Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

近藤彰氏の「どーもの休日」という闘病記

2016年06月30日 | 読書

 6月30日(木)

 図書館で何気なく借りた「どーもの休日」というありふれた題名の本は、元NHK記者だった近藤彰氏が書いた闘病記です。私と同年齢の近藤氏は、定年直後に余命1年の膵臓ガンと宣告される。彼は1年後の終焉まで闘病の日々を細かに自身のブログに綴り、その記事をまとめたのがこの本です。

 私も13年前に胃ガンを患ったからガン患者の心情は何となく判るが、末期ガンとなれば話は別で奈落の底へ突き落されたような心境になるだろう。「昔、悟りをひらいた高僧に「末期ガン」を告げたら直後に自殺した。」という話を聞いた事がある。(今時は偉い坊さんでもセクハラをする時代だから、こんな話し不思議でも無いか。)

 この本を読み進んでいくと近藤氏の強い精神力に深い感銘を受ける。一般的な闘病記に見られる哀しみや絶望感は無く、闘病の日々が素直な気持ちで、時にはユーモアさへ交え淡々と書き綴られている。

 元報道人であったとは言え、名も無き一市民の彼が何でこんなに強靭な平常心を持ち合せているのだろうか、その人間力の強さには心を打たれる。

 死はどんな人にも訪れる間違い無き現実、最後の生き様は如何にあるべきか、この本は力強い人生の道標になってくれるだろう。彼のブログ「どーもの休日~しかしなんだね。ガンだって~」も閲覧可能です。毒にも薬にもならぬ私のブログと違い、このブログも深い。ぜひご一読を。

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元職場のOB親睦会に出席

2016年06月28日 | お出掛け

 6月28日(火)

 昔勤めていた職場のOBと現役を交えた親睦会が先日朝霞市で催されたので出席した。この職場には20代後半から40代半ばまで人生で一番盛りの約18年間を勤務した。

 才覚も無く処世術にも長けぬ冴えない男だったから、出世とは無縁で仕事で大活躍という場面も無かった。ただその頃から登山とマラソンに熱中していたので職場のマラソン大会では常勝、又職場で富士山登山をやった時はリーダーを任された。小学生じゃあるましいしこんな事自慢にもならないが、それだけが同僚や上司の眼に映る私の輝かしい実績ではなかっただろうか。

 職場のOB連中との語らいでもの哀しいのは、有能な当時の仲間達がポツポツと病に臥しあるいは亡くなっているという現実、そして凡庸な私がソコソコ元気に生き延びている。

 もう20年以上も前に職場を去ったから現役連中に知った顔は殆どいない。僅かに見覚えのある当時新人だったK君も今や管理職で、私が現役だったら敬語で応対せねばならぬ立場になっている。

 その頃仕事より遊び優先だった私は、K君や他の若い連中を巻き込んで休みにはスキーや山歩きに出掛けたもんである。(今考えるとこれが出世の遅れた一番の要因だった。)今やエライさんになった彼と当時の思い出で盛上った。

 定年が間近になったK君は最近登山に目覚めたそうだ。今は高尾山レベルと言うので、「じゃ俺が登山のブログをやってるから、良かったら見てみなよ。参考になるゾー」と宣伝したが、「ぜひ見させてもらいますよ。」と愛想良く返事をしたK君本当に見てくれるかな。

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信州上田市、独鈷山登山

2016年06月26日 | 山歩き

6月24日(金)     天気=曇り

08:23塩田の郷マレットゴルフ場駐車場→ 08:33登山口ゲート→ 09:10龍王山コース分岐→ 10:09沢山湖コース分岐→ 10:12~30独鈷山→ 11:13龍王山コース分岐→ 11:32登山口ゲート→ 11:42塩田の郷マレットゴルフ場駐車場

 

 今日はいつもの山仲間と一緒に四阿山を登る予定であったが、予報が傘マークだったので昨日中止を決定した。しかしスッカリ山モードになっていたので家に居る気にならず、前々から気になっていた信州百名山の一つ「独鈷山」へ妻と行く事にした。

 独鈷山は上田市別所温泉近くに在り1000mを僅かに越える低山だが、一寸妙義山に似た急峻な山容で聳えている。早朝我家を出発してAM8時頃登山口近くの塩田の郷マレットゴルフ場に着いた。ゴルフ大会があるようで大勢のオジサマ、オバサマ達で場内は賑わっていた。

