03日 | 日記

 夏が過ぎて農産物直売所の商品棚からスイカが消え、私が好物の梨が旬の季節になった。埼玉県の東松山市は味噌だれ焼き鳥で有名だが、梨も隠れた名産品です。

 先日我々夫婦も梨を目当てに、ドライブがてらJA埼玉の東松山農産物直売所へ行ってみた。午前中の直場所は、大勢の買い物客で賑わっていました。お目当ての梨は、店内へ入ってすぐの所に特売コーナーが設けられていた。

JA東松山農産物直売所

 妻が吟味して買った梨は、4個入って¥1200円の袋、1個当たり300円だからけっこう高い買い物だ。それでも袋の梨は大粒で、色艶も良く見た目はとても美味しそうです。

梨の特売コーナー

 我が家へ戻ると、午後のデザートでさっそく梨を食べてみた。しかし食べた瞬間妻が「ナニ。コレ」と言った。私も食べてみると、中身はスカスカな噛み応えでちっとも甘く(ジューシーで)ない。

 旨そうなのは外見だけで、まるで詐欺にあったみたいな気分だ。楽しみにしていた分ガッカリで、金返せと言いたい心境です。もうあの店の梨は二度と買うまいと心に決めた。

 

  ・・「梨が旬、食べたら不味い心シュン」・・

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