道楽ねずみ

ドイツに関するものを中心に美術展,オペラ,映画等の趣味の世界を紹介します。

ドン・ジョバンニのチケット(新国立劇場・渋谷区初台)

2008年08月16日 | オペラ道楽
新国立劇場で12月に公演されるドン・ジョバンニのチケットが入手できました。
新国立劇場はこれでドン・ジョバンニは3回目の上演のようですが,新しい演出のようです。
オペラの内容もわかりやすいですし,演出も「わかりやすく説得力のある演出」で定評のある演出家を起用しているようです。
楽しみです。

対決 巨匠たちの日本美術(東京国立博物館・台東区上野公園)

2008年08月14日 | 美術道楽
展覧会終了間際に「対決 巨匠たちの日本美術」に行きました。
狩野永徳対長谷川等伯のように現実に同じ時代を対決した組み合わせもあります(長谷川等伯の息子は,狩野一門によって暗殺されたと説まであります。)。
ただ,そのような文字通りの意味の「対決」だけではなく,ほかの取り合わせの中には,コラボレーションもあったり,オマージュもあったり,また師弟関係にあるもの同士もあったりと様々な形の「対決」もあります。いわば「日本芸術家対比列伝」というところでしょうか。

開催期間は7月8日から8月17日と短期間ですが,その間にも頻繁に展示替えがありました。終盤になってから行ったのは,普段は京都国立博物館に預けられている俵屋宗達の「風神雷神図」と東京国立博物館にある尾形光琳の「風神雷神図」の「対決」を見たかったからです。2つの風神雷神図を対比しながら見るというのも面白かったです。ただ,やはり屏風絵を本当に楽しむ方法は,屏風絵が本来置かれるべき位置に戻して見ることだと思います。そのようにして見ると,屏風絵が屏風から飛び出し,寺の景色と一体になって見えるようになり,初めて屏風絵の効果がわかるようになります。私も以前に京都の建仁寺(本来の持ち主です)に宗達の「風神雷神図」が一時的に戻ってきて公開されているのを特別拝観で見たことがあるのですが,今回はその時ほどは風神雷神図を見ても感動しなかったのも事実です。

さて,「対決」の取り合わせですが,一番興味深かったのは,やはり文字通りに対決をした永徳と等伯の組でした。私の個人的な考えでは,この取り合わせ,どちらが優れているのかは明らかのような気がするのですが・・・

【追記】
オマージュと書きましたのは,富岡鉄斎が池大雅のオマージュとして富士山を描いたという話でした。鉄斉と大雅は,この展覧会でいずれも取り上げられていたものの,対決の取り合わせにはなっていないので,何の説明もなくオマージュと書いたのは正確ではありませんでした。

ボワ・ド・ヴァンセンヌ(新宿区早稲田)

2008年08月13日 | 食道楽
早稲田にあるボワ・ド・ヴァンセンヌでドイツパンのロッゲンシュロート・ブロートを買いました。
ライ麦100%の身の詰まった重いパンです。酸味が強く,ドイツというより東欧諸国にあったパンのようです。酸味が強いので,バターをたっぷりとつけて,さらにハチミツをかけて食べましたが,いちごのジャムの方があうかもしれません。日本人受けする味とは思いませんが,材料にこだわった本場の味です。ライ麦,小麦半々のヴァイェン・ミッシュブロートもあります(こちらは以前に食べましたが,より食べやすいです。)。

ボワ・ド・ヴァンセンヌは岩手県の南部の麦にこだわったパン作りの店のようでして,ほかにも種類がたくさんありますが,中心はフランスパンのようです。


富良野メロン

2008年08月12日 | 食道楽
知人から富良野産のメロンをいただきました。
メロンといえば,夕張が有名ですが,富良野も産地です。
甘く芳醇な香りが口の中に広がります。
食べ頃よりも早く着くように送るようになっていて,予め教えられた食べ頃まで待ってからいただくので,おいしく食べることができます。

北京故宮・書の名宝展(江戸東京博物館・東京都墨田区横綱)