 塩田の郷マレットゴルフ場駐車場

 出発しようとしたら一人のオジサンが「独鈷山は最近熊が出没してるから気をつけてよ。」とありがたくないアドバイスをしてくれた。集落内の細い道を10分程歩いて鉄製のゲートに着いた。ゲートの脇に「6月4日独鈷山山頂付近で熊が目撃されました。」と書かれた熊注意の看板が立って居るのを見て、急ぎ熊鈴をザックに付け、ホイッスルをポシェットに入れた。

 集落の道を登って行く。

 登山口ゲート(左側に熊注意の立て看板)

 ゲートを潜るとしばらく小型四駆がやっと1台走れるような狭い林道が続く。やがて滝と言うにはあまりに小ぶりな不動滝に着いた。ここから登山道に変り、沢沿いに進んで行くと「迂回路」と書かれた標識があった。しかし迂回路の踏み跡は消失しており、そのまま沢沿いに直進する。

 

 不動の滝

 岩のゴロゴロした登山道

 迂回路の標識(迂回路は左折するが殆ど踏み跡は無い)

 更に登って行くと岩の上に小さなケルンが在り、その先で龍王山へ向かう道が左へ分岐している。地図には道の記載は無く、バリエーションルートのようで踏み跡は薄い。分岐の少し先から稜線に向け、ジグザグの急登が始まる。きつい傾斜が休みなく続き、所々ロープが張られている。

 龍王山分岐(中央の木に赤いペンキで矢印が書かれている)

 分岐の少し先にあった修験者の奉納札が置かれた岩

 ジグザグの急登の道(10分間隔で山頂までタイムが書かれた白い標識がある)

 やがて尾根の一角に達し急登から逃れたと思ったが、その少し先からロープがベタ打ちされた岩尾根の急登で今日一番の難所、転落したらタダで済みそうに無いので慎重に登って行く。鋭い岩塔の根元に達し、そこから右に少し登った所が展望台ピークで四周の眺めが良く、眼下に塩田平の集落が点在して見えた。目指す独鈷山の山頂は樹林に覆われ判然としない。

 急登手前の尾根道(白い花が咲いていた)

 岩尾根の急登

 展望台ピークから塩田平の眺め

 

 展望台ピークから細尾根を少し降って登り返すと小さな広場で沢山湖へ降る道が分岐していた。左手の台地を3分程登ると独鈷山(1266m)の山頂だった。山頂からの眺めは雄大で、西は鹿島槍から穂高までの北アルプス連峰が連なり、その左手に八ヶ岳の蓼科山が見え、東は四阿山から志賀の山波が望まれた。

 山頂手前の小さな広場

 独鈷山山頂

 山頂から蓼科山方面

 山頂から四阿山方面

 ノンビリ休憩したかったが蒸し暑さのせいか羽虫の類が煩い。簡単に食事を済まし20分程の滞在で山頂を後にする。岩尾根の急な降りを心配したが案ずる程の事も無く通過し、殆ど休まずに往路を降って、山頂から1時間10分程で登山口へ戻ってきた。

 山頂直下に咲くツツジ

 車に乗ると近隣の別所温泉入口に在る日帰り温泉「あいそめの湯」へ向かい、山の汗を流す。ここはモダンな施設で露天風呂は広く湯質も効能有りそう、それで料金は500円とリーズナブル、中々高得点のお勧め温泉であった。

 時間が早いので温泉を出ると一般道を群馬県の松井田ICまで走り、そこから上信道に入り帰宅の途についた。帰る途中ポツポツ降り始めた雨は我が家に着いた頃には本降りの雨に変った。独鈷山は低山だがけっこう険しい道で登り甲斐があった。それに梅雨時のせいか誰にも&熊さんにも会わず静寂の山歩きが楽しめた。

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最近、熊出没のニュースが目立つ。

2016年06月25日 | 日記

 6月24日(金)

 今年はやけに熊出没のニュースが多い。北海道の羆はオッカナイけど本州に棲む月の輪熊はおとなしくて臆病な性格と思っていたが、市街地で度々目撃されたり青森では4名の人が殺されたりした報道を聞くと、熊への認識を改めなければならないのかも知れない。

 私も熊との遭遇は2回あり、道央の芦別岳山頂で見た時は遠く離れていたので「オー羆がいる。」と怖さより喜びの方が大きかったが、道北で数十メートル先の道路を羆が横断する姿を見た時は、一瞬フリーズし頭が真っ白になって本当に恐かった。

