道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

国立国際美術館(大阪・中之島)

2008年05月20日 | 美術道楽
国立国際美術館には,2年前,相方とともにジグマー・ポルケ展を見に行ったことがあります。モンブランのような外観が目をひきます。今回訪れた時は,たまたま入場料が無料の日で,普段は美術館を訪れそうもない若者や子供などたくさんの人が来ていました。
企画展のテーマは「液晶絵画」です。映像で作品を表現したものです。千住博氏の屏風のよう落ちついた作品もありましたが,やはり前衛的なものの方が多かったです。
いろいろ作品がありましたが,一番人気は森村泰昌氏のフェルメール関連の作品です。森村泰昌氏といえば,古典絵画の登場人物に扮した作品を多数制作しており,横浜美術館で初めてその作品を見たときには,何と不遜な作品かと思いましたが,最近はその作品にも関心を持つようになりました。ここでも,「画家のアトリエ」を描く構図を森村さんが演じて見せたり,森村さんが真珠の耳飾りの少女に扮したりと森村芸術の真骨頂が示されています。
ところで,シ○―プのアク○スのテレビのコマーシャルには,フェルメールの真珠の耳飾りの少女の絵が用いられていますが,森村さんの作品は非常にインパクトがあるので,そのコマーシャルを見ていると,CMに映っているのは森村さんなのではないかと思ってしまいます。そこで,ここはひとつシ○―プさんにも思い切ってテレビCMで森村さんの「真珠の耳飾りの少女」を放映してもらいたいものだなどと考えております。Googleの検索でひいても「森村泰昌 フェルメール」という選択肢が出てくるくらいですから・・・
閑話休題。「液晶絵画」ですが,他の作者の作品には,鑑賞者自身の映像を巧みに作品の中に取り入れ,鑑賞者を作品の世界に引き込むのもあり,面白かったです。

国立国際美術館


地下には以前に相方といったレストランがあります。雰囲気がよく,オススメです。





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2 コメント

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フェルメール (asanopiyo)
2008-05-25 23:02:11
森村泰昌の作品から全く同じ印象を受けていて面白かったです
CMに出て果たして「美しい日本の液晶」となるかどうかは微妙ですけどね。
あと、このレストランの方はまだ未体験なのでいつか行ってみたいと思ってます
確かに (フランツ)
2008-05-26 20:26:57
コメントありがとうございます。
確かに「美しい日本の液晶」とは違うようですね。

レストラン「クイーン・アリス アクア」はお手頃な値段で,雰囲気もいいので一度行ってみる価値があると思います。

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