風に吹かれてぶらり旅

まっすぐに生きる人が好き

中止になった

2011-03-27 11:16:43 | 徒然
話が前後するけれど、
3月13日(日)に受験するはずだった建設業経理士の試験は
地震の影響で試験会場である大学の校舎が使えなくなり
中止になった。

どうなるんだろうと思っていたら

受験料が払い戻されることになった。

宅建の試験勉強の後、
息切れ気味だったから今回は厳しいかなと思っていて
内心ホッとしたけど

今年のプランが白紙になって

改めて、この先どうしようか
考えなければならなくなった。

…やりたいことをやるなら
方向転換は今しかないと思う。

昨日は帰りがけに2冊本を買った。
『好きなことを仕事にして成功する方法』
『デキる部下は「報告」しない』

新しい世界に行く為にはどうしたらいいか
今の場所で伸びる為にはどうしたらいいか

私は今、何を選ぶべきか迷って揺れている。

選択できる自由があることがまず幸せなことだ。
自分の力を思い切り出せることで
人様の役に立つこと

やっぱり好きなこと、得意なことの方が情熱を持ってできるよなぁ。
本にも書いてあったけど
「お金は後からついてくる」

そういう考え方はパワーがある時じゃないとできない。
だって会社員をしていればまず安定した生活が送れるもの。
サラリーマンの父の安定した収入のお陰で安定した生活ができた。
私も暦通りの休みと年2回のボーナスがあり
職場の人間関係や仕事は思い通りにできなくても
安い給料でも
収入は安定しており慎ましい生活は送れる。

ん…幸せじゃないか。

うーん、そうなんだけど

でも何か大事なものに蓋をしているような感じだった。

このままの生活をしていたら
私は人と接することができなくなる気がした。

社会と繋がる共通事項を形だけ持っていて
中身が無くて
私の内と外が、いつか完全に離れてしまいそう。

そんな未来には
夢も希望も持てない。


人は好き勝手言う。
でも自分の人生の責任者は自分しかいない。
誰のせいにもできない。

人のアドバイスを聞くのは大切だ。
人の意見を聞かない人に成長はない。

でも、自分がどう行動するか決めるのは自分しかいない。
その結果も自分で引き受ける覚悟があればいい。

安定を捨てるのは勇気がいる。
でも、うまくいかない現状を人のせいにして変わらないのは嫌だ。

揺れ動く思いは、日に日に強くなる。
私の人生は一度しかないのだから、好きなように生きればいい。

例えば、桜の季節の感動をキャンパスに描こうとするとき
それを描きれないもどかしさで、今まで筆を置いていた。

でも、
紙と鉛筆、ペン、水彩、油彩、写真、動画、パソコンの描画ソフト

それぞれに特性と限界がある。
線の使い方、色の重ね方
で同じ桜でも表現が変わる。

薄いピンクの円を描いて
「これは桜だ」と言う人もいれば

写真のように桜の木を細かく描写して、桜とは言わず
「出会いと別れ」とタイトルをつける人もいるかもしれない。

要は、何を表現したいかなのだ。
何に美しさを見出すのか。
心にうつる景色をどう表に出すか。

その為には何を使えばいいか。

その選択を人を介在させずにやる。
人からどう思われるかを気にしないで行動にうつす。
自分がいいと信じる線をひく。

それが自分らしく生き、自分らしい絵を描くことなのかなと思う。

とりあえず…中途半端な生き方はやめよう。

あーあ、面倒な性格だなぁ。
なんでもっと普通に生きられないんだろう。

ま、そんなこと言っても始まらないか。
会社員は遠回りじゃなかったはず。

でも、そ~っと
「そんなの無理」という枠は外してみようと思う。
昔から
モデルになりたい とか
デザイナーになりたい とか
考えては、なり方が分からず、難しいことだけは分かってやる前から挫折していることが沢山あった。

でもその枠の外の世界をチラリと見渡すと…

びっくりするくらい可能性があってリスクもあって
怖くなる。

枠におさまっている方が、楽なんだ。

ふ~

建設業経理士の試験が中止になったのも何かのしるしだ。

枠を外してみる時なのだ。