 だけど熊さんの目線で考えれば、元々は俺達の領域なのに人間どもが勝手に踏み込んだり家を建てたりし、運悪く鉢合わせしたら「熊が出た。」と大騒ぎして、挙句の果てに鉄砲という卑怯な飛び道具で俺達を殺す。人間の方がはるかに理不尽で残虐な生き物じゃないかと言いたいのではなかろうか。

 もし私が裁判官ならば殺人は悪い事だが生存権を主張する熊さん側に正義はあり、執行猶予で罪を免ずる判決を下すだろう。熊が生息できるというのはそれだけ自然が豊かだという証明でもある。その豊かな自然を求めて登山者は山へ行く。熊も棲めぬような貧相な自然しかない山に魅力は無いのだ。

 山での先住権は明らかに熊さん側にある。だから山に入る時は熊鈴や笛などで自分の存在を明らかにし、「お邪魔ですけど今から登らせて頂きます。」という謙譲な心掛けが人間側に必要何だと思う。私はこんな気持ちで今後も山に登ろうと思うので、熊さんもし偶然お会いした時はソッと優しく見守ってくださいね。 

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新国立美術館で「ルノワール絵画展」鑑賞

2016年06月22日 | お出掛け

 6月22日(水)

 前回のブログで「葬送の自由をすすめる会」の総会に出席した事を書いた。だけどそれだけで都内へ行くには交通費が勿体ない(夫婦で¥3000円程かかる。)、新聞販売店から「ルノワール展」のチッケトを貰っていたので、開催している新国立美術館も訪れた。

 行った事のある人なら判るけど新国立美術館はガラス張りのチョーモダンな建物だ。地下鉄乃木坂駅からだと屋外へ出る事無く直接美術館へ入館できる。

 平日だというのに館内は行列が出来る程の混みようだ。ユッタリとゲージュツ鑑賞したいのに、全く世の中暇な奴らが多いもんだと嘆かわしくなる。(我々夫婦もその中に入っているんだけど)

 ルノワールはフランスが生んだ印象派の世界的巨匠(パンフレットによると)で、彼の絵画が100点以上展示されていた。印象派のカテゴリーが今一つ解せぬけれど、点描を用いてキラキラと輝くような雰囲気の絵が多いようだ。

 それから彼の描く裸婦像は、ふっくらした豊満な女性が圧倒的に多い。写真に写るルノワールは髭を生やした痩せぎすな男なので、自分とは対極的な女性が好みなのではと推測される。

 しかし美術館巡りでいつも違和感を感じるのが展示品前の人集り、最前列で動かぬ輩が必ず何人かいる。空いてればいいけれど、後ろから押すな押すなの列なのに置石のように固まって動かぬ。「ハイハイ、アンタの美的見識はよ~く判ったから、サッサと動けよソコのオッサンにオバハン ←不適切発言でした。」

 せっかく心の平穏を求めてゲージュツ鑑賞してるのに、こんな事でカリカリする自分にも嫌気が差す。齢を取れば丸くなる何てウソッパチなんだね。それともこの短気、前頭葉の萎縮からくる認知症の前兆なんだろうか。

 ルノワールの絵は登場人物や風景が明るく生き生きと描かれているように見え、私のようなゲージュツの素人にも馴染みやすいような印象をもった。私より先にルノワール展を鑑賞したというテニス仲間のNさんに感想を尋ねると、絵画が趣味の彼は「つまんねー絵だった。ワザワザ電車賃払って見に行くほどのもんじゃなかったよ・・・・胸中(俺の絵の方が遥かにいいよ。)」と散々の言い様だった。

 地下鉄、乃木坂駅から新国立美術館入口

 

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葬送の自由をすすめる会の総会に出席(自然葬を考える)

2016年06月20日 | 日記

 6月20日(月)

 私のブログを見て、毎日ノー天気に遊び暮らしている気楽な年寄と思われる人もいるだろうが、これでも頭の片隅に、自分の終末を考える事もある。自分の寿命が尽きた時、骨となった我が身をどうするのか。できれば自然の中へ戻して欲しい(贅沢を言えば美しい山々が望める場所)というのが私の秘かな望みだ。妻も同様の思いであり、10年程前から「葬送の自由をすすめる会」というNPO団体に入会している。

 この団体は「遺骨を自然に中に散骨する。」という活動(自然葬)を推進しており、その主旨に賛同して入会したのだが、年会費を支払い送られてくる会報誌に目を通す以外、会との付き合いはなかった