2008年08月11日 | 美術道楽
江戸東京博物館の企画展として開催されている書の名宝展に行きました。

絵画と違って書ばかりが並んでいるのですから,一つ一つをよく見つめるというよりも,関心の持てるものを中心に見るという見方になってしまいます。

注目の展示品は,書道の教科書に必ず紹介されている「蘭亭序」です。
私はてっきり,王義之の直筆の「蘭亭序」が来ているのかと思ったのですが,実際のオリジナルはもう存在しないそうです。東京国立博物館のHPによりますと,唐の太宗が,自らの死に際して蘭亭序を殉葬させたとのことです。唐の太宗は,貞観の治を行った名君とも言われていますが,実にとんでもないことをしたものだと思います(言うまでもなく,太宗は,玄武門の変のクーデターで,兄である皇太子を殺害してその地位を奪取しています。)。
今日見られる蘭亭序は「八柱第一本」から「第三本」までの3つの複製であり,今回展示されているのは,そのうちの第三本で,件の唐の太宗が馮承素という書家に書き写させたものだそうです。

このほか,顔真卿や蘇軾の書もありました。蘇軾の書は左遷に関わることから書いた作品でした。何度もの左遷に耐え抜いた蘇軾の生き方には個人的にとても関心を持っています。
ほかにも,清の康煕帝,乾隆帝の作品もありました。康煕帝の作品は,辞書の編纂等,文化面にも力を発揮した知識人らしい格調というものを感じましたし,乾隆帝の書はその時代にぴったりの豪奢なイメージでした。
さらに変わったところでは,康有為の書もありました。

全体として明代以降の作品が多かったです。
いろいろ見ましたが,やはり名前を知っている人の作品ではないと,記憶に残りません。

ティップネス新宿店(新宿区西新宿)

2008年08月10日 | 日常の道楽
法人会員の利用者という資格でスポーツクラブのティップネス新宿店に通うことにしました。
コズミックセンターのプールにも通っていましたが,この時期は子供も含めて利用者が多く,落ち着いて泳ぐことができにくいという理由もありますし,マシンを使って見たくなったという理由もあります。

最近メタボの危機に瀕しています。一時期は,髀肉の嘆をかこっていたからという言い訳もあったのですが,その言い訳も通用しなくなった今,やはりメタボ化の原因は加齢によるものとしか言い様がありません。

ティップネスにはいいマシンがたくさんあるので,これで少しでもメタボ化を食い止めたいと思います。

ぱんがのサムゲタン(新宿区若松町)

2008年08月09日 | 食道楽
また「ぱんが」に行きました。
暑い日が続くので夏バテ防止のために「サムゲタン」を食べに行ったのです。
鶏がまるまるの形で入っていて,高麗人参も豊富です。
1人でまるごと食べてしまいましたが,やはり何人かで行って,他の料理と共にみんなで分けて食べるといいのでしょう。
下の写真は初めて食べたじゃがいものチヂミです。じゃがいもをつぶして揚げたような感じで,韓国料理というより,スイス料理のレスティ(じゃがいも料理)に近いということで相方と意見が一致しました。

神宮外苑花火大会

2008年08月08日 | 日常の道楽
仕事帰りに神宮外苑の花火大会を見ました。

すごい人出ではありましたが,青山通りはまだ見る場所もあり,花火の様子を見ることができました。
写真でも分かりますが,神宮球場のライトが視角を遮っているのと,近くの店の照明が明るすぎるという難点はありましたが・・・

それにしても,花火大会はやはり若者が中心で,自分が参加者の平均年齢を押し上げてしまったような感がありました。

少し場所を移したところの写真。ビルで少し隠れています。




「コロー 光と追憶の変奏曲」展(上野・国立西洋美術館)

2008年08月07日 | 美術道楽
上野の国立西洋美術館のコロー展に行きました。
最近TV東京の「美の巨人」でも再び取り上げられた(実は以前の再放送でした)「モルトフォンテーヌの想い出」や「コローのモナリザ」と呼ばれる「真珠の女」等々の絵を見ました。
風景画,人物画など皆よくできた作品ばかりでした。しかし,一つ一つの個性があまり強くないのか,沢山見ても,いまひとつそれぞれの絵が印象に残らず,コローの絵に啓発されて描かれたブラック,ピカソ,マチス等の絵の方が印象に残りました。

