風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

心の声

2011-05-28 12:26:43 | 徒然
 「自分の気持ち」って耳を澄ませないと聞こえない。
今の私はそんな感じ。
日々色んなことが起きて、色んな情報が入ってきて、
色んなことをどんどん決めていかなきゃいけなくて。

イヤ、それが苦しいと思っているわけじゃないんですよ。
忙しいことはありがたいことだし、充実しているなぁって思ってます。

ただ、ちょっと一息つきたいっていうか
自分の気持ちをしみじみかみしめたいっていうか。

ただ気持ちいい風に吹かれながら、海を眺める
夕日を眺める
コーヒー片手に屋上から景色を眺める
土手にねっころがって、空を眺める

そーいう時間がいかに贅沢かって思うわけです。
そしてそういう時間は、本当は毎日ちょっとでもいいから持てた方がいいってことも。

 隣に誰もいなくても、空や風が話しかけてくれるっていうんですかね

なんか、心の中の雑音が消えて、自分の気持ちに戻っていけるというのかな。

自分ってちっちゃいなーーーと思える時間って、とても大切だなぁと思います。
そういう時間が中々とれなくなってから、強く、思います。

 だけど、今はもう少しここで踏んばらなきゃいけない時期で、
そういう自分のリズムを作る前の段階で、あと少しなんですよ。
(って誰に訴えるわけでもないのですが)

まだ、いろんなことを受け入れて、濁流にのまれながらそれを必死にかきわけて
溺れずに向こう岸にたどり着かなきゃいけない。

向こう岸っていうのが、あと少しなんです。
もうすぐそこまで見えてきているんです。
時間でいえば、あと1~2か月。

だけど、今焦ったり、結果を急いだらすぐに沈んでしまう。
だから、もう少し頭の中が多少混線しても、応急処置で休みつつ、とにかく泳ぎ続けなきゃいけない。

 でも、そんな必死な状態だからこそ落とし穴もたくさんあって。
ともすると、周りの感情に流されそうになってしまう自分もいて。

特に、実際に自分が見たり経験したりしていない事や自分が当事者でないことは
周りの反応や評価に影響されそうになる。
例えば「俳優の○○さんが反原発を訴えドラマ降板が続き、事務所を辞めた」というニュースを
聞けば、「世の中」の反応は本当に様々で。
自分の意見なんて、そんなに簡単にできるもんじゃないのに
「彼の行動を支持します」とか「バカじゃないの」とか
そういうはっきりした態度や言葉をみると、
それがネット上だったり匿名のコメントだったりしても、やはり言葉は力をちゃんと持っていて
人の心を傷つけたり、揺さぶったり、する。
自分も何らかの立場をとったり意見をもたないといけない気がしてしまう。

だけど、
「そんな自分は嫌い」
という自分の心の声は、耳を澄ませなくても強くはっきり聞こえる
というか、はっきりとそこに「ある」と分かる今日この頃です。
これも「断捨離」の効果かしら。

あ~、心の旅に出たい。