 年一回開催される会の総会が6月17日にあると知り、一般会員も参加できるそうなので実情を知りたくて都内の会場(神田コープビル)へ妻と二人で足を運んだ。

 6階の会議室内には50名程の会員が集まっていた。我々夫婦より少しお年を召した方が多いように見受けられる。最初は会の顧問弁護士N先生による講演で「国へ働きかける(葬送基本法)」や「スウェーデンにおける自然葬の現状」等の講話が1時間程あった。

 その後休憩を挟んで年次総会が行なわれたのだが、我々一般会員には議決権が無いし内容が小難しそうで時間もかかりそうなので、講演終了後に会場を後にした。当分お世話になるつもりは無いけれど、取りあえず会の雰囲気が判っただけでも参加した甲斐はあったのではと思っている。「お墓何ていらねー」と思う方、一度会のウェブサイトを覗いて見てはいかがですか。

 

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真田丸の北条氏陥落の前に、舛添氏陥落

2016年06月18日 | 日記

 6月18日(土)

 NHK大河ドラマ「真田丸」の北条氏より先に舛添氏が陥落、知事の座を追われてしまった。選挙前に言ってた公約と知事になってやった事があまりにも真逆で、これじゃ辞めて当然というか遅すぎた。

 「都庁の公用車はあんなに必要ない。」と言ってたのが、公私混同で公用車使い放題。「経費の無駄が多過ぎる。」と言ってたのが、公私混同で公費の使い放題。「母親の介護の体験で介護福祉には力を入れる。」と言ってたのが、自分の好きな美術館やスポーツイベント巡りばかりで、福祉現場には殆ど顔を出さない。

 こんな二枚舌の人間性では、とてもじゃないが東京都のリーダーたる資格は無い。「都民は怒っている。」何て言われているけど、怒る前に失望し呆れ果てたのではないだろうか。

 私人に戻った舛添氏、今後幾ら立派なご託を並べても誰も何も信用しないから、もうマスコミで口先だけの仕事は無理だろう。今度こそ嘘偽り無く福祉や介護等陽の当らぬ現場に寄り添い恵まれない人々の爲に尽力して実績を評価されない限り、復活の目は無いだろう。

 同郷の人であり有能な人でもある舛添氏には、個人的に何の恨みつらみも無い。できるものなら世の為人の為、再び活躍して欲しいと秘かに願っている。

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関西観光巡り(後半)

2016年06月17日 | 旅行

  5月23日(月)~26日(木)

 難波から心斎橋にかけての賑わいはまるでお祭り騒ぎ、大阪はエネルギッシュな街でした。それとは対照的に奈良高野山は山岳信仰の霊気漂う聖地、厳かな精気が満ちていました。関西地方は日本風土の原点という気がします。

 宿泊したホテルルートイン大阪本町(梅田と難波の中間点にあり

料金も安いし大阪市内観光には最適の宿) (5月23日)

 地理不案内なので、取りあえず大阪城へ行った。(5月23日)

 天守閣から西の眺め

 天守閣から北の眺め

 内堀と大阪城

 なんば、法善寺横丁(5月23日)

 なんば、かに道楽(動くカニが人気)

 道頓堀でAKB48のユニット「仮面女子」が路上ライブ中

 道頓堀の遊覧船(乗客は殆ど外国人、大阪弁のガイドさんが

めっちゃ面白い。)

遊覧船の客も河辺の見物人もノリがいい。(ガイドの兄ちゃんが

英語でどこから来た?と聞くのでフロム ジャパンと答えた。)

 遊覧船から煙を吐く大タコ

 遊覧船から、お馴染みグリコの看板

 奈良の平城京歴史館 (5月24日)

 工事半ばの平城京跡地に建つ朱雀門

 唐招提寺 (5月24日)

 唐招提寺のコケ庭

 唐招提寺、鑑真和上のお墓

 薬師寺(主要な2棟の建物が工事中で非公開、

なのに入場料1200円は高い。) (5月24日)

 薬師寺東の塔

 薬師寺、金堂

 奈良平群町のかんぽの宿大和平群(少し古びた建物だが、温泉もあり

奈良の観光地巡りには良い宿)  (5月24日)

 高野山、中門 (5月25日)

 中門から金剛峯寺へ向かう道

 高野山の中心、金剛峰寺入口

 金剛峰寺の石庭

 高野山大門

 天理教大本殿(早朝大勢の信者さんがお参りし、厳かな雰囲気だった。) (5月26日)

 

 

 

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関西観光地巡り (前半)

2016年06月16日 | 旅行

 5月15日(日)~22日(日)

 三百名山登山で先月関西地方を訪れたが、その際アチコチ観光地も巡ったので、サラッと写真で紹介します。

 関西の奥座敷有馬温泉は大勢の行楽客で賑わっていた。(5月15日)