本格的なコローの展覧会は海外でも稀とのことですが,コローの作品のみを取り上げた回顧展が少ないのは,このような理由もあるのではないかとも考えてしまいます。

マウスのカレンダー

2008年08月06日 | 日常の道楽
我が家にではドイツの番組Die Sendung mit der Maus(マウスと一緒の番組)のキャラクターのグッズがいろいろあります。ぬいぐるみ,コーヒーカップはもちろんのこと,マウスの日めくりカレンダーもあります。
毎日,マウスの出題するクイズが日めくりカレンダーの表に書いてあり,裏にはその答えがあります。

分野も芸術,文化から自然科学までさまざまで,ふだん使わないような分野の単語も出てきており,しかも平易な表現がされているので,ドイツ語の学習に最適です。その上,少し変ですが,どうにも味わいのある魅力いっぱいのマウスの絵が楽しめます。いろいろなタイプの絵のマウスがあるのですが,私は今回の写真の絵のマウスが一番のお気に入りです。

「斎王代」(宝泉堂・京都市左京区下鴨膳部町)

2008年08月05日 | 食道楽
相方以外のルートから再び宝泉堂の和菓子を頂きました。
その名も何と「斎王代」。
恐れ入りました。斎王代とは5月15日の葵祭の際の行列で,十二単を着て輿に乗る女性のことで,京都の令嬢の中から選ばれます。
葵祭には勅使代も参加するはずだったと思うのですが,実際には注目を浴びる主役は,斎王代です。

「斎王代」とはすごい名前のお菓子と思いました。小さなお菓子でしたが,金箔までまぶしてありました。小豆あんと白あんの2つの種類がありました。

住吉町のお祭り(新宿区住吉町)

2008年08月04日 | 日常の道楽
土曜日に夕方の散歩をかねて住吉町のお祭りに行きました。ホームページを見ますと,正式には市ヶ谷亀岡八幡宮の祭礼ということになるのでしょうか。亀岡八幡宮は少し遠いような気がしますが・・・

念仏坂の下では金魚すくいをしていました。
あけぼのばし通りでは,阿波踊りと盆踊りがあったようです(見ることはできませんでした。)。
曙橋のスーパー三徳の先のところで,和太鼓をしていましたので,その写真を撮りました。



帰りに河田町の三徳で買い物をしてから帰りましたが,途中で「若原共栄会」主宰の盆踊り大会をやっているのを発見しました。「若松町」と「原町」の共栄でしょうか。
このときの写真も撮りました。




Willcom D4

2008年08月03日 | 買い物道楽
7月末まで大容量バッテリープレゼントという期間限定のサービスにつられて,とうとうWillcom D4を買ってしまいました。KOJIINSHAや日本HPのウルトラモバイルパソコンを購入することも検討したのですが,仕事で本格的な使用をする予定はなく,ちょっとした外出や稀な出張,旅行に携行する程度ですので,約460gと軽くて運びやすいWillcom D4にしました。
まだ,買ったばかりで十分に使いこなしていませんが,画面は小さくペンタッチで動かすことが中心です。文字も非常に小さいのですが,さすが液晶のSHARPの製品だけのことはあります。モニターは小さくても,見やすいです。ただ,速度の面では難もあります。やはりOSがVistaでCPUが1Gしかないというのがネックのようです。OSがVistaでなく,XPだったらよかったのにと思います。

近いうちに無線LANでも接続してみようかと思います。

ドゥーブル・ジュレ(ヨック・モック)

2008年08月02日 | 食道楽
ヨックモックのドゥーブル・ジュレというふたつのフルーツを二層にかさね合わせたデザートを食べました。私の食べたのはマスカット・ピオーネ&ライチでした。最初のひと口、ふた口と食べ進むうちに、上のフルーツと下のフルーツがミックスされ、新しい風味や食感が楽しめますと書いてありましたが,最初に食べたマスカット・ピオーネの方がおいしかったような気がします。