風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

夏越の風鈴

2015-08-12 14:50:04 | 徒然
私は、例によって8月8日(土)より9連休でございます。

これを機にやりたいこと、やらねばならないことは沢山あるはずなのに

頭の中が整理できておりません。

ただ一つだけ決めているのは、寝て過ごすのだけは止めようという事です。

そんな連休初日の昼、自宅から地元の神社まで往復1時間ほど歩きました。
暑い最中でしたが、今私は週に2回は50分以上歩くと決めているので
色々考える前に体を動かそうと出掛けたのでした。
その神社は目的地にするには距離も丁度よく、また好きな場所なので
美容と健康の為にもウォーキングすることにしたのでした。

ご祭神は大國主命、実は1400年の歴史がある神社です。
しかし地元の人しか知らないのでお正月を除いては、
いつ来ても空いていて、でも数名は必ずお参りに来ている穴場と言っていい神社です。

そして往路を汗だくになりながら歩き神社に着くと
拝殿前には何やら手作りの門のようなものがありました。


近くには「夏越の風鈴」と書かれた案内板がありました。


ふと見上げると風がそよそよと吹き、心地良い音がカラカラと鳴りました。

夏らしくて風情があるなあ…と暫く風鈴の音に耳を傾けていました。
いち、にの、さん、と声をあげるのは恥ずかしかったので
心の中で唱えながら風鈴の下をくぐりお参りしました。


境内には本殿、摂社の明戸庚申、伏見稲荷大社、榛名神社、北野天満宮のお社があります。
2ヶ月ぶりくらいに行ったら、全てのお社や庭など見所に案内板が新調されていました。
生まれ育った土地の氏神様だけど初めて知ったことも結構あって、
由緒を知るとより繋がりが深くなるというか、愛着が湧くなあと思いました。
しみじみ、ゆっくりと境内を回るのことはあまりなかったけど
何となくそうしたい気分でした。丁寧にお参りすると結構濃い時間が過ごせます。

おみくじを引いたら中吉で、運気に甘えがちな私にとって大吉よりも有難い内容でした。

拝殿は整備されたばかりで新しいですが、本殿は趣きと迫力があります。


今回は特に学問の神様、菅原道真をお祀りする北野天満宮で
社員の中で宅建や建築施工管理技士、建築士を受ける受験者全員合格をお祈りしました。

帰り際、境内にいる一番大きな孔雀が、バババーッと
羽根を広げてこっちを向いてくれました。


何か言ってそう。何て言っているのかな?

うーん、それにしてもゴージャス!

その時、近くに私しか人はいなかったので私に向けて羽根を広げているのだろうと
通じ合っているような合っていないような
でも威嚇はされている感じはしなかったので歓迎してくれたような気がする。
来て良かったなあ~と思いました。

…という訳で、久しぶりにブログを書いております。
只今、新幹線の中です。

行先はもちろんいつもの場所です。
宿も切符も今日手配した思いつきの贅沢な一人旅です。

思い立ったが吉日、いちにのさん!で、いってきます。