 JR神戸駅と港に隣接する神戸ハーバーランドは超モダンなショッピングモール

震災の面影は全く無い。(5月16日)

 熊野川上流の落差100m?の十二滝(熊野川流域は名瀑の宝庫)(5月19日)

 那智勝浦町の休暇村南紀勝浦(展望風呂から熊野灘の眺めが最高)(5月19日)

 熊野那智大社へ登る大門坂(山麓の駐車場から大社本殿までは

ちょっとした軽登山)(5月20日)

 大きな鳥居を潜って最高所の大社本殿へ

 熊野那智大社本殿

 ビューポイント大社から眺める那智の滝

 豪壮な那智の滝

 大地町、くじら博物館横の展示された捕鯨船(5月20日)

 大地町にある元プロ野球選手、落合博光野球記念館(入館料が2千円とバカ高く

見物する気が失せた。)(5月20日)

 串本町の橋杭岩(5月20日)

 本州最南端、串本町の潮岬(5月20日)

 和歌山県かつらぎ町の紀ノ川の流れ(5月20日)

 道の駅びわ湖大橋からびわ湖大橋の夜景(5月21日)

 びわ湖の日の出(5月22日)

 大津港のびわ湖遊覧船ミシガン号(5月22日)

 ミシガン号は後部の外輪で航行する。

 遊覧船から大津の市街地

 大津港に戻ると噴水で迎えてくれる。

 三井寺観音堂(大津市街地が望める。)(5月22日)

 三井寺、三重の塔

 三井寺、仁王門

 大津市のKKRホテルびわ湖(今回の旅で一番高い料金の宿だったが、

料理は最高だった。)(5月22日)

 ホテルびわ湖から琵琶湖の眺め(5月22日)

 

 

 

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絶体絶命の桝添都知事

2016年06月15日 | 日記

 6月15日(水)   

 毎週観ているNHK大河ドラマの「真田丸」は、秀吉による北条氏の小田原攻めがいよいよ始まり今後の成り行きが楽しみだ。さて現代に眼を転じると、都議会連合軍VS舛添都知事との、いわゆる西新宿都庁の戦いが注目を集めている。

 大軍で攻勢を仕掛ける都議会連合軍に対し、舛添氏はひたすら低姿勢で猛攻を耐え忍ぶ。それにしても都議会軍団の攻撃は手ぬるかった。特に最大軍団である自民党の拙攻は、見ていて歯がゆい程だった。

 対する舛添氏、集中砲火の中で決して白旗を挙げぬ孤軍奮闘の戦いに、思わず「頑張れ。」と言いそうになった。私は天邪鬼な性質なので、皆が皆黒と言ったら白と言いたくなる。増して舛添氏は同郷の人、孤立無援の彼に援軍の手を差し向けたいが、足軽の身分では何の手助けもできぬのが残念だ。

 史実によれば小田原攻めで北条氏は滅亡するのだが、果たして舛添氏の運命は如何に・・・とは言っても殆ど落城寸前で、自刃した北条氏政の顔とダブって見えてしまう。真田丸の「小田原城の戦い」そして「西新宿都庁の戦い」、今どちらも眼が離せそうにない。

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群馬県、小野子山登山

2016年06月14日 | 日記

6月12日(日)     天気=曇り時々晴れ

07:15小野子山登山口→ 08:44~09:23小野子山→ 09:50中ノ岳分岐(鞍部)→ 10:24三俣分岐→ 11:10小野子岳登山口

 

 昨日、山仲間のS夫妻やI夫妻と共に群馬天文台を訪れたのだが、せっかく群馬まで来たんだから山も歩こうという事で天文台の西隣に聳える小野子岳を登る事になった。

 宿泊したコテージで全員写真

 梅ジャム作りの為帰宅する I さんを除く5名で、宿泊先の高山温泉コテージを出発する。高山高原牧場の縁を通り、僅かな時間で標高800mの小野子山登山口に着いた。道路の端に車を停めて出発する。

 小野子山登山口

 最初は緩やかな登山道だったが、しばらく行くと狭いコンクリート道に合流した。四駆車で無ければ登れぬような急傾斜のコンクリート道を直登するとやがて道は尽き、再び登山道になった。

 登山道をジグザグに登って行くと、小野子山から北東に延びる尾根の末端に着き、緩やかな尾根道を進んで行く。廃道化した道が分岐する地点に「赤芝登山道3/5」と書かれた標識があり、ここで最初の休憩をとる。

