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昨日ブログで紹介した店で軽食をとった後、再びヴァチカン美術館に戻ります。
その目的はH.I.Sさんの開催した夜間のヴァチカン美術館見学ツアーに参加するためです。
ヴァチカン美術館が閉館した18:00から開始して、システィーナ礼拝堂も含めて、貸切で見学することができるのです。
このツアーを楽しみにして、出発前から申込みをしていきました。
出発前はこの日のヴァチカン美術館の訪問予定は、このツアーだけだったのですが、急きょ午前中からこのツアーと別に個人でも鑑賞することにしてしまったのです。
日中の喧騒が嘘のようで、静かな入口から入り、手荷物検査もさっと終わります。
そして、絵画館などにはいかず、ピオ・クレメンティーナ博物館にいったん入ります。
以前に紹介したギリシャ十字の間です。
《コンスタンティアーナの石棺》
《聖ヘレナの石棺》
モザイク
日中は芋を洗うようなシモネッティの階段さえ誰もいません。
ピーニャの中庭にあるピーニャ作の巨大なブロンズ製の松かさ
燭台のギャラリーを経て、タペストリーのギャラリーに移ります。
《東方三博士の礼拝》
《教皇ウルバヌス8世の生涯》《教皇パウルス5世によって枢機卿に任じられるマッフェオ・バルベリーニ(のちのウルバヌス8世》
下のタペストリーのタイトルは控えていないので、わかりません。
どこから見ても見つめているように見えるキリストの絵
地図のギャラリーに入ります。
以前にも紹介した天井画です。
その後、ラファエロの間に入りますが、すでに紹介しているので、下の《アテネの学堂》のうちのラファエロの自画像が描かれたものをのぞいては省略します。
とうとうシスティーナ礼拝堂です。
ガイドさんの日本語での説明を聞きながら、写真撮影もすることができました。
以下は撮影した写真のほんの一部です。
《最後の審判》
その一部です。
皮だけの人物が、ミケランジェロの自画像と言われています。
《天地創造》
こちらの方は、魚眼レンズでもないと全容を撮影することができないので、部分をとったものの公開です。
《最後の審判》と反対側を見たところです・
まわりにも壁画が描かれています。
これは。ボッティチェリの《キリストの試練》です。
日中は、やたらと韓国人集団が多く、また芋を洗うような大混雑で、まともに見ることも大変だったシスティーナ礼拝堂で、ゆったりと滞在し、飽きるまで見続けるだけでも、とても感激しましたが、それだけではなく、思う存分写真まで撮影することができました。ここには紹介していませんが、最後の審判の前で相方ねずみを記念撮影した写真まであります。
ツアーでいくと、滞在時間が短く、味気ないことも多いのですが、今回は、ゆったりと心行くまでシスティーナ礼拝堂を堪能することができました。こんな素晴らしいツアーがあるのかと感心した次第です。
催行していただいたH.I.Sさんにはとても感謝しておりますし、今後もこのようなツアーを開催してもらいたいものだと思います。
疲れたけれども参加して本当に良かったと率直に感激しながら、再びヴァチカン美術館の門をでました。
3回目の入場券です。
これで、ローマの観光終了です。
いよいよ、ミラノの戻り、後3か所ほど美術館を回って帰国の途につく予定です。