 最初の休憩地点

 休憩を終え、しばらく進むと道が左右に分岐する。左は急登の近道で、右は天然記念物の「赤芝の姉妹ツツジ」が道沿いにある。でも花の時期はもう過ぎているようだった。再び左右の道が合さり更に進んで行くと、中ノ岳へ向かう道が右に分岐していた。我々は小野子山へ向う左の道を進む。

 緩やかな尾根道

 幾つか小さなピークを越えて小野子山(1208m)に着いた。登山口から1時間半の道程だった。山頂は樹木に覆われていたが、合間から浅間山や谷川岳、赤城山等が望まれた。

 小野子山山頂

 山頂から赤城山方面

 Sさんが持参したコンロを沸かし休憩タイムとする。ヴェテランのSさん、使用済の牛乳パックを利用して皆にコーヒーをふるまってくれた。後期高齢者に達しようというのにこの余裕、ご立派の一言だ。

 Sさん牛乳パックを使ってコーヒーを入れる。

 40分の滞在を終え山頂を後にする。急な道をしばらく降り中ノ岳との鞍部に着いた。鞍部からは高山村への下山道が右へ分岐している。中ノ岳をピストンしたいと言う人もいたが、F子さんが「私は下山する。」と言うと他の人も同調し、ここから下山する事にした。

 小野子岳、中ノ岳間の鞍部

 下山道は緩やかな沢沿いのコンクリート道なので、グングン降って行ける。やがて沢を渡り右手の尾根が尽きた辺りの開墾地で道は三叉路になり、我々は右手の道を進んで行く。この辺りは牧場にでもなるのだろうか広大な地域が開墾されており、お蔭で四周の眺めが良い。

 高山村への下山道

 三俣分岐点(道標無し、右の道を行く)

 開墾地の中を子持山の方向へ向け歩いて行くと、やがて左下に登山口へ繋がる林道が見えた。舗装された林道に着くと、右折して山腹を巻く林道伝いに30分程の歩みで車を停めている登山口に戻ってきた。

 開墾地から小野子岳(左)と中ノ岳(右)

 開墾地から子持山方面

 林道沿いの展望ポイント

 車に乗ると、道の駅中山盆地にある高山温泉に向かい、登山の汗を流した。小野子山は地味で小さな山だけど、新緑の息吹を浴びて自然の中を仲間と共に歩く一時はとても楽しくリフレッシュな気分になれた。

 道の駅中山盆地の高山温泉

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群馬天文台の巨大望遠鏡で、念願の惑星観測

2016年06月13日 | 天文

 6月11日(土)   天気晴れ時々曇り

 以前、子持山登山の帰りに群馬天文台を見学した事がある。天文台には口径1.5m日本有数の大型望遠鏡があり、休日の夜は一般の人にも天体観望をさせてくれると聞いたので、何時かは覗いてみたいと願っていた。

 口径150センチ、国内第3位の大型望遠鏡

 お隣の惑星「火星」が今地球に接近中で見頃だという。火星見たさに山仲間のS夫妻や I 夫妻を誘って群馬県高山村にある群馬天文台へ向かった。天気は「夕方まで晴れで、その後だんだん曇り」の微妙な予報だ。関越道を降るにつれ、薄雲がだんだん上空を覆い晴れ間が消えていく。

 夕刻宿泊先の「高山温泉コテージ」に到着し天文台へ電話をすると、「一応天文台は開館はしますが、火星が見える確率は低いですね。」と悲観的な答えだった。でも今日は開館時刻前に地元音楽家による演奏会が開催されるからそれを聞くだけでもいいかと思い、あまり期待を持たず天文台へ向かった。

 駐車場から歩いて10分程の高台に建つ群馬天文台に着いた時、ちょうど演奏会の最中だった。尺八とキーボードによる爽やかな調べは夕暮れ時の天文台の神秘的な風景と絶妙にマッチして、心惹かれる魅力的な演奏であった。

 天文台の演奏会

 群馬天文台(右のドームが150センチ望遠鏡、左のドームが65センチ望遠鏡)

 

そして何という事でしょう。演奏会の終了間際フト夕なずむ空を見上げると、雲の合間に晴れ間が拡がっているではありませんか。天文台の人が「今望遠鏡で火星と木星を捉えています。演奏会が終わったら、ぜひ望遠鏡で観てください。」とマイクで案内した。

 我々は真っ先に入館料300円を払い望遠鏡へと足を速めた。最初に口径150㎝の望遠鏡で木星を観た。気流が悪くて、300倍で観る木星は水面に映る月のように揺らいでいたが、これが大型望遠鏡で観る木星かと納得した。次に口径65㎝望遠鏡で火星を観た。こちらは地平線際に在るので更に気流が悪く、赤い円盤状の火星がユラユラと揺れて見えた。

 

木星(こんなにクッキリとは見えません。)

 火星(同上)

 半ば諦めていただけに、火星と木星を大型望遠鏡で観るという願いが叶えられて嬉しかった。見学を終え宿舎のコテージに戻ると何となく充足した気分で、S夫妻や I 夫妻と楽しい夕餉になった。次なる目標は、気流の安定したベストコンディションの時に惑星や星雲・星団の姿をこの眼で観てみたい。

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私の身体からピロリ菌が消えた。

2016年06月11日 | 日記

 6月11日(土)

 先日受けた胃&大腸内視鏡検査の結果を聞きに、昨日都内の病院を訪れた。検査直後に「大丈夫ですよ。」と言われていたから、それ程心配していなかったが、今日担当のG先生から「問題無しです。」と言われ改めて安堵した。

 それとは別に去年、飲み薬によるピロリ菌除去治療を行ったけれど、その結果も今回判り私の胃から「ピロリ菌」は消滅したそうだ。「ピロリ菌」のせいで具合が悪くなったという実感はないけれど、13年前の胃ガンはおそらくこ奴が元凶であろうと推測される。こんなに簡単に除去できるのだったら、もっと早く薬を飲んどけば良かったと今更ながら悔やまれる。

 去年は「水虫菌」そして今回は「ピロリ菌」と、長年私の身体を蝕み一生つきまとわれると思われた悪者共を、この年齢になってやっと追放する事ができた。

それが嬉しくてG先生から「体調はどうですか?」と聞かれた時は、思わず「ゼッ好調です。」と応えてしまった。老化の進捗は避けられぬけれど、せっかくクオリティー・アップしたこの身体大事に使わねばと思っています。

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誰一人味方する者も無く、可哀そうな舛添東京都知事

2016年06月09日 | 日記

 6月6日(月)

 今マスコミで一番話題の人は東京都知事の舛添さんだろう。それも公金を私的流用したという恥ずかしい理由で、毎日テレビに彼の顔を見ない日は無い。

 舛添さんは評論家時代にテレビ等で如何にも正義感面して綺麗事ばかり並び立てていたから、その反動で余計にヒンシュクをかっているんだろう。

 誰一人彼を擁護する者は無く、日本中から袋叩きにあっている感がある。今思えば、彼は失態がバレタ最初の段階で失敗をしたのだ。初めての記者会見の時、正直に自分の口から私的流用が事実である事を公表し、土下座して「これらの失態は全て私の不徳と慢心からでした。恥ずべき事と深く反省し、今後は無報酬で都知事の職に身命を賭す覚悟でありますので、どうかもう一度だけ私にチャンスを与えてください。」とこれぐらい潔く謝ったら、もしかして許してもらえたかも知れぬ。それが見苦しい言い訳ばかりするもんだから、火に油を注ぐような結果になってしまった。

 それにしても一人くらい彼を擁護してあげる人は居ないのかな?本当に良き友がいないんだね、可哀そうな舛添さん。実を言うと舛添さんは私と同郷の人で年齢もほぼ同じ、たぶん街の何処かで何度かすれ違っていたと思う。 

 聞くところに寄れば彼はもの凄い努力家だったそうだ。あんな田舎町の高校から現役で東大に受かる何て奇跡以外の何ものでもなく正に神童、こんな事がなければきっと何時かは地元に銅像が建てられただろうに。

 彼がセコクて慢心していたのは事実であるが、貧乏人の小せがれがあそこまで昇りつめたのだから、有能な人物である事は間違いないと思う。同郷のよしみで言う訳じゃないが、今一度だけ彼にチャンスを与えてくれんしゃい。(北九州の方言です。?)私もスカスカ脳ミソの頭を下げてこれこのとおりお頼ん申します。

 

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滋賀県、蓬莱山登山(詳細)

2016年06月08日 | 山歩き

5月22日(土)     天気=晴れ

 

06:38林道奥→ 06:44登山口→07:24~29金ピラ峠→ 07:55~08:28蓬莱山→ 08:46金ピラ峠→09:12登山口→ 09:15林道奥

 

 昨夜泊った「道の駅びわ湖大橋米プラザ」は、景色はいいし施設は充実してるし近くにはコンビニもあって車中泊場所としてはとても快適だった。「長時間の駐車はご遠慮ください。」と看板に書かれていたが、多くの車が一夜を明かしていた。

 夜が明けるとともに道の駅を出発し、近くのコンビニで食事を済まして蓬莱山へ向かう。登山口のびわ湖バレイロープウェー付近まで早々と着いたのだが、ロープウェー山麓駅駐車場へ通ずる車道がゲートで遮断されている。ロープウェーの営業時間まで開けないようだ。こんな所で時間を無駄にするのも嫌なので、地図を広げて他に登山道は無いか確認するとロープウェーの南側に林道を経由して蓬莱山へ登る道があったので、直ちにその林道へと車を走らせた。

 集落の間を抜け沢沿いに狭い林道を遡る。最初は舗装された程度の良い道だったが奥へ進むにつれダートの荒れた道に変り、いよいよ行き詰った所で車を停めた。我々が着いた直後に1台の軽自動車がやってきた。中から出てきたのは若い一人の女性で岐阜県から来たと言う。「こんな道を走る何て勇気があるねぇ。」と言葉を掛けると、「岐阜県の山はこれより悪い道が沢山ありますから。」と応えた。

 蓬莱山登山口

 車を停めた場所から蓬莱山の登山口までは僅かな距離で、岐阜の彼女は登山口まで我々と一緒に来ると、「それじゃ」と言って、スタスタ登って行った。車で標高差を稼いだお蔭で山頂までそう遠くないから、我々はノンビリと登って行く。

 金ピラ峠へ向かう登山道

 植林帯の道は花も少なく静寂な雰囲気だけが心地よい。ジグザグを繰返して登って行くと、尾根近しの雰囲気になりやがて金ピラ峠に着いた。ロープウェー山麓駅からの登山道がここで合流している。当初の予定は、この道を登るはずだったのだが。

 金ピラ峠

 峠から陽射しの差す明るい道に変った。崩壊地の縁を通り、一箇所急な所はロープを伝って登りチラホラとツツジも咲く緩やかな道になった。登山口で別れた岐阜の彼女が、山頂をタッチして早々と戻って来た。彼女も日本三百名山を目指しているそうで流石に健脚だ。

ロープを張った急登箇所

 ツツジ咲く登山道

 彼女と別れしばらく進むと金網があり、その切れ間を抜けると蓬莱山の山頂部一帯を占めるびわ湖バレイスキー場のゲレンデだった。芝生のゲレンデを僅かに登り、リフト山頂駅の傍の蓬莱山(1174m)に到着した。

 金網の切れ間を抜けてゲレンデへ

 蓬莱山山頂

 山頂は草地の広々とした所で、スキー場の施設が点在しているから深山の趣が全く無い。高原の公園に迷い込んだような気分、救いはロープウェーがまだ運行前で誰一人居らず我々夫婦で山頂を独占している事だ。

 山頂の風景

 山頂のハンモックで一休み

 山頂から琵琶湖方面

 山頂から比叡山方面

 遮るものの無い360度の展望なので山頂からの眺めは良い。北は武奈ヶ岳等比良山系の山々、南は比叡山等京都郊外の山々、そして東側は海のような琵琶湖の湖面が広がる。昨日と同様大気の透明度が低いので、霞が掛かった風景なのが残念だけど。

 びわ湖バレイスキー場ゲレンデと中央奥にロープウェー山頂駅

 故障中の双眼望遠鏡があったので、金を入れずに覗くと遠くの景色が見えた。武奈ヶ岳にレンズを向けると単独の人が山頂で休んでいるのが見えた。大きいだけあって驚くべき性能、一寸得した気分になった。

 山頂から武奈ヶ岳方面(中央奥の山)

 30分程の滞在で山頂を後にし金網の切れ間を通過して来た道を降って行く。歩き易い道なので、1時間も掛からす登山口へ戻って来た。車で山麓へ降って行く途中、トレイルランのスタイルで登って来る5~6名の若者達とすれ違った。我々は標高の半分程を車で登っているので、彼等に一寸引け目を感じた。

 林道奥の駐車場所

 山麓のJR蓬莱駅から望む蓬莱山(中央奥)

 これで関西地方の三百名山は全て登頂した。後は北陸地方の5座と尾瀬の景鶴山を残すのみとなった。北陸の山々は今年の秋に登る予定なので、景鶴山が最後の山頂になるだろう。雪が積もり固まった時しか登れないから来年はどうか尾瀬の山々にソコソコの雪が降理積もって欲しいものだ。

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